プラカーン廟西側目の前には国鉄線路の踏切があり、
その向こう側には、ロッブリーのシンボルとも言える
プラプラーン・サームヨート(พระปรางค์สามยอด)が聳えています。
行ってみましょう。
入口階段を上った左にチケット売り場がありました。
タイ人10バーツ
外国人50バーツ
との料金表示が。
外国人です、と告げると、受付の男性がキョトンとした顔をして、
「タイ人じゃないの? どこの人? なんでタイ語話せるの?」
とまたまたお決まりのパターン(笑)
バンコクでタイ語を学んだことがあるんですと、
これまたいつもの説明をすると興味を持ったようで、
わざわざ小屋から出てきてロッブリーの見どころを
親切にも色々と教えてくれました。
「ミュージアムには行った? 素晴らしいからぜひ行ったほうがいいよ」
そこまで言うなら後で寄ってみますか。
これが外国人用チケット。
プラプラーン・サームヨートとは「三頂仏塔」の意味。
案内板によると12世紀、クメール王国最盛期の王ジャヤヴァルマン7世に
よってバイヨン様式で建てられた大乗仏教寺院なのだとか。
大乗仏教とは意外ですね。
で、3つの仏塔の前側に17世紀、アユタヤ王朝のナーラーイ王が
仏堂を後付けで建てたのだそうで。
確かにこの右側の仏堂の壁は3つの仏塔と石材が違って見えますもんね。
うわっ、ここにも猿がうじゃうじゃ。
親猿が子猿の毛づくろいをしています。
かわいいなー。
さすがに学習して、飛びかかられないように間合いを取って観察(笑)
見事なクメール寺院遺跡が目の前にあるというのに、
私の興味はもっぱら猿たちに注がれたのでした。
南側を眺めたところ。柵上にも猿が。
ちなみに左端がさっきのプラカーン廟。
その前のクリーム色の門には「ナーラーイ王陸軍基地」との文字が。
この数百メートル東に基地ができた時に建てられたんでしょう。
1937年との銘板がはめられていました。
目の前を真っ直ぐ南へ行くとロッブリー駅です。
お、こっちにも親子猿が ^^
ロッブリー中心部には、主にナーラーイ・マハーラート通り沿いに
4つの大群と4つの小群の計2千匹の猿が生息しているそうです。
そんな中、今年7月にロッブリーの猿保護団体が、
「当局が猿を多数捕獲したために生息数が減った」とマスコミに訴える
出来事がありました。
対して当局は、捕獲したのは苦情が寄せられたケースだけで、
凶暴な性格の50匹程度。ロッブリー動物園に移送して森に放すか協議中、
との説明でした。
でも住民からも目に見えて猿の数が減ったとの声もあり、
ちょっとした疑惑に発展しているようです。
これだけ数が多いと交通事故に遭ったり、電線を噛んで感電死したり、
犬に襲われて大けがを負ったりする猿も毎年多く出るそうで。
さらに住民の物を盗んだり、体を噛んだりするので
中には頭に来て猿目がけて発砲する人もいるんだとか。
人と猿の共存はなかなか難しいようですね。
猿目当てで訪れる観光客の存在が、なんとか今の状態を
保たせている側面もあるようです。
こらっ、イタズラが過ぎると捕まっちゃうぞ(笑)
プラプラーン・サームヨートを後にして、
ナーラーイ・マハーラート通り沿いに西へ歩いてみます。
ところどころで猿を見かけますね。
あっ、左手にも遺跡が。
遺跡前の路地に入っていきます。
案内板には、プラーンケーク礼拝所(เทวสถานปรางค์แขก)と。
プラーンケークは訳せば「インド人の塔」ってなところでしょうか。
元は10世紀に建てられたバラモン・ヒンドゥー教施設だったのを
17世紀のナーラーイ王時代に修改築されたものだとか。
こんな遺跡が旧市街に点在しているんでしょうね~。
お、頭上の電線に猿が一匹。
少ないけどこの辺にもいるのか。
路地をそのまま南下すると、商店街に。
振り返ってみます。
町に溶け込んだ遺跡ってものいいもんですね。
ちなみに私の左手には、
市営生鮮市場が。
路地沿いに長く続く市場で結構賑わっています。
ところで、ミュージアムはどこにあるんだろう。
たぶんそろそろ近いはずなんですが。
時刻は10:48。
<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:50バーツ
※旅は2014年6月19日(木)に行いました。
<参考>
Post Today "ร้องลิงลพบุรีกว่า2พันตัวถูกจับหายปริศนา" 2014年7月14日付
Post Today "ลิงลพบุรีชะตากรรมวันนี้ช่างน่าเศร้า" 2014年7月18日付
つづく
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく
