タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

イアムソンバット市場船着場

イアムソンバット市場バス停 オンヌット通りからの旅[最終回]

シーコン・スクエア向かいから乗ったソンテオは満席のため、
デッキ部に立ち乗り。


08_01


特等席な気分を味わえて、結構好きなんですよね。
子供っぽくてすみません(笑)


シーナカリン通り
を北へ向かっているうちに
バスが追いついてきました。


08_02


珍しいマイクロバス・タイプということは、
シーコン・スクエア~フアタケーの1013番バスですね。
いつか乗ってみたいと思っている路線です。

先日タイの新聞『タイラット』のウェブサイトを見ていたら、
この1013番路線のバスが盗まれたという記事を目にしました。

なんでも働き始めて3日しか経っていない28歳のバス運転手が
ブリーラム県にいる恋人が恋しいばかりにバスを乗り逃げして、
そのままブリーラム県まで運転していったんだとか。

しかし、恋人の家で待ち伏せしていた警察に、
あっけなく御用となったのでした。

色んな人生ドラマがあるもんなんですね ^_^;)


間もなく船着場最寄りのイアムソンバット市場バス停に到着。
運転席で運賃を支払います。7バーツ也。

時刻は、13:31。


07_04


このイアムソンバット市場バス停ですが、
また先日ネットでニュースをチェックしていてこんな記事を発見。

イアムソンバット市場前で若者が抗争、爆弾と空への発砲で脅す
(Managaer online 2015年6月11日付)

なんと、まさにこのバス停前で敵対する学校(職業訓練校の可能性大)の
学生が鉢合わせして、爆弾は投げるわ空めがけて数発発砲するわの
抗争に発展したんだそうですよ。

記事内にもありますが、その時の模様の動画へのリンクを貼っておきます。

このバス停は、各方面へのバス乗換ポイントになっていて
さまざまな学校の学生が利用するために、
日頃から抗争事件が頻発しているんだとか。

知らないで巻き込まれたらシャレになりませんって -_-;)
利用される方はお気を付けを…。


この時はそんなことは露にも知らない私は、
呑気に船着場を目指して歩いていきます。


07_05


左手奥にイアムソンバット市場が。
以前訪れたので今回は行きませーん。


07_06


運河に架かる橋の横を進むと、
Uターンレーンが完成してるじゃないですか。
前回はまだ工事中で土埃が舞ってたのに。

その先も、


07_07


前回はこんな掘っ立て小屋なかったぞ。
また他の工事でもやってるのかな。


プラウェートブリーロム運河
に出ました。
時刻は、13:38。

ここではこの名称ですが西へ行くとプラカノン運河に名が変わります。
ここからプラカノン船着場までの水上バスが出ているんです。
日中は1時間に1本、毎正時の出発。


07_08


パワーショベルが乗った台船が何やら作業をしているのを
眺めていると、そのうち、

グウォーン バシャン!

という大きな音を立ててこっちへ向かってきました。
なんと、ショベルで川底を掻いて前進していってるんです。


07_09


こんなふうに。
大したもんですねぇ、その操縦技術!


07_10


そんな光景を眺めているうちに時刻は
あっという間に14:00に。

あれ、来ないぞ?
数分待ったものの、まったく船が来る気配がありません。

そういえば毎正時発なのに14:00の便はないという話を聞いた覚えが。

前回乗った時
はやはり14:00だったのものの
ちゃんと来たんですよ。だから大丈夫だと思い込んでいたのですが…。

やっぱり14:00はないのか。

また人身御供役を買って出てしまいました(笑)
みなさん、プラカノン運河の水上バスをご利用の際はお気を付けを!


仕方がないので、イアムソンバット市場バス停まで戻ります。


07_11


最初に来た133番バスの前面に「プラカノン」と表示があったので、
飛び乗りまーす。時刻は、14:06。

この路線のバス、以前バンナー・トラート通りから
パラダイスパークまで出るのに乗ったことがあるのを思い出しました。


シーナカリン通り
をぐんぐん北上し続け、
どこまで行くのかと心配になり出したところで
左折してパッタナーカーン通りへ。

随分大回りしてプラカノンへ行くんだな。

そしてスクンビット・ソイ71へと左折。


08_03


BTSの高架が見えてきました。
あ、降りるタイミングを逸した -_-;)

バスは右折してスクンビット通りに入り、
すぐに左へ逸れラマ4世通りへ。

すかさずブザーを押して降ります。
時刻は、14:31。


07_12


振り返ってスクンビット通りまで戻り、
左のプラカノン駅からBTSに乗ったのでした。


これにて今回のミニトリップも終了です。


ナーク廟に始まり、閑古鳥の鳴くピカデリー・バンコク、
国鉄と揉めてバタバタと移転した鉄道市場、
学生同士の抗争のあったイアムソンバット市場バス停と
微笑みの裏にある一面を垣間見たような旅となりました。

たまにはこういうのもいいでしょう ^_^;)

最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!

次回は、再びロッブリー方面への旅をお届けします。
お楽しみに!




<旅費交通費>
ソンテオ:7バーツ
133番バス:8バーツ
ここまでの合計:36バーツ

※旅は2014年10月19日(日)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

イアムソンバット市場

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プラカノン行き水上バス バンコク市内運河の水上バス旅[9]

イアムソンバット市場船着場からプラウェート・ブリーロム運河を眺めてみます。


09_01


実に静かな運河です。

ここイアムソンバット市場船着場からはプラカノン船着場まで
水上バスが運行しているんです。


09_02


シーナカリン通りの橋の下に船の姿が。きっとあれがそうなんでしょう。

平日の9:00~17:00の間は1時間に1本だとか。
朝夕はもう少し多く運行しているんですけどね。

しばらく待つ覚悟で腰を下ろすと5分と経たずに
橋の下から軽やかなエンジン音が聞こえてきました。

あれ?


