まさか本当に見れるとは思っていなかったチャオプラヤー川河口の先端を後にし、
元来た道、というか池の土手を戻ります。


土手を歩いて戻る途中…


この池、エビの養殖池なんだそうです。
エビのほかにカニや魚も獲れるとか。
こんな天然の環境で育ったら、さぞかし美味しいんでしょうね。
ここで獲れたものを産直で食べる方法はないのかなー。

…などと考えながら角を曲がると、
すぐ目の前を横切ろうとする大きな影が。


な、なんと大トカゲだ~!!

体長はゆうに2メートル近くあります!


私と出会って慌てるでもなく、逆に向かってくるでもなく、
あくまでも悠然としたその姿は、まるでポム・プラジュンの主であるかのよう。
のっしのっしと歩いて、土手横の林に消えて行きました・・・。

タイで「ヒア」と呼ばれる大トカゲか!?

ただただ唖然。
恐怖を感じる暇もなく、当然写真を撮ることも忘れた
ほんの数秒の出来事でした。


で、ようやくロー5こと独立と自由のラマ5世像前の舗装された道路まで出ました。
ほっと一安心。

と思ったのもつかの間、ふと横の林に目をやると
またまた大トカゲが!


大トカゲ!


今度のは小さいです。
1メートルぐらいでしょうか。

もう頭の中では「ジュラシックパーク」のテーマ音楽が流れっぱなし(笑)


ところでこのヒア。タイでは相手を罵倒する言葉でもあります。

よくヒアが、農家のニワトリを食べちゃうんだそうです。
そうすると当然農家の方は頭に来るんですよ、
「アイ・ヒア!」(ヒアの野郎)って。

それが気に食わない人を罵倒する表現にも
使われるようになったんだとか。
(絶対に使わないでくださいね!)

そこまで忌み嫌われる存在のヒアが、
ちょっと不憫にも感じてしまいます…。


さてさて、さらに足を進めると、またもや目の前を横切る影が。
こんどは複数です。


なんと、猿。

小走りに林の中へと。


猿も!


子猿が2,3匹(写真には1匹だけです)。
親はというと・・・

道の反対側で私を睨みつけています。


親猿が睨んでます(汗)


汗...

この場を去ったほうが良さそうですね。
邪魔してすんません…。



<交通費>
徒歩なので:0バーツ
ここまでの合計:108.5バーツ


※旅は2008年12月30日(火)に行いました。


つづく・・・



ラマ5世像とプラジュン要塞