タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

バンコクの新マーケットなど5<2016年>

ARTBOX at チャトゥチャク ナイトマーケット

バンコクの週末ナイトマーケット「ARTBOX」は、
空地を借りて移転しながら開催される面白いマーケットです。

このブログでもこれまで
MRTシリキット会議場駅近くでの開催
BTSプロームポン駅近くでの開催
の際に覗きに行ってみました。

で、今はチャトゥチャクウィークエンドマーケット南西側、
MRTカンペーンペット駅近くで開催しています。

そこで先週バンコクに行っていた機会を利用して
11月26日(土)の夜に様子を見に行ってきたので、
行き方と様子をお知らせします!


まずは地下鉄MRTカンペーンペット駅で下車。
駅員に聞くと1番出口だというので、


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1番出口から地上へ。
右へUターンした景色はこんな感じです。

お、正面奥に青い三角のイルミネーションがもう見えてますよ。
きっとあそこに違いありません!


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歩いて行くと電球がぶら下がったこんなスペースが。
この右側には、


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ARTBOX BANGKOK と書かれた塀があって
格好の撮影ポイントとなっています。


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その先からはもう店が並び始めていますが、
右に折れたところがARTBOXのメイン会場の入口。


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入口もまたSNS投稿を意識した造りになっていますね ^^
左にはロボコップまでいて気軽に写真撮影に応じていたし(笑)


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その先には店が多く並んでいます。
入口付近は服やアクセサリーの店、奥は飲食店って感じです。


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結構広いんですよ。

でもプミポン国王崩御を受けての自粛ムードのせいか、
意外とお客さんが少なかったですね。

売っているものはタイ人向けがメインで、観光土産になりそうなものは
ほとんどないんですが、欧米人や中国人の観光客をよく見かけました。


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着物を着たかわいいタイ人女性がポーズをとってくれたので
UPしておきます(笑)


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飲食物もアクセサリー類も、ちょっと変わったものが多くて
見ているだけでも楽しめました。

左端に掛かっているTシャツには
「ザ・ストローワス」と謎の白字プリントが。


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奥では無料ライブもやってました。
そこそこ観客がいて良かったですね~ ^_^;)


小腹が空いたので何か食べようと探していたところ、


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2階席のある食堂を発見!
店名は ตำกะเตี๋ยว (タムガティアオ)

あれ? ここってBTSトンロー駅前のナイトマーケット「TGIF Market」で
汁無しトムヤムの極細ビーフン&春雨を食べた店と同じだ!

美味しかったのでまた食べてみますか。
1階で注文して2階席で待っていると持ってきてくれました。


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マーマー・トムヤムプー
(มาม่าต้มยำปู)
訳すと、蟹トムヤムのママー即席麺

189バーツ也。
なかなかいいお値段します ^_^;)

でもやっぱり酸味が良い加減で美味しかったですよ!


…とそんな感じでした。
駅からすぐで便利なのでオススメです!


<詳細>
名称:ARTBOX at Chatuchak(アートボックス)
場所:MRTカンペーンペット駅1番出口を出てUターンするかたちで
   歩いてすぐ目の前。
地図:グーグルマップ
日程:次回開催は2016年12月2日(金)~4日(日)15~23時。
  (日程等の詳細はARTBOXのfacebookまたはInstagramで)。


※「ラーチャブリーと水瓶の旅」はいったん中断します。

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戦勝記念塔のロットゥー乗り場のその後

戦勝記念塔、民主記念塔付近、ピンクラオ、ウォンウィエンヤイにあった
バンコクから300km以内の各地を結ぶロッ・トゥー発着場が、
政府の方針で10月25日からバスターミナルへ強制移転になりました。

移転先は行先の地方ごとにまとめられて、

・中部、北部下部、東北部、一部の東部がモーチット・バスターミナル
・東部がエカマイ・バスターミナル
・西部が南バスターミナルとピンクラオ一帯

とのことです。

具体的にどこ行きがどのバスターミナルに移転したかは、
当ブログを訪問してくださるshidhoさんがブログで
日本語訳を加えた労作のPDFファイルを公開してらっしゃるので
そちらを参考になさってください。

しかし戦勝記念塔からのロッ・トゥーは、当ブログのバンコク周辺1日旅でも
たびたび利用してきただけに、乗り場移転は不便なような淋しいような気分です。

でもこの目で直に見なければ気が済まない性分の私は、
先日のバンコク滞在時(11月27日)に本当に戦勝記念塔の
ロッ・トゥー乗り場が移転になったのか確かめに行ってきました ^_^;)

