タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ウォンウィエン・チェーディー

疲れたので帰ります ^_^;) 見どころ満載アユタヤ遺跡の東端[最終回]

なかなか見ごたえのあったワット・マヘーヨンの次に向かったのは、
さらに北側に見えていた遺跡。

そちらの近くには採石場か何かがあるらしく、
大きなダンプがひっきりなしに出てきています。

そんな横を歩いていると、私を追い抜いた一台のダンプが
プシューッっと目の前で止まるじゃないですか。

ギクッ…。

運転席のドアが開いてこちらに顔を向けたのは、にこやかな男性。
「表通りまで行くんなら乗って行く?」

えと、そこの遺跡を見たいので… ^_^;)

男性は分かったという顔をして再びダンプを走らせて行きました。

あービックリした。


そんなことがありつつもなんとか到着。


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蓮の花が綺麗に咲いた池だか運河だかの先に遺跡が佇んでいます。


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またまた橋を渡って遺跡へ。


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仏塔の基礎部分がタイ様式というよりはインドっぽくないですか?
詳しくないので間違っているかもしれませんが。

ワット・スィーカーサムットと看板にはあります。

ここもまたアユタヤ時代の書物に記述が残っていないものの
アユタヤ時代初期に創建されたようだとのこと。


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本堂跡はこんな感じ。


さて、アヨタヤ水上マーケット裏の遺跡群はこれにて終わり。
そろそろウォンウィエン・チェーディーから歩いてきた通りに戻りますか。

ワット・マヘーヨンの前を過ぎ、表通りへと繋がるソイを歩いていきます。


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もちろんモーターサイなんてどこにもいやしません ^_^;)
ひたすら歩くのみ。


ワット・マヘーヨン前から3分ほどで表通りに出ました。
思ったほど遠くなかったですね。


するとです。
通りの反対側に沿ってまたもや遺跡群が~!


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ワット・クディーダーオとか、


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ワット・サマナコーッターラームとかいくつか立派な遺跡があるんですが…


もう、ヘトヘトです (>_<)
暑さの中散々歩き回りましたからねぇ。

ギブアップです。帰りましょう。
ソンテオは無いかなー。

先にセブンイレブンを発見。店内はエアコンが効いててまるで天国だ~。
ついでに飲み物を購入。

チェーディーまで行くソンテオはありますか?
と店員の女の子に尋ねてみると、ニコニコしながら

「走れ!」

冗談キツイっすよ。


仕方がない。歩くか…。
重い足を引きずりながらひたすらウォンウィエン・チェーディーを目指して歩きます。


あ、遠くに見えてきた!


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セブンイレブンから12~3分でウォンウィエン・チェーディー交差点に到着。


北東側の角に人だまりがあったので、私もそこで待つことに。
きっとロッ・トゥーが止まるでしょう。

案の定すぐにやってきました!


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運転席から「戦勝記念塔!」という声が聞こえます。
これだこれだ。乗り込みます。

時刻は14:22。
うげ、暑い真っ盛りだったんですね。


エアコンの効いた快適な車内で爆睡しつつ、戦勝記念塔へ無事に帰ってきたのでした。


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時刻は15:38。


これにて今回のアユタヤ遺跡東端を巡る旅は終了です。

アユタヤはタイへ行き始めた頃にツアーで回ったし、暑いイメージがあるので
もういいやと思っていました。

でもタイ語がある程度できるようにり、タイの歴史などの知識も少し付いてから
改めて行ってみると、まだ見ていないスポットを発見したり、以前見たところでも
違った見方ができてより興味深く見学を楽しむことができたりするもんなんですね。

やはり世界遺産なだけのことはありますね。
そのうち島になっているアユタヤ遺跡中央部にも足を運んでみようと思います。


今回も最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。
1,2回違う話題を挟んだ後、次は以前から行きたかった未踏の地への旅日記を
お送りする予定です!






<交通費>
ソンテオ:60バーツ
ここまでの合計:130バーツ

※旅は2013年3月29日(金)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり


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見どころ満載アユタヤ遺跡の東端[1]

次の1日旅はどこにしようかと考えていたところ、
興味を引くとあるニュースが飛び込んできました。

これはぜひ見に行ってみたいぞ!

