ラート・ブアルアン行き(だったはず)のバスから降ろされたところは、
なんの変哲もない寂れた交差点で、ただただ唖然。
我に返り、場所を特定しようと愛用の地図を開いてみます。
すると、可能性があるのは一か所のみ。
ノッパウォンという交差点です。
でも地名が分かっても何の解決にもなってないのでした(汗)
次のバスに乗らないと。
日差しが直に当たって、こんなところにずっと突っ立ってたら
真っ赤に日焼けしてしまいます。
スパンブリー行きのバスは、本当に来るのかなー。
すると1台のバスがノロノロとやって来て目の前で
停車するではないですか。
急いで側面の行き先を目で追います。
バンコク、ワット・パイ、ソーン・ピーノーン、えっとそれから・・・
「バーンリー」
へ?
声がした後ろを振り向くと、さっきまで看板の日陰で腰を下ろして
バス待ちをしていたおばさんが、立ち上がりながらそう言ってニコッとすると
バスへと乗り込んで行くではないですか。
バーンリー? 聞いたこと無いな。どこだろ?
と考えているうちにバスは走り出して行ってしまいました -_-;)
まぁ、「スパンブリー行き」じゃないし関係ないからいいか。
でも待てよ。ソーン・ピーノーンってスパンブリー県じゃなかったっけ?
それにワット・パイって・・・。
いや、やっぱり「スパンブリー行き」じゃないから乗らなくてよかったんだ。
・・・後から考えると、みすみすチャンスを逃した瞬間でした(汗)
次にやって来たのはロッ・トゥー。行き先はまた知らない地名。
同じ場所で待っていた私以外の全員が、このロッ・トゥーに乗って
消えて行ってしまったではないですか。
急に(さらに)不安になった私。
スパンブリー行きバスってもしかして1時間に1本じゃないだろうなー。
ラート・ブアルアンってこの道を真っ直ぐ行って右にちょっと入ったところだから
とりあえずこの道を走るバスやロッ・トゥーならどれでも近くを通るんじゃないか?
そう思ったら一刻も早くこの場所を去りたい気持ちが強くなり、
また次のロッ・トゥーが目の前で停まった時、私は思い切ってドアを開けて
乗り込んじゃいました。えぇい、もう賭けだ!
席に着くと、「どこへ行くんですか?」と車掌役らしき兄ちゃん。
ラート・ブアルアンへ行きたいんですが…。
緊張しながら答えてみます。
「行けますよ。」
やった! よかった! 思い切って乗ってみて正解だったー!
ほっとした私を乗せたロッ・トゥーは直線の道路を
物凄いスピードでひたすらかっ飛んで・・・行くのかと思いきや、
「ここですよ。こちら側でいいですよね?」
へ!? ここ!?
また予想外の場所で降ろされる羽目になってしまいました(汗)
運賃20バーツを払って取り残されます…。
時刻は、09:53。
後で調べて分かったんですが、このロッ・トゥーは国道340号線をずっと北上して、
スパンブリー県北西部のダーン・チャーンという町まで行くようです。
クラスィアオというダムがすぐそば。なんだかそのうち行ってみたくなりました。
…なんてことを冷静に考えている余裕はその時には勿論無し(笑)
取り敢えず目の前の歩道橋によじ登ります。
結構風が強くて寒く感じる時があるほど。
景色を見渡しながら、またしても愛用の地図を開きます。
向こう側奥にアユタヤ銀行が見えるのが良い目印になり
地図上で場所が特定できました。
どうやら私は勘違いをしていた模様。ラート・ブアルアンの中心部って、
郡役所やら警察署が集まったエリアだと思い込んでいたのですが、
この右手の工場や住宅街が集まっているらしきところがそうみたいな雰囲気です。
ラート・ブアルアンだということは、ここはもう、アユタヤ県。
このバス旅シリーズ初なことに気付きました。
ん? ということはですよ。私の背後の西へ伸びる道が国道3422号線のはず。
その道を行けばクローン・イープン(日本運河)に辿り着けるじゃないですか!
やった。なんとかなりそう!
とその時、風邪が吹いて目にゴミが。
イテテテ。我慢できずにコンタクトレンズを一旦はずそうと目尻を引っ張ると・・・
あ゛~っ!!
コンタクトレンズが手のひらからはずれて落ちちゃいました!
