この昭和な雰囲気のホームが国鉄メークローン線始発駅のバーンレーム駅か!
線路に沿って弧を描いたホームは、なんとも言えない枯れ具合を醸し出していて
ここに昔からこのままの姿でずっとあったのであろうことを想像させます。
子どもの頃何かの雑誌で見た尾小屋鉄道の駅の写真と
どこか面影が似ている気がしてなりません。
ホームに時折どこからか人が湧き出てきて歩いています(笑)
列車待ちのお客さんではない雰囲気でとても奇妙。
どうやらホームの奥、壁だと思っていたところには
住居が立ち並んでいるようなんです!
そこから湧いて来てたんですね -_-;)
そんな住人に気兼ねしつつホームに上がってみます。
犬が気絶したように眠りこくる横を住人さんがのんびり通り過ぎ、
線路では草むしりにいそしむ人…。時間の流れが10倍ほど遅く感じます。
奥に停車中の列車に乗るんだとばかり思っていたら、
ドアは閉まっているしどうやら違う感じ。
駅の端まで行ってみます。
看板には
バーンレーム駅
バーンレーム - メークローン線
と間違いなく書いてあることを確認 ^_^;)
左手には先ほど前を通って来たお寺の本堂がちょこっと見えてます。
で、このさらに奥はターチーン川になってます。
つまりターチーン川に面して駅があるんですね。
桟橋を進んでみますか。
バンコクバスマニアさんのコメントによれば、メークローン線に接続する列車が
マハーチャイ駅に到着したタイミングでバーンレーム駅最寄りまでの
渡し船が運行されているとか。
この桟橋到着なのかもしれませんね。
じゃあそろそろ切符を買うとしますか。
簡素な駅舎に戻ります。
窓口に人いないし -_-;)
電気も点いてない室内に入ると端っこに男性が。もしや寝てた?
メークローンまで行きたいんですが。
「今日は来ないと思うよ」
はぁ!?
思いもしなかった言葉が返ってきて頭が真っ白になった私。
な、なんでですか?(汗)
「洪水だよ。」
え、えーーーーーーっ!!
だってもう水引いたんじゃないの!?
内心ひどく狼狽しつつもう一度尋ねます。
どこが洪水なんですか?
ちょっと考えた男性、
「バーンクラチャオだ。」
言われてもどこだか分からん -_-;)
食い下がってさらに尋ねてみます。
列車が来ないのは確かなんですか?
ターチーン川の方を見やる男性。そこからは見えませんけどね。
「昨日も1回しか来なかったんだ。水位が昨日と同じだから来ないはずだよ。
川渡ってバスで行きなさい。」
と。
来ないはず、とはなんだよー。
もうすぐ到着時刻なんだから列車が出たとか何駅を通過したとか連絡入んないの?
と詰問してやりたくなりましたが、そんなこと聞いても無駄なことは学習済み -_-;)
仕方無く駅舎を出てホーム上で茫然と立ち尽くす私…。
時計を見ると、メークローンからの列車が到着する予定時刻の10:00です。
線路の彼方を見やっても列車のかけらも見えやしません。
ガクッ・・・・
ここまで来たのになぁ。
でも旅はやめたくないから、バスでメークローンに向かうとしますかぁ。
はぁ…
<交通費>
切符を買えなかったので:0バーツ
ここまでの合計:48バーツ
つづく
線路に沿って弧を描いたホームは、なんとも言えない枯れ具合を醸し出していて
ここに昔からこのままの姿でずっとあったのであろうことを想像させます。
子どもの頃何かの雑誌で見た尾小屋鉄道の駅の写真と
どこか面影が似ている気がしてなりません。
ホームに時折どこからか人が湧き出てきて歩いています(笑)
列車待ちのお客さんではない雰囲気でとても奇妙。
どうやらホームの奥、壁だと思っていたところには
住居が立ち並んでいるようなんです!
そこから湧いて来てたんですね -_-;)
そんな住人に気兼ねしつつホームに上がってみます。
犬が気絶したように眠りこくる横を住人さんがのんびり通り過ぎ、
線路では草むしりにいそしむ人…。時間の流れが10倍ほど遅く感じます。
奥に停車中の列車に乗るんだとばかり思っていたら、
ドアは閉まっているしどうやら違う感じ。
駅の端まで行ってみます。
看板には
バーンレーム駅
バーンレーム - メークローン線
と間違いなく書いてあることを確認 ^_^;)
左手には先ほど前を通って来たお寺の本堂がちょこっと見えてます。
で、このさらに奥はターチーン川になってます。
つまりターチーン川に面して駅があるんですね。
桟橋を進んでみますか。
バンコクバスマニアさんのコメントによれば、メークローン線に接続する列車が
マハーチャイ駅に到着したタイミングでバーンレーム駅最寄りまでの
渡し船が運行されているとか。
この桟橋到着なのかもしれませんね。
じゃあそろそろ切符を買うとしますか。
簡素な駅舎に戻ります。
窓口に人いないし -_-;)
電気も点いてない室内に入ると端っこに男性が。もしや寝てた?
メークローンまで行きたいんですが。
「今日は来ないと思うよ」
はぁ!?
思いもしなかった言葉が返ってきて頭が真っ白になった私。
な、なんでですか?(汗)
「洪水だよ。」
え、えーーーーーーっ!!
だってもう水引いたんじゃないの!?
内心ひどく狼狽しつつもう一度尋ねます。
どこが洪水なんですか?
ちょっと考えた男性、
「バーンクラチャオだ。」
言われてもどこだか分からん -_-;)
食い下がってさらに尋ねてみます。
列車が来ないのは確かなんですか?
ターチーン川の方を見やる男性。そこからは見えませんけどね。
「昨日も1回しか来なかったんだ。水位が昨日と同じだから来ないはずだよ。
川渡ってバスで行きなさい。」
と。
来ないはず、とはなんだよー。
もうすぐ到着時刻なんだから列車が出たとか何駅を通過したとか連絡入んないの?
と詰問してやりたくなりましたが、そんなこと聞いても無駄なことは学習済み -_-;)
仕方無く駅舎を出てホーム上で茫然と立ち尽くす私…。
時計を見ると、メークローンからの列車が到着する予定時刻の10:00です。
線路の彼方を見やっても列車のかけらも見えやしません。
ガクッ・・・・
ここまで来たのになぁ。
でも旅はやめたくないから、バスでメークローンに向かうとしますかぁ。
はぁ…
<交通費>
切符を買えなかったので:0バーツ
ここまでの合計:48バーツ
つづく
※旅は2011年12月26日(月)に行いました。