サームチュックからのバスを途中下車してわざわざワット・サンパスィウまで
来たのは、このド○えもんの絵を見るため。


ワット・サンパスィウ本堂内の壁画にはド○○もんが!


こうやって実際に目の前にして、ちょっぴり達成感に酔いしれていました(笑)


「見つけましたね。どれも小さいので念入りに探さないと見つかりませんよ」


声の聞こえた背後を振り返ると、さっき「ド○えもんの絵はどこにあるのか」を
尋ねた男性が立っているではないですか。いつの間に・・・。


「あそこにもありますよ」
とニコニコしながら指差します。


ワット・サンパスィウ本堂の壁画


えっ? どこどこ?

この写真の右上を指差している雰囲気・・・あっ!


ワット・サンパスィウのド○えもん壁画


男性(神様?)の右側に、うっすらとド○えもんの顔が!


「ここにもあります。ド○えもんが泳いでいますよ。」


ワット・サンパスィウのド○えもん壁画


本当だ!

小さくてすみませんが、寺(?)の左下に水面から顔を半分出した
ド○えもんの姿が~(笑)


「あと、これは金色で見難いんですが…」と。


ワット・サンパスィウのド○えもん壁画


建物の破風の部分の真ん中がド○えもんの顔になってる!


結構多く描かれているんですね~。ありがとうございます!


「ド○えもんだけではないですよ。」

と、男性は続けてパンダやゲイの男性2人、十字架を持った神父(?)の絵などを
教えてくれました。この人、お寺の関係者なんでしょうね。



でも一つ、その男性が教えてくれなかったド○えもんの絵を自ら発見(笑)


ワット・サンパスィウのド○えもん壁画


本尊の仏像の裏に描かれていました。

中央の四角の真ん中にド○えもんがいますね。
右の四角の真ん中は、眼鏡をかけている姿からして「のび○」でしょうか?



ワット・サンパスィウのこの壁画は、
2005年から仏教絵師の手で描かれ始めたんだそうです。

当初は「普通」に描いていたものの、「最近の子どもはマンガばかり読んでいる。
そんな子どもたちに、良いことを行えば天国に行け、悪いことを行えば地獄に落ちる
ということを伝えるにはマンガを用いるのが一番」と絵師さんが閃いたんだそうな。

「例えド○えもんやのび○であっても、悪いことをすれば地獄に落ちるんだよ」と。

それで恐らく1年ほど前からド○えもんなどが描かれ始めたようです。


で、それをマスコミが嗅ぎつけて報道したことから全国に知られてブレーク!(笑)


まぁド○えもんの絵はさて置いても、
仏教壁画自体もとても素晴らしい出来なんですけどね。


じっくり見ているうちに、他の観光客もぱらぱらとやって来ました。
みんな車で訪れたのかな?




<交通費>
歩いただけなので: 0バーツ
ここまでの合計:133バーツ

つづく・・・


※旅は2011年5月2日(月)に行いました。


スパンブリー