タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

モン橋

サンクラブリーを後に カンチャナブリーの奥へ[17]

モン橋が近付いてきました。


17_01


子供船頭さんともお別れかと思っていたら…


17_02


竹橋に船が通過できるように一ヶ所設けられた橋状の部分へ突進。


17_03


くぐり抜けました! モン橋の反対側にも連れてってくれるんですね。


17_04


西側から見るモン橋は逆光気味もあって
倒壊したシルエットがくっきりと浮かんでいます。

「水位が一番低い時期には泰緬鉄道の線路跡が全部現れますよ」

と子供船頭さん。
本当かなー。半分疑いつつもその時期を尋ねると

「4月下旬から5月だ」

とお父さんが代わりに答えてくれました。
全部は大袈裟にしても、今日見たよりもっと多くの部分が見られそうですね。

その時期に私は必ずまた来ますよ!

と即座に答えた私でした ^_^;)


船は再び竹橋の下をくぐって竹橋に横付けに。
楽しかったひと時もいよいよ終わりです。
時刻は、10:36。

ありがとうございました、と船賃を払おうとして
500バーツ札以上しか持っていないことを思い出しました。

「大丈夫です。おじいさんのところでくずしてもらいます」

と子供船頭さんは私と一緒にいかだの宿まで同行。


17_05


右に見えるいかだ家屋がそこ。
私が宿泊しているところです ^_^;)

宿主のおじいさんにくずしてもらい、400バーツが返って来ました。

じゃぁ、次に来る時にまた会いましょう。

「来たら名刺のところに電話をください」

と名刺を私に手渡すと子供船頭さんは帰っていきました。


さて、自分の部屋に戻り荷物をまとめて
チェックアウトすることにしますか。

湖上に渡された通路を歩きはじめると、
おじいさんの居宅兼宿の受付兼売店の壁に


17_06


アウンサン・スーチーさん発見。

モン族のみなさんは、タイに住みつつも
心はミャンマーに向いているんでしょうか。


17_07


紙無しのタイ式トイレとTV無しにはトホホな思いをしましたが
400バーツにしてはなかなか良い宿でした。

受付に戻っておじいさんに鍵を返します。

「おや、もうチェックアウトかね?」

はい。ありがとうございました!


陸地の斜面を登ります。
左がモン橋ですが、右には町中心部に出るコンクリート製の橋が。


17_08


工事中ですが、渡ってみますか。


17_09


途中からお別れがてらモン橋の姿を目に焼き付けます。


対岸へ渡り急坂を登り切ると


17_10


道路に出ました。延々と歩きます。さすがに暑くなってきましたね。

これからミャンマー国境のチェーディー・サームオンに行きたいんです。
英語ではスリー・パゴダ・パス、日本語では三仏塔峠と呼ばれるそこまでは
ソンテオが出ているらしいのですが、乗り場が分かりません。

サンクラブリー競技場
横を通り、サンクラブリー通り側から
ソイ・テーサバーン1に入ります。宿を出てから25分ほど経過。


17_11


左手にはサンクラブリー生鮮市場が。

すると前方から


17_12


緑色のソンテオがゆっくりと向かって来るではないですか。
運転手にチェーディー・サームオンに行くか尋ねると頷きます。

良かった! 乗り込みます。
時刻は、11:17。

どうやらサンクラブリー・バスターミナル発着のようですね。




<旅費交通費>
船賃:600バーツ
ここまでの合計:1,575バーツ

※旅は2014年4月1日(火)~2日(水)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


三仏塔峠


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金色に輝くブッタガヤ仏塔 カンチャナブリーの奥へ[13]

このチェーディー・プッタカヤー(ブッタガヤ仏塔)は、
800m離れているものの、 実はさっきの
ワット・ワンウィウェーカーラームの一部なんですよ。


13_01


ダム湖に近い場所を選んで建てたんですかね。

では階段を上ってみますか。


13_02


上り切ったところには仏像が。


13_03


背後には「チェーディー・プッタカヤー」とタイ語表記。
下のビルマ風文字はモン語なんでしょうね。

内部に入る入口と、塔へと上る階段が見えます。
まずは内部に入ってみましょう。


13_04


三方がこんな感じにガラーンとしていて、
どの方角にも中央付近に仏像があり参拝する人の姿が見られます。


一周したので、階段で上へと出てみます。


13_05


うわあ。
金色に輝いて素晴らしいですね!

いたるところに小さな仏像が置かれているのが見えますか?

