タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

フアクラブー交差点

チュムポーン親王廟 もう一つの海上寺院へ![最終回]

こんなところになぜ船が!?

と驚いてしまいそうな外観のチュムポーン親王廟ですが、
まずは全体の姿を見てみますか。


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ルア・プラルアン 19

そう書いてありますね。
プラルアン号ってとこでしょうか。

プラルアンとは、1920年就役のタイ海軍最初の近代的軍艦。
この軍艦をイギリスで購入してタイまで航行させてきたのが、
ここに祀られているチュムポーン親王だったのです。

ちなみにプラルアンは、以前訪れたパークナム海軍博物館
銘版のみが保存展示されています。


もう少し遠ざかってみますか。


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敷地いっぱいまで下がってようやく全体像を収めることができました ^^;
しかしほんと、船の姿に上手く作ってあるもんです。


では上に上がってみましょう!

階段で甲板に当たる階に上ると受付というか物販係の女性が2人。
この階はチュムポーン親王にまつわるものの展示室になっています。
入館は無料だそうなので、靴を脱いで入ってみると…。

ほとんどは歴史などのパネル展示。
目ぼしいものは無いですね…。

早々に切り上げて、さらに上の階の廟へと。


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中へと入ってみます。


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奥に見慣れたチュムポーン親王の像が立っています。
今までの私の旅で、チュムポーン親王絡みの物や地に出合うのは、
これで4回目ですからね。

ラマ5世の28番目の男子として生まれ、13歳から6年間渡英。
海軍大学などで学び、帰国後は海軍の近代化に力を注いだお方です。

「タイ海軍の父」と呼ばれて敬われ、全国に何十か所もの廟があるんだとか。
実はこの船のかたちの廟もチュムポーン県にある廟のレプリカだそうで。


きっとこれからも旅先でお目にかかりそうな予感。
私にとっては、もはや旅の安全を守ってくれる神様です ^^

座って手を合わせてから、廟を出ます。
階段からの景色は、


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あれ、船首の方に何かあるぞ。
ちょっと行ってみましょう。


なんと、


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機関砲が置かれているじゃないですか。
本格的ですね。


さて、全体を見尽くしたのでそろそろ帰ります!
チュムポーン親王廟を後にして、ソイ入口のセブンイレブン前で
ソンテオを待ちます。


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日常生活に溶け込む船型の廟ってのも、なんとも不思議な光景 ^_^;)


間もなくやって来たソンテオに飛び乗ります。
14:58発。

どうやら行きに乗ったラマ2世通り―クローン・ピッタヤーロンコーン学校
路線ではなかったらしく、途中で左に逸れぐるっと回ってラマ2世通りに出ました。
一時はどこへ向かうのか気が気じゃなかったです -_-;)

フアクラブー交差点のバス停で下車。
もちろんバンコク方面の上り側。
時刻は、15:22。


あ、やって来たぞ。140番バス!


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乗りこみます。
15:28。

いや~、涼しくて気持ちいい!
運良く座れたので、思わず爆睡。

気が付いたのは、チャオプラヤー川を渡った後でした。
下の道に降りると渋滞だったので、プラトゥーナムで下車。

時刻は、16:32。
終わった!!


なんだか今回の旅はぐるぐる回って無駄な移動が多く疲れましたが、
でも無事に海上に建つ寺院まで行けたので満足です。
クルア・リムタレーのシーフードも美味しかったですしね!


今回も最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。
次回は、東方面への軽めの旅をお届け予定です!





<交通費>
ソンテオ:7バーツ
140番バス:23バーツ
ここまでの合計:110バーツ

※旅は2012年12月27日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

おわり


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再びもとの道へ(笑) もう一つの海上寺院へ![11]

マハーチャイに来てしまったものの、とくにこの町には用事が無いんですよね ^_^;)

どうしようかな。このままもう帰っちゃおうかな。
国鉄マハーチャイ線でバンコクまで帰りますか。

マハーチャイの市場を歩きます。


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この昭和30年代みたいな雰囲気!
いつ来ても活気があってワクワクする市場ですね~。

そんな市場を通って国鉄マハーチャイ駅に到着。


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時刻表を見ると、次の列車出発まであと1時間余り。
待っている時間が勿体無いなぁ。

方針変更。
表通りに出て、バンコク方面へ行きそうなバスやソンテオを探してみます。

すると、目の前に「ラマ2 BIG C ロータス」などと表示のあるソンテオが。
今にも出発しようとしていたので、慌てて飛び乗ってみました。

そのまま出発。
時刻は13:32。


車内は満員なので・・・

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デッキ部立ちです ^_^;)


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高架橋を渡ってラマ2世通りへ。

途中脇道に逸れるのでビックリしましたが、
原野の真っただ中にポツンと建っているBIG Cに寄って
またラマ2世通りに復帰。

しかしあんなところに建ててお客さん来るんでしょうか…。


どこまで行ってくれるのか期待半分不安半分で掴まっていると、
バーンクンティアン・チャーイタレー通りの起点、
フアクラブー交差点付近でUターンするじゃないですか!