その結果を大雑把にまとめたのが、下記の図です。


戦勝記念塔


この図について写真も加えながらこれから説明しますね。

まず、戦勝記念塔を中心にして以前は四方の「島」に乗り場がありました。
南東の一角が「パヤタイ側」
北東の一角が「ディンデーン側」
北西の一角が「パホンヨーティン側」
南西の一角が「ラーチャウィティー側」
です。

さらに戦勝記念塔北側の高速道路下も
パホンヨーティン通りを挟んで東側と西側にありました。

また南に少し離れたセンチュリーというショッピングセンター敷地内北側と
その少し北にも規模の大きな乗り場がありました。


まずは戦勝記念塔を眺めてみますか。


a2_00


ロッ・トゥーの姿が物凄く減ったことを実感!
交通量が少なくなった気がするのは、午前中だからという理由だけではなく、
乗り入れするロッ・トゥーが減ったのも影響してそうです。

次に南東のパヤタイ側へ向かってみます。


a2_01


ここは上の図のパヤタイ側のうち「×」が付いている地点。
以前ここにはパタヤやサタヒープなど東部方面行きの乗り場があったんですが、
このとおりもぬけの殻と化しています。

がーん。本当なんだ~ (T_T)

でも図の(1)(マル1)の地点に行くと、


a2_02


あれ? なんだ、ロッ・トゥー乗り場が残ってるじゃん!

でもよくよく見ると以前と行き先の顔ぶれが違っています。
ごく近距離路線のみは戦勝記念塔に残したようで。

漏れがあるかもしれませんが、私が気付いた
(1)地点にある行先は、

・フューチャーパーク・ランシット(ต.83)
・ラマ9世通り-ミンブリー(ต.92)
・ナワナコン(高速道路)(ต.155)
・バンコク大学ランシット・キャンパス(ต.85)
・ランシット(クローン1)(ต.84)
・ラジャマンガラ工科大学ラタナコーシン校サーラーヤー・キャンパス(ต.515)
・バンケー市場(ต.158)
・タマサート大学ランシット・キャンパス(ต.85)

でした。

末尾のカッコ内は路線番号です。

ちなみに先頭に停まっているのがタマサート大学ランシット・キャンパス行きです。
どうも郊外にある主要大学への足は戦勝記念塔に残したようですね。


続いて北東のディンデーン側(2)へ。

ここにはかつてアユタヤ行き乗り場があったんですが…


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アユタヤ行きはなくなってまして、
現在(2)地点にあるのは、

・ミンブリー(高速道路)(ต.91-92)
・ラジャマンガラ工科大学タンヤブリー校、クローン6(ต.153)
・ラマ9世通り-ミンブリー(ต.92)
・ラートクラバン(KMITL)(ต.156)
・ミンブリー(ต.93)

でした。

その先の(3)には、

・シーコンスクエア(ต.156B)
・サムットプラーカーン県のバンボー(ต.129)
・ミンブリー(高速道路)(ต.93) が。


a2_04


この写真は、上のバンボー行き乗り場の看板です。


そしてパホンヨーティン通り沿いに北へ進んで
サムセーン運河を越えた先の高速道路下東側は、


a2_05


こんな感じで乗り場がまったく消え去っています。

以前はダムヌーンサドゥアック水上マーケット行きや
ナコンナーヨック行きがここから出ていたんですが…。
乗り場が廃止になっているということで上の図には「×」を付けました。


パホンヨーティン通りを反対側へ渡り、
高速道路下西側のロッ・トゥー乗り場にも行ってみると、


a2_06


うわあ…、もぬけの殻ですね。

ここにも以前は規模の大きな乗り場があって
ナコンパトム方面へ行く際によく利用したもんです。
ここも図には「×」印を付けてあります。


戦勝記念塔のほうへ戻り、北西のパホンヨーティン側乗り場へ。


a2_07


この(4)には、

・オームノーイ(ต.143)&マハーチャイ
・バンパコーク(ต.104)
・ロータス・ラマ2世通り店(ต.71A)
・パトゥムタニー県のバンクーワット(ムアントンタニー経由?)(ต.87)
・ノンタブリー船着場(ต.88A)
・パーククレット(ต.64)

