トーンパープーム市場のはずれでソンテオに降ろしてもらった地点から
対岸へ渡る橋はすぐでした。
ワクワクしてきたぞ(笑)
吊り橋なんです。
でも思ったほど揺れませんでした。
途中からクウェーノーイ川の下流方向を眺めてみたんですが、
穏やかな流れですねぇ。
対岸に到着すると、そこにはワット・ターカヌンの本堂が。
そうか、寺のメイン施設は山頂ではなく平地にあるんですね。
場所は、ここ(グーグルマップ)。
トーンパープームの町は、かつてターカヌンと呼ばれていました。
「ジャックフルーツの木の船着場」の意味で、文字どおり
船着場にジャックフルーツの木が何本も立っていたからだとか。
かつてここまでの交通手段はクウェーノーイ川を船で遡るのが
一般的でしたからね。船着場周辺に集落ができたんでしょう。
で、そもそもは1786年頃にラマ1世の軍隊が
ビルマと戦う前線基地をここに置いたのが始まり。
ワット・ターカヌンもそれと同時に創建されたと推定されていますが、
文献上に現れるのは20世紀初頭です。
近くで見上げると結構高いなー。
しかし汗をかくほど暑いのにここで突然全身に鳥肌が。
タイのお寺に来ると時々こうなるんですよね -_-;)
そうそう、ここワット・ターカヌンは戦後すぐの一時期、
僧侶が皆マラリアを恐れて住職の成り手が見つからず廃寺同然に
なっていたんだそうです…。
登山口を探して山の右側に沿った緩い上り坂を進んでいきます。
セミがシャワシャワと鳴きとても賑やか。
この階段のようですね。
右にはなぜかカモフラージュの網がかけられた軍の詰所が。
うひゃー、キツそうだな (>_<)
途中木々の間から景色の見える階段を4分ほど登ると、
頂上に到着。
結構足にきました…。
時刻は、10:13。
場所は、ここ。
いい眺めですが、町と反対側の景色ですね。
山と緑ばっかり。
まずあるのは大仏殿で、
大仏様が下界を見下ろしています。
断崖絶壁のなかなかスリルを味わえる通路をやり過ごすと、
町からもよく見えるビルマ様式仏塔とようやく対面。
ここからはトーンパープームの町全体が一望できました。
中央を右から左に流れているのがクウェーノーイ川で、
その対岸がトーンパープームの町です。
背後のラクダの背中みたいなモコモコと連なる山は
カオ・チャーンプアック。訳すと白象山。
自由には登山できず、トーンパープーム国立公園に予約要。
しかも毎年登山可能シーズンは12月からの数か月のみで
1日60名限定、ガイド付きでテント1泊という狭き門な山なのです。
ちなみに昨シーズンは滑落者が出て、それ以降は
シーズン中にも関わらず一切登山中止となってしまいました。
そうそう、イートンは写真の左端ぎりぎり入るか入らないかの
山の上に位置するはずです。
こう見ると、年中涼しい理由も頷けるなー。
さて、ここで真下を見てみましょうか。
私の勘では左端中央から右の枯れたような木々の方向へと
伸びていたんじゃないかなあと。
ここに来た一番の理由は、これなんですよ。
泰緬鉄道の線路跡を探すこと。
泰緬鉄道には「ターカヌン駅」がありました。
たぶんこの周辺だと思います。
山頂から階段を下り、この写真のさらに左側に広がる林に
足を踏み入れてみましたが、何も痕跡を発見できず。
まだ諦めないぞ。
さっき吊り橋を渡り切ったところまで戻り、
そこからクウェーノーイ川沿いに上流側へ続く道を
歩いて行きます。
右手には先ほどの仏塔がある山が。
あの崖下を沿うように線路が続いていたと推測してます。
道が川沿いから右へと逸れました。
なおも歩いて行きます。
ふと気付くと、正面にはあまりにも不自然な地形が。
アヤシイ。アヤシしすぎますよあれは!