え!?

慌てて降りたところは、なんと朝、クローン・ピッタヤーロンコーン学校行きの
ソンテオに乗った、まさにそのバス停(笑)

時刻は、14:17。

これは何かの縁かも。
きっと当初の予定通り、帰りに寄ろうと思っていた場所にちゃんと行きなさい、
ってことなんでしょう ^_^;)


ということで、


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すぐにやって来たクローン・ピッタヤーロンコーン学校行きソンテオに再び乗車。
しかし私、アホなことやってますな(笑)

14:19発車。


バーンクンティアン・チャーイタレー通りを進むソンテオ上で、
景色とiPhoneのマップをチェックしつつ降りるポイントのタイミングを図ります。


あ、この辺だな。
ブザーを押して下車。


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時刻は、14:36。


舞い戻ってきてまで行こうとしているところですが、
もう向こうに見えてます。

通りを渡って入口へ。


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じゃーん!


知らないでここに来たら目を疑いますよね(笑)


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間違いなく、船のかたちをしています。
が、看板には、

プラタムナック・ポンエーク・プラジャオボーロムウォンター・
クロムルアン・チュムポーンケートウドムサック

ADMIRAL PRINCE ABHAKARA KIARTIWONGSE SHRINE


と。

簡潔に日本語で言うと、チュムポーン親王廟って感じ。
はい。廟なのです。


ところでこのお名前、どこかで聞いたことがありますよね ^^





<交通費>
マハーチャイからのソンテオ:7バーツ
フアクラブーからのソンテオ:7バーツ
ここまでの合計:80バーツ

※旅は2012年12月27日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

つづく


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もう一つの海上寺院へ![1]

海による海岸線浸食で海上に取り残されてしまった寺院、
ワット・クンサムットチーンへ行った際、事前にネットで
情報を調べていて、他にも海上に建つ寺院があることを知ったんです。

知ったらやはり行きたくなるじゃないですか(笑)

というワケで年末の12月27日(木)、
いつも以上に気合を入れて旅をスタートしました。
なぜ気合が必要かは、後ほど判明します。お楽しみに ^^


途中までは4年前の「バンコクの海へ!」シリーズで開拓した道程。
まずは、戦勝記念塔から出発です。


01_01


8時頃のまだ通勤客が大勢いる中で
高速道路に乗る140番バスを待ちます。


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つい先日まで涼しい日が続いていたからか、咳きこんでいる人が多いですねぇ。

あ、来た!


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08:06出発。

パヤタイ通りを南下した140番バスは、プラトゥーナムの先から高速に乗り、
チャオプラヤー川を渡ってスックサワット通りに下ります。

そこからUターンしてラマ2世通りへ。

しばらくすると、左手にBIG Cが。そろそろですね。
フアクラブー交差点高架橋の下をくぐってすぐのバス停で下車。


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08:47。

このバス停始発のクローン・ピッタヤーロンコーン学校行き
ソンテオに乗り継ぎます。

おぉ、すぐに来た!


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乗り込んでほどなく出発。
10:51。

裏道からバーンクンティアン・チャーイタレー通りに出て
あとはひたすら南下していきます。

乗客は、私を入れて3人。
が、走り出してそう経たないうちにあとの2人が降りて私だけに~。


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なのでこんな写真を撮ってたりしてのんびりとソンテオ旅を満喫していると、
なぜかおもむろに路肩に停車。助手席に乗っていた車掌の女性がやって来て
「どこまで行くんですか?」と。

クローン・ピッタヤーロンコーン学校です。

「ちょっと待っててください。」

車内に戻ったかと思うとまたやって来て、
「ちょっとここで降りてもらえますか?」

え? あ、はい。

どういうことだか状況を掴めずに下車すると、

「次のソンテオに乗ってください。ここまでのお金は要りませんから。」

なるほど、乗客が少ないからここまでで運行中止ってことですね -_-;)
了解ですー。

ソンテオの正面に連れて行かれ、「表示のところが赤いのに乗ってくださいね。」と。
ありがとうございます。

で、ソンテオは私を道路上に放置して走り去ったのでした(笑)
時刻は、09:14。


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どうせ降ろすなら、こんな日差しがモロに当たる場所じゃなくて
考えてくれたらいいのに… ^_^;)

どれぐらい待つことになるのかなぁ。

ふと道路の反対側の異様な光景に目が留まりました。


01_08


煙がモクモクと。まるでボヤのよう。
ガイヤーンでも盛大に焼いてるんでしょうか???






<交通費>
140番バス:19バーツ
ソンテオ:0バーツ
ここまでの合計:19バーツ

※旅は2012年12月27日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

つづく


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