子供船頭さんが昨日言っていたとおり、
元のワット・ワンウィウェーカーラーム本堂の壁から
はずして持ってきたものが飾られたんでしょうね。


13_06


あの一体が、なんとなく気になった私でした。


チェーディー・プッタカヤー
を見終えたので、
再びバイクタクシーに跨ります。

さっき来る道すがら、途中で市場が目に入ったんですよ。
そこにも寄ってもらうことにしました。

これまたほんの1,2分で到着。
時刻は、07:53。


13_07


木造の建屋にはワット・ワン市場と書かれています。
ワット・ワンはワット・ワンウィウェーカーラームの略称ですね。

さらその下には 「ウッタマ僧侶により開設」とも。

内部を歩いてみると、品揃えはごく普通の市場なのですが、
他と違う点は、


13_08


巻きスカートの女性比率が高いこと。
実はバイクタクシーに乗車中も巻きスカートの女性を多く見かけたんですよ。
モン族の伝統が今でも守られているということなんでしょうね。

では、モン橋まで戻りますか。


13_09


モン族の集落を通り、モン橋に到着。
時刻は08:00。 

当初は20バーツとのことでしたが、
予定変更で3ヶ所も回ってもらったので、60バーツだそうで。
1ヶ所につき20バーツってことかな。

「船で湖に沈んだお寺を見に行きませんか?」

とバイタクの兄ちゃん。なんと、船頭さんにもなるんですか。

いえ、昨日見たので結構ですと答えると、ずんなりと諦めちゃいました。
そんな観光客ズレしていないところがいいですよね ^^


さてと、と辺りを見回すとこんなモノ発見。


13_10


物見やぐらのような木造の展望台。

これは上ってみない手はないですよね(笑)


13_11


うおーーーー。
絶景ポイントでした。上ってよかった!


下りようとすると、あれ?


13_12


子供が ^_^;)

展望台にいる私の姿を見つけて寄ってきたようです。
なんだかゴニョゴニョ話しかけてくるんですが、
幼児言葉なのかモン語なのか聴き取れないんですよー。

おかねちょーだい、とでも言ってるのかな。
ずーっとついて来るし -_-;)


13_13


モン橋の下には粗末な露店が並んでいました。

そのうち一店を覗くと、


13_14


おぉ、興味深いものが並んでますよ~。

左から「カレン語初級」、「タイ-モン 2言語会話」、「タイ-ビルマ 2言語会話」。

欲しいっ!
買おうと財布を開いてみたら、なんと500バーツ札しかない!
500バーツでお釣りありますか? 無いですよねぇ。すみません。

ということでゲットできず。一生の不覚 -_-;)

ちなみにお店の女の子はモン族じゃなくてタイ人だと言ってました。
タイ人もいるんですね。


さて、宿にいったん戻るかなー。

モン橋
脇の竹橋を歩いて行きます。すると、


13_15


あれ、さっきのバイタク兄ちゃんじゃないですか。
何をしてるんですか?

「魚を釣ってるんですよ」

タナカを塗った顔でにこにこしながら答えてくれます。
いったいこの人の本業は何なんだろう?(笑)

ちなみに写真のとおり、坊やはまだついてきています。
う~ん、どうしよう。


ふと前方を見つめると、例の子供船頭さんが大人と2人で
竹橋にしゃがみこんでこちらを見ているではないですか。

歩いて行くと、「父です」と。

「今から行けますよ」

確かに霧もかなり晴れましたし、それもそうですね。
でも朝方断られたのは、もしかしたらお父さんを待っていたのかも。

私の希望する行き先に子供船頭さんは行ったことがないとの
ことだったので、お父さんの助太刀が必要なんでしょう。

「いくらと言ったんだ?」
「500」
「600にしとけ!」

と親子で相談しているのが聞こえてきます。
私がいないところでしたほうがいいんじゃないでしょうか -_-;)

でも不思議なんですが、モン族なのに親子の会話はタイ語なんですね。
まぁ細かいことは気にしないことにしましょう。

というワケで600バーツで(笑)、
急遽今から船旅に出ることになりました。


行き先は、ダム湖に沈んだ泰緬鉄道の線路跡です!


