乗ったソンテオが途中で運行中止になって、路上に放り出された私。
炎天下しばらく待たなければならないのかなぁ、と気を揉んでいたら
ものの3分で次のソンテオが登場。ラッキーだなー。

さっきの車掌さんが言っていたとおり、前の表示部分が赤いことを
しっかり確認して乗車。

時刻は、09:14。


乗客は私を入れて4人。

車内には「21時10バーツ」との表示が。
深夜料金のあるソンテオって初めて知りました ^_^;)


周辺はだんだんとエビ養殖池が広がる景色に。
すると、乗客の男性が下車。


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目の前は、エビ養殖池の上に設けられたシーフード・レストラン。
ここの従業員さんかな?

沿道にはこんな感じの雰囲気良さげなシーフード・レストランが
何ヶ所かあるんですよ。もっとバンコク中心に近ければ食べに来るんだけどなー。


乗客が3人に減ったソンテオは、沿道がほぼエビ養殖池だけの景色になった
バーンクンティアン・チャーイタレー通りを南に向けてひたすら走っていきます。


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そうそう、この辺って4年前に来た時にはまだ未舗装で土埃が舞う悪路だったんですよ。
すっかり綺麗に舗装されて便利になりましたね。

でも「バンコクのポイペト」と揶揄されたあの果ての果てに来た感を
味わえなくなったのは、ちょっと淋しいところです。


ソンテオはいよいよバーンクンティアン・チャーイタレー通りの終点に。
そこを右折してすぐのところで下車。あれ、あとの2人も一緒でした ^_^;)


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運転手に運賃7バーツを支払います。
時刻は、09:26。


今回の目的地、海上に建つ寺院へ行く方法は一つ。
運河沿いのレストランから船で向かうしかないんです。

で、このレストランというのがまた辺鄙な場所にあって、
公共交通機関なんて通ってやしません!

どうやって行こうかとあれこれ考えて出した結論は…、
アレをまた使おうということ。


というワケで、懐かしの場所へ行きますか。
道を渡った反対側すぐのここへ。


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クローン・ピッタヤーロンコーン学校です。
4年前の旅でも訪れました。

ここには2つの大事な施設があるんですよ。
一つは、バンコク都立バーンクンティアン区地域博物館
そしてもう一つは、貸自転車サービス

そうです。ここから自転車でそのレストランまで行こうという魂胆なのです。


ワイワイと楽しげに話しながら歩く生徒たちとすれ違い、
校舎裏の貸自転車置き場へと向かいます。

今回はラッキーですね。戸が開いていて中に自転車の手入れをしている
男性の姿があるじゃないですか。前回は暫く待ったもんなぁ。


男性に頼みます。
すみません、自転車を貸していただけますか?


「バット・プラチャーチョン(国民身分証)を預けてください。」

私は外国人です。日本の運転免許証でいいですか? ^_^;)


「えっ、なぜここを知ってるんだ?」

あ、いえ、以前来たことがありまして。

「来たことがあるのか。どうして知ってるのかと思ったよ。
 じゃ、20バーツね。あそこの赤い自転車がいいよ。」

ありがとうございます。
前回はペダルがひん曲がった最悪な自転車を借りてしまったので、
おすすめの自転車を貸していただいて助かります ^_^;)

20バーツと免許証を渡して、赤い自転車を外へと。


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ソンテオの表示と言い、今日のラッキーカラーは赤でしょうか(笑)


レンタル時間は、17:00まで。
さすがにそれまでには帰って来れるでしょう。

跨って、いざ出発!!


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時刻は、09:33。

グーグル・マップによると、そのレストランまではここから片道6.6km。

実は私、今朝タイに着いたばかりで寝不足気味。
大丈夫なのか自分(笑)


学校を出て、ピッタヤーロンコーン運河沿いに伸びる道を
ひたすら西へと漕いで行くことに。


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道は逃げたりしないよ。のんびり慌てず行こうよ。陽気に行こうよ~♪


ふと子どもの頃大好きだったTVドラマ『走れ!ケー100』の主題歌(YouTube)が
頭に浮かびました。まだ生まれてない方が多いとは思いますが ^_^;)

そうそう、のんびりいきましょう~。

もしかしたらあのドラマが私が旅好きになった原点かも。






<交通費>
ソンテオ:7バーツ
貸し自転車:20バーツ
ここまでの合計:46バーツ

※旅は2012年12月27日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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