タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

オンヌット通りからの旅<2014年>

「ガイヤーン・クラーンブン」レストラン オンヌット通りからの旅[6]

淋しすぎるピカデリー・バンコクを後にして、
目の前から最初にやってきたソンテオに乗ることにします。


06_01


4番ソンテオが登場。
シーコン」と書いてありますね。

ほぉ。ということは、オンヌットBIG C前からこれに乗れば
シーコン・スクエアまで行けるのか。

混んでたのでデッキ部に立ち乗りです。
時刻は、12:03。


ものの10分でシーナカリン通り沿いの シーコン・スクエア前に到着。


06_02


順に運転席で運賃を支払います。
時刻は、12:13。


06_03


巨大な長い壁のように聳えるシーコン・スクエアの中に
とりあえず入ることにしますか。

さて、どうしよう。
そうだ。この裏にタラート・ロッファイ(鉄道市場)があるはず。
営業は夕方からだけど、この時間から開いている店もあるかも。

行ってみますか。


シーコン
の裏側へ通じる出口を出てみるものの、
直接は向かえないみたいで、えらく骨折り損をしてしまいました。

結局ぐるっと表まで歩いて戻る羽目に。
暑いぞ -_-;)


シーナカリン通り
沿いに南へ歩くと、


06_04


タラート・ロッファイ
    ←

との看板をようやく発見。
初めからこっちを目指せばよかった。

矢印に従って路地に入ると、


06_05


車道の左にタラート・ロッファイまで続いているであろう
アーケードが。でもどの店もまだ営業開始前で閑散としています。

車道の右側には沼が広がっているのですが、
そちらを眺めていたら看板が目に入りました。


06_06


ガイヤーン・クラーンブン
     ←

クラーンブンとは「沼の真ん中」の意味。
ということは…


06_07


あれか! なんとも分かりやすいネーミング(笑)

ちょうどお昼時だし、先にあそこで腹を満たそうかな。


06_08


ガイヤーン・クラーンブン入口に到着。
時刻は、12:28。

一人ですが食事できますか?

「できます」と出迎えてくれた男性スタッフ。


06_09


進んでいくと、
「外とエアコンの部屋とどちらにしますか?」
と女性スタッフ。

さっき歩き回ったせいで暑いので、エアコンの部屋にしましょう ^_^;)

通された左奥の部屋は、こんな感じ。


06_10


私の貸切状態。

景色はちょっと残念な感じだけど、
涼しい中で落ち着いて食事できるんだからいいでしょう。

メニューを見て、というか、
店名からもう注文するものは決まってたんですが、


06_11


お願いしたガイヤーンがやってきました! ヤッホー!
ところでこの黒いお米はなんていうんですか?

カーオニャオ・ダムです」

持ってきたおばちゃんが親切にニコニコ教えてくれました。

黒米
ですね。

ナコーンパトム名物の竹筒に入ったココナッツ風味のもち米
「カーオ・ラーム」も黒米を使いますけど、
黒米をそのままで食べるのは初めてですよ。

では早速いただきま~す。

うん、ガイヤーンはジューシーで美味しい!
さすが看板メニューなだけありますね。

そして黒米も一般的なレストランで出される米より質がいいからか
味わいも食感も良くこれまた美味しいです。


ちなみにガイヤーン80バーツ、
カオニャオ・ダム15バーツ也。

お会計をしてから沼のほとりの席の様子を
ちょっと見せてもらいました。


06_12


夕方以降なら断然こっちの席ですね。

偶然ながら、いい店に出会えてラッキーでした!




<旅費交通費>
ソンテオ:7バーツ
ここまでの合計:21バーツ

※旅は2014年10月19日(日)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

鉄道市場

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営業時間前のシーナカリン鉄道市場 オンヌット通りからの旅[7]

ガイヤーンと黒米のランチを終え、シーコン・スクエア南側の路地を
奥へと歩いていくと、入口から350mほどで到着しました。

時刻は、13:05。


07_01


タラート・ロッファイ(鉄道市場)

若者に人気のナイト・マーケットです。

でも日中にも営業している店が少しはあるだろうと
期待していたんですが…

甘かった _| ̄|○


07_02


一番奥のジュース売店には人がいたものの、
電気が点いてないので準備中なんでしょうね。


07_13


まあ、みなさんの人身御供になったということで。

毎週木~日曜の17:00~01:00が営業時間です。
必ずこの時間帯に合わせて来ましょう!(笑)