時刻は、08:16。


13_16


おい、なんでおまえも乗るんだ!(笑)





<旅費交通費>
バイクタクシー:60バーツ
ここまでの合計:975バーツ

※旅は2014年4月1日(火)~2日(水)に行いました。
 
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

つづく


サンクラブリー


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ワット・ワンウィウェーカーラーム カンチャナブリーの奥へ[12]

モン橋横の竹橋を渡りつつ、
エンジン音を轟かせている船のほうを ふと眺めます。


12_01


日は昇っているものの、朝霧のせいでぼんやりと。
これまた幻想的な風景ですね。

でも、


12_02


さきほどよりは、霧が多少晴れたように思います。


対岸に辿り着くと、


12_03


なんとまあ。
バイクが無ければ、まるで江戸時代な光景ですよ。

バイクタクシーの兄ちゃんに声をかけ、行き先を告げます。
えーと、ワット…

「ワット・ワンウィウェーカーラーム」

そうそう、そこです。
名前が長くて覚えられませんでした ^_^;)

「20バーツ」

OKです。跨ろうとすると、
「お供えの花はいかがですか? どうせあちらで買うことですし」
と花売りの女性。


12_04


あれ、いつの間に ^_^;)
10バーツ渡して、花束を受け取ります。

ちなみにこちら岸へ渡って来た途端、
ほっぺたにタナカを塗った人だらけなんですよね。
女性の腰巻きスカート率も高しです。

こちらがミャンマーからやって来たモン族の集落なんだそうで。

ではお寺に向けて出発!
時刻は、07:23。

緩やかな坂を上ったり下りたりしつつ、
5分でワット・ワンウィウェーカーラームに到着。


12_05


入口を入って左手には立派な建物が。
プラサート・カーオヨート(九塔)というようで。

見上げると、


12_06


あ、昨日、ダム湖に沈んだ元のワット・ワンウィウェーカーラーム
飾ってあった写真と同じお坊さんだ。ということは、ウッタマ僧侶ですね。

「ウッタマ僧侶の棺はこの中に安置されています」

あ、そうなんですか。
でも朝早過ぎてまだ開いていないのが残念。

ウッタマ僧侶は、ミャンマー生まれ。
出家後苦労の末ミャンマー仏教界最高位の試験に合格すると、
さらに経験を積むためにミャンマー各地やタイのチェンマイにまでも
足を伸ばし、積極的に巡礼をしたのだとか。

1949年、台風によって故郷が壊滅的な被害を受けてしまいます。
さらに政府軍と反政府勢力の戦闘拡大に嫌気がさしたウッタマ僧侶は
トーンパープームの地から再びタイへと足を踏み入れます。

招聘を受けるなどして、トーンパープームのあの山上の寺ワット・ターカヌンや、
サムットサーコーン県のワット・バーンプラーなどで出家したのち、
ラーチャブリー県ポーターラームのワット・コで出家中の1951年、
ある知らせを受けたのです。

故郷から大勢のモン族の人々が川伝いに国境を越えサンクラブリー
避難してきている。ウッタマ僧侶の招聘を望んでいる、と。

ワット・コでの出家を終えたウッタマ僧侶はサンクラブリーに向かいます。
これがサンクラブリーのモン族集落の始まりとなったのでした。

その後、ウッタマ僧侶が中心となり、モン族とカレン族の協力で
1956年に建てられたのが、今はダム湖に沈んでいる
元のワット・ワンウィウェーカーラーム


丘の上の現在のワット・ワンウィウェーカーラームは、
ダム湖ができた1984年以降に建てられたものです。


そうそう、この建物ですが塔が3つしかないのになぜ
プラサート・カーオヨート(九塔)という名なのかと思ったら、
ウッタマ僧侶の棺に9つの塔状の装飾が施してあるからなんだそうで。

ウッタマ僧侶は2006年、97歳で逝去。
プラサート・カーオヨートは、その後建てられたのでしょうね。

いずれにしても入って見れないのが残念です。
2階はミュージアムになっているんだとか。


「ウィハーンは開いてますよ」とバイタクの兄ちゃん。

あ、ほんとだ。ちょっと行って来ます。

入口右手のウィハーン・ヒンオーン(大理石仏堂)内部は
ひんやりした空気が漂っています。


12_07


名のとおり中央には、ひと塊の大理石から彫られた仏像が。

なんでもウッタマ僧侶がミャンマーのマンダレーの彫刻師に
彫らせたものなんだとか。

完成後、ミャンマー宗教局の許可取得や、9トンの重さのある仏像の運搬に
てこずって、やっとの思いでこの先の国境から搬入したんだそうです。

仏像の前には一対の象牙が。珍しいんじゃないですか?


さて、ここの境内は見終えたので、次なるスポットへ。

チェーディー・プッタカヤー
にも行ってもらえますか?

