タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

2014年09月

チャラン・ソイ3のソンテオ パーシーチャルーン運河水上バスの旅[最終回]

バンコク・ヤイ運河に架かる橋を渡った先は、チャランサニッウォン・ソイ3。
ソイのどん詰まりにセブンイレブンがあります。


08_01


店の軒下で立って待つことに。

バイクタクシーも待機していて熱い視線を投げかけてくるんですが、
無視です。すみません(笑)

前回来た時には全く気付かなかったんですが、
グーグル・マップのストリートビューがバンコクにも対応した時にこのソイを
見てみると、なんとこの場所に停車中のソンテオが写り込んでいたんですよ。

今回はそれにぜひ乗ってみようと思いまして。

はい。パーシーチャルーン水門船着場からわざわざ歩いてきた
最大の目的はこれだったのです(笑)


7分ほど待つと、向こうからやって来ましたよ~。


08_02


セブンイレブン先の左手の路地に頭を突っ込み方向転換して
バックで店の前に停車しました。


08_03


1418番路線 ソイ・サックチャルーン

としか書かれていません。
ソイ・サックチャルーンチャランサニッウォン・ソイ3の別名です。

行き先はどこなんだろう?
まるでミステリー列車ならぬミステリー・ソンテオですね(笑)

よし、乗りこんでみましょう。


08_04


数分待ったのち、私を含めて3人の乗客を乗せたソンテオは発車。

iPhoneを取り出しいじり始めた頃、ソイの入口まで行っていないのに
いきなり右折するじゃないですか。そしてなんと停車。

他の乗客が2人とも降りていきます。

えっ!?

状況がやっと掴めました。
なんと、ここが終点!

私も下車して運転席で運賃を払います。
5バーツ也。

時刻は、11:09。


08_05


距離にして850m。徒歩でも10分ですよ。
たったこれだけの路線を走るソンテオだったとは!!


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バックしてチャランサニッウォン・ソイ3に停車。
折り返し便となってお客さんを待ち始めました。

1台だけで運行しているっぽいですね。


ソンテオ終点(笑)から5~60m歩くと、チャランサニッウォン通りに出ました。
右の角にここにもまたセブンイレブンがあるので、いい目印になりますね。


左手の歩道橋に上ります。


08_07


バーンワー駅からのBTS延伸路線工事が進んでますね~。
反対側に下りバス停へ。

最初にやって来たのは・・・


08_08


こんなソンテオでした。

この手の小型ソンテオってバンコク中心部側では
「ロット・スバル」(รถซูบารุ)って呼ばれているんじゃないですか?
スクンビット界隈の日本人の間では「シーロー」(สี่ล้อ)ですかね。

こちらチャオプラヤー川西岸トンブリー地区では、
「ロット・クラポン」(รถกระป๋อง)という呼び名のほうが通っているようですよ。

直訳すると「缶の車」。
どうも子供が遊ぶおもちゃの車って意味のようです。

たしかにかわいらしいですもんね ^^

乗り込みます。
時刻は、11:12。

乗客が私一人のロット・クラポンはチャランサニッウォン通りを南下してすぐ左折。

ウォンウィエンヤイ
のロータリーをぐる~っと回ります。


08_09


トンブリー王朝創始者タークシン王騎馬像を右手に眺めつつ…。


08_10


4分の3周してタークシン通りに入ってすぐのバス停で停車。
国鉄マハーチャイ線始点のウォンウィエンヤイ駅向かいです。

ここでようやくお客さんが乗って来ました。
ちょっとほっとした私 ^_^;)


でもそれからほどなく、左折したところで私は下車。


08_11


BTSウォンウィエンヤイ駅前です。

運賃7バーツ也。
時刻は、11:24。


これにて今回の旅も完結です。

パーシーチャルーン運河水上バス
に以前の旅で訪れた場所の再訪を
組み合わせた短い旅でしたが、それなりに楽しめましたね。

やはり水のある景色はいいなーと感じた次第。


今回も最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!

次回は、サンクラブリー方面再訪の旅をお届けする予定です。
さらにディープさパワーアップですよ。お楽しみに。




<旅費交通費>
チャランサニッウォンのソンテオ:5バーツ
BTSウォンウィエンヤイ駅までのソンテオ:7バーツ
ここまでの合計:63バーツ

※旅は2014年5月16日(金)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


ウォンウィエンヤイ駅


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バーン・シンラピン再び パーシーチャルーン運河水上バスの旅[7]

バンコク・ヤイ運河沿いに続く木の廊下を一番奥まで進むと、着きました。


07_01


バーン・シンラピン(Artist's House)
です。

期待を胸に初めて訪れた際には、正直言って肩すかしを喰らったというか、
展示物やコンセプトにあまり感銘を受けなかったんですよ。

4年経って変貌を遂げているかなとまたしても期待しつつ
再訪してみたのでした。

開館時間は、
月・火   10:00~18:00
水・木・金 09:00~18:00
土・日   09:00~19:00
と入口横に書かれています。

靴を脱ぐようにとのことなので左手の靴棚に置き、
裸足でペタペタと失礼しまーす。


07_02


あれ? 以前はこんな観客席あったっけかな?


