クウェー・ヤイ橋駅に入線してきた列車がまだ完全に停車しないうちに
座席取り合戦の火ぶたが切って落とされました(笑)
私は運良く進行方向左側の窓側座席を確保。
あ、まだこれから乗り込む人たちがいる。
いい席が空いていればいいんですが。
私の周囲にはタイ人の団体さんが陣取りました。
どうも東北地方から観光で来た雰囲気。
入線から3分で発車です。
時刻は、11:39。
さあ、早速クウェー川鉄橋を渡りますよ~。
この円形トラスの部分が旧日本軍が建設したオリジナルの橋で…、
橋中央部のこの角ばったデザインのトラスの部分は、
戦後に修復された箇所ってことですね。
渡ってほどなくこんな穏やかな平原の風景に。
遠くには山並みが見えてますね~。
旧泰緬鉄道の国鉄西線(ナムトック線)って川沿いの山肌を縫って走る
イメージがあったんですが、全線にわたってそうなワケではないんですね。
当然と言えば当然なんですが、実際に乗ってみて気付いた発見でした ^_^;)
でもですよ。左手にクウェー・ノーイ川が見えてきたその時、
前方に突如こんな風景が現れました。
うおぉぉ、なんとも垂直に深く削った切り通しですね。
きっと捕虜や雇った労働者による人海戦術で切り開いたんでしょう。
カンチャナブリー市内観光をして帰るつもりだったため、
沿線の下調べを全然してなくてこの時は知らなかったんですが、
ここは「チョンカイの切り通し」(Chungkai Cutting)と呼ばれているようで。
チョンカイは ช่องไก่ らしいのですが、この切り通しのタイ語名称は
探したものの見つからなかったので、無いんでしょうね。
Death Railway → ทางรถไฟสายมรณะ(死の鉄道)にしても
Hellfire Pass → ช่องไฟนรก(業火の通り道)にしても、
沿線には英語呼称まずありきでタイ語は後追いで付いた名称が
散見されるように思います。
このチョンカイの切り通しを通過したのは、
クウェー・ヤイ橋駅を出発して11分後、11:50でした。
で、切り通しを抜けると眼下には、
クウェー・ノーイ川の雄大な風景が飛び込んできました。
ここで検札が登場。私も切符を差し出します。
2つに折ってパチン。
面白い切り方をしますね ^_^;)
11:14、初めて停車しました。 ワン・イェン駅(วังเย็น)とあります。
大きなカバンを抱えたタイ人グループや西洋人が下車していきます。
バンガローでもあるのかな?
ところで本当はこの駅までの間に4駅あるはずなんですが、
切符購入データを見て下車予定の人がいないから停車しなかったんですかね。
しばらく平原の風景が続きます…。
12:53、ターキレーン駅(ท่ากิเลน)に停車。
すると大声と共に集団が乗車してきました。言葉からして韓国人ツアー客の様子。
なんでこんな何もなさそうな駅から?といぶかしく思ったら、
行ったり来たりしている車内販売のおじさんが、
「まだ居眠りしちゃダメだよ。タム・クラセーはもうすぐだからね!」と。
下調べしてなくても、さすがにタム・クラセーの名は聞いたことがあります。
例の山肌に貼りついた木橋の上を通る区間ですよね。
13:13、青々とした芝生の綺麗な駅に停車しました。
なんだあの建造物は?
スアン・サイヨーク(สวนไทรโยค)
Riverkwai Cabin
と書いてあるので、リゾートホテルみたいですね。
下の川に近いところに宿泊施設があるようで。
で、ここの駅名がタム・クラセー停留所(ที่หยุดรถถ้ำกระแซ)なんですよ。
ってことは、そろそろなんでしょうか?
再びゆっくりと走り出した列車は、
クウェー・ノーイ川に向かって突き出していきます。
お、これは来るぞ!!
来たー!
タム・クラセー桟道橋だー!!
