しばし荒涼としたバンコク海の風景を眺めた後、
木道の橋の部分に少し戻ってみました。


バンコク海展望台


遊歩道の終点、バンコク海の展望台は、
こんな感じで干潟の上に突き出ています。


ふと橋から下を眺めてみると、そこには何かが動いているじゃないですか。
なんだ!?


ハゼ??


ハゼ!?


へぇ~、日本以外にもいるんですねぇ。あ、当たり前か。
愛嬌があってなかなかカワイイです(笑)

ハゼの動きを追っていると、
いきなり目の前を鮮やかな青色の鳥がスーッと横切りました。
コバルトブルーっていうんですか? とにかく奇麗な青い鳥です。

海へ向けて飛んで行って、西方の竹柵の上に止まりました。
慌ててデジカメをズーム最大で向けてみます。


青い鳥が飛んで行った先には・・・


ちょうど中央の竹柵の上にいるんですけど、分かりますでしょうか。
姿が小さい上に逆光なので、残念ながら黒い影になっちゃいましたが(T T)


うー、あの青い色が撮れなくて残念!!
悔しく思ったその時、デジカメの液晶画面で、鳥の上側に何かがあるのに気付きました。


ん? あれっ、このかたちは・・・もしや!


間違いない!!




バンコク都県境第29標柱が!!


そうです。
バンコク都県境標柱ではないですか!!

バンコク・シービュー・レストラン沖の第28標柱とともに
海上に立つ2つの標柱の残りひとつ、第29標柱に間違いありません!!


まさに青い鳥が運んできてくれた幸運。

まさか、まさか見れるとは思っていなかった私は、
ただただ感激です。


あそこが、バンコク都とサムット・サーコーン県の都県境ということですか。


思いもよらず、バンコク海の端から端まで、
今回の旅で見ることができてしまいました。





<交通費>
自転車を漕いでいるだけなので:0バーツ
ここまでの合計:204バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・



バンコク海