お寺はどこですか?

クン・イアットのお店のおばさんに尋ねてみました。

「この道を真っ直ぐ行ったところだよ。工事中で歩きにくいけどね。」


道の先にお寺の屋根が見えます


あ、ホントだ。
道の先にお寺の三角屋根が見えます。

工事中の箇所を抜けると橋がかかっています。
渡りながら右側=北のほうを眺めると、


運河を北へ行くとサッパサーミット運河に出ます


この集落にとって、かつては交通の中心となった運河のようです。
しばらく北上すると、サッパサーミット運河に出ることができます。

一方、橋の左側の景色はというと・・・
後に取っておきます。もったいぶってスミマセン(笑)


さて橋を渡りお寺に着きました!


ワット・サークラー


ワット・サークラーです。

正直、本堂(写真右端)はこれといった特徴もないのですが、
その代わり、境内の右奥には少々有名なものが。


ワット・サークラーの斜塔


この仏塔、西に15度傾いています。
いわば、バーン・サークラーの斜塔

実はこの仏塔、アユタヤ朝期のものと推定されています。

そうなんです。従って、このバーン・サークラーの集落も
14,5世紀のアユタヤ朝初期からあるらしいのです。
歴史のある集落だったんですねー。


ついでなので、この集落の歴史の話をもう一つ。

時は、隣国ビルマとまだ戦争をしていたラマ1世治世(1782-1809年)のこと。
若い男性が徴兵され、女性と子どもとお年寄りしか残っていないこの集落に
ある日ビルマ軍が、人と兵糧の略奪のために攻めてきたのです。

残った女性たちは、農具を手に取りビルマ軍と闘い、
地理を知り尽くしていたこともあり、なんとついにはビルマ軍を撃退しました。


それ以来、この集落は、勇敢な女性の集落=バーン・サーオ・クラー
と呼ばれるようになり、それがいつしか訛って「バーン・サークラー」
になったのだそうです。


・・・やっぱり、何かある集落でした。

グーグル・マップで気になった時の勘は、
当たっていたようです。ま、たまたまですけど(笑)




<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:60バーツ


※旅は2009年7月22日(水)に行いました。


つづく


バーンサークラー