危うく辿り着けないところだったサナームチャン宮殿に入ってみましょう!
入口で入場料を払います。30バーツでした。
ラマ6世が英国留学から帰国後のまだ皇太子だった1907年から
4年の歳月をかけて完成させたというこの宮殿、どんなところなのかな。
ゲートを通り中へと進むと、緑が多くて宮殿と言うより公園といった趣。
穏やかな川が流れてたりして、なんだかヨーロッパの公園っぽくないですか?
私は行ったことのあるニュージーランド・クライストチャーチのエイボン川を
思い出しましたよ。
先へと進むと、子供の賑やかな歓声が聞こえてきました。
あっ、小学校の社会科見学ですね ^^
お先に~。
と向かったその先には、見事な風景が!
川を挟んで両岸に欧風の建物が建っているんですが、
その間を跨ぐかたちで渡り廊下というか橋が架かっているんです。
なんとも美しい!
ラマ6世の英国留学は13歳の時。
幼い心に刻み込まれたヨーロッパの風景が恋しくて再現したかったのかな?
なんて想像してみたり。
こちら側のチーク材で建てられたネオ・クラッシック様式の建物は
マーリーラーチャラッタパンラン宮殿。
で、
川向こうは、仏ルネッサンス様式と英ハーフティンバー様式の折衷建築、
チャーリーモンコンアート宮殿。
マーリーラーチャラッタパンラン宮殿入口から入ってみます。
カバンもカメラも持ち込み禁止なのでロッカーに預け、靴も脱いでの入館。
綺麗に磨かれた木の階段を素足で上るのって気持ちいいもんです ^^
全ての部屋は小ぶりで、それぞれラマ6世に関する品が展示。
さて、いよいよ渡り廊下へ~。
幸いにも他の見学客がいません。
日差しの差し込み具合が絶妙に綺麗な廊下を私一人、歩き出します。
眼下には川の鏡のような水面が。
窓が全開に開け放たれた渡り廊下を左から右へとそよ風が吹き抜けていっています。
物凄く贅沢なひとときを過ごしているような気分になりました。
バンコクのウィマーンメーク宮殿でも感じましたが、
タイの宮殿の見どころは窓際に長く続く廊下にあるように思いますね。
写真を撮れないのが非常に残念ですが、
視覚だけでなく感覚でも味わって欲しいので、
ぜひみなさんに直に行ってこの渡り廊下を歩いていただきたいです。
オススメですよ~。
渡りきった反対側のチャーリーモンコンアート宮殿には、
寝室やシャワー室がありました。
ラマ6世がプラパトム・チェーディー参拝時の宿泊用に建設したとのことなので、
実際にラマ6世がここをお使いになったんでしょうね。
ちなみにサナームチャン宮殿建設にはもう一つ理由があったんです。
それは非常事態時の滞在用途。
ラマ6世在位中には第一次世界大戦が勃発しましたし、
インドシナでの英仏の植民地政策や国内の情勢など、諸々を心配なさっていたんでしょう。
英国留学中に知ったボーイスカウト(ルーク・スア)をラマ6世はタイに導入。
その大人版とも言える「スア・パー」という公務員・民間人からなる民間兵も組織して
このサナームチャン宮殿敷地内で訓練をさせたんだそうな。
ラマ6世の私兵のような性格だったのかもしれませんね。
渡り廊下の帰りは、社会科見学の小学生たちの喧騒の中を通させていただきました。
さっきと打って変わった光景でしたが(笑)、無邪気な子供たちって可愛いもんです ^^
敷地は広くてまだ見どころのありそうなサナームチャン宮殿ではあるものの、
いかんせんコンタクトレンズを入れてない目では良く見えずつまらないので、
この辺で次へと向かうことにします。
時刻は、11:04。
<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:60バーツ
※旅は2011年12月29日に行いました。
入口で入場料を払います。30バーツでした。
ラマ6世が英国留学から帰国後のまだ皇太子だった1907年から
4年の歳月をかけて完成させたというこの宮殿、どんなところなのかな。
ゲートを通り中へと進むと、緑が多くて宮殿と言うより公園といった趣。
穏やかな川が流れてたりして、なんだかヨーロッパの公園っぽくないですか?
私は行ったことのあるニュージーランド・クライストチャーチのエイボン川を
思い出しましたよ。
先へと進むと、子供の賑やかな歓声が聞こえてきました。
あっ、小学校の社会科見学ですね ^^
お先に~。
と向かったその先には、見事な風景が!
川を挟んで両岸に欧風の建物が建っているんですが、
その間を跨ぐかたちで渡り廊下というか橋が架かっているんです。
なんとも美しい!
ラマ6世の英国留学は13歳の時。
幼い心に刻み込まれたヨーロッパの風景が恋しくて再現したかったのかな?
なんて想像してみたり。
こちら側のチーク材で建てられたネオ・クラッシック様式の建物は
マーリーラーチャラッタパンラン宮殿。
で、
川向こうは、仏ルネッサンス様式と英ハーフティンバー様式の折衷建築、
チャーリーモンコンアート宮殿。
マーリーラーチャラッタパンラン宮殿入口から入ってみます。
カバンもカメラも持ち込み禁止なのでロッカーに預け、靴も脱いでの入館。
綺麗に磨かれた木の階段を素足で上るのって気持ちいいもんです ^^
全ての部屋は小ぶりで、それぞれラマ6世に関する品が展示。
さて、いよいよ渡り廊下へ~。
幸いにも他の見学客がいません。
日差しの差し込み具合が絶妙に綺麗な廊下を私一人、歩き出します。
眼下には川の鏡のような水面が。
窓が全開に開け放たれた渡り廊下を左から右へとそよ風が吹き抜けていっています。
物凄く贅沢なひとときを過ごしているような気分になりました。
バンコクのウィマーンメーク宮殿でも感じましたが、
タイの宮殿の見どころは窓際に長く続く廊下にあるように思いますね。
写真を撮れないのが非常に残念ですが、
視覚だけでなく感覚でも味わって欲しいので、
ぜひみなさんに直に行ってこの渡り廊下を歩いていただきたいです。
オススメですよ~。
渡りきった反対側のチャーリーモンコンアート宮殿には、
寝室やシャワー室がありました。
ラマ6世がプラパトム・チェーディー参拝時の宿泊用に建設したとのことなので、
実際にラマ6世がここをお使いになったんでしょうね。
ちなみにサナームチャン宮殿建設にはもう一つ理由があったんです。
それは非常事態時の滞在用途。
ラマ6世在位中には第一次世界大戦が勃発しましたし、
インドシナでの英仏の植民地政策や国内の情勢など、諸々を心配なさっていたんでしょう。
英国留学中に知ったボーイスカウト(ルーク・スア)をラマ6世はタイに導入。
その大人版とも言える「スア・パー」という公務員・民間人からなる民間兵も組織して
このサナームチャン宮殿敷地内で訓練をさせたんだそうな。
ラマ6世の私兵のような性格だったのかもしれませんね。
渡り廊下の帰りは、社会科見学の小学生たちの喧騒の中を通させていただきました。
さっきと打って変わった光景でしたが(笑)、無邪気な子供たちって可愛いもんです ^^
敷地は広くてまだ見どころのありそうなサナームチャン宮殿ではあるものの、
いかんせんコンタクトレンズを入れてない目では良く見えずつまらないので、
この辺で次へと向かうことにします。
時刻は、11:04。
<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:60バーツ
※旅は2011年12月29日に行いました。