タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

バーンブアトーン

バンコク北西、まだ見ぬ市場・路線開拓の旅[1]

水上マーケットって土日・祝日のみ開いているところがほとんどなんですよね。
私の渡タイ日程では土日がフリーになることがなかなか無いので、
歯痒い思いをしているんですが… ^_^;)

ところが、です。
お盆の時期のバンコク滞在時にちょうど祝日日中がフリーに。


この滅多に無いチャンスを逃しちゃなりません!


というワケで8月13日(月)の振替休日にバスに飛び乗ってきました。
目指すはバンコク北西方面!


まずは、ノッパウォン交差点まで向かいます。
そこまでの道のりは、何度も書いているのでサクッと綴りましょう~。


旅のスタートは戦勝記念塔
ここ始発の522番エアコンバスに乗ります。


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知らない間に522番にも中国製が。
乗車してみると「上海電竜」と簡体字で書かれていました。
そんなバスメーカーあるんですね。

7:50出発。
ンガームウォンワーン通り「パンティップ」までと車掌に告げます。
運賃15バーツ。


高速道路を順調に走ったバスは、パンティップ前に停車。
08:02。

目の前の歩道橋で反対側に渡り、ちょうどその下から
バーンブアトーン行きのロッ・トゥーに乗り継ぎます。


01_02


08:06発車。


汚れた窓から外を見ると、高架鉄道紫線の工事がかなり進んでいる様子が見えました。


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ここは何駅になるのかな?


途中で乗客の乗り降りが結構ありながら、バーンブアトーンの市内に入ります。
するとロッ・トゥーはガソリンスタンドに入って停車。

「ここまでだよ」と運転手さん。

えっ、ワット・ラハーンの前までじゃないの?
他の乗客も慌てて運賃を払いながら降りて行くではないですか。

パンティップからの運賃17バーツを払って私も降ります。
08:30。


さて、バーンブアトーンからまたバスに乗り継ぐんですが、
その前に市場で朝食といきましょう!


バーンブアトーンの表通りバーンクルアイ・サイノーイ通り
市場へ向けて歩きます。


01_04


ドリアンが巨大バケツにゴロゴロと無造作に積まれてる横を過ぎ、市場内へ。
朝食は、これ。


01_05


センレックのクイッティアオ。
なかなか美味しかったです。30バーツ也。

市場北端の有料トイレ(3バーツ)に立ち寄ってから外へ。


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市場北側を流れるプラピモンラーチャー運河沿いでは何やら壁の工事中。
もしや洪水対策用の防水壁?

ここも昨年末の洪水では1m以上冠水しましたからねぇ。

そう言えば洪水後初めてのバーンブアトーン訪問であることに気が付きました。


ところでこのプラピモンラーチャー運河は、後ほど再登場するので
覚えておいていただけたら嬉しいです ^^


さて、バス停に停車中のここ始発ラートブアルアン行きバスに乗り込みますか!


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しばらく待って、09:00ちょうどに発車。

ノッパウォンまで、と若い男性車掌に告げます。
運賃10バーツ。

北上したバスは国道340号線、バーンブアトーン・スパンブリー通りに入り
北西へと一直線に快走。


通り過ぎないようにiPhoneのマップで現在地確認を続けます(笑)
その甲斐あって、ドンピシャで下車~。


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ノッパウォン交差点到着!
時刻は、09:26。


さあ、ここからが問題なんですよ。
急に不安になってきました・・・。






<交通費>
522番バス:15バーツ
ロッ・トゥー:17バーツ
ラートブアルアン行きバス:10バーツ
ここまでの合計:42バーツ

※旅は2012年8月13日(祝日)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


01_map


ピモンラート水上マーケットが(T T) ノンタブリーの行き残した水上マーケットへ[6]

ワット・ヤイ・サワーン・アーロム水辺マーケットを
一とおり見尽くしたので、そろそろ出発しますか。

待っていてくれたモーターサイにソイの入口と告げ跨ります。
時刻は11:17。


時おり小雨が降る中を走り、ラッタナーティベート通りに出ました。
そこで降りるつもりだったんですが、なんと運ちゃん、
反対側へ渡る歩道橋の下まで送ってくれるじゃないですか。

「反対側からバスでBig Kingまで行き、そこで道を尋ねるといいよ」

ありがとうございます!