07_03


あ、このためなのね。人形劇か。

水曜以外の毎日14:00に無料のミニ人形劇公演を行っているとのこと。

そうそう、以前来た時はここではおじさんが黙々と油絵を描いてましたっけ。

この家屋、もともとは金細工職人一家が代々住んでいたのですが、
最後の代の人がアーティストの活動の場として使ってもらうために
売却したんだそうで。

そんなわけでアートの創作、発表、展示の場となっているのです。


07_04


ポストカードやアート関係書籍の販売も。

さらにコーヒーやジュースなどの飲み物を作ってくれるようなのですが、
ブースに人の姿が無かったのであんまり本気じゃなさそう ^_^;)


木の階段で2階へ上がってみますか。


07_05


ガラーン。
相変わらずです。

2階は展示ギャラリーとして使っているんだそうですが、あまりに淋しい。
いや、この空間の使い方もアートなのかも…。

アート系の素質無しの私には、
やはりここが素晴らしいのかどうしても分かりませんなぁ。

悔しいというか、自分のそっち方面の素質に諦めがついたというか… -_-;)


でもここで唯一好きなものがあるんですよ。 これです、これ。


07_06


中庭に苔むして佇む古い仏塔。

さっき見てきたワット・カンペーン・バーンチャークってお寺ありましたよね。
あのバーンルアン運河水上マーケットのあったところ。

記録は残ってないんですが、あそこが昔、寺の敷地の境界線目印として
四方に設置した仏塔の一つではないかと推定されているんだそうです。


1階に戻り、早々に退散するとします。


07_07


白いおっさん、達者でな~。

今回も私にはピンとこなかったバーン・シンラピンでした。


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おっ、おばあさんは運河へ水汲みにの図。

今でこそ運河ですが、アユタヤ時代にショートカットが掘削されて
流れが変わるまでは、ここがチャオプラヤー川本流だったんですよ。

…って既に書きましたね ^_^;)


木の廊下を戻っていくと、右手に


07_09


これまたアートな一角が。
うーむ、カラフルではあります。

カラフルと言えば、


07_10


廊下のいたるところにぶら下がって売られているコレ、魚のエサなんですよ。
着色料大丈夫か? と要らぬ心配をしてしまいます(笑)


07_11


さあ、あの橋で対岸へ渡るとしますか。

ん、右手にかつてはなかった食堂がありますね。
しかもお客さんで賑わっている様子。


橋を渡りつつ、バーン・シンラピン方向を眺めてみます。


07_13


分かりますでしょうか。右の屋並みの一番奥の黒い屋根。
あそこがバーン・シンラピンです。

で、その奥に見えている寺院の屋根がワット・カンペーン・バーンチャーク


橋を渡り切った右手の店はというと、


07_12


おじさんが一人で切り盛りするクアイジャップ・ナムコン屋でした。
臓物・ブツ切り麺入りこってり風スープってなところでしょうか?
私の苦手なメニューではないですか。

それでもせっかくだから食べてみようかな。

一人ですけどいいですか?

「お一人様なの…?」

振り返って店内を見渡したおじさん、
「またお越しいただいたほうが良さそうで。」

にこやかかつ丁重ながら、何か拒絶された気がしてがっかり。

ちょっとお待ちいただけますかぐらい言ってくれればいいのに。
まぁ、元々どうしても食べたかったわけじゃないからいいや -_-;)


じゃぁ、帰るとしましょうか。

すぐ先のセブンイレブン前へ。なぜかって?




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:51バーツ

※旅は2014年5月16日(金)に行いました。

<参考>
paiduaykan.com "ชุมชนริมคลองบางหลวง"
facebook "บ้านศิลปิน คลองบางหลวง"

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


バーンシンラピン

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ワット・カンペーン・バーンチャーク パーシーチャルーン運河水上バスの旅[6]

バーンルアン運河水上マーケットの建物を抜け元の場所に戻ります。

パーシーチャルーン・ソイ20
の反対側に聳える
ワット・カンペーン・バーンチャークの本堂へ向かってみますか。


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小ぶりながら立派ですよね。

記憶が曖昧ですが、4年前には無かったような気がします。


その右手に、


06_02


元の本堂がひっそりと佇んでいます。
朽ちかけ具合がなんともいえませんよね。

このワット・カンペーン・バーンチャークは証拠は残ってないものの
アユタヤ時代中期の創建と推定されているそうです。

ラマ4~5世期に大規模修繕がなされました。
ラマ5世はここに行幸し、景徳鎮の壺を贈られたのだとか。
しかしなんと近年盗難に遭ってしまったそうで。

寺から盗むなんてバチ当たりですよねー。


さあ、先へと進みましょう。


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バンコク・ヤイ運河べりにパーシーチャルーン・ソイ20
こんな細い路地へと姿を変え続いています。

歩を進めると、


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味のある床屋さんが ^^


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ネコがのんびりと寝そべる路地をさらに分け入っていくと…


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細い運河に架かる橋が。
魚が群れをなしてうじゃうじゃいるのを見下ろしつつ渡ると、


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ちょっとした商店街が出現。
お、ここだここだ。前回は気付かずに先へ進んでしまったんでしたっけ。

電柱のところを右へと曲がるんです。
ところで右手はレトロな薬局だったんですが、閉まっちゃったんですかね?