その場所を調べると、アユタヤの遺跡の集まる一帯から少し東へはずれた地域。

アユタヤかぁ…。

アユタヤって今まで2回訪れたことがあるんですが、
バンコクよりずっと暑くてゲンナリした記憶が強烈なんですよね。

実はそれで今までこの旅のシリーズでずっと避けていたんです ^_^;)


しかもよりによって一年でもっとも暑いこの時期に何も好んで行く必要も
無い気がしなくはないですが、行きたくなったんだから仕方ないです(笑)


というワケで3月29日(金)、羽田発深夜便で早朝にバンコクへ到着し、
宿に荷物を置いた足ですぐに向かったのでした。


どの手段を使おうか迷ったのですが、サクッと行っちゃおうと戦勝記念塔へ。
北東の一角の元ロビンソン・デパートの前を探すと、


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この写真では字が潰れてて読めませんが、日よけのところに「アユタヤ」の文字が。
受付のおばさんに確認すると、「あっち」と。

ん?

向かいに停まったロッ・トゥーの前にいる男性に声をかけています。
あ、直接運転手に支払うのか。

男性のところへ歩いて行くと、「ちょうど出るところですよ」と。


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ウォンウィエン・チェーディー交差点まで行きたいんですが。

「60バーツ。」


支払ってロッ・トゥーに乗り込みます。
続いてすぐ2人乗車したところで満員になって発車。幸先いいな。

時刻は、08:47。


ふと車内を見回すと、乗客は私以外全員女性。
どうなってるんだ?


順調に北上を続けたアユタヤ行きロッ・トゥーは、懐かしい場所を通過。


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ドンムアン空港~。

スワンナプームに移ってから、まだ一度も使う機会が無いんですよね。


郊外に出てしばらく走ったところで停車。
なんと、ほとんどの乗客が下車するではないですか。

なんでこんなところで?
辺りを見回すと「ナワナコン」の文字が。

そうか、みんなナワナコン工業団地の工場従業員なのか!

アユタヤ行きなので、てっきりみんなアユタヤまで乗っていくのかと
思っていましたよ。目から鱗的な驚きでした。


その後も停車して女性が降りたところには、「ハイテク」の看板が。
ここはハイテク工業団地の入り口っぽいですね。

なるほど、このロッ・トゥーはアユタヤ方面の工業団地への
通勤路線として利用されているということですか。


そういえば2011年の大洪水の際は、この辺りは大きく冠水したんでしたね。
この旅のお陰で今になってようやくロジャナ、ハイテク、ナワナコン各工業団地の
位置関係が理解できました ^_^;)


ロッ・トゥーは大きく左に曲がり、いよいよアユタヤに近づいてきました。
iPhoneのマップで現在地を確認すると降りる場所は、もうすぐ。

ウォンウィエン・チェーディーで停めてください」と乗客の女性。
これは心強い。一緒に降りればいいや。

ほどなくしてロッ・トゥーは停車。
女性に続いて下車します。


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時刻は、10:01。

本当だ。名称のとおり、ウォンウィエン(ロータリー)にチェーディー(仏塔)が建ってる!


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これも遺跡の一つなんでしょうね。
アユタヤ遺跡の中心は、この先チャオプラヤー川を渡った向こう。
この辺りは遺跡の東縁に位置するようです。


ウォンウィエン・チェーディー交差点を左に曲がってみます。


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道路標識には、「ワット・ヤイ・チャイモンコン 1」と。
目的地まで1kmのようです。歩いて行きましょう~。

しかしバンコクからたった1時間15分で、
町を走るトゥクトゥクのかたちがガラッと変わるのが面白いです。


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なんともカワイイですよね、アユタヤのトゥクトゥク。
早速英語で「どこに行くんだ?」と声をかけてきますが、笑顔で断ります。

私の偏見なのかもしれませんが、アユタヤのトゥクトゥクはボるイメージがあるので。
まぁ、いずれにしてもバスかソンテオ以外乗るつもりないんですけどね。


しばらく歩くと学校の前に差し掛かりました。


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中学校? みんな元気でいいですね。
校庭でも大勢が歓声をあげて何かの行事をやっています。


ところで、遠く前方に仏塔が見えてきましたよ。
たぶんあそこが目的地、ワット・ヤイ・チャイモンコンですね。





<交通費>
ロッ・トゥー:60バーツ
ここまでの合計:60バーツ

※旅は2013年3月29日(金)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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