運賃は全てひっくるめて120バーツ。
親切にしてくれたからいいでしょう。

時刻は11:32。


さて、歩道橋で反対側へと渡ります。


ター・イットのラッタナティベート通り


高架鉄道紫線の工事が順調に進んでますなー。


反対側のバス停から、すぐに来たバーンブアトーン行きロッ・トゥーに乗ります。
モーターサイの運ちゃんのアドバイスとは違うけど、こちらの方が早道かと。


そしてバーンブアトーンワット・ラハーン前終点に到着。
ター・イットからと告げたら「10バーツ」と。そうなんだ。
時刻は11:54。


さーてと。

ピモンラート水上マーケットを以前探した時、
私は全く見当違いのところを歩き回ってたんですよ。

プラピモンラーチャー運河沿いにあるとばかり思い込んでましたが、
実はこのバーンブアトーン市街近くのバーンブアトーン運河沿いにあるらしいのです。


まずは、ワット・ラハーン境内を突きぬけて、
裏のバーンブアトーン運河へと出てみることに。

ちょうど橋があったので上ってみます。


ワット・ラハーンとバーンブアトーン運河


なんとも静寂に包まれたバーンブアトーン運河の風景。

ワット・ラハーンの本堂は建築中なんですね。
すると背後にエンジン音が。あ、舟が運河沿いの民家から出て行きました。


うーん、でもここからは水上マーケットらしきものは見えませんね。
もうちょっと南のほうなんでしょう。

表通りのバーンクルアイ・サイノーイ通りに戻り、
バーンブアトーン市場まで歩きます。

すると歩道でこんなモノを売ってました。


バーンブアトーン市場のハチの巣売り


ハチの巣!


ハチの巣自体はゴムみたいで食べられるシロモノじゃないですよね。
ってことはハチの巣に付いたハチミツをしゃぶるんでしょうか?
それともハチノコを食べるため?

ま、いっか。


市場前で待機中のモーターサイにピモンラート水上マーケットと告げます。
「20バーツ」。

OKです。

またもやモーターサイの後ろに跨り、
バーンクルアイ・サイノーイ通りをしばし南下。

そしてバーンブアトーン市役所横の路地へと左折。
バーンブアトーン運河を渡ります。こんなところに橋があったんだ。

それですぐ到着かと思いきや、まだしばらく奥まで直進。
さらにムーバーンの前で鋭角に折れて運河方面に戻ります。

方向感覚を失いかけていると、運河沿いに出ました。
通路上にカマボコ状の屋根が架かってます。

あれ? ここなんじゃ?

でもモーターサイは止まる気配なくさらに突っ走るじゃないですか。
とうとう運河沿いの集落に突入。


どこへ行くんですか?(汗)

「誰の家に行くの?」

あ、いえ。ピモンラート水上マーケットに行きたいんですが(汗)

「水上マーケット!? もう無いよ。さっき通ったところにあったんだけど」


ええっ!? な、無いだって!?
ここまで来たのに -_-;)


雰囲気だけでも見たいので、水上マーケットがあった場所に
戻っていただけますか?

…ってなワケでUターンして先ほどのカマボコ屋根下へ。


ピモンラート水上マーケット跡


「以前ここにピモンラート水上マーケットがあったんだよ。」


その名残なのか数店のジュース屋台などが今でも営業はしてますが。
でも閑散としてます。やっぱり「跡」ですね。

ずっと探していた結末がこれとは。ううっ(T T)


時刻は12:29。






<交通費>
モーターサイ:120バーツ
ロッ・トゥー: 10バーツ
ここまでの合計:171バーツ

つづく


※旅は2011年4月30日(土)に行いました。


ワット・ヤイ~ピモンラート水上マーケット




バーンブアトーン市場で朝食を バンコク西北行き当たりばったり旅[2]

