スリー・パゴダ・パスのタイ側イミグレの横にはこんな表示がありました。
サヤーム最果ての地
ダーン・プラチェーディー・サームオン・ルート
仏暦2459年(西暦1916年)
座標 MS.345916
サヤームはタイの旧国名。
ダーン・プラチェーディー・サームオンとは
スリー・パゴダ・パスのタイ語名で「三仏塔国境」の意味です。
さて、三仏塔を最後にもう一度見ておきますか。
軍用車が停まり迷彩服姿の兵士達が歩いている光景が
国境の雰囲気を一層醸し出していますね。
多分国境警備とは無関係の人達ですが。
坂を登り始めると右手にこんなものが。
最西端の地
カンチャナブリー県サンクラブリー郡
と。
なんだかオドロオドロしいですね。
ここに座って記念撮影したい気にはなりません(笑)
その先の左手を見て、あっと思いました。
真っ赤な花が咲き乱れるこの木。
さっき泰面国境平和祈念堂で見かけた故永瀬隆さんの詠んだ歌、
バンコク桜と兵ら唱えし鳳凰樹
その紅いの花は血の色
の鳳凰樹ってこの木なのでは!?
帰国後調べてみたら、そうでした。
日本名はホウオウボク(鳳凰木)。
中国や台湾では鳳凰樹と呼ばれているようです。
タイ語名は、หางนกยูงฝรั่ง(ハーン・ノックユーン・ファラン)。
「西洋孔雀の尾」という意味です。多分シダのような葉と
そこに咲く赤い花が孔雀の尻尾に似ているからなんでしょうね。
なるほど。「血の色」と形容したのが分かる気がします。
日本兵が「バンコク桜」と呼んだのは咲いている姿よりもむしろ、
この散り方が桜に似ているからなのかもしれませんね。
タイでのホウオウボクの開花時期は4~5月。
幸運にもちょうどその時期に訪れることができたお陰で
永瀬さんがあの歌を詠んだお気持ちが多少なりとも
理解できたような気がします。
その先の右手の路地に入ってみました。
こんなうら淋しい寺院の横を通り過ぎると、
兵士の座る詰所とその先に大きなゲートが。
あの先はミャンマー領に違いありません。
私がどうしようか躊躇していると、
「あの門の前までは大丈夫ですよ」
と兵士さん。
ありがとうございます ^_^;)
門の近くまでにじり寄っていきます(笑)
カンチャナブリー・ナンバーの車やタイ・ミャンマー双方のナンバーのバイクが
ひっきりなしに出入りしています。
あっ、さっき有刺鉄線の先に見えた道はここに繋がっているんですね!
きっと両国の地元民だけが自由に行き来できるんでしょう。
もっと門に寄ってあちらを覗いてみます。
牛のいるのどかな景色でした ^^
兵士さんにお礼を言って後にします。
どうも私をタイ人だと思っていたみたいで。
詰所のところで右に曲がると、前方にここまで乗って来たバスが
まだ停車しているのが見えました。
モップでお掃除中。なかなかの重労働ですね。
見どころはこんなもんでしょうかね。
そろそろサンクラブリーへと向かいますか。
目抜き通りの坂を横切り反対側の路地へ入ります。
あったあった。
サンクラブリー行きのソンテオ乗り場です。
前回乗ってるから安心して利用できます ^^
時刻は、14:28。
<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:329バーツ
※旅は2014年5月12日(月)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく
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サヤーム最果ての地
ダーン・プラチェーディー・サームオン・ルート
仏暦2459年(西暦1916年)
座標 MS.345916
サヤームはタイの旧国名。
ダーン・プラチェーディー・サームオンとは
スリー・パゴダ・パスのタイ語名で「三仏塔国境」の意味です。
さて、三仏塔を最後にもう一度見ておきますか。
軍用車が停まり迷彩服姿の兵士達が歩いている光景が
国境の雰囲気を一層醸し出していますね。
多分国境警備とは無関係の人達ですが。
坂を登り始めると右手にこんなものが。
最西端の地
カンチャナブリー県サンクラブリー郡
と。
なんだかオドロオドロしいですね。
ここに座って記念撮影したい気にはなりません(笑)
その先の左手を見て、あっと思いました。
真っ赤な花が咲き乱れるこの木。
さっき泰面国境平和祈念堂で見かけた故永瀬隆さんの詠んだ歌、
バンコク桜と兵ら唱えし鳳凰樹
その紅いの花は血の色
の鳳凰樹ってこの木なのでは!?
帰国後調べてみたら、そうでした。
日本名はホウオウボク(鳳凰木)。
中国や台湾では鳳凰樹と呼ばれているようです。
タイ語名は、หางนกยูงฝรั่ง(ハーン・ノックユーン・ファラン)。
「西洋孔雀の尾」という意味です。多分シダのような葉と
そこに咲く赤い花が孔雀の尻尾に似ているからなんでしょうね。
なるほど。「血の色」と形容したのが分かる気がします。
日本兵が「バンコク桜」と呼んだのは咲いている姿よりもむしろ、
この散り方が桜に似ているからなのかもしれませんね。
タイでのホウオウボクの開花時期は4~5月。
幸運にもちょうどその時期に訪れることができたお陰で
永瀬さんがあの歌を詠んだお気持ちが多少なりとも
理解できたような気がします。
その先の右手の路地に入ってみました。
こんなうら淋しい寺院の横を通り過ぎると、
兵士の座る詰所とその先に大きなゲートが。
あの先はミャンマー領に違いありません。
私がどうしようか躊躇していると、
「あの門の前までは大丈夫ですよ」
と兵士さん。
ありがとうございます ^_^;)
門の近くまでにじり寄っていきます(笑)
カンチャナブリー・ナンバーの車やタイ・ミャンマー双方のナンバーのバイクが
ひっきりなしに出入りしています。
あっ、さっき有刺鉄線の先に見えた道はここに繋がっているんですね!
きっと両国の地元民だけが自由に行き来できるんでしょう。
もっと門に寄ってあちらを覗いてみます。
牛のいるのどかな景色でした ^^
兵士さんにお礼を言って後にします。
どうも私をタイ人だと思っていたみたいで。
詰所のところで右に曲がると、前方にここまで乗って来たバスが
まだ停車しているのが見えました。
モップでお掃除中。なかなかの重労働ですね。
見どころはこんなもんでしょうかね。
そろそろサンクラブリーへと向かいますか。
目抜き通りの坂を横切り反対側の路地へ入ります。
あったあった。
サンクラブリー行きのソンテオ乗り場です。
前回乗ってるから安心して利用できます ^^
時刻は、14:28。
<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:329バーツ
※旅は2014年5月12日(月)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
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