タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ノンタブリーで運河のある生活を見たい!<2010年>

ワット・タキアン水上マーケット ノンタブリーで運河のある生活を見たい![6]

運河沿いを歩いて、ワット・タキアン水上マーケットに到着!


でも、さすがに月曜日なので舟の数は少ないですね。


ワット・タキアン水上マーケット


物売りの舟は、この2艘だけ。

でも水上マーケットってたいていは土日のみの開催。
ここワット・タキアン水上マーケットは毎日やってるんです。
貴重な存在ですよね。

時間はだいたい9時から17時だとか。


東端から水上マーケット全体を眺めてみます。


ワット・タキアン水上マーケット


舟で来ている買い物客もいることにビックリ!


このワット・タキアン水上マーケットは、まだあまり知られていないようですね。
それもそのはず、正式オープンは2009年11月2日。まだ1年しか経ってないんです。


かつてはバーン・クーウィエン運河も舟の物売りで賑わっていたとか。

ワット・タキアンのルアン・プーイェームというお坊さんが、
そんなかつての光景を今の人にも見てもらいたいと、
そして近隣住民や低所得の人に収入を得る道を提供したいと思い、
この水上マーケットをオープンさせたのです。


今日はちょっと閑散としてますが、土日はもっと賑わっている模様。
たぶんオープン当時の頃だと思いますが、このサイトにそんな様子が
よく伝わる素晴らしい写真が掲載されています。


さて、あちら側に行くために橋を渡ります。
その先にあったのがお寺の正門。


ワット・タキアン水上マーケット


私はその手前の細い道から水上マーケットへ。


やっぱり休みの多い陸上部分の店舗を抜けて、
舟のいるところへ辿り着きました。


ワット・タキアン


何を売ってるんだろ?

近くへ行って覗いてみますか!




<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計: 26バーツ

つづく・・・


※旅は2010年11月1日(月)に行いました。


ワット・タキアン水上マーケット





水上マーケットでランチ ノンタブリーで運河のある生活を見たい![7]

ワット・タキアン水上マーケットで物売りの舟を覗きます。
何か揚げている様子。

それ、何ですか?


カーオ・マオ・トートを売る舟


「バナナだよ。こっちはカーオ・マオ・トート。」


カーオ・マオ・トート??


「中にはバナナが入ってるよ。」


へぇ~、初めて見ました。試しに食べてみますか。
おばさんから受取ります。値段は20バーツ。


じゃ、早速~。


カーオ・マオ・トート


バナナ本体は、天かすみたいなのの下に埋まってます(笑)
ほじくり出して口に運んでみると、おぉ、ココナッツ風味で美味しい!

どうやら「クルアイ・カイ」という種類のバナナを使っているようで、
日本で一般的なバナナと全然違い、しっかりした味なので、これはイケます!


カーオ・マオとは、成熟する前の米を潰して平たくしたものだとか。

バナナ表面に、トウモロコシ粉+米粉+ココナッツなどを混ぜたものを付け
さらにココナッツ+カーオ・マオ+砂糖などでできたコロモで包み、
揚げるとカーオ・マオ・トートの出来上がり。

かなり昔から食べられているタイ・スイーツのようです。


ちなみにカーオ・マオの「マオ」の由来は、
アホム語で「たたく・潰す」の意味の「マーン」だとの説が有力だとか。

アホム族とは、冨田辞書によれば、800年前にインドのアッサム地方に
移住したタイ族の一族。

なんともアジア大陸のダイナミズムと大きな歴史を背負ったスイーツではないですか!


さて、時刻は11時半をまわってます。
昼もここで取ることにしましょう!


クイッティアオを作っている舟に近寄ります。


クイッティアオを売る舟


舟とは言っても、運河には浮いてなくて地上に置いてあるんですけどね(笑)


センレックのナムトックとトムヤムを注文。
各15バーツ也。安い! 10年前のお値段です!


クイッティアオ・ナムトック&トムヤム


うん、どちらも合格点! 美味しいに十分カテゴライズできます!




<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計: 26バーツ

つづく・・・


※旅は2010年11月1日(月)に行いました。


ワット・タキアン水上マーケット




ワットタキアン水上マーケットの陸上ゾーン ノンタブリーで運河のある生活を見たい![8]

ワット・タキアン水上マーケットの1杯15バーツのクイッティアオは、
こんな雰囲気の中で食べました。


クイッティアオ屋の前


運河端すぐのところに、こんな感じでテーブルが並んでいて
近隣住民の方々と思しきグループが昼食を取っています。

この後、どう見てもどこかのオフィスから昼休みを利用してやってきた風の
男女のグループも。ナコーン・イン通り沿いの車のディーラー辺りでしょうかね。


そんな感じで観光客皆無のなーんともローカルな雰囲気。
ま、平日ですからね。


クイッティアオを平らげ、陸上部分の店舗(ほとんど休み 汗)を覗いていて
コーヒー屋を発見。


ターイ姉さんの古式コーヒー


看板には「ターイ姉さん 古式コーヒー」と。


ちょうどコーヒーを飲みたい気分だったので
ホット・コーヒーを注文。10バーツ也。


が、出てきたものは、インスタントでは・・・? (-_-;)

もしかしたらレギュラーか、いやそんな感じはしませんねぇ。
でもミルクと砂糖どっさりなので、正直コーヒーの味が良くわからんのです(汗)


ま、これはこれとして、タイ式コーヒーとして楽しめばいいんですよねっ!