<旅費交通費>
列車に乗っていただけなので:0バーツ
ここまでの合計:255バーツ
※旅は2014年3月31日(月)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく
座席取り合戦の火ぶたが切って落とされました(笑)
私は運良く進行方向左側の窓側座席を確保。
あ、まだこれから乗り込む人たちがいる。
いい席が空いていればいいんですが。
私の周囲にはタイ人の団体さんが陣取りました。
どうも東北地方から観光で来た雰囲気。
入線から3分で発車です。
時刻は、11:39。
さあ、早速クウェー川鉄橋を渡りますよ~。
この円形トラスの部分が旧日本軍が建設したオリジナルの橋で…、
橋中央部のこの角ばったデザインのトラスの部分は、
戦後に修復された箇所ってことですね。
渡ってほどなくこんな穏やかな平原の風景に。
遠くには山並みが見えてますね~。
旧泰緬鉄道の国鉄西線(ナムトック線)って川沿いの山肌を縫って走る
イメージがあったんですが、全線にわたってそうなワケではないんですね。
当然と言えば当然なんですが、実際に乗ってみて気付いた発見でした ^_^;)
でもですよ。左手にクウェー・ノーイ川が見えてきたその時、
前方に突如こんな風景が現れました。
うおぉぉ、なんとも垂直に深く削った切り通しですね。
きっと捕虜や雇った労働者による人海戦術で切り開いたんでしょう。
カンチャナブリー市内観光をして帰るつもりだったため、
沿線の下調べを全然してなくてこの時は知らなかったんですが、
ここは「チョンカイの切り通し」(Chungkai Cutting)と呼ばれているようで。
チョンカイは ช่องไก่ らしいのですが、この切り通しのタイ語名称は
探したものの見つからなかったので、無いんでしょうね。
Death Railway → ทางรถไฟสายมรณะ(死の鉄道)にしても
Hellfire Pass → ช่องไฟนรก(業火の通り道)にしても、
沿線には英語呼称まずありきでタイ語は後追いで付いた名称が
散見されるように思います。
このチョンカイの切り通しを通過したのは、
クウェー・ヤイ橋駅を出発して11分後、11:50でした。
で、切り通しを抜けると眼下には、
クウェー・ノーイ川の雄大な風景が飛び込んできました。
ここで検札が登場。私も切符を差し出します。
2つに折ってパチン。
面白い切り方をしますね ^_^;)
11:14、初めて停車しました。 ワン・イェン駅(วังเย็น)とあります。
大きなカバンを抱えたタイ人グループや西洋人が下車していきます。
バンガローでもあるのかな?
ところで本当はこの駅までの間に4駅あるはずなんですが、
切符購入データを見て下車予定の人がいないから停車しなかったんですかね。
しばらく平原の風景が続きます…。
12:53、ターキレーン駅(ท่ากิเลน)に停車。
すると大声と共に集団が乗車してきました。言葉からして韓国人ツアー客の様子。
なんでこんな何もなさそうな駅から?といぶかしく思ったら、
駅前に広大な駐車場があるため、観光バスでの送迎がし易いからのようですね。
行ったり来たりしている車内販売のおじさんが、
「まだ居眠りしちゃダメだよ。タム・クラセーはもうすぐだからね!」と。
下調べしてなくても、さすがにタム・クラセーの名は聞いたことがあります。
例の山肌に貼りついた木橋の上を通る区間ですよね。
13:13、青々とした芝生の綺麗な駅に停車しました。
なんだあの建造物は?
スアン・サイヨーク(สวนไทรโยค)
Riverkwai Cabin
と書いてあるので、リゾートホテルみたいですね。
下の川に近いところに宿泊施設があるようで。
で、ここの駅名がタム・クラセー停留所(ที่หยุดรถถ้ำกระแซ)なんですよ。
ってことは、そろそろなんでしょうか?
再びゆっくりと走り出した列車は、
クウェー・ノーイ川に向かって突き出していきます。
お、これは来るぞ!!
来たー!
タム・クラセー桟道橋だー!!
<旅費交通費>
列車に乗っていただけなので:0バーツ
ここまでの合計:255バーツ
※旅は2014年3月31日(月)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく
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