今回の最大の任務を果たすべく、
バンハーン・ジェムサイ・タワーの1階へ下りてきました。
円を描いて並ぶ土産物店をぐるっと歩いて探します。
タワーや地元サッカーチーム「スパンブリーFC」のグッズのコーナーで発見。
左下にありました。
バンハーン・ジェムサイ・タワーのミニチュアです。
「タワー収集機構」管理人さんから依頼された買い物なのです。
でも前回来た時には大小2つのサイズのがあったはずなんだけど…。
スタッフの女性に尋ねてみると、
「小さい200バーツのものは生産中止になったんです」
ありゃー残念!
ではこの大きいサイズの500バーツのものだけなんですね。
高さが30cmほどあります。
2,3個出していただけますか?
てっぺんが曲がっていないものをとのリクエストなので、
見比べて曲がりが少ないものをチョイス。
レジン製なんだそうです。
「なんでタイ語が話せるんですか?」
バンコクで学んだことがありまして、
とまたまたいつもの会話が始まりました ^_^;
にこやかで穏やかな口調のとても感じの良い女性でした。
また来よっかな(笑)
丁寧に新聞紙に包んでいただいたミニチュアをバッグにしまい、
お礼を言ってタワーを出ます。
よっしゃ、任務完了!
帰国後発送してタワー収集機構管理人さんのお手元に無事に届き、
早速ウェブサイトに掲載していただきました。
あ、そうだ。もう一度タワー全景の写真を撮っておこっかな。
青空が広がって来たので、さっきよりもいい写真になりました。
時間がまだあるので、今度こそワット・プラシーラッタナマハータートへ
向かってみますか。
バンハーン・ジェムサイ・タワーを後にします。
時刻は、15:11。
目抜き通りのプラパンワサー通りに出ました。
この辺りでもまだ巻きスカート姿の女性っているんですね。
左はソムオー(ざぼん)の行商。
この先に、
ワット・パー行きソンテオが停車中でした。
念のため運転手に尋ねておきましょう。
ワット・プラシーラッタナマハータートへは行きますか?
「行きますよ」
また乗り間違えたらシャレになりませんからね ^_^;)
乗り込むと、先ほどの巻きスカートのおばあさんが
続けて乗ってきました。で、なんと私に話しかけるではないですか。
でもお年寄りな上に方言がキツくて何を言っているのか
さっぱりわかりません。
どうやらどこそこへは行くのかと尋ねているようではあるんですが…。
すみません、わかりません。
と答え終えるかいなかのところで、
そんなおばあさんを乗せたままソンテオは発車。
時刻は、15:16。
しきりに車窓を気にした素振りをしています。
うむむ、心配だな。
国道321号線を進みターチーン川を渡ってほどなくソンテオは停車。
運転手さんが運転席後ろの窓をコンコンと。
え、私?
ここだよ、と合図してくれています。
あ、そうなんだ。慌てて下車して運賃10バーツを支払い。
「向かいの道にありますよ」
ありがとうございます!
ソンテオを見送ります。
あっそうだ、おばあさん! 慌てててすっかり忘れてた!!
運転手さんに言えば良かったのに。なんて私は気が利かないんだろう。
物凄い自己嫌悪です。
さっきの私みたいに終点まで行っちゃうのかな、おばあさん。
ごめんなさい…。
時刻は、15:22。
向かいの道って、並木の間に続いているあれだな。
のどかな2車線の道を歩いていくと、
ものの2分で山門に到着。
ワット・プラシーラッタナマハータートと書いてあるので間違いないですね。
境内を右手へと進むと、
新しめの寝釈迦像がありました。
ふと見上げると、「バンハーン・ジェムサイ寝釈迦堂」との看板が。
どんだけなんですか、バンハーン元首相 -_-;)
そんなお堂の裏手へと進むと、ありましたよ。
古い仏塔が。
1767年のビルマ軍のアユタヤ侵攻でスパンブリーも破壊されたのですが、
この仏塔はそれ以来廃墟と化していたのだとか。
それが1913年、この地に移住し畑仕事を生業としていた華僑が
この仏塔へ登り内部に入ってみたところ、数々の当時の品を発見。
そのうちクメール文字で記された古文書には、この寺はアユタヤ王朝創始の
26年前に創建されたとあったのです。
ということは、1325年かな?
古文書の他に、当時のプラクルアン(お守り)も多数見つかりました。
プラポンスパン(พระผงสุพรรณ)と呼ばれ、五大プラクルアン(พระเบญจภาคี)の
一つに数えられるようになり、数百万バーツの高値で取引されているんですよ。
近年、近くの道路拡張工事中にさらに出土したようです。
どこかにまだ転がってないかな(笑)
探し歩くワケではないけど、裏へまわってみます。
仏塔自体や発見された遺物は、アユタヤ期のものなんでしょうね。
こんなところにも仏像が。
周りを見渡すと、どうやらお墓が並ぶゾーンに足を踏み入れてしまったようで。
この後、ちょっぴりぞっとする光景を目にすることになるとはつゆ知らず…。
<旅費交通費>
ソンテオ:10バーツ
ここまでの合計:225バーツ
※旅は2014年9月18日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく
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◇ 初 級 ◇
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『中級タイ語総合読本』白水社
◇ 上 級 ◇
『タイ語上級講座 読解と作文』めこん
バンハーン・ジェムサイ・タワーの1階へ下りてきました。
円を描いて並ぶ土産物店をぐるっと歩いて探します。
タワーや地元サッカーチーム「スパンブリーFC」のグッズのコーナーで発見。
左下にありました。
バンハーン・ジェムサイ・タワーのミニチュアです。
「タワー収集機構」管理人さんから依頼された買い物なのです。
でも前回来た時には大小2つのサイズのがあったはずなんだけど…。
スタッフの女性に尋ねてみると、
「小さい200バーツのものは生産中止になったんです」
ありゃー残念!