南タイ式(?)にお茶も一緒に出してくれるところが嬉しいです。


運河を眺めながらそんなコーヒーを味わっていると、
うおっ、


ワット・タキアン水上マーケットの犬


そんなつぶらな瞳で見つめないでくださいな(汗)


さて、散策を続けましょう。
もう少し奥の陸地部分にも店が続いてました。


ワット・タキアン水上マーケットの陸地部分


大きな屋根の下に野菜、果物、調味料、お坊さんへの供物…などのお店が。
今日は閑散としてますけど、土日にはもっと賑わうんでしょうね。


そこを通りぬけ、さらに奥に見える本堂も見てみますか!


時刻は12:05。




<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計: 26バーツ

つづく・・・


※旅は2010年11月1日(月)に行いました。


ワット・タキアン水上マーケット




あっと驚くワットタキアン本堂 ノンタブリーで運河のある生活を見たい![9]

マーケットを抜けて本堂の前に来ました。

実は事前にここワット・タキアン本堂のけったいな姿を知っていたんですが、
いざ実物を目の前にすると、唖然としてしまいます・・・


ワット・タキアン本堂


虎と竜を従えた本堂~。


何か仏教説話と関係があるんでしょうか?(汗)


あんぐり開いた虎の口の中を覗いてみると、
「入口 靴を履いたままで下りてってください」
と書いてあるではないですか!


な、なんだ? 下に何かあるのか??


吸い込まれるように入って行ってみると・・・


ワット・タキアン本堂の下


なんだ、ここは!?

ひんやりと涼しくて、チョロチョロと水の流れる音がしてます。
どうやら人工的に池が造ってある様子。


壁に沿って、牛やら馬やら犬やら猫やらに跨った人の像が並んでいます。
中には、さすがにこんな動物にわざわざ跨る必要はあるのか?ってのも・・・


豚に跨る人の像


その他、動物ではない、ここで写真をUPすると楽天さんに
ブログ自体を削除されそうなモノに跨ったのまで(汗)

ちょっとシュール過ぎて背筋に寒さを感じ始めました。


中央に目を移すと・・・
だ、誰!?


誰?


満面の笑みで「世界に広げよう友達の輪、輪っ!」している姿が、
かえって恐ろしいです!(>_<)


一番奥から全体を眺めると


ワット・タキアン本堂下の別世界


こんな別世界が、本堂の下にあるとは予想だにしませんでした。
しかし、ごめんなさい。私には怖いです。

そそくさと外に脱出しようとすると、入口近くの正面に
人が座ってお参りをしていました。

どうやら高僧が祀られているようです。
顔写真が祭壇にありましたので。


出口は、竜の口。


すっかり晴れた青空、強い日差しを浴びて、
正直ホッとした私でした・・・。


さて、そろそろワット・タキアンを後にするか。


時刻は、12:15。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計: 26バーツ

つづく・・・


※旅は2010年11月1日(月)に行いました。


ワット・タキアン




ノンタブリー行きソンテオ ノンタブリーで運河のある生活を見たい![10]

さて、ワット・タキアンを後にすることにしましょう。

実はさっき、古式コーヒー屋の女性店主さんに
ここにはソンテオ路線はないのかと尋ねたんです。
すると、

「ありますよ。ノンタブリー…ターナム・ノンまで行きます。
 お寺の前から出てますよ」

とのこと。

ターナム・ノンとは、ノンタブリー船着き場のことです。
どうせだからそのソンテオに乗って帰ってみますか。


正門前に行くとちょうど逆行きのソンテオが停車中。
運転手に尋ねると、暫くしたらやって来るからここで待ってな、と。

ワット・タキアンが終点ではないんですね。

バンコク・ノーイ運河沿いにあるワット・ボート・ボンが終点。
そこからワット・タキアン→ナコーン・イン通り→ラマ5世橋→
ノンタブリー市場→ノンタブリー船着き場を結んでいる模様。


待つこと10分弱。来ました!


ノンタブリー船着き場行きソンテオ


1026番と路線名が書かれています。

乗り込むとすぐに出発!
時刻は、12:34。


橋の上から見えるワット・タキアン水上マーケットに別れを告げます。


なんだ、ちゃんとした道があるじゃないですか。
でも「けもの道」に入り込んだお陰でワット・スィンも運河沿いの風景も
見れましたし、まぁいっか。

このまますぐにナコーン・イン通りに出るものと思いきや、
ソンテオは左折し、ジャングルみたいな風景の中に
くねくねと突き進んで行くではないですか!

本当にノンタブリー船着き場に行くのか!?

一抹の不安を感じながらも車窓を眺めます。


土嚢が積んであります


道沿いには、土嚢が積んである箇所も。

この日11/1は、まだ洪水の被害が続いていましたから、
バンコク・ノーイ運河などの氾濫を警戒してのことなんでしょうね。


あまりにもくねくね走るもんだから方向感覚を失っていると、
ようやくひょこっとナコーン・イン通りに頭を出しました。


ナコーン・イン通りに出ます


安堵しているうちにラーチャプルック通りとの交差点を通過。
BRT終点のある通りを進んでくると、ここに出るんですね。


ソンテオはそのままナコーン・イン通りを進み、
ラマ5世橋チャオプラヤー川を渡ります。
やっぱり多摩川より何倍も広いな~(笑)

左折すると急に車窓が賑やかになりました。
さらに左折すると見覚えのある風景に。

おぉ、ノンタブリーの市場です!


ソンテオはそのまま突き進み、時計塔のロータリーをくるっと回って停車。
ノンタブリー船着き場の終点です!


ノンタブリー船着き場に到着したソンテオ


いくらか運転手に尋ねると、「どこから?」と。
乗った場所によって運賃が違うんですね。

ワット・タキアン~ノンタブリー船着き場は、10バーツでした。

時刻は13:01。
30分弱で到着したんですね!





<交通費>
ソンテオ:    10バーツ
ここまでの合計:36バーツ

つづく・・・


※旅は2010年11月1日(月)に行いました。


ワット・タキアン~ノンタブリー船着き場




 
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