の乗り場がありました。

注目はこの


a2_08


オームノーイ行き乗り場の看板右側に小さな黄色い看板で
MAHACHAI」(マハーチャイ)との表示もあること!
西や南へ行く際に、とりあえずマハーチャイまでは戦勝記念塔から
行けるってことですね。マハーチャイで乗り継ぐ手が使えそう。


次に図の(5)の地点には、

・バーンブアトーン郡(高速道路)(ต.88)
・ンガームウォンワーン(The Mall、トゥラキットバンディット大学)(ต.86)
・バーンブアトーン市場(ต.88)
・ラマ3世通りアユタヤ銀行前(ต.69)
・The Mallバンケー(BTSバーンワー駅、サイアム大学)(ต.6)
・ムアントンタニー(ต.86)
・サナームビン・ナーム(商務省)(ต.86)
・ラムルーッカー、フューチャーパーク(サパーンマイ)(ต.84B)
・サパーンマイ(トールウェイ)(ต.82)

がありました。


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この写真はそのうちのムアントンタニー行き乗り場。
利用者の多い路線のようで行列ができています。


最後に南西のラーチャウィティー側ですが、
このとおり


a2_10


ガラーンとしてます。 乗り場が全滅してました。


a2_11


この中央には以前、ロッ・トゥー各行き先のチケット売り場が
並んでいたんですが、これまたことごとく姿を消してしまっています。
淋しい光景ですね~。

ということで図のラーチャウィティー側には「×」を付けてあります。


そんな感じでかつてと行き先の顔ぶれは変わっていますが、
ごく近距離と主要大学へ行く路線のみ残してあるようです。


ちなみに移転先の各バスターミナルへは
無料のシャトルバスが運行しているとのこと。


a2_15


この看板にはこう書かれています。

バンコク大衆輸送公社はバスターミナルへ接続する
無料シャトルバスを下記のとおり運行

・モーチット行き パホンヨーティン側発
・旧南バスターミナル行き パホンヨーティン側発
・エカマイ行き ディンデーン側発

20-30分毎に出発
運行時間 05:30-20:30
2016年10月25日から開始

旧南バスターミナル行きって、現行の新南バスターミナルまで
行くんでしょうか・・・ -_-;)


さて、ついでなので戦勝記念塔から少し南へパヤタイ通り沿いに歩いた
センチュリーというショッピングセンター付近のロッ・トゥー乗り場も
見に行っておきましょう。

そっちは民間の土地なので問題なく残っているだろうという期待は
見事に裏切られ、


a2_12


今のセンチュリー敷地内北側の光景です。

以前はここにもロッ・トゥー乗り場があって、出発する車やら利用客やら
呼び込みやらでいつもごった返していたものですが。

なんてこった!


a2_13


その前にはこんな移転先を伝える捨て看板が。

スパンブリー→モーチット
フアヒン、チャアム、ペッチャブリー→旧南バスターミナル(ピンクラオ)
パタヤ→モーチット・エカマイ
ハンカー(チャイナート県)→モーチット
チャンタブリー→(表示なし)
ラヨーン→(表示なし)
インブリー(シンブリー県)→モーチット

やっぱりここのも各バスターミナルに強制移転になってしまったんですね。


この北側すぐの敷地にも大きなロッ・トゥー・ターミナルがあったんですが、
そこも


a2_14


なんと入口が封鎖されていました。
上の図の「ロッ・トゥー・ターミナル」です。
上部には

賃貸・転貸契約は事前通告のとおり期間満了となり終了した。
土地所有権者から受任した私は土地を封鎖し電気を遮断した。
よって賃借者、転借者、従業員、無関係の者の立ち入りを固く禁ずる。
土地所有権者の占有を妨げた者は私が法律に基づき厳格に対処する。

ってな感じの弁護士によると思われる厳めしい内容の看板が掲示されています。
一体何があったんでしょう。これも当局の要請によるものなのかどうか…。

ということでラーチャブリーやカンチャナブリー、スパンブリーへ行く際に
足げく通ったこのターミナルも閉鎖の憂き目に遭っていたのでした。
ショックだー!!


以上が戦勝記念塔周辺ロッ・トゥー乗り場の現状です。
地方への気軽な旅がしにくくなってしまいましたね。
今後旅行先に合わせてバスターミナルの近くに宿を取るなど
対策を考えなければなりませんなー。


(注)2016年11月27日時点の私が気付いた範囲の情報です。
  漏れやその後の変更がある可能性もあります。


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ヤワラートの国王追悼式典と屋台料理無料イベント

バンコク滞在中の11月26日(土)に中華街ヤワラートで
泰国中華総商会(華僑の商工会議所)主催による
プミポン国王追悼式典と料理無料提供イベントがあるというので
行ってきました!

