タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

2015年01月

ソンテオで人気レストランへ ロッブリー日帰り旅[7]

ロッブリー駅の正面を過ぎ、さらに国鉄線路沿いに歩いていくと、
またここにやって来ました。


07_01


ワット・ナコーンコーサー
最初に訪れた遺跡です。

背後にプラプラーン・サームヨートも見えてますね。

線路上に下り踏切に出たところで、またもや列車が。


07_02


時刻表に無いから回送列車?
それよりも、線路はプラプラーン・サームヨート
こんなに近くを通ってるんですよ。

あ、ここの踏切も棒が下りてくるタイプでした。


右手のプラカーン廟が真ん中にあるロータリー脇に立ち
ソンテオを待ちます。

ロッブリー
で人気のレストランへ向かおうと思いまして。
ここから東の方にあり、徒歩では無理なのでソンテオのお世話になろうと。

ナーラーイ・マハーラート通り
は真っ直ぐだから、
ここに来る路線ならどれでも目的地方面へ向かうだろうと読みつつ…。


07_03


お、来たぞ。エイヤっと乗ってしまいましょう!
時刻は、13:42。

ちなみに後で調べたところ、運転席上に掲げられた行き先の
ドンチャンパー(ดงจำปา)には、バイク用のレース場があるようで。

そんなソンテオに揺られてナーラーイ・マハーラート通り
真東に進んでいきます。

大学が見えた後、低層のトゥックテオ(長屋ビル)商店街が
通りの両側に続いている光景を眺めていると、
大きなロータリーに入りました。


07_04


スリヨータイ・ロータリー(วงเวียนศรีสุริโยทัย)と言うんだとか。
ピブーン政権時代の1938年完成。
同じくピブーン政権下で完成したバンコクの戦勝記念塔が41年なので、
こっちのようがやや古いんですね。

17世紀のナーラーイ王治世後、ずっと廃れていたロッブリーの町が
ピブーン首相がぶち上げた都市計画と陸軍基地設置のお陰で
復興したのだろうことが伝わってきます。

ちなみに地元民はスリヨータイ・ロータリーというよりも、
サケーオ・ロータリー(วงเวียนสระแก้ว)と読ぶことが多いんだそうで。

このロータリーの周辺がロッブリーの町の中心部のようです。
ロッブリー・バスターミナルもロータリー南西の一角にあることを
帰ってから知りました ^_^;)


そして川を渡ったところでブザーを押して下車。


07_05


運賃8バーツを運転手に支払います。
時刻は、13:50。

この先もトゥックテオ商店街がビッシリ続いてますね~。
でも降りた正面は、


07_06


第13軍管区の基地でした。
いい目印になりそう。でももう来ることは無いかな ^_^;)

反対側へ渡り、川沿いに出ます。


07_07


調べたんですがついぞこの川の名前が分からず。
どうも運河のようです。

そんな川沿いに日陰の多い遊歩道を見つけ、
とぼとぼ南へと歩いて行きます。

今頃になって晴れ間が出て暑くなってきたので助かりましたよ。
頭痛が相変わらず治らない上にバテてきました。あとちょっとだー。


07_08


こらっ、通れないじゃないか!(笑)
でも気持ちいいだろうな~。


次の橋のところで左折。


07_09


住宅街なんですがところどころに商店も見かけるんですよね。
表通りからちょっと奥まっているのに意外。
結構栄えてるんですね、ロッブリー市街。


07_10


お、目的地のレストランの看板出現。
マットミー」(มัดหมี่)という名の店なんです。

この交差点を右だな…。


07_11


あら、暑い中ご苦労さまです。バテないように気を付けてくださ~い。
…って人のこと言えないか。 もうすぐのはず。がんばるぞ。


しかしこの後、思わぬ事態に見舞われるのでした…。





<旅費交通費>
ソンテオ:8バーツ
ここまでの合計:58バーツ

※旅は2014年6月19日(木)に行いました。

<参考>
Wikipedia "จังหวัดลพบุรี"

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

マットミー

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ロッブリー城壁の勝利門 ロッブリー日帰り旅[6]

ロッブリー駅から道なりに南へと歩き出します。


06_01


この辺りは住宅街のただの路地ですね~。

緩い下り坂を進んでいくと前方に見えてきましたよ。


06_02


ロッブリー城壁の門!

崩れた「跡」なのかと思いきや、
完璧な姿で残っていて、こりゃオドロキです!


06_03


プラトゥー・チャイ(ประตูชัย)との案内板が立っていました。
訳せば、「勝利門」。

17世紀のナーラーイ王時代の姿ではなく、
19世紀半ばのラマ4世による修復後の姿だとは思いますが、
ここまで昔の姿で残っている城壁門って珍しいですよね。

有名な門としてはチェンマイのターペー門がありますが、
規模はこれよりも小ぶりで上の部分が無い形状です。

またナコンラチャシマーにもいくつか立派な門がありますが、
残念ながらどれも綺麗に修復され過ぎている感が。

なので、かつての面影を良く残したままの
規模の大きな門って貴重だと思います。

もしかしてロッブリーだけですかね?

