Jibtai Cafeでカイガタを食べた後は、
ついでなので横のワット・サミアンナーリーも見ておきましょう。
大理石でできた大きな本堂が威容を放っています。
が、お堂入口までの床も大理石製。灼熱の日差しに晒されているものだから
アチッ! アチッ! っと飛び跳ねながら歩くことに。
タイの立派なお寺ではよくあることです ^_^;)
内部にはもちろんこちらも立派なご本尊様もあるんですが、
私が興味を持ったのは、
入口の木彫りの扉に金色の彩色を施す作業風景。
ってことはこの本堂、できたてのホヤホヤなのかな?
そもそもこのお寺の創建は1857年。
王室財産局の書記を務める王族の女性が建てたのだそうです。
で、同じ職位を引き継いだ娘さんもやはりこのお寺の
建設を継続したのでした。
そんなことから元はワット・ケーラーイという名称だったのが1979年に
「女性書記の寺」の意味のワット・サミアンナーリーに改称されました。
さらに境内の奥へと進むと、
やや古めの仏堂がもう一つ建っています。
ガネーシャ像やラマ5世像のある正面を過ぎて右横へ出ると、
地下への入口が口を開けて待っているじゃあないですか。
これは下りてみないわけにはいきません。
コンクリート製の階段を下り左に直角に曲がると、
また階段で少し上に登るようになっていて、
なんと、仏堂の中を地下から眺められるようになっていたのでありました。
つまり仏堂の中が前部と後部の2つにこの通路で分断されているんです。
なぜこんなことになっているんだろう???
ネットで調べたんですが理由は分からず終いでした。
奇妙に思いながら、反対側の階段で地上に出ると、
目の前にあった受付台に座るおじさんとおばさんが
「こっちは入口だよ。反対側から出なさい」と。
あちゃー、私は出口から入ったということか。
そそくさと戻って反対側から地上に出たのでした ^_^;)
実はこのお寺、幽霊の噂で有名なんですよ。
私も帰国後に情報を調べていて初めて知ったんですが。
以前からタクシー運転手の間で噂になっていたんだそうです。
深夜に黒い服の2人の女性を乗せて行き先のワット・サミアンナーリーに
着くと2人とも車内から忽然と姿を消したというもので…。
最近もこんな話が出回りました。
ある若い男性が盛り場で飲んだ後、夜中の3時頃にラチャダー通りを
車で走っていると、黒い服を着た2人の女性が手を振るのが見えました。
タクシーを呼んでいるのかとバックミラーを見ても他に走っている車はいません。
2人とも美人だったので下心もあって乗せてあげることに。
どこに行きたいのか尋ねると、ワット・サミアンナーリーとのこと。
一人が助手席、もう一人が後部座席に座りますが、
男性が色々と話を振っても悲しげな顔をしたままで
話に乗ってくれません。
ああ、きっとワット・サミアンナーリーへ親類の葬儀の手伝いに
行くんだな、と思った男性は気を遣って話しかけるのをやめました。
そうするうちに車は国鉄の線路を渡ってワット・サミアンナーリーの
目の前まで来ました。右折しようと右へ顔を向けながら
「どの辺で降りますか?」と尋ね、女性のほうを振り返ると、
そこに2人の姿はなかったのです。
仰天した男性が車を止めて降り、辺りを見回すと…
国鉄の線路上に上半身だけの姿の2人が。
這いながらこちらに向かってくるではないですか!
男性が次に気が付いたのは、病院のベッドの上でした。
どうやら気絶していたようです。
…とのこと。
男性は嘘ではないとラジオに出演して語ったのだそうですよ。
どうもワット・サミアンナーリー前の線路で葬式に向かう途中の
女性2人の乗ったバイクが列車に衝突し、2人とも轢死して
成仏できずに化けて出るという噂が随分前からあるようで…。
きっとその現場であろう遮断器もない踏切を渡って
高速道路が上を走るウィパワディーランシット通りに出ます。
今日ラストのカイガタが食べられる店に向かいますよ~。
歩道橋で反対側に渡り、やってきた29番バスに乗車。
時刻は、14:38。
これでセントラル・ラートプラオまで行きます。
次の店はラートプラオ通り沿いにあるので、
そこでバスを乗り換えようと。
で、降ろされたのはセントラル・ラートプラオのずーっと手前 -_-;)
時刻は14:43。
屋根付きの歩道から駐車場入口の横を通り、
6分歩いてようやくセントラルの正面に出ました。
パホンヨーティン通り側の歩道橋に上り、
ユニオンモール前の階段を下りてバス停で待つと、
すぐに191番バスがやって来ました。
よくわからないけどまあいいや。乗っちゃえ!
座席に着いてふうっと一息。
が、バスは非情にも左折してラートプラオ通りに入らず、
ぐるっと右旋回してなんとさっき来たウィパワディーランシット通りを
北上し始めるじゃないですか!
