戦艦トンブリーをぐるりと回って一とおり見終えた私は、
すぐ脇を流れるチャオプラヤー川を眺めることに。


水面へと伸びた桟橋に進んでみます。

下流側には、先ほどエンジン音を轟かせて目の前を通り過ぎて行った
タンカーが見えます。


チャオプラヤー川(下流側)


左岸に見える赤っぽい屋根の建物群は、
たぶんあの時計塔のあったサムットプラーカーン県庁だと思います。


上流側は・・・


チャオプラヤー川(上流側)


右岸はるか先にクレーン群が見えます。

しかし曇天なのが、ちょっと残念!
晴れていればもっと奇麗なんでしょうね。


川岸に何かを説明した金属プレートがあるのに気付きました。


スアソンレップ要塞


スアソンレップ要塞・・・と書いてあります。

なるほど!
ここ海軍士官学校は、要塞跡地に建っているということですか!


スアソンレップ要塞は、ラマ3世期の1850年に築造された、
と書いてあります。ということはプラジュン要塞よりも古いんですね。


しかし、ここが要塞だった片鱗が跡形もなく消え去っているのが残念!


かつて多くの要塞が、チャオプラヤー川河口域にあったと
以前にも書きましたが、


サムットプラーカーンの要塞所在地


この図を見ると、イメージが湧きやすいですね。
サムットプラーカーンには、かつて本当に多くの要塞があったことが分かります。

ちなみに●がここ、スアソンレップ要塞です。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:71.5バーツ


※旅は2009年7月22日(水)に行いました。


つづく



海軍士官学校=スアソンレップ要塞跡