タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ワット・サイ水上マーケット

舟の姿は? 「ワット・サイ水上マーケット」の姿を求めて[3]

舟の物売りで賑わっている雰囲気は・・・無いです(汗)
「ワット・サイ水上マーケット」の看板は立派なんですけどねぇ。


ワット・サイ水上マーケットの看板


運河に向かって右側に運河を渡る橋を発見。
上ってみることに。


橋の上からまずは東側を見渡します。


ワット・サイ水上マーケットの風景


前回、ダーン運河と書きましたが、
この辺りからはもう「サナーム・チャイ運河」と呼ぶようです。


舟が何隻か浮いてますが、どれも買い物客が乗って来た舟の様子…。


続けて西側。


ワット・サイ水上マーケットの風景


うーむ。やっぱり舟の物売りは皆無!(T T)


ワット・サイ水上マーケットは昔、この地域で採れた果物や野菜が舟で運ばれてきて、
ここで取引されたり、陸に揚げられて国鉄でバンコクへ輸送されたりで
賑わった市場だったようです。

またサムット・サーコーン県のマハーチャイからタラート・プルーバンコク方面への
中継地でもあったローケーションも、繁栄に一役買っていたんでしょうね。


しかしロングテール・ボートが登場すると、マハーチャイ方面からは
運河が途中狭く曲がりくねっている箇所を通行できず、このルートを避けるように。

さらに他の水上マーケット同様、陸上交通網の発展の影響で
次第に舟の物売りが姿を消していきました。

1970年頃にはここの「水上マーケット」はほぼ消滅していたようです。


でも実はその頃から、タイ国政府観光庁(TAT)がバンコクに程近い立地に目を付け、
ここを観光客向けの水上マーケットにしようと動きました。


一時は舟の物売りがある程度戻って来てそれなりに活気があったようですが、
それも長く続かず、また水上マーケットが成り立たなくなる事態に。

理由としては、エンジン付きロングテールボートが起こす波で
物売りの舟が転覆する事故が頻発し物売りが逃げたためと言われています。

それに陸上で他の商売をしたほうが、楽だしより儲かるようになった
ということもあるのかもしれませんね。


そんなワケでワット・サイでの観光客用水上マーケット開発を諦めたTATは、
ラーチャブリー県のダムヌーン・サドゥアック水上マーケット
ターゲットを移したのでした…。


でもまた最近、地元自治体が復興させようと時々イベントを開催するように
なったんだとか。

この日は木曜日。もしかしたら土日ならそこそこ舟がいるのかもしれません。


きっと舟は皆無だろうと予想はしていたんですが、
あまりにもキレイサッパリいないので、やっぱりガッカリです(>_<)

目の前に見えるあの立派な建物に入った市場に戻ってみますか。
まずは水辺に近寄りつつ…。


ワット・サイ水上マーケット


うーん、淋しい光景です(T T)




<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:38バーツ

つづく・・・


※旅は2010年12月30日(木)に行いました。


ワット・サイ水上マーケット




商店街の奥は… 「ワット・サイ水上マーケット」の姿を求めて[2]

ワット・サイ前の商店街は店が多く結構賑やか。
でももうちょっと早い時間に来たほうがより活気がありそうです。

その商店街の通りを歩いて奥まで到達しました。

まずはもったいぶって正面ではなく、振り返った景色を(笑)


ワット・サイの商店街

左側には、先日行ったバーンルアン市場ほどの規模ではないですけど、
木造長屋の商店街が。歴史を感じさせます。
かつて水上マーケットとして栄えた頃の姿のままなんでしょうね。


で、右側はワット・サイの境内。


ワット・サイの本堂


すぐそこには上品な雰囲気の本堂が建ってます。


さて、それではいよいよ商店街の突き当り正面の風景を。


「ワット・サイ水上マーケット」の看板


立派な屋根というか門というかが設けられていて、

   ワット・サイ水上マーケット
 WAT SAI FLOATING MARKET


とタイ語・英語併記の看板が掲げてあります。


その向こうに浮かんでいる船着き場へ下りてみます。


ワット・サイ水上マーケット前の景色


ちょうどおばあさんが買い物から舟で帰るところに遭遇。
この辺りでもまだ舟が日常生活の足として現役なんですね~。


ちなみに左右に流れているのがダーン運河
タラート・プルーを訪れた時に立ち寄ったワット・パークナムのところで
バンコク・ヤイ運河から分岐していた運河です。

正面の細い運河は、バーンモット運河


さて、「ワット・サイ水上マーケット」をじっくり見て回りますか!




<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:38バーツ

つづく・・・


※旅は2010年12月30日(木)に行いました。


ワット・サイ水上マーケット




 
旅ごとに見る
このブログ内で検索
アンケートモニター登録
Gポイント
 
タグでまとめて見る
最新コメント
QRコード
QRコード