そっちじゃなーーーい (T_T)
<旅費交通費>
29番バス:13バーツ
191番バス:6.5バーツ
ここまでの合計:87.5バーツ
※旅は2016年5月23日(月)に行いました。
<参考>
ธรรมะไทย "วัดเสมียนนารี"
TNEWS "โคตรช็อก!! ชายหนุ่มเล่าเรื่องเจอผีผู้หญิงในตำนาน หน้าวัดเสมียนนารี",2016年7月23日付
pantip.com "ใครมีข้อมูล ผีสาวผู้หญิงชุดดำที่วัดเสมียนนารี บ้างครับ"
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく
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◇ 入門 ◇
『CD付き らくらく話せる! タイ語レッスン』ナツメ社
◇ 中 級 ◇
『中級タイ語総合読本』白水社
◇ 上 級 ◇
『タイ語上級講座 読解と作文』めこん</
ついでなので横のワット・サミアンナーリーも見ておきましょう。
大理石でできた大きな本堂が威容を放っています。
が、お堂入口までの床も大理石製。灼熱の日差しに晒されているものだから
アチッ! アチッ! っと飛び跳ねながら歩くことに。
タイの立派なお寺ではよくあることです ^_^;)
内部にはもちろんこちらも立派なご本尊様もあるんですが、
私が興味を持ったのは、
入口の木彫りの扉に金色の彩色を施す作業風景。
ってことはこの本堂、できたてのホヤホヤなのかな?
そもそもこのお寺の創建は1857年。
王室財産局の書記を務める王族の女性が建てたのだそうです。
で、同じ職位を引き継いだ娘さんもやはりこのお寺の
建設を継続したのでした。
そんなことから元はワット・ケーラーイという名称だったのが1979年に
「女性書記の寺」の意味のワット・サミアンナーリーに改称されました。
さらに境内の奥へと進むと、
やや古めの仏堂がもう一つ建っています。
ガネーシャ像やラマ5世像のある正面を過ぎて右横へ出ると、
地下への入口が口を開けて待っているじゃあないですか。
これは下りてみないわけにはいきません。
コンクリート製の階段を下り左に直角に曲がると、
また階段で少し上に登るようになっていて、
なんと、仏堂の中を地下から眺められるようになっていたのでありました。
つまり仏堂の中が前部と後部の2つにこの通路で分断されているんです。
なぜこんなことになっているんだろう???
ネットで調べたんですが理由は分からず終いでした。
奇妙に思いながら、反対側の階段で地上に出ると、
目の前にあった受付台に座るおじさんとおばさんが
「こっちは入口だよ。反対側から出なさい」と。
あちゃー、私は出口から入ったということか。
そそくさと戻って反対側から地上に出たのでした ^_^;)
実はこのお寺、幽霊の噂で有名なんですよ。
私も帰国後に情報を調べていて初めて知ったんですが。
以前からタクシー運転手の間で噂になっていたんだそうです。
深夜に黒い服の2人の女性を乗せて行き先のワット・サミアンナーリーに
着くと2人とも車内から忽然と姿を消したというもので…。
最近もこんな話が出回りました。
ある若い男性が盛り場で飲んだ後、夜中の3時頃にラチャダー通りを
車で走っていると、黒い服を着た2人の女性が手を振るのが見えました。
タクシーを呼んでいるのかとバックミラーを見ても他に走っている車はいません。
2人とも美人だったので下心もあって乗せてあげることに。
どこに行きたいのか尋ねると、ワット・サミアンナーリーとのこと。
一人が助手席、もう一人が後部座席に座りますが、
男性が色々と話を振っても悲しげな顔をしたままで
話に乗ってくれません。
ああ、きっとワット・サミアンナーリーへ親類の葬儀の手伝いに
行くんだな、と思った男性は気を遣って話しかけるのをやめました。
そうするうちに車は国鉄の線路を渡ってワット・サミアンナーリーの
目の前まで来ました。右折しようと右へ顔を向けながら
「どの辺で降りますか?」と尋ね、女性のほうを振り返ると、
そこに2人の姿はなかったのです。
仰天した男性が車を止めて降り、辺りを見回すと…
国鉄の線路上に上半身だけの姿の2人が。
這いながらこちらに向かってくるではないですか!
男性が次に気が付いたのは、病院のベッドの上でした。
どうやら気絶していたようです。
…とのこと。
男性は嘘ではないとラジオに出演して語ったのだそうですよ。
どうもワット・サミアンナーリー前の線路で葬式に向かう途中の
女性2人の乗ったバイクが列車に衝突し、2人とも轢死して
成仏できずに化けて出るという噂が随分前からあるようで…。
きっとその現場であろう遮断器もない踏切を渡って
高速道路が上を走るウィパワディーランシット通りに出ます。
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歩道橋で反対側に渡り、やってきた29番バスに乗車。
時刻は、14:38。
これでセントラル・ラートプラオまで行きます。
次の店はラートプラオ通り沿いにあるので、
そこでバスを乗り換えようと。
で、降ろされたのはセントラル・ラートプラオのずーっと手前 -_-;)
時刻は14:43。
屋根付きの歩道から駐車場入口の横を通り、
6分歩いてようやくセントラルの正面に出ました。
パホンヨーティン通り側の歩道橋に上り、
ユニオンモール前の階段を下りてバス停で待つと、
すぐに191番バスがやって来ました。
よくわからないけどまあいいや。乗っちゃえ!
座席に着いてふうっと一息。
が、バスは非情にも左折してラートプラオ通りに入らず、
ぐるっと右旋回してなんとさっき来たウィパワディーランシット通りを
北上し始めるじゃないですか!
そっちじゃなーーーい (T_T)
<旅費交通費>
29番バス:13バーツ
191番バス:6.5バーツ
ここまでの合計:87.5バーツ
※旅は2016年5月23日(月)に行いました。
<参考>
ธรรมะไทย "วัดเสมียนนารี"
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◇ 入門 ◇
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◇ 中 級 ◇
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