タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

バーンレーム駅

国鉄メークローン線 ドーンホイロート再び![4]

10:23にバーンレーム駅を出発した国鉄メークローン線の列車は、
住宅街の中を抜けていきます。


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なんだか軽便鉄道の車窓みたいな景色ですね。

そして前回の帰りに間違えて下車してしまったター・チャローム駅に到着。


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ここで下車した高校生たちが列車内の友達に手を振っています。

そうか。この路線を日常生活の足にしている人たちもいるんだなぁ…
という当たり前のことに気付かされ、ほのぼのとしか気持ちになったり ^^


半分も過ぎると沿線は塩田の広がる風景に。


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目にゴミが入らないよう気を付けながら車窓からの眺めを楽しみます ^_^;)


そしていよいよメークローン駅手前のメークローン線路市場を通過!


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市場を無事に抜けると、終点メークローン駅です。
定刻より13分遅れの11:32着。


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さて、ドーン・ホイロート行きソンテオに乗りましょう~。

駅手前の踏切を通る道を右(南)へ歩きます。
しばらくすると左手に色とりどりのトゥクトゥクが並んでいる一角が。


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その先、この写真では右手奥に、ドーン・ホイロート行きソンテオが
停まっています。

時刻は11:35。
もうお客さんが結構乗ってますね。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:67バーツ


※旅は2012年3月30日(金)に行いました。


つづく


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バーンレーム駅行き渡し船 ドーンホイロート再び![3]

国鉄マハーチャイ駅から賑わうマハーチャイ市場の通りを抜けて
ターチーン川の船着き場へ。

前回はここからチャローム船着き場行きの渡し船に乗りましたが、
みなさんからコメントで教えていただいたバーンレーム駅行きの渡し船に
乗ってみたいものです。

船賃支払窓口の女性に尋ねると「そこで待ってて」と。
船賃はここでは払わなくていいみたいです。

待っててと言われてもいつまで待ってるんだ?
船は同じ場所から出るのか?

不安になったので、他の女性係員に尋ねると
「そこで待ってて」と… -_-;)

仕方なくボーッと突っ立てると、新たに男性係員登場。
もう一回チャレンジ~。

「船は10時に出ます。」

そうなんだ。
まだ15分ばかり時間があるから食事して来よっと。

揚げ豆腐だけではさすがに足りなかったもので ^_^;)


船着き場手前のテント屋台でクイッティアオをささっと腹に流し込みます。


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左手のテントが食べた店。右手奥のかまぼこ屋根が船着き場です。

代金30バーツを払い船着き場に戻ると、
私が現れるのを待っていたかのように、「あの船です」と。

3人がかりで対応してくれます。
あ、本当はみなさん親切だったんですね。すみません。そしてありがとうございます ^^


案内されたのは、チャローム船着き場行きが出る場所の右手…


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あの船か!

堤防を跨いで、今にも崩れそうな木の桟橋を渡って乗船。
…するやいなや出発。

やっぱり私を待ってくれていたんですね。なんか申し訳ない気分。
でもまだ09:55ですよ。10時って言ったじゃん -_-;)


乗客は、私と日本人夫婦と…犬、の3人1匹。

犬はどうも船頭さんの飼い犬のようです。
いつも一緒なのかな。


ターチーン川の中ほどまで来たところで、船頭さんがおもむろに
操舵台を離れて歩いて来るではないですか。

なんと自ら船賃徴収。
5バーツ也。

っていうか、操舵台を離れていいんですか!!(笑)


他の船と衝突することもなく無事にバーンレーム駅船着き場に到着。


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ここでも船頭さん自らが綱で船を船着き場に固定します。

ワンちゃんと一緒に下船。
時刻は、10:01。


船着き場の目の前にある国鉄メークローン線バーンレーム駅へ。


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窓口で10:10発列車の終点メークローン駅までの切符を買います。
やった! ようやく乗れるぞ~!


しばしホームを散策。
相変わらずのどかな昭和を感じさせる駅です。

線路の向かいには…


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アヒルくんが~ ^^


バーンレーム駅着10:00の列車が17分遅れで到着。


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既に出発時刻を過ぎてます。想定内ですけど(笑)
先頭車両に乗り込み着席します。


列車は結局13分遅れの10:23に出発!