ではこの大きいサイズの500バーツのものだけなんですね。
高さが30cmほどあります。
2,3個出していただけますか?
てっぺんが曲がっていないものをとのリクエストなので、
見比べて曲がりが少ないものをチョイス。
レジン製なんだそうです。
「なんでタイ語が話せるんですか?」
バンコクで学んだことがありまして、
とまたまたいつもの会話が始まりました ^_^;
にこやかで穏やかな口調のとても感じの良い女性でした。
また来よっかな(笑)
丁寧に新聞紙に包んでいただいたミニチュアをバッグにしまい、
お礼を言ってタワーを出ます。
よっしゃ、任務完了!
帰国後発送してタワー収集機構管理人さんのお手元に無事に届き、
早速ウェブサイトに掲載していただきました。
あ、そうだ。もう一度タワー全景の写真を撮っておこっかな。
青空が広がって来たので、さっきよりもいい写真になりました。
時間がまだあるので、今度こそワット・プラシーラッタナマハータートへ
向かってみますか。
バンハーン・ジェムサイ・タワーを後にします。
時刻は、15:11。
目抜き通りのプラパンワサー通りに出ました。
この辺りでもまだ巻きスカート姿の女性っているんですね。
左はソムオー(ざぼん)の行商。
この先に、
ワット・パー行きソンテオが停車中でした。
念のため運転手に尋ねておきましょう。
ワット・プラシーラッタナマハータートへは行きますか?
「行きますよ」
また乗り間違えたらシャレになりませんからね ^_^;)
乗り込むと、先ほどの巻きスカートのおばあさんが
続けて乗ってきました。で、なんと私に話しかけるではないですか。
でもお年寄りな上に方言がキツくて何を言っているのか
さっぱりわかりません。
どうやらどこそこへは行くのかと尋ねているようではあるんですが…。
すみません、わかりません。
と答え終えるかいなかのところで、
そんなおばあさんを乗せたままソンテオは発車。
時刻は、15:16。
しきりに車窓を気にした素振りをしています。
うむむ、心配だな。
国道321号線を進みターチーン川を渡ってほどなくソンテオは停車。
運転手さんが運転席後ろの窓をコンコンと。
え、私?
ここだよ、と合図してくれています。
あ、そうなんだ。慌てて下車して運賃10バーツを支払い。
「向かいの道にありますよ」
ありがとうございます!
ソンテオを見送ります。
あっそうだ、おばあさん! 慌てててすっかり忘れてた!!
運転手さんに言えば良かったのに。なんて私は気が利かないんだろう。
物凄い自己嫌悪です。
さっきの私みたいに終点まで行っちゃうのかな、おばあさん。
ごめんなさい…。
時刻は、15:22。
向かいの道って、並木の間に続いているあれだな。
のどかな2車線の道を歩いていくと、
ものの2分で山門に到着。
ワット・プラシーラッタナマハータートと書いてあるので間違いないですね。
境内を右手へと進むと、
新しめの寝釈迦像がありました。
ふと見上げると、「バンハーン・ジェムサイ寝釈迦堂」との看板が。
どんだけなんですか、バンハーン元首相 -_-;)
そんなお堂の裏手へと進むと、ありましたよ。
古い仏塔が。
1767年のビルマ軍のアユタヤ侵攻でスパンブリーも破壊されたのですが、
この仏塔はそれ以来廃墟と化していたのだとか。
それが1913年、この地に移住し畑仕事を生業としていた華僑が
この仏塔へ登り内部に入ってみたところ、数々の当時の品を発見。
そのうちクメール文字で記された古文書には、この寺はアユタヤ王朝創始の
26年前に創建されたとあったのです。
ということは、1325年かな?
古文書の他に、当時のプラクルアン(お守り)も多数見つかりました。
プラポンスパン(พระผงสุพรรณ)と呼ばれ、五大プラクルアン(พระเบญจภาคี)の
一つに数えられるようになり、数百万バーツの高値で取引されているんですよ。
近年、近くの道路拡張工事中にさらに出土したようです。
どこかにまだ転がってないかな(笑)
探し歩くワケではないけど、裏へまわってみます。
仏塔自体や発見された遺物は、アユタヤ期のものなんでしょうね。
こんなところにも仏像が。
周りを見渡すと、どうやらお墓が並ぶゾーンに足を踏み入れてしまったようで。
この後、ちょっぴりぞっとする光景を目にすることになるとはつゆ知らず…。
<旅費交通費>
ソンテオ:10バーツ
ここまでの合計:225バーツ
※旅は2014年9月18日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
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