真っ青になり足元に這いつくばって探してみたものの、
どうやら風で飛ばされて橋下へと落下してしまった様子。
そんなぁ、1週間前に買ったばかりなのに~!!(T T)
不幸中の幸いというか、以前使っていたレンズも持参していたのでひとまず着用。
でもよく見えないんだよな~。
この先大丈夫かなー。
なんでこんな目に遭わなきゃならないんだよー。
もう帰っちゃおうかなぁ(T T)
歩道橋上に打ち捨てられた土嚢にへなへなと座り込んで、大いに凹む私でした・・・
<交通費>
ロッ・トゥー: 20バーツ
ここまでの合計:65バーツ
つづく・・・
なんの変哲もない寂れた交差点で、ただただ唖然。
我に返り、場所を特定しようと愛用の地図を開いてみます。
すると、可能性があるのは一か所のみ。
ノッパウォンという交差点です。
でも地名が分かっても何の解決にもなってないのでした(汗)
次のバスに乗らないと。
日差しが直に当たって、こんなところにずっと突っ立ってたら
真っ赤に日焼けしてしまいます。
スパンブリー行きのバスは、本当に来るのかなー。
すると1台のバスがノロノロとやって来て目の前で
停車するではないですか。
急いで側面の行き先を目で追います。
バンコク、ワット・パイ、ソーン・ピーノーン、えっとそれから・・・
「バーンリー」
へ?
声がした後ろを振り向くと、さっきまで看板の日陰で腰を下ろして
バス待ちをしていたおばさんが、立ち上がりながらそう言ってニコッとすると
バスへと乗り込んで行くではないですか。
バーンリー? 聞いたこと無いな。どこだろ?
と考えているうちにバスは走り出して行ってしまいました -_-;)
まぁ、「スパンブリー行き」じゃないし関係ないからいいか。
でも待てよ。ソーン・ピーノーンってスパンブリー県じゃなかったっけ?
それにワット・パイって・・・。
いや、やっぱり「スパンブリー行き」じゃないから乗らなくてよかったんだ。
・・・後から考えると、みすみすチャンスを逃した瞬間でした(汗)
次にやって来たのはロッ・トゥー。行き先はまた知らない地名。
同じ場所で待っていた私以外の全員が、このロッ・トゥーに乗って
消えて行ってしまったではないですか。
急に(さらに)不安になった私。
スパンブリー行きバスってもしかして1時間に1本じゃないだろうなー。
ラート・ブアルアンってこの道を真っ直ぐ行って右にちょっと入ったところだから
とりあえずこの道を走るバスやロッ・トゥーならどれでも近くを通るんじゃないか?
そう思ったら一刻も早くこの場所を去りたい気持ちが強くなり、
また次のロッ・トゥーが目の前で停まった時、私は思い切ってドアを開けて
乗り込んじゃいました。えぇい、もう賭けだ!
席に着くと、「どこへ行くんですか?」と車掌役らしき兄ちゃん。
ラート・ブアルアンへ行きたいんですが…。
緊張しながら答えてみます。
「行けますよ。」
やった! よかった! 思い切って乗ってみて正解だったー!
ほっとした私を乗せたロッ・トゥーは直線の道路を
物凄いスピードでひたすらかっ飛んで・・・行くのかと思いきや、
「ここですよ。こちら側でいいですよね?」
へ!? ここ!?
また予想外の場所で降ろされる羽目になってしまいました(汗)
運賃20バーツを払って取り残されます…。
時刻は、09:53。
後で調べて分かったんですが、このロッ・トゥーは国道340号線をずっと北上して、
スパンブリー県北西部のダーン・チャーンという町まで行くようです。
クラスィアオというダムがすぐそば。なんだかそのうち行ってみたくなりました。
…なんてことを冷静に考えている余裕はその時には勿論無し(笑)
取り敢えず目の前の歩道橋によじ登ります。
結構風が強くて寒く感じる時があるほど。
景色を見渡しながら、またしても愛用の地図を開きます。
向こう側奥にアユタヤ銀行が見えるのが良い目印になり
地図上で場所が特定できました。
どうやら私は勘違いをしていた模様。ラート・ブアルアンの中心部って、
郡役所やら警察署が集まったエリアだと思い込んでいたのですが、
この右手の工場や住宅街が集まっているらしきところがそうみたいな雰囲気です。
ラート・ブアルアンだということは、ここはもう、アユタヤ県。
このバス旅シリーズ初なことに気付きました。
ん? ということはですよ。私の背後の西へ伸びる道が国道3422号線のはず。
その道を行けばクローン・イープン(日本運河)に辿り着けるじゃないですか!
やった。なんとかなりそう!
とその時、風邪が吹いて目にゴミが。
イテテテ。我慢できずにコンタクトレンズを一旦はずそうと目尻を引っ張ると・・・
あ゛~っ!!
コンタクトレンズが手のひらからはずれて落ちちゃいました!
真っ青になり足元に這いつくばって探してみたものの、
どうやら風で飛ばされて橋下へと落下してしまった様子。
そんなぁ、1週間前に買ったばかりなのに~!!(T T)
不幸中の幸いというか、以前使っていたレンズも持参していたのでひとまず着用。
でもよく見えないんだよな~。
この先大丈夫かなー。
なんでこんな目に遭わなきゃならないんだよー。
もう帰っちゃおうかなぁ(T T)
歩道橋上に打ち捨てられた土嚢にへなへなと座り込んで、大いに凹む私でした・・・
<交通費>
ロッ・トゥー: 20バーツ
ここまでの合計:65バーツ
つづく・・・
※旅は2010年12月27日(月)に行いました。