ところでこの鉄道市場ですが、
元々はチャトゥチャクの西側にあったんです。

国鉄操車場跡地か何かの国鉄所有地を借りての営業で、
敷地内に線路が残っていたりしたことからこの名称に。

が、その土地を高架鉄道レッド・ライン(バンスー~ランシット)の
バンスー駅建設に使うことになり、鉄道市場運営者は国鉄から
立ち退きを要求されてしまいます。

移転先にシーナカリンの民間所有地を確保したものの、
店舗などの工事完了まで使わせてほしいと協議を行ったのですが、
取り壊し業者が送られてきて対峙する事態に。

再度協議の結果、国鉄が近くの倉庫用地を当面無償で貸し出すことで合意。
元の場所での営業は2013年5月末までとなりました。

6月4日、店子300人が移転先として国鉄が用意した用地に行くと、
迷彩服姿の「マフィア」数十人が居座っていて、
脅したり追い立てたりしたのです。

店子をこれ以上危険にさらすわけにはいかないと運営者は、
急遽準備の終わっていないシーナカリンへ全部移転することを決断。

そんな経緯で2013年6月14日(金)から鉄道市場は、
このシーナカリンに場所を移して営業を開始したのでした。


元の契約を両者が守っていればこんな事態は起きなかったはず。
どちらかが契約違反をしたんでしょうね。

そういえばルンピニー・ナイトバザールでも
出ていけ vs 出ていかないで長く揉めたことが記憶に新しいです。
あまり契約書が重視されない土壌があるんでしょうか。


運営者は、その後バンコク都心にもっと近いラチャダー鉄道市場
今年2015年1月8日にオープン。なので鉄道市場は現在2か所に。
危機的状況を乗り越え、さらに事業を拡大するとは大したもんです。


さーて、長居しても仕方がないので戻りますか。
路地沿いのアーケードを抜けることにします。


07_14


「MiKUChA」の下に小さく日本語で「ミクお茶」と。

35バーツのタピオカ入りミルクティーが売れているそうです。
それ、日本というよりは台湾なのでは(笑)


シーナカリン通り
に出てシーコン・スクエア内から
歩道橋に出てみました。


07_15


またイアムソンバット市場船着場から
プラカノン運河の水上バスに乗って帰るとするかな。

そう思い、反対側のバス停へ。
すると、バスではなく


07_03


ソンテオがやってきました。

正面には「ジャスコ - シーコン」と。

ジャスコってどこのだ?
まあいいや、乗っちゃいましょう。

時刻は、13:27。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:21バーツ

※旅は2014年10月19日(日)に行いました。

<参考>
ประชาชาติธุรกิจ "สรุป...ย้ายตลาดนัดรถไฟไปพื้นที่ใกล้เคียงอีก 5 เดือน",2013年5月28日付
ไทยรัฐ "โดนมาเฟียขู่ ผู้ค้าตลาดนัดรถไฟ ยันไม่ขายหลัง In square แล้ว",2013年6月5日付
MThai "ผู้ค้าตลาดนัดรถไฟ ย้ายเปิดการค้า ศรีนครินทร์",2013年6月14日付

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

イアムソンバット市場

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イアムソンバット市場バス停 オンヌット通りからの旅[最終回]

シーコン・スクエア向かいから乗ったソンテオは満席のため、
デッキ部に立ち乗り。


08_01


特等席な気分を味わえて、結構好きなんですよね。
子供っぽくてすみません(笑)


シーナカリン通り
を北へ向かっているうちに
バスが追いついてきました。


08_02


珍しいマイクロバス・タイプということは、
シーコン・スクエア~フアタケーの1013番バスですね。
いつか乗ってみたいと思っている路線です。

先日タイの新聞『タイラット』のウェブサイトを見ていたら、
この1013番路線のバスが盗まれたという記事を目にしました。

なんでも働き始めて3日しか経っていない28歳のバス運転手が
ブリーラム県にいる恋人が恋しいばかりにバスを乗り逃げして、
そのままブリーラム県まで運転していったんだとか。