09_03


一艘の舟がバックでスーッと前まで来て船着場に船体を寄せます。
慌てて運河べりまで向かうと、若い兄ちゃんの船頭さんがそこから乗れと
無言で指示してきました。


09_04


よいしょっと。

船着場を離れます。時刻は14:04。
きっと日中は毎正時発なんですね。


09_05


しばらく待つ覚悟だったのにラッキーでした ^_^;)


09_06


向きを変えた船は、鏡のような水面の運河をゆっくり西へと進んでいきます。


09_07


運河の両岸にはびっしりと木造家屋が建ち並んでいる箇所がそこかしこに。
船はそんな屋並みにスピードを落として近付いていきます。


09_08


なんと、船着場だけでなく、乗る人がいれば民家にも横付けしてくれるんですね。
なんとも生活に密着したユルい水上バスではないですか!
センセープ運河の少々荒々しい水上バスと好対照です ^_^;)

最初は私一人だったんですが、こんな感じで民家や簡素な船着場で
お客さんを拾っていき、
そのうち6~7人がいつも乗船している状態に。


09_09


あ、モスクが見える。
実は
イアムソンバット市場船着場を出てすぐにもあったんです。

この辺りもムスリムが多いのかな。
イアムソンバット市場の食堂もそうでしたしね。


09_10


徐々に緑が多い景色に…。

どこまでがプラウェート・ブリーロム運河で、どこからがプラカノン運河なのか
イマイチ分からないんですが、この辺はもうプラカノン運河で間違いないでしょう。


09_11


お、初めて船とすれ違いました~。
買い物帰りかな? ^^





<交通費>
水上バス運賃は未払いなので:0バーツ
ここまでの合計:58.5バーツ

※旅は2013年10月29日(火)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


イアムソンバット市場

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イアムソンバット市場船着場へ バンコク市内運河の水上バス旅[8]

シーコンスクエアを出て再びシーナカリン通りを北へと歩いて行きます。
今度はちょっと距離がありますよ。

しかも途中で雨がポツポツと。
我慢していたんですが段々強くなってきたので、折り畳み傘を差して歩きます。

意外と遠かったな。
30分歩いて到着したのは、イアムソンバット市場


08_01


時刻は、13:26。

別にここ目当てでこんなに歩いてきたワケじゃないんです ^_^;)

この近くにセンセープ運河のとは別の水上バス路線の始発となる船着場が
あるらしいんですよ。取り敢えず目印となるこの市場を目指したということでして。

でも来たからにはちょっと覗いてみましょう。


08_02


昼過ぎなのに賑わってますね。
地方で最近見た市場は大方午後にはもぬけの殻状態だったので、新鮮に映ります。


08_03


お米屋さんも~。

同じジャスミンライスでも値段が違うのが何種類も並んでいます。
とくに説明書きが無いけど産地の違いなんですかね~。


イアムスンバット市場を抜けると細い運河が。
その運河沿いに…


08_04


食堂発見! 良く言えばリバーサイド・レストランではないですか。
これは入ってみないと!

短い橋を渡って店内へ。食事できますか?
「できますよ」
スカーフを被ったムスリムの女性がにこやかに答えてくれました。

何にしようかな。
豚のカオパット・ガパオ(バジル炒めご飯)を下さい。

「豚はありません」

あっ! すみません。ムスリムの店に豚があるワケないじゃないですか。
ウッカリしてました m(_ _)m

鶏でお願いします。


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ほぉ、挽肉じゃないタイプのガパオなんですね~。


08_06


細い運河の水面を眺めながら優雅に…といきたいところがドブ状態ではなんとも(笑)
それでも意外なところで水辺の食堂を見つけて嬉しい気分です。

ちなみに橋の向こうに見えるのがイアムソンバット市場

食べ終わる頃にはラッキーなことに雨が止みました!
代金を払いつつ、船着場の場所を尋ねてみると、

「橋の下ですよ。船着場は反対側だけど、こっち側でも呼べば来てくれるから大丈夫。
 でも本数は少ないですよ。」

ありがとうございます!

本数が少ないのは承知の上。事前調査で判明したのは、日中は1時間に1本ということ。


シーナカリン通りを再び北へ向けて歩きます。


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あのテントはバス停なのか。
イアムソンバット市場前からの利用客は多そうですね。


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見えてきた右の橋は渡らずに左側を直進してみると、運河に出ました。


08_09


なるほど。対岸のアレが船着場なのか。
こっち側で待っていてもいいんだろうけど、どうせならちゃんと船着場で待ちたいな。

というワケで戻って橋を渡ります ^_^;)


08_10


プラウェート・ブリーロム運河です。
この先でプラカノン運河と名を変えるんです。


ようやく対岸のイアムソンバット市場船着場に着きました。


08_11


時刻は、13:55。


看板にはプラウェート・ブリーロム運河の歴史が記されています。
なんでもラマ5世がプラカノン運河を延伸してチャチューンサオと繋げる運河の
掘削を指示し、1877年から3年の歳月を経て全長46kmのこの運河が開通したんだとか。

歴史のある運河なんですね。


さて、船はいつ来るんだろう…。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:58.5バーツ

※旅は2013年10月29日(火)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


イアムソンバット市場

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