ロッブリーには実はもう1か所、門が残っているようです。
残念ながら今回は訪れませんでしたが。


06_04


門の入口には、こんな神棚(?)が。
ナムデーン(赤いジュース)が置かれているのが、 なんともタイらしいです。


06_05


お、ここにも。
違う神様なんでしょうね。

真ん中に埋め込まれた木の柱には、かつて扉が取り付けられていたのかも。


門をくぐって外側に出てみました。


06_06


すぐのところに住居が建っているのが、なんとも ^^


06_07


昔は兵士が立って守っていたんでしょうね。
ついついそんな光景を想像してしまいます。


さて、城壁内へ戻って壁沿いの道を右へと歩いてみますか。


06_08


土盛りの上に崩れかけたレンガの壁が少し見えますね。
元々こういう作りなのか、基礎部分が崩れてこうなったのか、
イマイチよく分かりません ^_^;)


06_09


壁が途切れた先は、国鉄の踏切でした。

ちょうど列車がやって来る警報音が鳴り始め、
遮断機が下りてきました。人力で横に引っ張る車輪付きの柵じゃなくて、
驚いたことに日本と同じく棒が倒れて下りてくるタイプです。

タイにもあるのか。初めて見たかも(笑)


06_10


貨物列車だ。
写真を撮っていたら踏切待ちの人達にジロジロ見られてしまいました。
列車の写真を撮る人がそんなに珍しいのかなぁ。

踏切を渡り、線路沿いに左へ続く道を歩いていきます。

曇り空なのでいい気になって闊歩してましたが、
そろそろバテ始めましたよ。


06_11


ロッブリー駅のホームが見えてきました。
背後にはワット・バンダイヒンの姿も。

その左のものって、もしや蒸気機関車時代の給水塔?


06_12


ロッブリー駅舎です。
これまた背後にワット・プラシーラッタナ・マハータートの主仏塔が
頭を覗かせています。

さてと、ナーラーイ・マハーラート通りに出て、
ソンテオに乗ってみますよ~。





<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:50バーツ

※旅は2014年6月19日(木)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

勝利門

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ワット・プラシーラッタナ・マハータート ロッブリー日帰り旅[5]

なかなか充実していたプラナーラーイ宮殿(ナーラーイ王国立博物館)を出て、
目の前一帯の商店街を歩いてみました。

でも、目ぼしい店は一つも無く… -_-;)

いったん宮殿正門前に戻って白壁沿いに南へと歩きはじめると、
東のほうに建物越しに仏塔遺跡が聳えているのが見えるではないですか。

よし、あれを目指して歩いていくとしましょう。
路地に入り東へ進んでいくと、


05_01


おぉ、ここだな。

角の食堂が流す大音響の音楽にゲンナリしながら
敷地に足を踏み入れます。


05_02


見えていたのはあの仏塔だ。

ここは、ワット・プラシーラッタナ・マハータート(วัดพระศรีรัตนมหาธาตุ)
という、かつてのロッブリーのメイン寺院として建てられたものだと、
案内板の説明にあります。


05_03


200m四方の広大な敷地内に壁に囲まれて、
様々な時代の建造物が30あまり建ち並んでいる景色は壮観。
12~13世紀初頭からアユタヤ時代、
そして19世紀のラマ4世期までのものがあるんだそうで。


05_04


この最も高い仏塔(主仏塔)は、12~13世紀初頭のもの。
クメール様式の影響を受けつつもアユタヤ初期につながる
新たな様式が見られるのだとか。

つまり、タイ様式が見て取れる現存最古の仏塔なんだそうです。

そんな仏塔に奇しくも出会えるとは!

ちなみに右に見える建物は、17世紀にナーラーイ王が建てた仏堂跡。

こんな立派で広大な遺跡なのに、見学者は、私一人だけ。
ありがとうございます。贅沢なひと時を過ごせました ^_^;)


外へ出て敷地沿いに東側へ回ると、


05_05


どうやらこっちが正しい入口のようですね。

ナーラーイ王が建てた仏堂跡の背後に、あの仏塔が見えています。

で、この反対側はというと、


05_06


ロッブリー駅なのでありました。

駅のホームにある遺跡模型の背後に見えた仏塔は、
あの主仏塔だったのか。

駅舎がプラプラーン・サームヨートを模してあるのがいいですね ^^


駅舎に向かって右手には、


05_07


蒸気機関車が佇んでいました。
残念ながら日本製ではなく、イギリス製なんですけどね。

おや、蒸気機関車の後ろにもなにやら遺跡があるではないですか。
向かおうとすると、


05_08


左手にホームに隣接した食堂発見。

ちょうどお昼時なので、軽く腹に流し込んでおきましょう。
実は歩いているうちにちょっと頭痛がするようになったので、
休憩もしたかったんですよね。

時刻は、12:55。


05_09


ありきたりですが、ガパオ(挽肉のバジル炒めご飯)を(笑)

一服しがてら、せっかく来たのだからガパオで済ますんじゃなくて、
ロッブリーの美味しい店でも食べようとiPhoneで検索。

見つけました。ちょっと遠いけどなんとかなるかな。
その前にもう一か所だけ見ておきたいところが。

向かおうと店を出たところで列車が到着したので
引き寄せられるようにホームへ。


05_11


バンコクのフアランポーン駅10:50発の列車かな?

ちなみにさっき目指しかけた遺跡は、


05_10


こんな感じでホームからも見えました。

17世紀のナーラーイ王時代に建てられた寺院で
ワット・バンダイヒン(วัดบันไดหิน)と案内板にあります。

訳せば「石階段寺」。
きっと元の名が不明なんでしょう ^_^;)





<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:50バーツ

※旅は2014年6月19日(木)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ワットプラシーラッタナマハータート

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