ドーン・ホイロートの船着き場からまっすぐ奥には
ちょっと風変わりな廟があるんです。


クロムルアン・チュムポーンケートウドムサック廟


階段下の両側には大砲が。

さらに入口の両側には、


クロムルアン・チュムポーンケートウドムサック廟


兵士の銅像が立ってます。


ここは「クロムルアン・チュムポーンケートウドムサック廟」


ドーン・ホイロートの下調べをしている時にこの廟の存在を知って驚きましたよ。
なぜって、この長~い名前、今まで何度かこの日記に登場しているんです。

ワット・サイから舟に乗った時や、マハーナコーン水上マーケットに行った時
この方ゆかりのものに遭遇してきたので、えっ、また!? と不思議な縁を感じたり。


クロムルアン・チュムポーンケートウドムサック(1880年生~1923年没)は、
「海軍の父」と呼ばれるお方。


ラマ5世の28番目の男子として生まれ、13歳から6年間渡英。
海軍大学などで学び、帰国後は海軍の近代化に力を注いだお方です。

パークナムの海軍博物館で見た、タイ海軍初の軍艦プラルアン(銘板のみですが)も
このお方がイギリスで購入し、自ら艦長となりタイまで航行させてきたんだそうな。


そんな「海軍の父」が祀られた廟なのです。

日本で言えば東郷神社のような感じでしょうか。
東郷平八郎元帥海軍大将(1848年生~1934年没)と
ほぼ同じ時代を生きていますし。

大砲や兵士の銅像があるのは、そういうワケなんですね。


タイ人の知人に聞いたところ、ここはとてもご利益があるそうで、
バンコクからお参りにやって来る人も多いとか。


中に入ってみます。


クロムルアン・チュムポーンウドムサック廟


中央に像が立ってますね。

平日なのに参拝客がどんどんやって来るのを見ると、
やはりご利益があるのでしょう。


私も我流で拝んだ後、入口でお守りを買って、もとい、借りてみました。


クロムルアン・チュムポーンケートウドムサックのお守り


どんなご利益があるのか知りませんが、
持ち帰って大事に部屋に置いてあります ^^







<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:91バーツ

つづく


※旅は2011年12月26日(月)に行いました。