パンティップ前の歩道橋でンガームウォンワーン通りの反対側へ渡りました。
さて、ここからバーンブアトーン市場までどうやって行こうかなー。

バスでまっすぐ行っている路線ってありましたっけ?
何を今さら言っているんだって感じですが(汗)

以前サイノーイへ行く時に使った528番もカーンチャナーピセーク通りを進んで
西へ折れてしまいバーンブアトーン市場へは行きません。

バーンヤイで乗り継げば行けますけど。う~ん。


…と悩んでいる目の前にロッ・トゥーがひっきりなしに停車します。


そうか。ロッ・トゥーなら一本で行けるな。
と、気付いたところでなんともグッドタイミングに
バーンブアトーン市場行きのロッ・トゥーがやって来たではないですか。

なるべくならバスで行きたいんだけど、ここは時間節約のためにも
コレに乗ってしまえぃ。

ドアをガラッと開けて、白いロッ・トゥーに乗りこみました。
時刻は08:08。

乗客は4,5人。通勤と逆方向だから空いてますね。


しばらく走ると車窓に工事の光景が。


高架鉄道紫線の建設工事


えっ!? これってもしかして高架鉄道紫線!?

スゴイ。本当に工事を始めたんだ。
タイのことだから何年も延期になるものだと思ってましたよ!!

で、よく見ると見覚えのあるマークがフェンスに掲げられているではないですか!
間違いなく「東急建設」ですよね?
地元ゼネコンとJVを組んで工事を行っている様子。

こんなところでも日本企業が頑張っているんですね。
感動です。東急建設さん、頑張ってください!!


チャオプラヤー川プラナンクラオ橋で渡ると、
やはり西岸でも工事が着々と進んでいました。
でもこちらの工区は他のJVが担当しているようです。


ロッ・トゥーは、右折してバーンクルアイ・サイノーイ通りに入りひたすら北上。
その頃には乗客は私ともう一人だけ。


ワット・ラハーンの門の前が終点。
料金17バーツを運転手に支払って降ります。

時刻は、08:35。
30分弱で着いたんですね。


ワット・ラハーンに入って行くロッ・トゥー


ロッ・トゥーはワット・ラハーンの中へと入って行きました。
詰所みないなところがあるのかな?


そこから北へ歩くとすぐにバーンブアトーン市場に到着。


バーンブアトーン市場の入口


朝の市場は活気があっているだけでワクワクしますね。
朝食がまだだったので、市場内で見つけたカオマンガイ屋でサクッと食事。


バーンブアトーン市場のカオマンガイ屋で朝食


25バーツ也。

支払いながらトイレの場所を教えてもらって、直行(笑)
これから先、いつトイレがあるかわかりませんからね~。


教えてもらった場所は、市場の北端の一角。
そこには「トイレ屋」がありました。
立派に通りに面した一区画を借りての営業です。

1回3バーツ。

1日100人が利用したとして、1ヶ月で9,000バーツ。
トイレ屋業だけでは厳しそうですね。きっと兼業で何かやってるんでしょう。


さて、準備万端。

ラート・ブアルアン行きのバスに乗るために
バス停に向かうとしますか。





<交通費>
ロッ・トゥー: 17バーツ
ここまでの合計:35バーツ

つづく・・・


※旅は2010年12月27日(月)に行いました。


パンティップ~バーンブアトーン




戦勝記念塔へ帰ります! バーンブアトーン再び![最終回]