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その向こう側には、ロッブリーのシンボルとも言える
プラプラーン・サームヨート(พระปรางค์สามยอด)が聳えています。
行ってみましょう。
入口階段を上った左にチケット売り場がありました。
タイ人10バーツ
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との料金表示が。
外国人です、と告げると、受付の男性がキョトンとした顔をして、
「タイ人じゃないの? どこの人? なんでタイ語話せるの?」
とまたまたお決まりのパターン(笑)
バンコクでタイ語を学んだことがあるんですと、
これまたいつもの説明をすると興味を持ったようで、
わざわざ小屋から出てきてロッブリーの見どころを
親切にも色々と教えてくれました。
「ミュージアムには行った? 素晴らしいからぜひ行ったほうがいいよ」
そこまで言うなら後で寄ってみますか。
これが外国人用チケット。
プラプラーン・サームヨートとは「三頂仏塔」の意味。
案内板によると12世紀、クメール王国最盛期の王ジャヤヴァルマン7世に
よってバイヨン様式で建てられた大乗仏教寺院なのだとか。
大乗仏教とは意外ですね。
で、3つの仏塔の前側に17世紀、アユタヤ王朝のナーラーイ王が
仏堂を後付けで建てたのだそうで。
確かにこの右側の仏堂の壁は3つの仏塔と石材が違って見えますもんね。
うわっ、ここにも猿がうじゃうじゃ。
親猿が子猿の毛づくろいをしています。
かわいいなー。
さすがに学習して、飛びかかられないように間合いを取って観察(笑)
見事なクメール寺院遺跡が目の前にあるというのに、
私の興味はもっぱら猿たちに注がれたのでした。
南側を眺めたところ。柵上にも猿が。
ちなみに左端がさっきのプラカーン廟。
その前のクリーム色の門には「ナーラーイ王陸軍基地」との文字が。
この数百メートル東に基地ができた時に建てられたんでしょう。
1937年との銘板がはめられていました。
目の前を真っ直ぐ南へ行くとロッブリー駅です。
お、こっちにも親子猿が ^^
ロッブリー中心部には、主にナーラーイ・マハーラート通り沿いに
4つの大群と4つの小群の計2千匹の猿が生息しているそうです。
そんな中、今年7月にロッブリーの猿保護団体が、
「当局が猿を多数捕獲したために生息数が減った」とマスコミに訴える
出来事がありました。
対して当局は、捕獲したのは苦情が寄せられたケースだけで、
凶暴な性格の50匹程度。ロッブリー動物園に移送して森に放すか協議中、
との説明でした。
でも住民からも目に見えて猿の数が減ったとの声もあり、
ちょっとした疑惑に発展しているようです。
これだけ数が多いと交通事故に遭ったり、電線を噛んで感電死したり、
犬に襲われて大けがを負ったりする猿も毎年多く出るそうで。
さらに住民の物を盗んだり、体を噛んだりするので
中には頭に来て猿目がけて発砲する人もいるんだとか。
人と猿の共存はなかなか難しいようですね。
猿目当てで訪れる観光客の存在が、なんとか今の状態を
保たせている側面もあるようです。
こらっ、イタズラが過ぎると捕まっちゃうぞ(笑)
プラプラーン・サームヨートを後にして、
ナーラーイ・マハーラート通り沿いに西へ歩いてみます。
ところどころで猿を見かけますね。
あっ、左手にも遺跡が。
遺跡前の路地に入っていきます。
案内板には、プラーンケーク礼拝所(เทวสถานปรางค์แขก)と。
プラーンケークは訳せば「インド人の塔」ってなところでしょうか。
元は10世紀に建てられたバラモン・ヒンドゥー教施設だったのを
17世紀のナーラーイ王時代に修改築されたものだとか。
こんな遺跡が旧市街に点在しているんでしょうね~。
お、頭上の電線に猿が一匹。
少ないけどこの辺にもいるのか。
路地をそのまま南下すると、商店街に。
振り返ってみます。
町に溶け込んだ遺跡ってものいいもんですね。
ちなみに私の左手には、
市営生鮮市場が。
路地沿いに長く続く市場で結構賑わっています。
ところで、ミュージアムはどこにあるんだろう。
たぶんそろそろ近いはずなんですが。
時刻は10:48。
<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:50バーツ
※旅は2014年6月19日(木)に行いました。
<参考>
Post Today "ร้องลิงลพบุรีกว่า2พันตัวถูกจับหายปริศนา" 2014年7月14日付
Post Today "ลิงลพบุรีชะตากรรมวันนี้ช่างน่าเศร้า" 2014年7月18日付
つづく
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