MRTフアランポーン駅から全身黒い服を纏った人々の列について歩いて向かい、
ヤワラートの玄関となる中華門に18:00に到着。


a1_01


記念撮影をしている人々の間を抜けて、
ヤワラート通りを歩いて行くと大勢の人が滞留しているので
間をかき分けて進んでみると、


a1_02


警察が持ち物検査の検問を設けていたのでした。

列に並んで私もチェックを受けます。
結構細かく見られて、カバンの中にビニール袋に包んで入れてあった
折り畳み傘まで取り出してチェックされましたよ。

無事に検問を通過したんですが、


a1_03


その先は既に人がいっぱいでこれ以上進めません。
じゃ、この位置で時間まで待ちますか。


a1_04


前方には道路上にステージが設営されています。
中央には国王の肖像画。両側には大スクリーンが会場の様子を
映し出しています。

プミポン国王追悼式典は16:00~20:00に開催なものの、
肝心な部分は19:00からと新聞のサイトに書いてあったので
あと1時間弱待つ心づもりでいたところ、18:15頃から式典が始まりました。

まず89秒の黙祷をした後、


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海軍音楽隊による演奏で歌を3曲合唱。

1、2曲目は知らない歌だったんですが、
3曲目は事前に告知されていたとおり「国王賛歌」でした。
映画館で映画が始まる前に流れる歌です。
ネットで歌詞を検索して用意しておいた私も一緒に合唱。

この時、前方では160人の海兵さんがラマ9世にちなんで
9のタイ文字「๙」の人文字を作っていたようです。
その様子が新聞『ターン・セータキット』の記事に載っています。

合唱が終わったところでお開きになったようで、
人が流れ始めたので私は前方へ。


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海軍音楽隊がまだ演奏しているステージまで辿り着きました。

ここから大混雑で押し合いへし合いのカオスな中を必死で
ステージ裏へと抜けると、


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歩行者天国になったヤワラート通りに人が溢れ返ってる!

国王追悼イベントに合わせて、このチャイナタウンこと
ヤワラートの食堂・屋台約200店が飲食物を無料でふるまっているんです。
この大勢の人々はそれを目当てに集まったわけですね。

私も早速参戦! と思ったものの、どの店も既に長蛇の列!
中には早々に「品切れです!」と叫んでいる店も。
こりゃ無理かなぁと半ばあきらめていたところ、


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オレンジジュースをなんとかゲット!


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飲みながらヤワラートのネオンを眺めて歩き進むと、
横の路地にやや短い行列を発見。
よ~しと思い並んでみた結果、


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ガオラオ(牛の臓物煮込み)と


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これも臓物系のクアイジャップをそれぞれ違う屋台でゲット。

どちらも苦手な料理なので普段食べないんですが、
物凄く美味しかったです。さすがヤワラートですね!


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これはこの日並んだ最長の列(笑)
先頭は左奥の灯りのところで、私の後ろからUターンして
右に見えるこっちを向いた列へとつながっています。

どうやら仕込んでおいた分が尽きて新たに仕込み直しているようで
延々と待たされた末に手に入れたモノは、


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天津甘栗!(笑)

でもこれが出来立てのアツアツで本当に美味しい!
こんなモノまでタダで貰えちゃうなんて来て良かった~。


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シメはクイッティアオ・ルアのセンミー(極細麺)
これは屋台ではなくて左奥に見える特設ブースで配布していたんですが、
またしても美味しかったです。

気付けばなんだかんだで満腹に。

ヤワラートで今まであまり食事をしたことがなかったんですが、
屋台でもこんなに美味しいとは正直驚きました。別格ですね。

それを知ることができたこととあわせて、国王崩御をしっかりと
悼む機会を得ることができたので、来た甲斐があったイベントでした。



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パープルラインに初乗車&沿線見どころ紹介

バンコク北西に新しい高架鉄道のパープルライン
2016年8月6日、正式開業しました。
プミポン前国王が命名した「チャローン・ラッチャタム線
というのが正式名称です。

