タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

国鉄スパンブリー線と西回り帰路の旅<2013年>

ワット・パイ・ローンウア再び 国鉄スパンブリー線と西回り帰路の旅[6]

スパンブリー発ワット・パイ・ローンウア行きのソンテオは、
乗客がとうとう私含めて2人だけに。

するとソンテオが路肩に停まって、運転手さんが集金にやって来ました。
45バーツ也。

どこまでと聞かれたのでワット・パイ・ローンウアの前までと答えます。

「この小麦粉の袋を届けてから行くからちょっと待ってね」と。


左折して運河沿いの道を走ったソンテオは、右手の農家の庭先に
バックで入って停まり、
運転手さんが袋をかついで消えて行きました。

あんな重い袋2つもか。見かけによらず力持ちですね ^_^;)


06_01


犬やニワトリが駆け回る庭先でしばし待ってから、出発。
そしてものの数分で終点ワット・パイ・ローンウア前に到着!


06_02


時刻は、12:03。

スパンブリー発が10:30だったから、所要時間1時間33分。
無事に着いただけでヨシとしますか(笑)


06_03


右手目の前には、ワット・パイ・ローンウア北門が佇んでいます。
やはり裏手に到着したんですね。

南側の表門前だとバス路線が2つ通ってますが、
北門発着は、このソンテオ路線のみでしょう。


ところでちょうどお昼時ですね。
まずは門前の屋台でランチにしますか~。


06_04


豪快なこのガイヤーン(ロースト・チキン)にしましょう。
裏手のベンチでおこぼれを狙う犬に囲まれながらがっつきました(笑)


さて、久々のワット・パイ・ローンウアに足を踏み入れるとしますか。
2010年12月27日に訪れたので、なんと偶然にもほぼちょうど3年ぶり。


06_05


南北を貫く参道沿いには…、これは市が立つのかな?

今日のところは開いている店が数えるほどしかないですが、
元旦あたりは賑わうんでしょうかね。


お、さすがにあそこにはお参りしておきますか。


06_06


見るのは二度目でもやはり巨大さに圧倒されます。

高さ58m。1975年から5年の歳月をかけて完成。
降魔座仏としては世界一の大きさなんだそうで。


06_07


私も座って手を合わせました。

参道への戻り際、こんなところにも発見。


06_08


「前門の鰐、後門の虎」ってなところですかね?
しかもこの男性、身のしならせ具合がなんともオカマちゃんっぽく… ^_^;)

でもこの寺の最大の見どころ「地獄」は、今回はパスさせてください。
前回見てもう十分って感じなんですよね。どうもああいうグロテスクなのは苦手で。

興味のある方のために、前回見た「地獄」のリンクを再度貼っておきます


体調が優れないこともあり、あとはほぼスルー。
北門からちょうど1kmある参道を抜け、南門に出ました。

振り返ります。


06_09


やはりこっちの門のほうが立派ですね。


この左手にあるあずま屋でバスを待ちます。

ここには、バンコク南バスターミナル~バーンリーと
ワット・パイ・ローンウア~ナコーンパトムの2路線のバスが通っているんです。

じゃぁ、南バスターミナル行きとナコーンパトム行きで
先に来た方に乗ることにしますか。

こうやって行き先を運に任せるのも一人旅の楽しみ方の一つですかね ^_^;)


するとほどなく南門からひょっこり出てきたバスが。


06_10


あっ! ナコーンパトム行きだ!