ちょっぴり感動です。
だって前回は、行き帰りバーンレーム駅に嫌われましたからね。
この駅は一生利用できないんじゃないかと思ってましたよ(笑)





<交通費>
渡し船 :5バーツ
メークローン線 :10バーツ
ここまでの合計:67バーツ


※旅は2012年3月30日(金)に行いました。
 

つづく


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なんとかマハーチャイへ もう一本西の川が見たい![23]

私が降りた駅は、終点バーンレームではなく、
一つ手前のター・チャローム駅だったようです。

…ってのも後で分かったこと。

この時はただただパニクってて、
「ここはどこ!? これからどうしよう!?」ってことで頭が一杯な状態。

時刻は16:48。

線路の彼方に消えていった列車を恨めしく見送った私は、
とにかく道路へ出てみることに。


すると目の前にバイクタクシーがタイミング良く出現!
しかも運転手は女性ではないですか。

もうバイタクに頼るしかないっ!


バーンレーム駅まで行きたいんですが。

「どこに行くの?」

マハーチャイです。

「だったら船着き場まで行ったほうがいいよ。15バーツね」


あ、そっか。
何もバーンレーム駅にわざわざ立ち寄る必要は無いんだった -_-;)

しかし行きも帰りもことごとくバーンレーム駅に嫌われた気がしてなりません。
私にとって鬼門なのかも(T T)

ま、いっか。


さぁ、後ろに跨って出発!


この辺りは結構栄えた商店街です。
船着き場じゃなくてこの辺が町の中心みたいですね。

すると前方に見えてきたのは、


時計塔が!


運転手の頭!…じゃなくて(ピントがそっちに合ってしまいました 汗)、
朝来た時に歩いた時計塔!

なんだー。船着き場までこんなに近かったんだ。
これなら歩いても15分ぐらいで着いたかも。

バイタクは船着き場入口で止まります。
ありがとうございました!!
私にとってまさに助けの手を差し伸べてくれた女神さまです m(_ _)m


16:52。


渡し賃3バーツを払い渡し船へと。


ターチオン川の渡し船


対岸からは学校帰りの学生が多く降りてきます。


ターチーン川マハーチャイ側へと渡ると、船着き場前には、


マハーチャイの船着き場前の子象


子ゾウくんが~。


マハーチャイの市場前通りは買い物客で賑わってます。
夕方ですもんね~。


マハーチャイ市場


国鉄マハーチャイ線マハーチャイ駅に戻って来ました。

窓口のおじいさんに、ウォンウィエンヤイまで、
と告げ10バーツを渡します。

「オン ダ テーン」

おじいさんはそう言い、10バーツを返してくるではないですか?

"On the 10" って何だ????

10バーツのこと? だから10バーツ払ってるでしょ。
もう一度10バーツを差し出します。

「オン ダ テーン」

同じセリフを繰り返すだけで、おじいさんは受け取りません。
切符も渡してくれません。

ワケわからん。
まーいいや。車内で車掌に払えばいいし…。


あっ!

"On the train" か!!

タイ語訛りの英語はほんっとに聴き取れませんよ。
タイ語で返してくれたほうがよっぽど分かりますって-_-;)


17:35の出発時刻までまだ時間があります。
辺りをぶらぶらして17:20頃に再び駅へと。


夕刻のマハーチャイ駅


傾いた夕陽が薄暗い駅ホームの奥まで差し込んでいます。







<交通費>
バイクタクシー:15バーツ
渡し船:3バーツ
ここまでの合計:138バーツ


つづく


※旅は2011年12月26日(月)に行いました。



バーンレーム駅まで来たのに もう一本西の川が見たい![5]

この昭和な雰囲気のホームが国鉄メークローン線始発駅のバーンレーム駅か!


国鉄メークローン線バーンレーム駅


線路に沿って弧を描いたホームは、なんとも言えない枯れ具合を醸し出していて
ここに昔からこのままの姿でずっとあったのであろうことを想像させます。

子どもの頃何かの雑誌で見た尾小屋鉄道の駅の写真と
どこか面影が似ている気がしてなりません。


ホームに時折どこからか人が湧き出てきて歩いています(笑)
列車待ちのお客さんではない雰囲気でとても奇妙。

どうやらホームの奥、壁だと思っていたところには
住居が立ち並んでいるようなんです!
そこから湧いて来てたんですね -_-;)

そんな住人に気兼ねしつつホームに上がってみます。


国鉄メークローン線バーンレーム駅


犬が気絶したように眠りこくる横を住人さんがのんびり通り過ぎ、
線路では草むしりにいそしむ人…。時間の流れが10倍ほど遅く感じます。


奥に停車中の列車に乗るんだとばかり思っていたら、
ドアは閉まっているしどうやら違う感じ。

駅の端まで行ってみます。


国鉄メークローン線バーンレーム駅


看板には

     バーンレーム駅
バーンレーム - メークローン線


と間違いなく書いてあることを確認 ^_^;)

左手には先ほど前を通って来たお寺の本堂がちょこっと見えてます。


で、このさらに奥はターチーン川になってます。
つまりターチーン川に面して駅があるんですね。

桟橋を進んでみますか。


バーンレーム駅裏のターチーン川桟橋


バンコクバスマニアさんのコメントによれば、メークローン線に接続する列車が
マハーチャイ駅に到着したタイミングでバーンレーム駅最寄りまでの
渡し船が運行されているとか。

この桟橋到着なのかもしれませんね。


じゃあそろそろ切符を買うとしますか。
簡素な駅舎に戻ります。


国鉄メークローン線バーンレーム駅


窓口に人いないし -_-;)

電気も点いてない室内に入ると端っこに男性が。もしや寝てた?


