シオマネキを見終えると、船頭のおじいさんは船をUターンさせて
運河を戻っていきます。

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で、さっきの集落まで来たところでスピードを落とし
岸に近づけるじゃないですか。

はて? おじいさんを振り返ると、また指を差しています。
その先には…

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カブトガニが漁網にからまってる!!

周りを見渡すと何匹も同じようにからまってるじゃないですか。
中には干からびて死んでいるものも。なんとも痛ましい (T_T)

そう言えば、カブトガニは漁網にからまるので漁師に厄介者扱いされていると
ネットで読んだことがあります。本当にからまっちゃうんですね。


おじいさんは、そんなカブトガニ2匹を漁網から取ってくれました。

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右のはかなり弱ってますね。
左のは、とっても元気で体をエビぞりさせてもがいてます。

うおぉ、生きたカブトガニだー。感激です。
尻尾を掴んで持ちあげてみましょう。

まずは弱っているほうから。

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甲羅にはフジツボが付着してますね。
水族館のカブトガニとは違う、こういうところがリアルに感じてしまいます。

しかし重量感がある外観のわりに軽いのが意外。


そして活きのいいもう一匹。

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うぎゃ、こっちのほうがフジツボびっしり度高し。

裏返すと、

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ハサミを振るって暴れます。
挟まれたら痛いのかな?・・・試すのはやめときましょう ^_^;)


完全に自然の状態のカブトガニとまではいきませんでしたが、
確かに生きたカブトガニを見て、触れることができました。
3つめの目的も無事達成です。やった!


逃がしていいですか?

おじいさんに尋ねると、コクリと頷きます。

一匹ずつ、運河に放してやりました。
こんなところで死なないで元気でな~ ^^


船は再び運河の河口を出て海へと。


このまま帰るのかと思いきや、おじいさんは干潟に船を乗り上げさせて停めました。

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「マテ貝を獲るところを見せてあげるよ。」


それは願っても無いことです!!






<交通費>
船にのっていただけなので:0バーツ
ここまでの合計:102バーツ

※旅は2012年3月30日に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく
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