私も遅ればせながら11月27日(日)に初めて乗ってきたので
その様子と、あとパープルライン沿線の観光スポット
紹介したいと思います。


パープルライン1


パープルラインの路線は、地下鉄MRT&国鉄バンスー駅から
西へ1kmにあるタオプーン駅から始まり、北隣のノンタブリー県の
クローン・バンパイ駅まで全長23kmの全線高架の鉄道です。

で、始発駅のタオプーンまでは、将来的にはMRTがバンスー駅から延伸して
つながる計画で工事も進んでいるのですが、現在は接続していません。

なので窮余の策として今はバンスー~タオプーンを結ぶバスと
バンスー~バンソンを結ぶ国鉄列車がいずれも無料でシャトル運行しています。

まずはそれに乗らねば。

MRT終点バンスー駅の改札を出ると、


a0_01


Feeder Systems
Bangsue - Tao Poon
Exit 2


との看板が。
2番出口を出ればいいんですね。

通路の壁にもシャトルバスと列車の時刻表がところどころに
掲示されています。それによるとバンスー~タオプーンの無料バスは、
6~23時の間にラッシュ時は6分間隔、通常時間帯は8分間隔で運行しています。

バンスー~バンソンの無料国鉄列車は、月~金曜の6:30~9:30と
16:30~20:30のみ15分間隔での運行。

今日は日曜日なのでバス一択ですな。

2番出口で地上に出たところに大きく「→」と書かれていたので、
そのとおり進むと、


a0_02


待合所が。

前方に見えるカマボコ型の建造物が2番出口です。
ちなみに背後すぐには国鉄線路があって、
そのまま国鉄バンスー駅に入れます。


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ほんの2分でタオプーン行き無料シャトルバスが登場。

正面の表示はタイ語オンリーですが、乗降口右横の青地に白字の表示に
Shuttole Bus Taopoon Station - Bang Sue Station
とあるので分かると思います。

すぐに発車して、あっけなく4分で終点のタオプーン駅真下に到着。


a0_04


バスを降りた目の前にある

  上り口←
パープルライン駅


とのタイ語表示に従って左へと進みます。


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立派な入口が出現。
エスカレーターで上階に上がると、


a0_06


持ち物チェックのゲートの先に自動改札が。

パープルラインはMRTと運行会社が同じようなので窓口で尋ねたら、
MRTのチャージ式カードがそのままこの路線でも使えるとのことで、
自動改札にタッチして入場。


a0_07


ホーム階へのエレベーターのところにある日の丸に目が留まりました。

バンコク大量輸送網整備事業(パープルライン)
(バンヤイ駅~バンスー駅区間)

日本とタイの友好と協力の証として、日本の政府開発援助(ODA)
によって、2016年に完成しました。


と日本語でも記されています。パープルラインは、
丸紅と東芝の共同事業体が受注してODAで建設された路線なのです。


エスカレーターでホーム階に上ると、


a0_08


ちょうど列車が到着したところ。
清掃のため一旦ドアが閉まった後、折り返しクローンバンパイ行きとして
ドアが開きました。そうそう、ご覧のとおりホームドア付きです。


a0_09


この車輌もJR東日本系列の総合車両製作所製。
山手線や都営浅草線の新型車両と車体構造や機器システムを
共通化したステンレス製車両なのだとか。

では早速乗ってみましょう!


a0_10


ほぉ、新しいだけあって清潔感満点ですね~。

しかし利用客が少な過ぎます。接続の悪さで利用を避けられているのが
大きな原因のようで、予想以上の赤字だとか。

MRTのバンスー駅~タオプーン駅延伸開業を政府は急がせているようで、
今年8月にはこの1駅間を開業させることでようやく昨年末にまとまったのですが、
さてどうなることやら ^_^;)
(出典:『Post Today』2016年12月7日付

進行方向右手後方の車窓を眺めると、


a0_11


下にそのMRT(ブルーライン)のタオプーン駅がもう完成しています。
早く開業できないもんなんですかねぇ。


タオプーン駅を発車して1駅目のバンソン駅に到着。

バンソン駅を出て間もなく左手下には、


a0_12


建設中のレッドラインが見えました。
バンスー駅からこのバンソン駅を経由して、チャオプラヤー川対岸の
タリンチャン駅までを結ぶ路線です。

右手の車窓にはレッドラインのバンソン駅も見えましたが、
パープルラインのバンソン駅とは離れた位置にあり、接続の便は悪そうです。
またレッドラインの駅横の地上には国鉄のバンソン駅もあります。