メークローンまで行きたいんですが。

「今日は来ないと思うよ」




はぁ!?




思いもしなかった言葉が返ってきて頭が真っ白になった私。


な、なんでですか?(汗)


「洪水だよ。」


え、えーーーーーーっ!!
だってもう水引いたんじゃないの!?

内心ひどく狼狽しつつもう一度尋ねます。

どこが洪水なんですか?

ちょっと考えた男性、
「バーンクラチャオだ。」

言われてもどこだか分からん -_-;)


食い下がってさらに尋ねてみます。


列車が来ないのは確かなんですか?


ターチーン川の方を見やる男性。そこからは見えませんけどね。

「昨日も1回しか来なかったんだ。水位が昨日と同じだから来ないはずだよ。
 川渡ってバスで行きなさい。」

と。


来ないはず、とはなんだよー。
もうすぐ到着時刻なんだから列車が出たとか何駅を通過したとか連絡入んないの?

と詰問してやりたくなりましたが、そんなこと聞いても無駄なことは学習済み -_-;)


仕方無く駅舎を出てホーム上で茫然と立ち尽くす私…。

時計を見ると、メークローンからの列車が到着する予定時刻の10:00です。
線路の彼方を見やっても列車のかけらも見えやしません。


ガクッ・・・・


ここまで来たのになぁ。
でも旅はやめたくないから、バスでメークローンに向かうとしますかぁ。



はぁ…






<交通費>
切符を買えなかったので:0バーツ
ここまでの合計:48バーツ

つづく


※旅は2011年12月26日(月)に行いました。




メークローン線の始発駅はどこ? もう一本西の川が見たい![4]

マハーチャイからターチーン川の渡し船に揺られること3分ほどで対岸に到着。


チャローム船着き場


チャローム船着き場、と書いてあります。

もう乗り込むお客さんがどっとやって来たので慌てて下船。

船着き場は屋根のある薄暗い商店街になってました。
細い路地を乗降客が徒歩とバイクで行き交ってます。

出口に辿り着きました。
時刻は、09:41。


振り返ると…


チャローム船着き場の入口


「船着き場」ともなんとも書いてないぞー。
観光客には難度の高い関門ですね -_-;)
でもまぁ人の流れを観察していれば気付くとは思いますが…。


さーて、国鉄メークローン線の始発駅バーンレームはどっちだ?

人の流れを見ても発車時刻の10:10までまだ時間があるためかよく分かりません。
こんな時に限ってiPhoneのマップの調子が良くないし。うー。

まぁまだ時間があるから散策がてら適当に歩くとしますか。
取り敢えず目の前に真っ直ぐ伸びる道を歩いて行ってみることに。

この道が目抜き通りなのかな。
ちょこちょこといい感じにヤレた食堂やら何かの店やらが点在。
その先には、


チャロームの時計塔ロータリー


時計塔のあるロータリーが。


このまま真っ直ぐ行くともっとマシな商店街が並んでいる雰囲気です。
が、ここで再起動を終えたiPhoneでマップが復活。

あ、こっちじゃなかったんだ ^_^;)
ロータリーの3時の方向の道へ進みます。

暑くなくて歩くにはちょうど良い気候~。

しばらく歩くと突き当りT字路に。
船着き場から右に行けばこの道だったんですね。
突き当り正面には大きそうなお寺が。

左折して進むと先で舗装が終わり砂利道になってます。


国鉄バーンレーム駅への道


先には資材置き場かなんかしか無いような雰囲気を醸し出してますが
この先しかあり得ないので行ってみますか。

左端で座ったまま固まっているおばあさんを気にしつつ
砂利道へと足を進めると・・・

目の前に飛び込んできたのは、昭和な光景。
それも戦前を彷彿とさせるようなホームが佇んでいました。


バーンレーム駅


今にも蒸気機関車に引かれた列車が入って来そうな錯覚に陥りつつ、
さらにホームへと向かいます。





<交通費>
あるいただけなので:0バーツ
ここまでの合計:48バーツ

つづく


※旅は2011年12月26日(月)に行いました。



 
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