「いいですよ」

再びバイクに跨り、緩い坂を下りて行きます。


12_08


すがすがしくて気持ちいいもんですね~。
ちなみに左手は学校。


ものの1,2分で到着しました!
時刻は、07:40。


12_09


チェーディー・プッタカヤー(ブッタガヤ仏塔)です!





<旅費交通費>
バイクタクシー代未払いなので:0バーツ
ここまでの合計:915バーツ

※旅は2014年4月1日(火)~2日(水)に行いました。

<参考>
MonStudies.com "หลวงพ่ออุตตมะ"(タイ語)
Wikipedia "พระราชอุดมมงคล (เอหม่อง อุตฺตมรมฺโภ)"(タイ語)
 
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

つづく


サンクラブリー


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朝霧のモン橋@サンクラブリー カンチャナブリーの奥へ[11]

夕食を終え、いかだの宿に戻りがてらモン橋に寄ってみました。
時刻は、19:58。


11_01


人っ子一人いないモン橋上でしばし景色を堪能。

照明がいい感じにライトアップ効果をもたらしていますね。


宿に戻り、文字通り水浴びを済ませます。
タオルが無いから乾くまで仁王立ち。寒いぞ(笑)


TVも何も無いので、iPhoneでネットを少しやってから早々に就寝することに。


11_02


時刻は22:20。

屋根と壁の間から湖面に反射した照明の光が天井に差し込んで
ゆらゆらと揺れている様子を眺めつつ、近くから聞こえてくる

トッケ トッケ

というトゥッケー(トカゲの一種)の鳴き声を聞いているうちに
寝付いてしまいました。

心配した蚊はまったくいなかったものの、
夜中に足首の上を何かが這って通り過ぎる感触が。

トゥッケーくんに違いありません(笑)


朝方、あまりの寒さに目が覚めました。
体感的に16~7℃ではないでしょうか。

しかも空気が湿っているのを感じます。
暑季の4月にこんな寒さになるとは意外でした。湖上だからでしょうかね。

ベッドには肌掛けも何も無いので、
4つある枕で体を覆って寒さをしのぎながら睡眠続行です。


4月2日(水)の朝は6時に起床。
というか、寒さと5時頃から時折響き渡る船のエンジン音で
既に目が覚めていたんですが。


さあ、朝のモン橋を拝んでみますか。
いかだの宿のテラスへと出てみると…


11_03


なんとも幻想的な風景が目の前に!

そうか。湿度を感じたのは朝霧のせいなのか。


11_04


宿からはこんな感じにモン橋が見えるんですよ。
最高のロケーションですよね。


ちょっとばかり周囲を散歩。

竹橋から宿を眺めるとこんな感じです。


11_05


中央のいかだ家屋が、私の宿泊している部屋です。

宿に戻り寒さに震えがら水浴び。

昨晩みたいに乾くまで待っていたら風邪引きそうなので、
枕で体を吹いちゃいました。おじいさんごめんなさい ^_^;)


身支度を済ませたタイミングで、おじいさんがカゴを携えて歩いて来ました。
「パトンコーとコーヒーだよ」

ありがとうございます ^^


11_06


部屋に備え付けの皿に移して、いただきま~す。


11_07


ホットコーヒーでようやく体が温まりましたよ。

どうせなら朝霧に浮かぶモン橋を眺めながらと思ったら、
目の前の竹橋に寄せた船が一艘。

子供船頭さんじゃぁないですか。
おはようございます ^^

ほんとうにこんな朝早くから来てるのか。
しかし、私の方をずっと見ているので落ち着いて食事ができませんって。

仕方なくモン橋を眺めながらの朝食は諦め、室内に逃げ込んだのでした(笑)