右のさらに細い路地に入ると、


06_08


先の橋に人が大勢集まっているではないですか。
なんだろう?


06_09


あっ、TVドラマのロケ中のようですよ。
女優さんと子役が橋上からバンコク・ヤイ運河を見下ろしています。


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どなた? タイの芸能界にオンチなもんで存じ上げません ^_^;)

撮影は休憩に入った模様。
私は橋へは上がらずに橋のたもとを右へと。


06_11


木の廊下が奥までずーっと続いているんです。


06_12


廊下沿いにはところどころ、こんな感じで店が。
さながらちょっとした水上マーケットですね。

この一番奥に、目指すバーン・シンラピンがあるのです。





<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:51バーツ

※旅は2014年5月16日(金)に行いました。

<参考>
facebook วัดกำแพงบางจาก
Palungjit.com "...วัดกำแพง(คลองบางจาก) ธรรมดาซะที่ไหน..."

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


バーンシンラピン

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バーンルアン運河水上マーケット パーシーチャルーン運河水上バスの旅[5]

ワット・トーン・サーラー・ンガームの白壁に沿って右へ曲がります。


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そうそう、この路地はペットカセーム・ソイ20と言うんです。

で、また壁伝いに左へ曲がっている路地に従って進むと、


05_02


お坊さんとKittyちゃんのコラボがなんとも ^^

その店に何の用事があったのか気になるところです。


左手には


05_03


こんな一角が。店じゃないんですよ。

お寺の白壁に強引に細い屋根が張られていて狭い休憩スペースが
こしらえてあるんです。 左の掲示板には、日本で今ホットな「デング熱」の文字が。
発症の原因・経過についての説明がされているようです。

んー、ここは何なんでしょう。
自治会の掲示板&集会所ってな感じですかね?


ふと頭上を見上げると、


05_05


巨大な枝豆みたいなのが!
乾燥させたモノがオブジェとしてよくチャトゥチャク市場なんかで売られてますよね。
でも実際に木になってるのは初めて見ましたよ。


さらに歩いていこうとすると、


05_04


前から壁が迫ってきました -_-;)
細い路地でそんなデカイ図体を転がす度胸は見上げたもんですなー。


トラックが去るのを待ってからさらに進むと、左手にまた寺院が。
ワット・カンペーン・バーンチャークというお寺です。

でもお寺自体よりも気になるモノが右手に…。


05_06


なんだこの建物は。4年前に来た時にはなかったぞ。

さらに入口には、

バーンルアン運河水上マーケット
(ตลาดน้ำคลองบางหลวง)

とあるじゃないですか!

バーンルアン運河
とはバンコク・ヤイ運河の別名。
もちろん、ナコーンパトムバーンルアン市場とは別物です。

屋根の下で辛うじて屋台の支度をしている一人のおばさんを発見。
すみません、ここの水上マーケットは毎日やってるんですか?

「土日だけです。でもまだ態勢が十分ではありません」

きっとオープンしたばかりなんですね。


情報のお礼におばさんの商品、豚の串焼きを買おうと思ったら、
まだ準備中なのでとのこと。残念 ^_^;)

ブログを書くためにネットで調べたら、この時はまだ仮オープンで、
正式オープンはなんと一昨日、2014年8月30日(土)!!
地元パーシーチャルーン区主催で式典も催されたとか。

ワット・ニンマーノーラディーパーシーチャルーン運河水上マーケット向かい)
バンコク・ヤイ運河沿いの9寺を船で巡るツアーも催行されたようですが、
今後も毎土日にやってくれたら面白いですね。

土日にまたどんな感じなのか様子を見に来るとしますか。
パーシーチャルーン運河水上マーケットとセットで~。


細長い造りの建物の下を抜けた先は、


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バンコク・ヤイ運河の船着場でした。
ここには定期船は走ってない…かな?

実はサートーンペットカセーム20という水上バス路線が
朝夕のみ運行しているとの情報を見たことがあるんですが、
本当にあるのかよく分かりません ^_^;)


ちょっと左へと向くと、ケッタイなモノが目に飛びこんできました。


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樹上ハウス!?
登ってみるしかないでしょう!(笑)


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急な木の階段をクモの巣にまみれながら慎重に登っていくと、


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特段、何があるワケでもなく…。
景色も思ったほど良くないし。期待し過ぎた私がバカでした -_-;)


でも、


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ハウス外の階段最上部からの眺めは、まずまずのものでした。





<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:51バーツ

※旅は2014年5月16日(金)に行いました。

<参考>
新聞『Daily News』2014年8月29日付け記事
facebook "ตลาดน้ำคลองบางหลวง ชุมชนกำแพงทองพัฒนา"

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

つづく


パーシーチャルーン水門


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