ワット・ウォーラチャンからターチーン川(スパンブリー川)
を渡った先には、


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鬱蒼とした茂みの中に2つの祠が。

前回の「宝くじに当たる5大願掛けスポット巡り」で祠を調べた今では
一本柱の右が「土地神の祠」(サーン・ジャオティー)で
四本柱の左が「爺婆の祠」(サーン・ターヤーイ)
であることが一目瞭然なのですが、この時はそうとは露知らず ^_^;)

爺婆の祠には木の根っこのゴツイ塊がご神体として
安置されてました。


その背後に見える高床式木造家屋は、僧坊のようでです。

ということはここはもう、
コウモリ寺ことワット・プラーウ(วัดพร้าว)ってことか。


僧坊の間を縫って歩くと広いところに出ました。


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ワット・プラーウで間違いない!
時刻は、12:05。

グーグルマップで場所をお知らせしておきます。

左に見える変わった屋根の仏堂(?)が特徴的ですね。
ビルマ様式を模したということのようですよ。

寺自体はアユタヤ時代の創建だとか。


案内板を見ると、この左手に「ワン・カーンカーウ」(วังค้างคาว)と。
コウモリ宮」ってな感じでしょうか?

どうやらそこっぽいので行ってみましょう!


歩いて行くと鬱蒼とした森が現れました。


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でも森に到達する前から既にギーエギーエという
騒がしい鳴き声の大合唱が聞こえてきてたんですが…。


ここから先は、コウモリ嫌いの人要注意です。


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おぉー、いたいた。
分かりますか?


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木々には無数のコウモリが密集して逆さまにぶら下がっています。
数千、下手したら万はいるんじゃないでしょうか。


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遠目には枯葉にも見えるかもしれませんが、
もっと寄ってみると、


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間違いないです。
鳴き声が物凄いので間違えようはないんですけどね(笑)

あとは、コウモリの糞の臭い!
長居したら体に悪そうなレベルですよ。

かのエボラ出血熱も感染源はコウモリが有力視されているそうですし、
狂犬病その他さまざまな病原菌を持っている危険があるので、
糞も含めてコウモリにはあまり接触しないほうが良さそうです。

しかし真っ黒な体なのに陽の当たるところにいて
暑くないんだろうか?

というか、コウモリって昼間は寝ているものだと思ってたんですが
そうでもないんですね。


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飛んでるし…。

ここのはカーンカーウ・メーガイ(ค้างคาวแม่ไก่)、
訳すと「雌鶏コウモリ」と呼ばれるオオコウモリの一種。
世界一大きなコウモリの部類のようです。

ちなみに主食は、果実。
襲われる可能性は、低そうです ^_^;)


ふと足元を見ると、


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ありゃま。
これだけ無数にいれば、命を落とすのもいますよね。


ついでなので寺も見ておきますか。


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いかにも地方の寺って感じでのどかです。
コウモリの鳴き声さえなければ。


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あれ、あそこにもたくさんぶら下がってるではないですか。

下まで近寄ってみると、


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ここにも「コウモリ宮」との看板が。


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なぜこのワット・プラーウにだけ、
コウモリがこんなに集まってるんでしょうね。
不思議です。

いつまでもコウモリを見上げてても仕方がないので(笑)、
スパンブリー市街地に戻るとしますか。



<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:180バーツ

※旅は2015年2月23日(月)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ワットプラーウ

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