スラタニー行き特急の自分の席に着席するやいなや、
いきなり外から窓に水をバシャバシャと当てられて仰天。


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あ、洗浄してるんですね。
ソンクラーンでもないのに何なんだろうと一瞬ビックリしましたよ ^_^;)

でも普通、車庫で洗うんじゃないんですか?…


ちなみに車内はこんな感じ。


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可もなく不可も無くってところでしょうか。
もちろんエアコン車。

結構ガラガラです。


08:05、定刻どおりに特急列車はフアランポーン駅を発車。

駅に停車する度にお客さんがどんどん増えていきます。

チャオプラヤー川を渡った先のバーン・バムル駅
これまた大勢乗って来て、隣の席にもおばあさんが座りました。


「ノーン、どこで降りるの?」

しばらく経った頃、おばあさんが話しかけてきました。
ノーンとは年下を呼ぶ際の二人称代名詞です。
この歳でノーンと呼ばれて、なんだか嬉しいようなくすぐったいような(笑)

ラーチャブリーです。

と答えたものの発音が悪かったのか聞き返されてしまいました。うぐぅ。

おばあさんは、チュンポーン県ランスアンまで帰るところだとのこと。
なんでも体の調子が悪くて、わざわざバンコクのシリラート病院まで診てもらいに
来たそうで、昨晩はバンコクで商売をしている息子さんの家に泊ったとか。

年齢を聞かれ答えると、「あら、娘と同い年。娘は子どもが2人いるのよ。」
そうですよねぇ、この歳なら子どもがいるのが普通ですから ^_^;)

おばあさんは、店を営みながら郊外に農園も持っているんだとか。
「今度遊びに来なさいよ」と、メモを書いて渡してくれました。

住所ではなく、「どこそこの○○屋」って書いてあります。
「近くの人にこれを見せればすぐに分かるから。」

その辺りじゃ結構名の通ったお店っぽいですね。

ランスアン着は、定刻では15:29。
うーん、日帰り旅には無理かな ^_^;)


話に花を咲かせているうちに、何やらやって来ましたよ。


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なんと、食事が配られているじゃないですか!
しかも飲み物付き! ホットと冷たい物から選べると。

チャーイェン(冷たいお茶)を頼むと、冷たい紅茶を渡されました。
ウーロン茶かと思った。でも、ま、いっか。


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食事は菓子パン2切れ。
うーん、これは要らないからその分特急料金を安くして欲しいですよ。

ところで配膳係の女性って、乗車する際にドアで切符のチェックをしていた人です。
まるで飛行機のCAさんみたい。何から何まで大変ですね~。


おばあさんと話をしたり居眠りしたりしてくつろいでいると、
例の女性係員が一直線に私のところに。

ラーチャブリーに到着します。」

へぇ、わざわざ呼びにきてくれるんですか!

席を立つとおばあさんのほうから先に「チョークディー・ナ」(Good luck)と。
ありがとうございます。さようなら。
おばあさんに頭を下げて出口へと向かいます。


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女性係員の先導についていきながら、特急列車から下車。
ラーチャブリー駅のホームに降り立ちます。
時刻は10:24。

定刻は10:03だから21分遅れ。
特急でも遅れるんだもんなー。ダメじゃんタイ国鉄 -_-;)


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ふと見ると、女性係員さんはラーチャブリー駅からの乗客の切符チェック中。
本当に何から何までやって頭が下がります。ちょっと憧れちゃいました(笑)


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特急列車がラーチャブリー駅を去るのを見届けます。
さて、バス乗り場へGO!





<交通費>
特急に乗っていただけなので:0バーツ
ここまでの合計:367バーツ

※旅は2013年5月3日(金)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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