食事も終え準備万端。 本日の観光に出発しますか。
待っている人もいることですし。

受付でチェックアウト時間を尋ねると
「午後1時でも2時でもいたいだけいていいよ」とのこと。
そのユルさ、大好きです。

だいたい昼頃に戻って来てチェックアウトする旨を伝えて、
まずは子供船頭さんのもとへ。

じゃぁ行きましょうか。

「この霧では何も見えませんよ。昼まで待ってください」

ごもっともな意見 ^_^;)
なら、こんな朝早くから来る必要無いのに…。

とりあえず周辺観光を先に済ますとするか。

朝のモン橋に上ってみます。


11_08


起きた直後よりも霧が濃くなっていますね。


11_09


倒壊した向こう側が霞むほどです。

倒壊前は毎朝托鉢僧がこのモン橋を渡っていたようなんですよ。

橋の入口横に、毎朝7時に托鉢がある旨が書かれていたので、
横の売店のおばさんに確認したら「来ないよ」との返事。

今は托鉢僧が竹橋を渡って来ることさえしなくなったってことなんですかね?
ワケがわかりませーん。


対岸に行ってみましょう。

下へ戻り竹橋を渡り始めます。


11_10


ちなみに左に見える船は、そう。子供船頭さんです ^^


11_11


湖面を右から左へと流れている霧の中を住民の方々が往来しています。

人生で三本の指に入るぐらいの絶景に、しばし見とれていました。





<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:915バーツ

※旅は2014年4月1日(火)~2日(水)に行いました。

つづく
 
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

つづく


サンクラブリー


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湖上の宿@サンクラブリー カンチャナブリーの奥へ[10]

今晩の宿をどうしようかと考えていたところ、
グッドタイミングでにそのことを尋ねてくれた子供船頭さん。

まさに渡りに船とはこのこと(笑)

いかだの宿に泊まりたいんですが、どこか知ってますか?

「そこのおじいさんの宿はどうですか? たぶん500バーツだと思いますけど」

ということで、連れて行ってもらうことに。


10_01


右手に見える湖上のいかだ家屋に入っていきます。
そこは売店兼宿の受付でした。

おじいさんと好青年がいて、子供船頭さんが交渉してくれています。

一泊400バーツだそうで。
他に選択肢が無さそうだから、もうどんな部屋でもいいや。ここに決定。

「じゃあ僕はこれで」
と子供船頭さんは帰っていきました。

400バーツを即金で支払うと、
「すぐ右手の部屋だから行って待っててください。鍵を持っていきます」
と好青年さん。


10_02


暗い中、湖に落ちないように慎重に歩いて行きます(笑)

お、ここか!?


10_03


まさにいかだの宿ではありますが、さてさて。

好青年さんがやって来て鍵を開けてくれます。


10_04


テレビもねぇ ラジオもねぇ♪…と思わず口ずさみたくなる簡素な部屋だこと(笑)

でも、


10_05


扇風機はあるで~ ^_^;)

あれ? 屋根と壁の間に隙間ががっつり空いているんですが。
蚊は入って来ないんでしょうか?


そして好青年さんにトイレに案内されます。
恐怖の瞬間…


10_06


ガ~ン!!

やっぱり手桶式トイレなんですね (T_T)
コレ、大の苦手なんですよ。ううっ。

水浴びもシャワーじゃなくて、まさに水浴び。
同じ手桶で浴びるワケですね。承知しました。あ゛ー。

ところでタオルもトイレットペーパーも無いぞ!!
うひゃー、どうしろと言うんだ。どうにかするしかないんだけど(T_T)


「朝食付きです。朝6時半か7時にパトンコーとコーヒーをお持ちします」

そう告げて好青年さんは戻っていきました。

朝食付きとは嬉しいじゃないですか。多少立ち直ったゲンキンな私でした。


それともう一つ気に入ったのが、


10_07


このバルコニー(?)

目の前には竹橋が。
そのさらに向こうにはもちろんあのモン橋が間近に見えるのです!
こりゃ贅沢な眺めですよ!!

さて、もう19時半近く。

貴重品以外の荷物を部屋に置き、食事ができる場所探しに出かけますか。
何しろ昼にヒンダート温泉で菓子パンを2切れ食べて以来、
食べ物を何も口にしてないので、さすがに腹ペコなのです。


陸に上がって真っ暗な細い坂を登り、上の道に出ます。


10_08


サームプラソップ・リゾート以外にも、
この道沿いに何軒か小洒落たプチ・ホテルが。

そして併設されたレストランもあるのですが、高そうなのでパス。

さらに歩いて行きます。沿道の景色が淋しくなり、
もう食堂なんて無いんじゃないかと不安に思い始めた頃。


10_09


食堂発見!!


10_10


女性が一人で切り盛りしている様子。
料理を注文して待っている間に話しかけてきます。

「この店にどうやって来たんですか?」

モン橋
下の宿から歩いてきました。食事がしたかったもので。
いやぁ、食堂が全然無かったのでこの店を見つけてほっとしましたよ~。

こんな話でも、なぜか心が癒されます ^_^;)


10_11


来た~!
パット・ガパオ(ガパオ・ライス)ですよ!

時刻は、19:45。
ようやくまともな食事にありつけたのでした。





<旅費交通費>
宿代:400バーツ
ここまでの合計:915バーツ

※旅は2014年4月1日(火)に行いました。
 
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つづく


サンクラブリー


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