タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

クルア・ガリアン

国境へチャーターした車の主は… ラーチャブリーの国境へ![6]

ランチをした「クルア・ガリアン」で車を手配してくれたので、
テーブルでしばし待ちます。

・・・

「来ましたよ」

店員の女性に声をかけられて外を見ると、
4WDらしきピックアップ車が横付けされているじゃないですか。

いつの間に来たんだ。気付きませんでした ^_^;)

ありがとうございました。
店員さんにお礼を言い、車へ向かいます。

すると、小さなの男の子が車から出てきて小走りに私とすれ違って店の奥へと。
ん? 車の主は店の関係者かな?


車の前では30代半ばぐらいの男性が待っていました。
日に焼けてどこか精悍な顔立ちです。

ワイをしてフアイ・コークムー・ビューポイントに行きたい旨を告げ、
車に乗りました。

ふと後部座席を見てビックリ。
警察の制服が無造作に放ってあるじゃないですか!

えっ!? どういうこと?


男性はわりと無表情で車を発進させます。
時刻は13:46。


あ、あの、警察の方ですか?

「トーチョードーだよ」

出たこの言葉! 私がポカーンとした顔をしているのに気付いたのか、

「タムルアット・トラウェーン・チャーイデーン」と。
訳すと「国境警備警察」!!

ตำรวจตระเวนายแน の頭文字で ตชด. トーチョードーなんですね。

国境警備警察の隊員さんなのか。どうりで精悍なワケです。


ってか、そんな人がどうして!?
今日は非番であることを密かに願いつつ… ^_^;)


車は住宅の建つ一角を抜け、山へと向かい始めました。

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再び隊員さんに質問です。
チャーター代はおいくらでしょうか?

「いくらでもいいよ」


それが一番困るー -_-;)


すると隊員さんの携帯に電話が。
「もう出ちゃったよ」

なんだ? どうやらさっきの子どものことのよう。
困った顔をしているので、戻ってもいいですよと告げると、
「ちょっと待ってね」と苦笑いをしてUターン。


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振り出しに戻る、です(笑)


さっきの男の子がスタタタと走って来て、狭い後部座席に乗り込みました。
さぁ、再スタートです。時刻は13:50。


男の子は物静かでいい子にしてます。
きっとお父さんは怖いんだろうな~とか考えてみたり。

後ろを振り向いて歳を尋ねてみると「8つ」とのこと。
「今小学2年生だけど、もうすぐ3年生になるよ」
ん? 計算が合わない気がするんだけど、タイではこうなのかな?


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だんだんと山道っぽくなってきましたよ。

車が速度を緩めました。


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このT字路を右折します。
あ、看板があるぞ。


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     サイアム国境
フアイ・コークムー・ビューポイント
       8km→


タイの旧国名サイアムを使ってるところがいいですね。

右折した途端に風景が一層淋しくなり、


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さらに進むと、

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未舗装の悪路に突入。

右折したらいきなり、なんていうんですか? 林道?


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急峻な上り坂やら


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下り坂を慎重な運転で進んで行きます。

「こっちは4WDではなくても走れるようになったから、
 もっぱらカオ・クラジョームに行くことが多いんだ」

いえいえ、4WD車でかつある程度の運転技術がないと無理だと思います!

カオ・クラジョームはもう少し北西にある山で、
テントを張って日の出を楽しんだりすることで人気があるようです。
でも国境にある山ではないんですよね。


長い上り坂を登り切ると


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空が開けました。そろそろかな?
右折すると


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お、何か見えますよ。着いたようです!





<交通費>
車に乗っていただけなので:0バーツ
ここまでの合計:417バーツ

※旅は2013年5月3日(金)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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ンキング  



ランチはクルア・ガリアンで ラーチャブリーの国境へ![5]

ラーチャブリーからのバスを降りた反対側にはスアンプン郡役所が見えます。


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バスの進行方向を向いて、左手にはモーターサイ詰所が。
正面すぐ先は交差点になっています。


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左手の青い看板は地名の標識。
一番下にランチをと考えていた「クルア・ガリアン」があるではないですか!
矢印が左を向いてます。

バイクが出てきたこの左の道、バーンボー1通り(ถนนบ้านบ่อ 1)に進んでみましょう。


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するとこんななーんにも無い道で正直ビックリ ^_^;)
さらに進むとどうやらただの住宅街の様子。本当にあるんだろうか…。

300mほど歩いた右側の3本目の路地をひょこっと覗き込むと、あ、ここかな?
路地に入って行くと、


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左手にありました! 「クルア・ガリアン」

ガリアンとは少数民族カレン族のこと。なので「カレン族キッチン」ってな意味ですね。

実はスアンプン郡住民3万8千人の約90%は、カレン族なんだそうで。
私にはタイ系タイ人とまったく見分けがつきませんが。

そんなワケで珍しいカレン族料理を食べられるのかと期待してきたものの・・・


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ウーン、民家に毛が生えたような店内に一抹の不安が。
高原リゾートとはいえ、ど田舎だんもなぁ。こんなものかー。

メニューを開いてみても、ごく普通のタイ料理でした -_-;)
ま、いっか。2品頼んで待ちます。


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オープンエアーの店内には、私の他にあと1グループいるのみでしたが、
間もなくお客さんがどんどん車でやってきて、ほぼ満席に。

だって、周辺にはここ以外レストランって無いんですよ。
そりゃ必然的にここに集まりますよね(笑)

店員さんは全員女性。年齢は高校生ぐらいから大人までさまざまですが、
みんな顔と体型がクリソツ。家族経営なんでしょう。


注文して十数分でやって来ました!


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左は
ゲーンパー・ガイ。タイ語のガイドブックでオススメと書かれていたので。
右はカイジアオ・ソンクルアン。早い話が玉子焼きです ^_^;)

さて、いただきま~す!
まずはゲーンパーから!


辛っっっ!!!!!!


なんだこの容赦の無い辛さは!!
額には一気に大粒の汗が滲み出ます。
頑張って2口め、3口めと口に運んでみたものの、もうそこでギブアップ。

こんなに辛い料理は本当に久しぶりですよ。勿体無いけどもう無理!
美味しいのに残念です。


もう1品に玉子焼きを頼んで本当に正解でしたね。
まだヒリヒリする口を甘口の玉子焼き&具でクールダウンさせることができました ^_^;)


周りを見回すとどの組も3人以上のグループ。
一人で来てるのは私だけ。あはは…。


辛さも引いたことだし、トイレを借りてからお会計を頼みます。
かなり待たされてイライラし出した頃になって奥から会計担当らしき女性が登場。
計算してくれました。

私はテーブルから立って女性のところまで行き、
ダメモトで尋ねてみることに。

あの…、この辺りに車のチャーター・サービスをしている店はありますか?

「どこに行きたいんですか?」

フアイ・コークムー・ビューポイントです。

「電話して呼んであげます。多分トーチョードーだと思います。」

ありがとうございます!!


食事代金を払ってからテーブルに戻って待つことに。

今回の旅の目的地フアイ・コークムー・ビューポイントまでは、
さすがに公共交通機関の足が無いんですよ。

なのでポリシーからはずれますが、行くには車をチャーターするしかないんです。
でもどこでチャーターできるか色々調べたものの分からなかったんですよね。

このレストランで手配してくれて本当に助かりました。
これで辿り着けそうです!


でも女性の言っていたトーチョードーって何だろ???

期待と不安の中、車が来るのを待ちます。





<交通費>
食事をしただけなので:0バーツ
ここまでの合計:417バーツ

※旅は2013年5月3日(金)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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