あずま屋を駆け出して飛び乗ったのでした。
時刻は、12:55。


旅は、まだまだ続きます(笑)






<旅費交通費>
ソンテオ:45バーツ
ここまでの合計:457バーツ

※旅は2013年12月25日(水)~26日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


ワットパイローンウア

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ナコーンパトムへ 国鉄スパンブリー線と西回り帰路の旅[7]

ワット・パイ・ローンウア正門前から乗ったナコーンパトム行きバスは、
西へと進んでターチーン川を渡ります。


07_01


そして左折してひたすら南下。

乗客は、私一人だけ(笑)
でも一度乗ったことのある路線なので安心して座っていられます。


バーンルアンのバスターミナルに13:17着。

運転手さんがやって来て「ナコーンパトムまで行くの?」と。
運賃徴収35バーツ也。

「10分ほど待ってね」

了解ですー ^^


07_02


このバスターミナルは、ナコーンパトム~ワット・パイ・ローンウアのバスと
バンコク王宮前広場~バーンルアンのロッ・トゥーの2路線しか
発着していないと思うんですが、
そのわりには広いんですよね。トイレもあるし。

ということでトイレに行きつつ、通りの反対側ほぼ正面にある
バーンルアン百年市場の写真も一応撮っておきました。


07_03


ここには以前来たことがあるので、今回は足を踏み入れません。
ルークチン(つみれ)の串焼きを屋台で買って、バスに戻り待ちます。

すると、他のバスが奥から出てきて出発しようとしているではないですか。
あれ? あれれ?

休憩でどこかに消えて行った運転手さんの姿を慌てて窓から探すと、
こちらに歩いて来つつ、「あっちのほうが早く出るから乗り換えなさい」と。

わかりました~。
バタバタと荷物を抱えて乗り換えたのでした。

運転手さんが「この人はもう運賃支払い済みだよ」と乗り換え先の車掌に
伝えてくれているのが聞こえました。助かります ^_^;)


そんなワケで13:36出発。
なんだ、20分近く経ってるじゃないか!(笑)


07_04


席に着いてからふと眺めてビックリ。
運転手さんはなんと年配の女性。

しかも車掌さんも女性で幼い子供を連れています。

これぞ地方ローカルバスの旅~ ^^


07_05


車窓もまたさらにその雰囲気を盛り上げてくれるのでした。


その後、太い幹線道路に出てひたすら南下。
この通りは国道321号線、別名マーライメーン通りだそうで。

なんだ、マーライメーンに行って、マーライメーン通りで帰るのか。
まぁフツーに国道340号線でよりも、予想外の西回りルートで帰るほうが
オツってもんですが。



途中、ワット・マイ・ピーンプリアオ(วัดใหม่ปี่นเปลียว)という寺前でしばらく停車。
隣に女子高(?)があるらしく、女子高生がわんさと乗って来て、私の隣にも着席。
なに緊張してるんだ、私(笑)

その後、シンラパーコーン大学サナームチャン・キャンパス前を通り、
終点ナコーンパトムに到着!


07_06


プラパトムチェーディーの北側運河沿いの西寄りに停車しました。
グーグルマップで場所をお知らせしておきます(矢印のポイント)。
時刻は、15:15。

ワット・パイ・ローンウアから実に2時間20分。
さすがにちょっと疲れましたね。


さーて、ナコーンパトムに来たからには寄らないと!


07_07


プラパトムチェーディー

境内には今回も露店が沢山出ています。
お、ナコーンパトム特産のこれも!


07_08


ソムオー(ざぼん)が山と積まれてます。


チェーディーの北側階段を登り、


07_09


鉄道で運ばれて来たというナコーンパトムの県仏に参拝。


ここで力が尽きました。
体調が良ければもっと歩き回りたいんですけどねー。

東門へ回って出たところで何がしかのバンコク方面行きバスに乗りましょう。
…と思い、東門を出るとちょうど目の前で「バンコク! バンコク!」と叫ぶ人あり。

あっ、


07_10


これ幸い。取り敢えず乗っちゃえ~。





<旅費交通費>
ナコーンパトム行きバス:35バーツ
ここまでの合計:492バーツ

※旅は2013年12月25日(水)~26日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


ナコーンパトム

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なぜかThe Mallバーンケー下車 国鉄スパンブリー線と西回り帰路の旅[8]

プラパトムチェーディー東門を出たところに停車しているバスが
ちょうどバンコク行きだとのこと。


08_01


とりあえず乗っちゃいましょう。
間もなく発車。さようなら~ナコーンパトム

時刻は15:39。


08_02


お客さんガラガラだけど大丈夫なんでしょうか? ^_^;)


先ほど外で呼び込みをしていた30代と思しき車掌さんが
運賃徴収に回って来ました。


南バスターミナルまで。

「このバスは行かないんです。バーンケー方面へ行きます。」

あれ? そうなんですか。じゃあどこで降りようかなぁ…。

The Mallバーンケーでいいですか?」

そうしましょう!

