ラマ2世通りに架かる歩道橋を渡って下り車線側へと向かいます。


サメーダム付近のラマ2世通り


沿道に店なんてまーったくありません(汗)


渡って下りたところにちょうどバス停が。
先客の青年が一人。


バスがどんどんやって来ます。

しかしです。
何も無いところだからか、どのバスも猛スピードで通過。

あのスピードじゃ合図しても止まれないですよ。
それにサメーダム車庫に入るバスかもしれませんし、
これはピンチ。


「○※凸▲市場へはどうやって行けばいいですか?」


不意に青年くんが尋ねてきました。

青年くん、キミもこの辺に土地勘が無いんですね。
不安な気持ちはよーく分かるけど、聞く相手を間違ってますよ(泣)


すみません。私も知らないんです。


「・・・」


私が外国人だと気付いたのか、さらに困惑の色が濃くなった青年くんでした。

なんか気まずいなぁ。
この息苦しさから早く逃れたいよー。


とその時、目の前に停まる車が。

あっ、ソンテオだ!!


マハーチャイ行きソンテオ


とっさに側面の行き先を読むと「マハーチャイ」とあるじゃないですか!
やった! 乗るぞ~!!

青年くんを一人残して、ソンテオは走り出したのでした。
しかし聴き取れませんでしたがどこの市場へ行きたかったんだろう?
ちょっぴり罪悪感を感じながらソンテオに揺られる私…。


しばらく行ったところで大勢のお客さんがわさわさと降り始めました。
ん? 外を眺めるとなんだかヘンな建物が建ってます。

もしかして、ここって?
よしっ、ちょっと降りてみるか。

運転手に7バーツ支払って、その建物に向かいます。


マハーチャイ・ムアンマイ


遊園地????


いえ、正面には「マハーチャイ・ムアンマイ生鮮市場」と書かれています。
ここがマハーチャイ・ムアンマイか!!


ムアンマイは「ニュータウン」の意味。
だからマハーチャイ・ニュータウンってところですかね。

その名のとおり、この裏には新興住宅街(ムーバーン)が
広がっているようです。


さてさて、まずは、この市場見学といきましょう!


マハーチャイ・ムアンマイ市場内


ふとプノンペンのセントラル・マーケットを思い出しちゃいました。


でも名前どおりに海産物や野菜がメインな感じ。

奥へと進んでみると・・・


あーーっ!!


マハーチャイ・ムアンマイのカブトガニ


カブトガニだーーっ!!

しかも、しかも生きてる!!


子どもの頃、油壺マリンパークで見て以来、実にン十年ぶりに見た
生きたカブトガニに一人大興奮してしまいました。


これは幸先いいぞー!!





<交通費>
ソンテオ: 7バーツ
ここまでの合計:31バーツ


つづく


※旅は2010年9月20日(月)に行いました。


マハーチャイ・ムアンマイ