バンコク海、本当に来て良かったです。

この時、タイへ来る直前に私にとって大きな出来事があったのですが、
ここへ来たお陰で、心に区切りをつけることができました。


名残惜しいけど、そろそろ戻るか。

再び自転車に跨り、ひん曲がったペダルを漕ぎ出すことに。


ちょっと進み、振り返ってみました。


さようなら、バンコク海


バンコク海に着いてからずっと曇ってたのに、今になって晴れてるし(笑)

また来るぞ~!
前を向き、再び漕ぎ始めます。


マングローブ林の間の木道をいいペースで進んでいると、
突然横の木々の間から、ぬぅ~っと黒い影が!

ひえっ!!!

よく見ると、人じゃないですか。
この辺りの漁師さんが、しゃがんで何やら獲っていたようです。

急に音もなく立ち上がって姿を現すもんだから、
もう心臓が口から飛び出そうになるほど驚きましたよ!!


気を取り直して、再び漕ぐこと数分。
集落出口の、例の、「扉」に到着。


扉まで戻ってきました


この先は人が住んでるんだ、と思うとホッとします。

扉をくぐり、ひたすら漕いで、
ようやくクローン・ピッタヤーロンコーン学校前まで戻ってきました。

自転車を返す前に、ちょっと見に行っておきたいところが。
右側へ漕ぎ進み、間もなく到着。


バーンクンティアン-チャーイタレー通りの終点


バーンクンティアン・チャーイタレー通りの終点です。

うひゃー、この未舗装の道を帰るわけか。
でもほんとにソンテオがあるのかどうか…。


学校へ戻り、「自転車室」の前へ。


職員室?の窓を叩き…


誰の姿も見えないので、向いの職員室らしき部屋の窓をコンコンと叩き、
職員に「自転車を返したいのですが」と伝えると、待ってるように告げられました。

しばらくすると、さっきの男性がのんびりやってきます。

自転車を自転車室に入れるのと引き換えに、
預けた免許証を返却されました。

一応、聞いてみるか。


ラマ2世通りまでのソンテオがあると聞いたんですが、ありますか?

「・・・。夜8時まであるはずだ。校門前で乗れるよ。」

聞いてよかった!
ありがとうございます~。


とぼとぼ歩いて、校門に向います。

ソンテオを待つ前にまず、喉がとっても乾いたので
向いの食堂で何か飲もう。

そう思いながら校門に着くと・・・


あれ!? もしやアレは!!


ソンテオ!?





<交通費>
自転車を漕いでいただけなので:0バーツ
ここまでの合計:204バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・




バンコク海~クローン・ピッタヤーロンコーン学校