バーンブアトーン市場前の立派なバス停まで歩いて行くと、
ちょうど127番バスが停まっていました。

おぉ、前回バーンブアトーンを訪れた時に
ピンクラオまで乗ったバスではないですか。

またお世話になりま~す。

14:25出発。
8バーツ也。


ほどなくして左折し、だだっ広いカーンチャナーピセーク通りに出ます。
右手にカーフー(カルフール)の派手な建物が見えてきたら、下車。


127番バスをバーン・ヤイで下車


バーン・ヤイです。

以前にも書きましたが、数年後にはこの上に高架鉄道紫線が開通予定。
ちょうどこの辺りにバーン・ヤイ駅ができるはずです。


ここでンガームウォンワーン方面に行くバスを待ちます。

頻繁にやってくるバスの行き先表示を確かめているうちに、
「パイ・ドゥモーン・カァ~」(The Mallに行きますよ~)と
車掌さんが叫ぶバス発見。

バンコク大衆輸送公社のバスではなく、ローカル民営バスでした。
お、これでいいや。

14:45に乗車。
7バーツ也。


しばらく経つと、チャオプラヤー川を渡ります。


バス車窓から見たチャオプラヤー川


渋滞に少々捕まりつつも、パンティップ・プラザのンガームウォンワーン店前に到着。
ここで降ります。時刻は15:20。


ローカルバスをパンチップ前で下車


パトゥムターニーとThe Mallンガームウォンワーン店を結んでるんでしょうかね。


涼を取りがてらパンティップ内を歩いてみると、
携帯ショップが多いですね~。

でもそこよりも上階のプラ・クルアン(お守り)売り場のほうが
大盛況でビックリでした…。


歩道橋を渡り反対側のバス停で、パンティップ・プラザを眺めながら
バスを待ちます(笑)


パンティップ・プラザのンガームウォンワーン店


すぐに来た522番バスに乗車。
パンティップ前から乗ったほうが、The Mall前からより2バーツ安いんです(笑)

時刻は15:30。
16バーツ也。


すぐに高速に乗ったバスは、順調に進み
10分ほどであっけなく終点の戦勝記念塔に到着!


歩道橋に上ってバス停を振り返ってみました。


乗ってきた522番バス


このバスにも何度もお世話になってますね~。
今回もありがとうございました。


この塔を見るとホッとします。バンコクに帰って来たんだ~と。


戦勝記念塔


時刻は15:50。
7時間半の旅でした。


これにて「バングアトーン再び!」は完結です。
お読みくださったみなさま、本当にありがとうございました!


もう次の旅行記も準備済みです(笑)
今度は灯台もと暗し的な旅。またお付き合いいただけたら嬉しいです。





<交通費>
127番バス:       8バーツ
パンティップまでのバス:7バーツ
522番バス:      16バーツ
今回の旅の合計:  198バーツ


※旅は2009年10月31日(土)に行いました。


おわり


バーンブアトーン市場~戦勝記念塔



バーンブアトーン市場 バーンブアトーン再び![17]

さて、バーンブアトーン市場の中にちょっと足を踏み入れてみましょう!


バーンブアトーン市場


結構広いです。

このやや暗めの雰囲気、随分前に歩いたホーチミンやプノンペンの市場に
似てるなーと、なんとなく感じました。

タイの他の市場だって同じなんですが、
なぜここでだけそう感じたのかは、不明(汗)


バーンブアトーン市場


適度な活気があって、食料品以外のものも売ってるからかな?


中を突き抜けて市場西側の道に出て、市場の建物沿いに北へ
ちょっと歩くと、そこには運河が流れていました。


市場横を流れるプラピモンラーチャー運河


プラピモンラーチャー運河です!

そう、サイノーイやバーン・カーイ3のあるピモンラートを流れている
あの運河を下ってくると、バーンブアトーン市場の真横に出るのです。

昔はここで荷の揚げ積みをしていたんでしょうね。


この運河は、もう少し下るとバーンブアトーン運河に突き当たり終点となります。


バーンブアトーン運河にはかつて、ハス=「ブア」が多く自生していました。
ここに移り住んで来た人たちがそのハスの花や花托を売ったところ、
いい収入、すなわち金銭=グントーンになったんだそうです。

それが「バーンブアトーン」の地名の由来だとか。


一とおり見たので、そろそろ帰路につくとしますか。


表通りへ出ると、あのタワーの手前にこれまた立派なバス停が。


バーンブアトーンのバス停


さて、どのバスに乗るかなー。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:167バーツ


※旅は2009年10月31日(土)に行いました。


つづく


バーンブアトーン市場



 
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