あっけなくバーン・サークラーに到着してしまいました(笑)

取り敢えずちょっと歩いて戻り、集落の入り口へ。


バーン・サークラーの入り口ゲート


「ナークルアのサークラー住民一同歓迎いたします。」

こんなフレーズの書かれたゲートが、
バーン・サークラーの集落入り口に立っていました。

あ、ちなみにここの正式な住所は、
サムットプラーカーン県プラサムット・ジェーディー郡
ナークルア町(タンボン)バーン・サークラー
…となります。


ゲートの横へ目をやると、


ゲート横も養殖池が広がるのどかな光景


エビ養殖池の、のどかな光景が。
この一帯の土地は塩分を含んでいるため、農業には適さないんだそうです。
なので、住民は主に、エビ養殖と塩田での塩採取に従事しているんだとか。


さて、集落の中へと向かいますか。


ソンテオの終点を過ぎたところには市場のような商店街のようなところが。


さびれた雰囲気漂う商店…


ちゃんと営業してるんでしょうか??
ここまで来たものの期待外れに終わるのでは、
との不安が頭をもたげてきました・・・(汗)


さらに進むと左側に看板が賑やかなお店が。


「クン・イアット」を売るお店


「スントーンおばさんのクン・イアット OTOP商品」

おー、あった、あった!

クン・イアット(伸ばしエビ)とは、ここバーン・サークラーにしかない特産品。
OTOP(タイ版一村一品運動)の指定商品なんですね。

早速お店を覗いてみることにします!



「クン・イアット」


これがクン・イアットなんですか?

「そうだよ。OTOP商品だ。」
お店のおばさんが味見させてくれました。

塩と砂糖の味付けの絶妙なバランスがとても美味しいです!


ナベに身を伸ばしたエビを並べ、その上に砂糖と塩をまぶします。
で、またその上に伸ばしたエビを並べ…と何層にも重ねた上に
重石代わりの丸いまな板で蓋をして、45分ほど火にかけて出来上がり。

実演して見せるところもあるそうです。

味見してしまうとダメですね(笑)
本当に美味しかったので、半キロ買っちゃいました。

ふと横を見ると、


塩田で取れた塩も売ってます


おっ、この塩は塩田で取れたものですか?

「そうだよ。小さいのは10バーツ。」

思わず塩も追加で購入!


「お寺に来たのかい?」

はい、そうです。

グーグル・マップを眺めてて興味を持ったから来た、
なんて答えても怪訝な顔をされるだけでしょうから、そう答えておきました(笑)




<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:60バーツ


※旅は2009年7月22日(水)に行いました。


つづく


バーンサークラー