ということで42バーツを支払います。


さっき撮影したバス正面の写真を見返したら、
タープラ バーンケー」ってちゃんと書いてあるじゃないですか。
南バスターミナルへ行っても、その後の足に困るのでちょうどいいかな。


そんなこんなでのんびり揺られること1時間半弱で到着しました。


08_03


時刻は、17:03。

目の前には、


08_04


特徴的なフォルムのThe Mallバーンケーが聳えています。
ついでだから寄っていきますか。

連絡歩道橋を歩きつつ、バスが走ってきたペットカセーム通りを見ます。


08_05


高架鉄道の工事がこんなに進んでいたんですね。ビックリですよ。

この時私はBTSがバーンワー駅からここまで延伸してくるんだと
勘違いしていたんですが、
そうではなくてMRTがフアランポーン駅から
延伸してくる路線の工事なんですね。

現時点では2017年に開業予定とか。景色がどんどん変わっていきますなぁ。

変わると言えば、この景色も…。


08_06


うろ覚えですが、初めてThe Mallバーンケーに来た2000年頃には、
このカンチャナピセーク通り側道もこんな綺麗に整備されてなかったような。


The Mall内でチャーイェン(アイスミルクティー)を飲んで一服後、外に出てみると、


08_07


クリスマスの飾り付けですか~。奥に白いツリーが立ってますね。
見えづらいですが、一輪車に跨ったり長い足で闊歩するピエロまでいます ^^


08_08


この時期、大きなショッピングセンターは競い合って
飾り付けやイルミネーションを施すので町が華やかになりますよね。
記念写真を撮りたくなる気持ちもわかります(笑)


さーて、これからなんですが、そう言えばタイ人の友人から、
バーンケーに来ることがあったらぜひ行ってみて欲しいところがある」と
言われていたのを思い出したんですよ。

そこへ向かってみますか。正確な位置が分からないんですが、
ペットカセーム通りを東へ歩けばきっと着くでしょう。

というワケで歩き出しました。時刻は、17:29。


08_09


高架鉄道の工事中の橋脚がニョキニョキ立っていて、
1997年末頃のスクンビット通りを彷彿とさせますね~。





<旅費交通費>
バス:42バーツ
ここまでの合計:534バーツ

※旅は2013年12月25日(水)~26日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


バーンケー

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広さに驚きバーンケー市場 国鉄スパンブリー線と西回り帰路の旅[9]

The Mallバーンケーから歩いて向かうのは、バーンケー市場。

タイ人の友人から「きっと楽しめると思う」と
言われたのを思い出したからなんです。

市場なんてどこにでもあるので大きな期待はしてませんけど、
せっかく近くに来たのもあるし、友人にも「行ってみたよ」と報告できますからね。


ペットカセーム通り左側の歩道をバンコク方面へずんずん歩いていくのですが、
屋台はぽつぽつとあれど、市場が一向に見えてきません。
そうこうしているうちに20分経過。

さすがにおかしいなと思い、どこぞのビルの守衛さんに
バーンケー市場はどこですか? と尋ねてみると、

「反対側ですよ」

えっ!? あっ、本当だ。あっちに屋台街が!
てっきりこちら側にあるかと。思い込みって恐ろしいもんです ^_^;)


