「天国」という名の仏堂を出て、さらにワット・パイ・ローンウアの参道を
奥へと進むと、巨大な仏像が背を向けて立っているのが目に入りました。


その背後に足を向けてみると、こんな光景が。


大仏の背後に整然と並ぶ仏像は…


おびただしい数の仏像が整然と両側に並んでいます。

寂寥感いっぱい。

拡声器から流れる説法(?)が遠くから聞こえてきていなければ
ここにいるのはかなり怖いです。

なにせ、これらの仏像一つ一つがお墓ですから…。


巨大仏像の正面へ抜けさらに奥へと歩くと、
なぜか鳥肌が止まらなくなり、頭にまで鳥肌が上がって来る始末。

こりゃぁちょっとヤバイんじゃないか!?
持ち前の怖がりを発揮して、これ以上奥へ進むのを断念(汗)

そこで振り返ってみます。


ワット・パイ・ローンウアの巨大仏像


先ほどの巨大仏像が佇んでいます。
参道の両側には僧侶の人形が列をなして立っています。

しかし人形の多い寺です。
仏教説話のシーンを表したものなのか、いたるところに人形の群れが立ってるのです。
どれもシュール過ぎて、あまり目を合わせたくありません(汗)


巨大大仏の右側へと回ろうとしたら、こんな人形も。


象を介抱する(?)人形


ゾウを介抱しているんでしょうか??


さて、やっと見つけました。この寺の人形アートの極み。
どうやら有名なようですね、ココ。


「地獄」


   地 獄
 餓鬼と夜叉の地



と門に書かれています。

門前にしゃがんでいる物乞いをやり過ごして
足を踏み入れてみます。あまり気乗りしませんが…(汗)


※以降、食事時の方は食べ終えてから見たほうがいいかもしれません -_-;)


何があるのかと言うと、


ワット・パイの「地獄」

鳥についばまれている人。


ワット・パイの「地獄」

釜茹でにされる人。


ワット・パイの「地獄」

トゲトゲの木に登らされた挙句に弓矢で狙われる人・・・と涼しげな僧侶。


ワット・パイの「地獄」

夜叉に様々な道具で拷問を受ける人。


他にもこれでもかってぐらいに残酷な描写の人形たちがいっぱい。

・・・地獄を表しているんでしょうねぇ。



もういいです。さっさと引き揚げよっと (>_<)


時刻は、12:57。





<交通費>
あるいただけなので:0バーツ
ここまでの合計:95バーツ

つづく・・・


※旅は2010年12月27日(月)に行いました。


ワット・パイ・ローンウア