なお、上の写真のレッドライン高架線左にカマボコ状の屋根が2つ見えてますが、
あそこはサイアム・ジプシー・ジャンクション
というナイトマーケット。
以前訪れてちょっとワケアリな成り立ちを解説しましたね~ ^_^;)

ということでサイアム・ジプシー・ジャンクションは、
パープルラインのバンソン駅から歩いてすぐですよ!


a0_13


パープルラインの車窓は、BTSと比べると緑が多いものの、
主に駅前には新しめのコンドミニアムがニョキニョキと建っている景色が続きます。

保健省駅は、その名のとおり保健省の最寄駅。

保健省内にあるタイ式建築の「タイ式医療ミュージアム・研修センター」には、
タイ式医療の歴史展示、天然素材から作った石鹸・塗り薬などの日用品販売コーナー、
ヘルシーな料理を出す食堂、マッサージサービスなどがあるんだとか。
でもそれらサービスの利用には会員になる必要があるみたいですね。

あと省の敷地内に公園もあるようですよ。


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ノンタブリー県行政センター駅の右手駅前には公園が見えました。
マクット・ロンマサラーン公園というようです。
この公園の背後にノンタブリー県庁や裁判所などの庁舎が建っています。
なお手前の白い塔状の建物はノンタブリー県柱廟

ここから3駅過ぎたところで


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チャオプラヤー川を渡ります!

左が今までいた側、右がこれから向かう側なんですが、
建物の多さの違いがはっきりと分かりますね。

というわけで、渡り切ると景色が一変。


a0_15


緑豊かな光景に。

でもずっとこんな感じではなく、駅周辺などにはやはり商店街や
真新しいコンドミニアムが建ち並んでいます。
またところどころに大規模なムーバーンと呼ばれる
同じ形の家ばかりの新興住宅街が塊になって見えています。

川を渡って2つめの駅、バンラックノーイ・ターイット駅は、
随分前に訪れたワット・セーンスィリタム水上マーケットの最寄駅。

進行方向右手に下りて高架づたいに少し戻ると、
サイマー-バーンラックノーイ-ター・イット通り
というソイがあります。
その入口でバイクタクシーに告げれば連れて行ってくれますよ。


さらに3駅過ぎたところで、


a0_17


大きなジャンクションが見えてきました。
左右に走る大通りはカンチャナピセーク通り
パープルラインは大きく右へとカーブしてその上を高架で走ります。

すると間もなくバンヤイ市場駅に到着。


a0_18


復路の列車からの車窓ですが、右手はこんな感じ。
駅前にBIG Cがあります。さらに後方のさっきのジャンクション角には
セントラルプラザ・ウエストゲートが見えています。

最上階にあったドラえもんコミック・ワールド
いつの間にか閉まっちゃったみたいですね。残念~!
(2017/1/4修正)

なおセントラルプラザ・ウエストゲートには駅から連絡橋が直結しています。
(2017/1/4修正)
 

そして次の、


a0_19


終点クローン・バンパイ駅に到着!

所要時間32~3分といったところでした。

ホームから見た左側の景色は、


a0_20


空地の向こうにいくつものムーバーンが地平線まで続いています。

ここから6kmほど北西へ行くと、2009年10月に探した
かの浅丘ルリ子さんもいたバンブアトーン収容所跡があります。
そのうちもう一回探しに行ってみようかな。
当時の給水タンクが残っているらしいんですよね。


a0_21


右手に見える巨大な施設はパープルラインの車庫
あそこの運営も当初10年間は丸紅・東芝の事業体が担っているようですね。

とまあ、パープルラインはこんな感じでした。
さすがにBTSと比べると沿線の見どころは少ないですが、
でも都心とは違った楽しみ方ができそうですよね。

ちなみに私はクローンバンパイ駅で改札を出ずに、
折り返しの列車で戻ってバンソン駅で下車したのですが、
自動改札で引っかかって出られませんでした。

時間制限があるようで窓口の係員に「手数料42バーツが必要になります」
と手を合わせて謝られてしまいました。いえいえ、悪いのは私なんですから ^_^;)

また手数料という言い方が控えめで好感が持てました。
レシートには「penalty fee」(=罰金)としっかり印字されてましたが(笑)
タイの対人サービスの質も随分と向上したものですね。

長く書いてきましたが、旅のご参考になれば幸いです!


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