タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ラーチャブリー駅

コーイキー市場のバス停へ ラーチャブリーの国境へ![3]

フアランポーン駅から乗って来た特急が出発した後のラーチャブリー駅は
のーんびりとした空気が漂っています。


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さて外に出ましょう。


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「どこに行くの?」

すかさず駅前で待機しているモーターサイのおじさんが声をかけてきました。

いえ、ソンテオに乗りますので。

「ソンテオなんか無いよ。行きたいところがあるんなら言ってみな。」

そんなバカな。前回バスターミナルからコーイキー市場まで乗ったソンテオには
「ラーチャブリー駅」って書いてあったもん。ここ通るでしょ?

内心そう思い、おじさんを無視してちょっと歩いたところで
ソンテオを待ってみることに。行き先はコーイキー市場です。


が、15分待っても来やしません。
ようやくやって来たのは、


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前回ポーターラムからラーチャブリーのバスターミナルまで乗ったソンテオ。
これに乗ってもコーイキー市場は通らないからなぁ。
短距離で20バーツも払いたくないし。

もっと待っていればもしかしたら来るのかもしれないけど、
とりあえずコーイキー市場へ向かって歩いてみますか。


国鉄駅正面の道を真っ直ぐ歩くと、ほどなく


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時計塔が真ん中に聳えるT字路に到着。
ここを右折すると、


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この道をひたすら直進すればコーイキー市場のはず。
途中でソンテオが来たら乗ればいいし。


…なんて思いながら歩いていたら、


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ソンテオに追い抜かされてしまいました!

しかもあの空色のソンテオは、市街南部のワット・ドーンジェーン
コーイキー市場付近を結んでいる路線。思いっきりしくじった -_-;)

もうこうなったら意地でもコーイキー市場まで歩いてやる!


ちなみにこの付近は新しめのショッピングゾーンのようで、
左手には広大な駐車場を備えたテスコロータスも。

その前には、


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メークローン行きや、


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ナコーンパトム経由、バンコクバーンケー、タープラ方面行きのバスが。

ラーチャブリーってバス、ソンテオ、ロッ・トゥー乗り場が市内に散らばってあるので、
本当に分かりにくい旅行者泣かせの町ですね。
って言うか、地元の人も自分が利用する路線以外はよく分からないんじゃないでしょうか?

でもだからこそ攻略する楽しみがあるんですが(笑)


歩き始めて13~4分でようやく見えてきました!


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右手はたまご色の時計塔がある食堂街、正面突き当たりはメークローン川です。

さっき私を追い抜いて行ったワット・ドーンジェーン-コーイキー市場の路線の
ソンテオが食堂街横に停車していますよ。


前回、バス停の場所を下見しておいたんですよね。
この先を左折すると、左手に2つの業者のバンコク行きロッ・トゥー乗り場が
並んでいるんですが、そのすぐ先にそのバス停はあるんです。

さーて、バスは停まってるかな。
左折してみると、


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おぉ、停まってるじゃないですか。
いや、停まっているどころかゆっくりと走り出したぞ!
ヤバイ。これを逃したら何十分待つことか。

うわぁ、待ってくれ~!!





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:367バーツ

※旅は2013年5月3日(金)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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特急でラーチャブリー駅へ ラーチャブリーの国境へ![2]

スラタニー行き特急の自分の席に着席するやいなや、
いきなり外から窓に水をバシャバシャと当てられて仰天。


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あ、洗浄してるんですね。
ソンクラーンでもないのに何なんだろうと一瞬ビックリしましたよ ^_^;)

でも普通、車庫で洗うんじゃないんですか?…


ちなみに車内はこんな感じ。


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可もなく不可も無くってところでしょうか。
もちろんエアコン車。

結構ガラガラです。


08:05、定刻どおりに特急列車はフアランポーン駅を発車。

駅に停車する度にお客さんがどんどん増えていきます。

チャオプラヤー川を渡った先のバーン・バムル駅
これまた大勢乗って来て、隣の席にもおばあさんが座りました。


「ノーン、どこで降りるの?」

しばらく経った頃、おばあさんが話しかけてきました。
ノーンとは年下を呼ぶ際の二人称代名詞です。
この歳でノーンと呼ばれて、なんだか嬉しいようなくすぐったいような(笑)

ラーチャブリーです。

と答えたものの発音が悪かったのか聞き返されてしまいました。うぐぅ。

おばあさんは、チュンポーン県ランスアンまで帰るところだとのこと。
なんでも体の調子が悪くて、わざわざバンコクのシリラート病院まで診てもらいに
来たそうで、昨晩はバンコクで商売をしている息子さんの家に泊ったとか。

年齢を聞かれ答えると、「あら、娘と同い年。娘は子どもが2人いるのよ。」
そうですよねぇ、この歳なら子どもがいるのが普通ですから ^_^;)

おばあさんは、店を営みながら郊外に農園も持っているんだとか。
「今度遊びに来なさいよ」と、メモを書いて渡してくれました。

住所ではなく、「どこそこの○○屋」って書いてあります。
「近くの人にこれを見せればすぐに分かるから。」

その辺りじゃ結構名の通ったお店っぽいですね。

ランスアン着は、定刻では15:29。
うーん、日帰り旅には無理かな ^_^;)


話に花を咲かせているうちに、何やらやって来ましたよ。


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なんと、食事が配られているじゃないですか!
しかも飲み物付き! ホットと冷たい物から選べると。

チャーイェン(冷たいお茶)を頼むと、冷たい紅茶を渡されました。
ウーロン茶かと思った。でも、ま、いっか。


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食事は菓子パン2切れ。
うーん、これは要らないからその分特急料金を安くして欲しいですよ。

ところで配膳係の女性って、乗車する際にドアで切符のチェックをしていた人です。
まるで飛行機のCAさんみたい。何から何まで大変ですね~。


おばあさんと話をしたり居眠りしたりしてくつろいでいると、
例の女性係員が一直線に私のところに。

ラーチャブリーに到着します。」

へぇ、わざわざ呼びにきてくれるんですか!

席を立つとおばあさんのほうから先に「チョークディー・ナ」(Good luck)と。
ありがとうございます。さようなら。
おばあさんに頭を下げて出口へと向かいます。


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女性係員の先導についていきながら、特急列車から下車。
ラーチャブリー駅のホームに降り立ちます。
時刻は10:24。

定刻は10:03だから21分遅れ。
特急でも遅れるんだもんなー。ダメじゃんタイ国鉄 -_-;)


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ふと見ると、女性係員さんはラーチャブリー駅からの乗客の切符チェック中。
本当に何から何までやって頭が下がります。ちょっと憧れちゃいました(笑)


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特急列車がラーチャブリー駅を去るのを見届けます。
さて、バス乗り場へGO!





<交通費>
特急に乗っていただけなので:0バーツ
ここまでの合計:367バーツ

※旅は2013年5月3日(金)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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