オンヌット・ソイ7入口から乗った4番ソンテオは、
オンヌット通りを東へと走っていきます。

ボーッと車窓を眺めていると、場違いな景観の一角が
目に飛び込んできました。

あっ! あれってネットで情報を見かけたことがあるぞ。
こんなところにあったのか。

さてどうする。
下車して寄ってみるか、このまま通り過ぎるか。

しばらく走ってから、ようやく決心。
ブザーを押してソンテオを止めます。

かなり歩いて戻らなきゃ ^_^;)


運河にかかる橋を渡り、やっとこさ戻ってきました。


05_01


じゃーん。

オンヌットの郊外な街並みの中に突如現れたイギリス風建物群。

ピカデリー・バンコク(Pickadaily Bangkok)という
コミュニティ・モールなのです。

オープンは、2013年の11月。
この時点でほぼ1年経っていますが、
どんなもんだか入ってみましょう。

時刻は、11:12。


05_02


うお、予想以上に本格的じゃないですか!

「English Old Town」がコンセプトだそうですが、
しっかり雰囲気が出てますよ。


ふと右手に目をやると、


05_03


ツルハ・ドラッグが。

さらに正面の1階にはイオンのスーパー、マックスバリュが入店。
その奥には日本食店も。

さすがに店の顔ぶれまでは英国一色ではないんですね ^_^;)


05_04


奥もいい感じです。


ただ… お客さんが少なすぎ。今日は日曜日だよな?
とカレンダーを思わず確認したほどの閑散っぷり。

そんな不安に拍車をかけるのが、


05_06


オープン1年足らずで早くもゴーストタウン化しつつある悲惨な光景。

こんなに本格的なのに何がいけなかったんだろう?
とりあえず2階にも上ってみますか。


05_05


景色は素晴らしいんだけどなー。

テナントに目を向けると、


05_07


つわものどもが夢のあと状態 (T_T)

もちろん2階にも営業している店舗はあるんですよ。
音楽教室、時計店、マッサージ店、レストランなどが。
でもテナントは歯抜け状態ですね。


05_08


がらーーん。


ここの事業主は、不動産ディベロッパーのアリヤ・プロパティー社

戸建てやコンドミニアムの開発販売では実績があるものの、
ショッピング・モール開発は、ここが初めてだったみたいです。

オンヌット駅周辺のロータス&BIG Cとシーナカリン通りの
シーコン・スクエアに挟まれて客を奪われているせいかなとも
思ったんですが、それなら同様にエンポリアム&エムクオーティエと
ラマ4世通りのロータス&BIG Cに挟まれたKヴィレッジの盛況ぶりが
説明つきません。


両者で何が違うんだろう…。

構造かな。

Kヴィレッジにも中庭がなくはないけど、
導線はほとんど外を歩かなくていいようにできていますよね。
しかも通路も広くできています。

ピカデリー・バンコク
も通路の多くは屋根のあるところに
配置されていますが狭いし、見た目で野外を歩かなければならない
イメージを持たれてしまうのかも。

日差しが強くスコールの多いタイでは致命的ということでしょうか。

でもひょっとしたら夕方以降には、
そこそこ賑わうのかもしれませんけど。


05_09


いずれにしても、せっかくこれだけ立派で素晴らしく造ったのに
この程度の集客ではもったいない!


中庭入口に建つ三角屋根の店に行ってみますか。


05_10


ここは、カフェ。
あまりにも可哀想すぎるので、ちょっとはお金を落としていこうかと。


05_11


お客さんが私以外ゼロな店内でコーヒーを味わいながら
再び考えてみます。どうやったらお客さんが集まるか?

この景観を活かさない手はないですよね。

そうだ。コスプレイヤーのメッカにしたらどうでしょう?
コスプレしての撮影にもってこいのスポットだと思いませんか。

空きテナントは、更衣室やロッカー、
それに撮影用にバロック風、メルヘン風、教室風な部屋に改装して、
コスプレ好きさん達を集めると。

MBK前に休日になると集まっているのを見かけますが、
あれをごっそりここへ誘致できたらいいんじゃないですかねー。

でもそれだけだと土日だけになってしまうので、
外国語学校や学習塾を誘致すれば、平日も集客できそう。

…などと好き勝手に
あれこれ空想したのでありました ^_^;)




<旅費交通費>
ソンテオ:7バーツ
ここまでの合計:14バーツ

※旅は2014年10月19日(日)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ピカデリーバンコク

よろしければ下記バナーのクリックをお願いいたします。
ブログを書く励みになります m(_ _)m

タイ・ブログランキング  にほんブログ村 旅行ブログ タイ旅行へ




★★★お薦めのタイ語学習書★★★

     ◇ 初 級 ◇
    
『あなただけのタイ語家庭教師』 (CDブック)国際語学社

      ◇ 中 級 ◇
    
『中級タイ語総合読本』白水社

      ◇ 上 級 ◇
    
『タイ語上級講座 読解と作文』めこん