日タイ停戦調印地点記念碑から真っ直ぐの道を
カオ・ロームムアック(ロームムアック山)に向けて進むと、


08_01


年代物の飛行機が展示されているのに遭遇。
さすが空軍基地ですね。

真ん中の飛行機はもしや戦時中に日本から供給されたものでは?
と思い説明を読んだら、

North American T-6A/B/C-/C-/F/G Texan

と。なんだ残念。
1948~1974年に就役していた機体なんだとか。


08_02


さらに自転車を漕いでカオ・ロームムアックの麓まで
到着しました。


08_03


あ、あそこが登山道入口だな。
でも予想どおりに…


08_04


「CLOSED」との表示。

このカオ・ロームムアックは登山道があって頂上まで登れるんですが、
今は祝日の絡んだ連休のみ登山可なのです。だから年に数えるほどですよね。

かつては毎日好きな時に登れたものの、事情を知るタイ人の話によると、
滑落者が出て以来、入山日が制限されるようになったのだそうで…。

事前に今日は登れなさそうだとわかっていたんですが、やっぱり残念。
でも入山可能日でも時間は6:00~16:00に制限されているので、
ちょうど16:00をまわったばかりの今ではどのみち無理なんですが。


登山道入口近くに何やら売っている小屋を発見。


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写真では見づらいですが、タイ語と英語で
「ダスキールトンのエサ販売所」と書いてあるではないですか。

ダスキールトン
とは別名シロマブタザルと言い、
タイ南部に生息するサルの一種。

そう言えば、カオ・ロームムアックにはそのサルがいるとの
情報を見かけたな。

サルはどこにいるんですか?と
販売所のお兄さんに尋ねてみました。

ニコニコしながら指差した先はすぐそばの大きな木。

へ?

とりあえず10バーツ払いエサのトウモロコシを受け取って
木に近付き見上げてみると、


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いた!!

ビニール袋からエサを取り出すやいなや、
カサカサッと葉っぱが擦れる音がして早速現れましたよ。


08_07


手渡しで受け取ってくれた!

まさにシロマブタザルの名前どおり、
目の周りだけ白くて愛嬌満点ですよね。

しかもここのは大人しい性格なので、
こうやってエサを手渡しできるんです。


08_08


母子連れも登場。
子ザルは生後6か月まで毛が黄色なんだそうです。

可愛いので、エサ販売所でもう1袋買い求めたら、
2袋渡してくれました。ありがとう、お兄さん!

でもシャッターチャンスのために、私がサルになかなか渡さないでいたら、
「じらさないですぐに渡してください」と注意されてしまいました。

そっか。じらしたりすると人を警戒するようになってしまう
可能性があるからなんでしょうね。すみませんでした ^_^;)


十分に楽しんだので去ろうとしたところで
家族連れがやってきました。

すると販売所のお兄さん、太っ腹にもなんとエサをカゴごと
渡しているじゃないですか。


08_09


それでこんな光景に(笑)

時間も時間なので店じまいなんでしょう。
いつも最後には売れ残ったエサを全部サルにあげてるのかも。


そんなシロマブタザルへのエサやりスポットから
左へ行ったすぐ近くには、


08_10


カオ・ロームムアックの神様が祀られていました。

とは言っても神様の正体は、アユタヤ時代に中国からジャンク船で
やってきた人物なんだとか。徳があったので97歳で亡くなるまで
住民から尊敬を集めたんだそうで。


これでカオ・ロームムアック空軍基地の主だった見どころは
全て見たので、そろそろアーウマナーウに帰るとしますか。


※タイ人のカオ・ロームムアック登山記を掲示板サイトで
 見かけたのでリンクを貼っておきますね。写真を見るだけでも
 素晴らしい眺望を楽しめますよ。




<旅費交通費>
貸自転車代まだなので:0バーツ
ここまでの合計:1,753バーツ

※旅は2016年5月24日(火)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ファーチョムクルーン

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