しかし、恋人の家で待ち伏せしていた警察に、
あっけなく御用となったのでした。

色んな人生ドラマがあるもんなんですね ^_^;)


間もなく船着場最寄りのイアムソンバット市場バス停に到着。
運転席で運賃を支払います。7バーツ也。

時刻は、13:31。


07_04


このイアムソンバット市場バス停ですが、
また先日ネットでニュースをチェックしていてこんな記事を発見。

イアムソンバット市場前で若者が抗争、爆弾と空への発砲で脅す
(Managaer online 2015年6月11日付)

なんと、まさにこのバス停前で敵対する学校(職業訓練校の可能性大)の
学生が鉢合わせして、爆弾は投げるわ空めがけて数発発砲するわの
抗争に発展したんだそうですよ。

記事内にもありますが、その時の模様の動画へのリンクを貼っておきます。

このバス停は、各方面へのバス乗換ポイントになっていて
さまざまな学校の学生が利用するために、
日頃から抗争事件が頻発しているんだとか。

知らないで巻き込まれたらシャレになりませんって -_-;)
利用される方はお気を付けを…。


この時はそんなことは露にも知らない私は、
呑気に船着場を目指して歩いていきます。


07_05


左手奥にイアムソンバット市場が。
以前訪れたので今回は行きませーん。


07_06


運河に架かる橋の横を進むと、
Uターンレーンが完成してるじゃないですか。
前回はまだ工事中で土埃が舞ってたのに。

その先も、


07_07


前回はこんな掘っ立て小屋なかったぞ。
また他の工事でもやってるのかな。


プラウェートブリーロム運河
に出ました。
時刻は、13:38。

ここではこの名称ですが西へ行くとプラカノン運河に名が変わります。
ここからプラカノン船着場までの水上バスが出ているんです。
日中は1時間に1本、毎正時の出発。


07_08


パワーショベルが乗った台船が何やら作業をしているのを
眺めていると、そのうち、

グウォーン バシャン!

という大きな音を立ててこっちへ向かってきました。
なんと、ショベルで川底を掻いて前進していってるんです。


07_09


こんなふうに。
大したもんですねぇ、その操縦技術!


07_10


そんな光景を眺めているうちに時刻は
あっという間に14:00に。

あれ、来ないぞ?
数分待ったものの、まったく船が来る気配がありません。

そういえば毎正時発なのに14:00の便はないという話を聞いた覚えが。

前回乗った時
はやはり14:00だったのものの
ちゃんと来たんですよ。だから大丈夫だと思い込んでいたのですが…。

やっぱり14:00はないのか。

また人身御供役を買って出てしまいました(笑)
みなさん、プラカノン運河の水上バスをご利用の際はお気を付けを!


仕方がないので、イアムソンバット市場バス停まで戻ります。


07_11


最初に来た133番バスの前面に「プラカノン」と表示があったので、
飛び乗りまーす。時刻は、14:06。

この路線のバス、以前バンナー・トラート通りから
パラダイスパークまで出るのに乗ったことがあるのを思い出しました。


シーナカリン通り
をぐんぐん北上し続け、
どこまで行くのかと心配になり出したところで
左折してパッタナーカーン通りへ。

随分大回りしてプラカノンへ行くんだな。

そしてスクンビット・ソイ71へと左折。


08_03


BTSの高架が見えてきました。
あ、降りるタイミングを逸した -_-;)

バスは右折してスクンビット通りに入り、
すぐに左へ逸れラマ4世通りへ。

すかさずブザーを押して降ります。
時刻は、14:31。


07_12


振り返ってスクンビット通りまで戻り、
左のプラカノン駅からBTSに乗ったのでした。


これにて今回のミニトリップも終了です。


ナーク廟に始まり、閑古鳥の鳴くピカデリー・バンコク、
国鉄と揉めてバタバタと移転した鉄道市場、
学生同士の抗争のあったイアムソンバット市場バス停と
微笑みの裏にある一面を垣間見たような旅となりました。

たまにはこういうのもいいでしょう ^_^;)

最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!

次回は、再びロッブリー方面への旅をお届けします。
お楽しみに!




<旅費交通費>
ソンテオ:7バーツ
133番バス:8バーツ
ここまでの合計:36バーツ

※旅は2014年10月19日(日)に行いました。

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つづく

イアムソンバット市場

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