歩道橋を渡りながらペットカセーム通りの反対側を眺めると、


09_01


歩道上に延々と続いているではないですか。
かなり規模が大きそう。


09_02


うわぁ、パラソルがびっしり。
これなら雨が降ろうが日差しが強烈だろうが関係なく買い物できますね。


09_03


この市場に潜り込んでいく瞬間ってワクワクしますよね。


09_04


さすがに活気がありそう。

まずはバンコク方面(東側)へ歩いていくと、細い運河に突き当たったところで
屋台の列が途絶えました。

運河沿いに延びる薄暗い路地に入ってみると、


09_05


女性が黙々と花飾りを作成中。売り物なんでしょうね。

で、運河には舟の姿が!
こんなバンコクに近い大通り沿いに舟のある生活が残っているなんて
嬉しいじゃないですか。



ペットカセーム通り沿いの屋台街に戻り、逆方向へ歩いて行きます。
すると途中に奥へと入る路地発見。どうやら市場が広がっているようですよ。
入ってみますか。


09_06


夕方6時なので、さすがに店はあらかた閉まっていますね。
でも広いな。


09_07


薄暗がりに続く濡れた通路にカラフルな蛍光灯…


09_08


それに中国廟が怪しげな雰囲気を醸し出しています。


09_09


市場は一ヶ所じゃないんですよ。こんな規模のものがいくつも隣接しているんです。
今まで多くの市場を歩きましたが、バーンケー市場は間違いなく最大規模です。

灯台もと暗し。これは盲点でした。


さらに奥へと。


09_10


正直言ってちょっと怖い ^_^;)

この左手の市場も、


09_11


もぬけの殻。

映画『チョコレート・ファイター』で主演のアクション女優ジージャーさんが、
夜中の市場でマフィアと闘ったシーンを思い出さずにはいられません。

ここは生鮮市場なんでしょうね。昼前はさぞ活気があるんだろうな。
またそんな賑わっている時間に改めて歩いてみたいです。


さらに奥へと歩くと、


09_12


一軒のビリヤード店が。
地元マフィアや少年抗争グループのアジトになってそうな雰囲気。

…って、アクション映画やバイオレンス映画の観過ぎですね(笑)






<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:534バーツ

※旅は2013年12月25日(水)~26日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


バーンケー市場

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バーンケー市場のバス 国鉄スパンブリー線と西回り帰路の旅[10]

18時過ぎであらかた店終いしたバーンケー市場を
表のペットカセーム通り目がけて戻ります。


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ここもも抜けの殻で淋しい限り。
でも、


10_02


通りに近いところは明るくて、ようやくほっとできましたよ(笑)
ちなみに右手にはスーパーまであります。

で、表に戻ってきました。


10_03


おぉ、市場はこんなふうに活気が無くちゃね~ ^^


10_04


バーンケー市場ペットカセーム通り沿い露店街は、全長450メートル!
長さに加えて人混みで歩くのが大変です。


10_05


みかんを売る店がここでも多く目につきますね。
気候は違えど旬の時期は日本と同じなのが興味深いです。


ん?


10_06


またしても奥へと通じる路地発見。
ここにはアーケードまでありますね。ちょっと入って行ってみますか。

あれ? 奥から強烈な光が近付いてきますよ。あっ!


10_07


なんと、市場の奥からバスが出てきたではありませんか!

アーケードを抜けるとそこには、


10_08


バスが数台停車中。
ここバーンケー市場が始発ターミナルになってるのか。

หนองใหญ่(ノーンヤイ)、บางบอน(バーンボーン)、วัดสิงห์(ワット・シン)。
確認できたのはこの3路線。


10_09


時間帯のせいか、結構短い間隔でどんどん出発して行きます。

こんな路線があったんだー。よし、今度乗ってみよっと(笑)
でも今日のところはもう帰るとしますか。


10_10


露店で見かけたカノム・ブアンを買って帰りましょう。
一日中バスに揺られて、終盤はひたすら歩いたので疲れました。
甘いものを体が欲しています(笑)


さて、帰るとは言ってもどうやって帰ろうかな。

せっかくだから、延伸したばかりのBTSバーンワー駅まで歩いてみるか。
場所を下調べしてないんですが、歩いて行けばそのうち着きますよね?





<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:534バーツ

※旅は2013年12月25日(水)~26日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


バーンケー市場

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