タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

バーンクンティアン-チャーイタレー通り

再びもとの道へ(笑) もう一つの海上寺院へ![11]

マハーチャイに来てしまったものの、とくにこの町には用事が無いんですよね ^_^;)

どうしようかな。このままもう帰っちゃおうかな。
国鉄マハーチャイ線でバンコクまで帰りますか。

マハーチャイの市場を歩きます。


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この昭和30年代みたいな雰囲気!
いつ来ても活気があってワクワクする市場ですね~。

そんな市場を通って国鉄マハーチャイ駅に到着。


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時刻表を見ると、次の列車出発まであと1時間余り。
待っている時間が勿体無いなぁ。

方針変更。
表通りに出て、バンコク方面へ行きそうなバスやソンテオを探してみます。

すると、目の前に「ラマ2 BIG C ロータス」などと表示のあるソンテオが。
今にも出発しようとしていたので、慌てて飛び乗ってみました。

そのまま出発。
時刻は13:32。


車内は満員なので・・・

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デッキ部立ちです ^_^;)


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高架橋を渡ってラマ2世通りへ。

途中脇道に逸れるのでビックリしましたが、
原野の真っただ中にポツンと建っているBIG Cに寄って
またラマ2世通りに復帰。

しかしあんなところに建ててお客さん来るんでしょうか…。


どこまで行ってくれるのか期待半分不安半分で掴まっていると、
バーンクンティアン・チャーイタレー通りの起点、
フアクラブー交差点付近でUターンするじゃないですか!

え!?

慌てて降りたところは、なんと朝、クローン・ピッタヤーロンコーン学校行きの
ソンテオに乗った、まさにそのバス停(笑)

時刻は、14:17。

これは何かの縁かも。
きっと当初の予定通り、帰りに寄ろうと思っていた場所にちゃんと行きなさい、
ってことなんでしょう ^_^;)


ということで、


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すぐにやって来たクローン・ピッタヤーロンコーン学校行きソンテオに再び乗車。
しかし私、アホなことやってますな(笑)

14:19発車。


バーンクンティアン・チャーイタレー通りを進むソンテオ上で、
景色とiPhoneのマップをチェックしつつ降りるポイントのタイミングを図ります。


あ、この辺だな。
ブザーを押して下車。


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時刻は、14:36。


舞い戻ってきてまで行こうとしているところですが、
もう向こうに見えてます。

通りを渡って入口へ。


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じゃーん!


知らないでここに来たら目を疑いますよね(笑)


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間違いなく、船のかたちをしています。
が、看板には、

プラタムナック・ポンエーク・プラジャオボーロムウォンター・
クロムルアン・チュムポーンケートウドムサック

ADMIRAL PRINCE ABHAKARA KIARTIWONGSE SHRINE


と。

簡潔に日本語で言うと、チュムポーン親王廟って感じ。
はい。廟なのです。


ところでこのお名前、どこかで聞いたことがありますよね ^^





<交通費>
マハーチャイからのソンテオ:7バーツ
フアクラブーからのソンテオ:7バーツ
ここまでの合計:80バーツ

※旅は2012年12月27日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

つづく


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久し振りのクローンピッタヤーロンコーン学校 もう一つの海上寺院へ![2]

乗ったソンテオが途中で運行中止になって、路上に放り出された私。
炎天下しばらく待たなければならないのかなぁ、と気を揉んでいたら
ものの3分で次のソンテオが登場。ラッキーだなー。

さっきの車掌さんが言っていたとおり、前の表示部分が赤いことを
しっかり確認して乗車。

時刻は、09:14。


乗客は私を入れて4人。

車内には「21時10バーツ」との表示が。
深夜料金のあるソンテオって初めて知りました ^_^;)


周辺はだんだんとエビ養殖池が広がる景色に。
すると、乗客の男性が下車。


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目の前は、エビ養殖池の上に設けられたシーフード・レストラン。
ここの従業員さんかな?

沿道にはこんな感じの雰囲気良さげなシーフード・レストランが
何ヶ所かあるんですよ。もっとバンコク中心に近ければ食べに来るんだけどなー。


乗客が3人に減ったソンテオは、沿道がほぼエビ養殖池だけの景色になった
バーンクンティアン・チャーイタレー通りを南に向けてひたすら走っていきます。


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そうそう、この辺って4年前に来た時にはまだ未舗装で土埃が舞う悪路だったんですよ。
すっかり綺麗に舗装されて便利になりましたね。

でも「バンコクのポイペト」と揶揄されたあの果ての果てに来た感を
味わえなくなったのは、ちょっと淋しいところです。


ソンテオはいよいよバーンクンティアン・チャーイタレー通りの終点に。
そこを右折してすぐのところで下車。あれ、あとの2人も一緒でした ^_^;)


02_03


運転手に運賃7バーツを支払います。
時刻は、09:26。


今回の目的地、海上に建つ寺院へ行く方法は一つ。
運河沿いのレストランから船で向かうしかないんです。

で、このレストランというのがまた辺鄙な場所にあって、
公共交通機関なんて通ってやしません!

