タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ワット・サークラー

サークラー地域博物館 ~ バーン・サークラーへの旅[6]

ワット・サークラーの境内を歩いてみると、本堂の並びに
サークラー地域博物館があるのを見つけました。


サークラー民俗博物館


どうせだから入ってみましょう!

階段を上った2階が入り口です。


博物館入り口


古いワット・サークラーの看板と、舟が置かれています。
これだけでもなんとも趣がありますねー。

どうやら入館料無料のようです。
中へと進みましょう。


博物館内部 


発掘品と思しき仏像や瓦、昔に集落で使われていたであろうランプ、石臼など生活用具、
それに農具、漁具・・・などが展示されています。

しかし、見物客どころか館員の姿も見当たらないんですが(汗)
しーんとした博物館内を、一人のんびり見て歩きます。


お、ここにもありました。
塩田をならすローラー。


塩田をならすローラーがここにも!


バーンクンティアンの地域博物館でも見たので、
なんだか愛着を感じます。


こちらは、漁具ですよね?


魚を獲る道具ですよね


逆光に映えて美しいです。
こうなると芸術品のようですよね。



<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:60バーツ

つづく


バーンサークラー

ワット・サークラー ~ バーン・サークラーへの旅[5]

お寺はどこですか?

クン・イアットのお店のおばさんに尋ねてみました。

「この道を真っ直ぐ行ったところだよ。工事中で歩きにくいけどね。」


道の先にお寺の屋根が見えます


あ、ホントだ。
道の先にお寺の三角屋根が見えます。

工事中の箇所を抜けると橋がかかっています。
渡りながら右側=北のほうを眺めると、


運河を北へ行くとサッパサーミット運河に出ます


この集落にとって、かつては交通の中心となった運河のようです。
しばらく北上すると、サッパサーミット運河に出ることができます。

一方、橋の左側の景色はというと・・・
後に取っておきます。もったいぶってスミマセン(笑)


さて橋を渡りお寺に着きました!


ワット・サークラー


ワット・サークラーです。

正直、本堂(写真右端)はこれといった特徴もないのですが、
その代わり、境内の右奥には少々有名なものが。


ワット・サークラーの斜塔


この仏塔、西に15度傾いています。
いわば、バーン・サークラーの斜塔

実はこの仏塔、アユタヤ朝期のものと推定されています。

そうなんです。従って、このバーン・サークラーの集落も
14,5世紀のアユタヤ朝初期からあるらしいのです。
歴史のある集落だったんですねー。


ついでなので、この集落の歴史の話をもう一つ。

時は、隣国ビルマとまだ戦争をしていたラマ1世治世(1782-1809年)のこと。
若い男性が徴兵され、女性と子どもとお年寄りしか残っていないこの集落に
ある日ビルマ軍が、人と兵糧の略奪のために攻めてきたのです。

残った女性たちは、農具を手に取りビルマ軍と闘い、
地理を知り尽くしていたこともあり、なんとついにはビルマ軍を撃退しました。


それ以来、この集落は、勇敢な女性の集落=バーン・サーオ・クラー
と呼ばれるようになり、それがいつしか訛って「バーン・サークラー」
になったのだそうです。


・・・やっぱり、何かある集落でした。

グーグル・マップで気になった時の勘は、
当たっていたようです。ま、たまたまですけど(笑)




<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:60バーツ


※旅は2009年7月22日(水)に行いました。


つづく


バーンサークラー 

 
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