<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:1,339バーツ
<参考>
วัดท่าขนุน "ประวัติวัดท่าขนุน"
※旅は2017年3月27日(月)~28日(火)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく
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◇ 入門 ◇
『CD付き らくらく話せる! タイ語レッスン』ナツメ社
◇ 中 級 ◇
『中級タイ語総合読本』白水社
◇ 上 級 ◇
『タイ語上級講座 読解と作文』めこん</
対岸へ渡る橋はすぐでした。
ワクワクしてきたぞ(笑)
吊り橋なんです。
でも思ったほど揺れませんでした。
途中からクウェーノーイ川の下流方向を眺めてみたんですが、
穏やかな流れですねぇ。
対岸に到着すると、そこにはワット・ターカヌンの本堂が。
そうか、寺のメイン施設は山頂ではなく平地にあるんですね。
場所は、ここ(グーグルマップ)。
トーンパープームの町は、かつてターカヌンと呼ばれていました。
「ジャックフルーツの木の船着場」の意味で、文字どおり
船着場にジャックフルーツの木が何本も立っていたからだとか。
かつてここまでの交通手段はクウェーノーイ川を船で遡るのが
一般的でしたからね。船着場周辺に集落ができたんでしょう。
で、そもそもは1786年頃にラマ1世の軍隊が
ビルマと戦う前線基地をここに置いたのが始まり。
ワット・ターカヌンもそれと同時に創建されたと推定されていますが、
文献上に現れるのは20世紀初頭です。
近くで見上げると結構高いなー。
しかし汗をかくほど暑いのにここで突然全身に鳥肌が。
タイのお寺に来ると時々こうなるんですよね -_-;)
そうそう、ここワット・ターカヌンは戦後すぐの一時期、
僧侶が皆マラリアを恐れて住職の成り手が見つからず廃寺同然に
なっていたんだそうです…。
登山口を探して山の右側に沿った緩い上り坂を進んでいきます。
セミがシャワシャワと鳴きとても賑やか。
この階段のようですね。
右にはなぜかカモフラージュの網がかけられた軍の詰所が。
うひゃー、キツそうだな (>_<)
途中木々の間から景色の見える階段を4分ほど登ると、
頂上に到着。
結構足にきました…。
時刻は、10:13。
場所は、ここ。
いい眺めですが、町と反対側の景色ですね。
山と緑ばっかり。
まずあるのは大仏殿で、
大仏様が下界を見下ろしています。
断崖絶壁のなかなかスリルを味わえる通路をやり過ごすと、
町からもよく見えるビルマ様式仏塔とようやく対面。
ここからはトーンパープームの町全体が一望できました。
中央を右から左に流れているのがクウェーノーイ川で、
その対岸がトーンパープームの町です。
背後のラクダの背中みたいなモコモコと連なる山は
カオ・チャーンプアック。訳すと白象山。
自由には登山できず、トーンパープーム国立公園に予約要。
しかも毎年登山可能シーズンは12月からの数か月のみで
1日60名限定、ガイド付きでテント1泊という狭き門な山なのです。
ちなみに昨シーズンは滑落者が出て、それ以降は
シーズン中にも関わらず一切登山中止となってしまいました。
そうそう、イートンは写真の左端ぎりぎり入るか入らないかの
山の上に位置するはずです。
こう見ると、年中涼しい理由も頷けるなー。
さて、ここで真下を見てみましょうか。
私の勘では左端中央から右の枯れたような木々の方向へと
伸びていたんじゃないかなあと。
ここに来た一番の理由は、これなんですよ。
泰緬鉄道の線路跡を探すこと。
泰緬鉄道には「ターカヌン駅」がありました。
たぶんこの周辺だと思います。
山頂から階段を下り、この写真のさらに左側に広がる林に
足を踏み入れてみましたが、何も痕跡を発見できず。
まだ諦めないぞ。
さっき吊り橋を渡り切ったところまで戻り、
そこからクウェーノーイ川沿いに上流側へ続く道を
歩いて行きます。
右手には先ほどの仏塔がある山が。
あの崖下を沿うように線路が続いていたと推測してます。
道が川沿いから右へと逸れました。
なおも歩いて行きます。
ふと気付くと、正面にはあまりにも不自然な地形が。
アヤシイ。アヤシしすぎますよあれは!
<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:1,339バーツ
<参考>
วัดท่าขนุน "ประวัติวัดท่าขนุน"
※旅は2017年3月27日(月)~28日(火)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく
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