どうやって行こうかとあれこれ考えて出した結論は…、
アレをまた使おうということ。


というワケで、懐かしの場所へ行きますか。
道を渡った反対側すぐのここへ。


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クローン・ピッタヤーロンコーン学校です。
4年前の旅でも訪れました。

ここには2つの大事な施設があるんですよ。
一つは、バンコク都立バーンクンティアン区地域博物館
そしてもう一つは、貸自転車サービス

そうです。ここから自転車でそのレストランまで行こうという魂胆なのです。


ワイワイと楽しげに話しながら歩く生徒たちとすれ違い、
校舎裏の貸自転車置き場へと向かいます。

今回はラッキーですね。戸が開いていて中に自転車の手入れをしている
男性の姿があるじゃないですか。前回は暫く待ったもんなぁ。


男性に頼みます。
すみません、自転車を貸していただけますか?


「バット・プラチャーチョン(国民身分証)を預けてください。」

私は外国人です。日本の運転免許証でいいですか? ^_^;)


「えっ、なぜここを知ってるんだ?」

あ、いえ、以前来たことがありまして。

「来たことがあるのか。どうして知ってるのかと思ったよ。
 じゃ、20バーツね。あそこの赤い自転車がいいよ。」

ありがとうございます。
前回はペダルがひん曲がった最悪な自転車を借りてしまったので、
おすすめの自転車を貸していただいて助かります ^_^;)

20バーツと免許証を渡して、赤い自転車を外へと。


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ソンテオの表示と言い、今日のラッキーカラーは赤でしょうか(笑)


レンタル時間は、17:00まで。
さすがにそれまでには帰って来れるでしょう。

跨って、いざ出発!!


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時刻は、09:33。

グーグル・マップによると、そのレストランまではここから片道6.6km。

実は私、今朝タイに着いたばかりで寝不足気味。
大丈夫なのか自分(笑)


学校を出て、ピッタヤーロンコーン運河沿いに伸びる道を
ひたすら西へと漕いで行くことに。


02_07


道は逃げたりしないよ。のんびり慌てず行こうよ。陽気に行こうよ~♪


ふと子どもの頃大好きだったTVドラマ『走れ!ケー100』の主題歌(YouTube)が
頭に浮かびました。まだ生まれてない方が多いとは思いますが ^_^;)

そうそう、のんびりいきましょう~。

もしかしたらあのドラマが私が旅好きになった原点かも。






<交通費>
ソンテオ:7バーツ
貸し自転車:20バーツ
ここまでの合計:46バーツ

※旅は2012年12月27日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


02_map


もう一つの海上寺院へ![1]

海による海岸線浸食で海上に取り残されてしまった寺院、
ワット・クンサムットチーンへ行った際、事前にネットで
情報を調べていて、他にも海上に建つ寺院があることを知ったんです。

知ったらやはり行きたくなるじゃないですか(笑)

というワケで年末の12月27日(木)、
いつも以上に気合を入れて旅をスタートしました。
なぜ気合が必要かは、後ほど判明します。お楽しみに ^^


途中までは4年前の「バンコクの海へ!」シリーズで開拓した道程。
まずは、戦勝記念塔から出発です。


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8時頃のまだ通勤客が大勢いる中で
高速道路に乗る140番バスを待ちます。


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つい先日まで涼しい日が続いていたからか、咳きこんでいる人が多いですねぇ。

あ、来た!


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08:06出発。

パヤタイ通りを南下した140番バスは、プラトゥーナムの先から高速に乗り、
チャオプラヤー川を渡ってスックサワット通りに下ります。

そこからUターンしてラマ2世通りへ。

しばらくすると、左手にBIG Cが。そろそろですね。
フアクラブー交差点高架橋の下をくぐってすぐのバス停で下車。


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08:47。

このバス停始発のクローン・ピッタヤーロンコーン学校行き
ソンテオに乗り継ぎます。

おぉ、すぐに来た!


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乗り込んでほどなく出発。
10:51。

裏道からバーンクンティアン・チャーイタレー通りに出て
あとはひたすら南下していきます。

乗客は、私を入れて3人。
が、走り出してそう経たないうちにあとの2人が降りて私だけに~。


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なのでこんな写真を撮ってたりしてのんびりとソンテオ旅を満喫していると、
なぜかおもむろに路肩に停車。助手席に乗っていた車掌の女性がやって来て
「どこまで行くんですか?」と。

クローン・ピッタヤーロンコーン学校です。

「ちょっと待っててください。」

車内に戻ったかと思うとまたやって来て、
「ちょっとここで降りてもらえますか?」

え? あ、はい。

どういうことだか状況を掴めずに下車すると、

「次のソンテオに乗ってください。ここまでのお金は要りませんから。」

なるほど、乗客が少ないからここまでで運行中止ってことですね -_-;)
了解ですー。

ソンテオの正面に連れて行かれ、「表示のところが赤いのに乗ってくださいね。」と。
ありがとうございます。

で、ソンテオは私を道路上に放置して走り去ったのでした(笑)
時刻は、09:14。


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どうせ降ろすなら、こんな日差しがモロに当たる場所じゃなくて
考えてくれたらいいのに… ^_^;)

どれぐらい待つことになるのかなぁ。

ふと道路の反対側の異様な光景に目が留まりました。


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煙がモクモクと。まるでボヤのよう。
ガイヤーンでも盛大に焼いてるんでしょうか???






<交通費>
140番バス:19バーツ
ソンテオ:0バーツ
ここまでの合計:19バーツ

※旅は2012年12月27日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

つづく


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ラマ2世通り行きソンテオ ~ バンコクの海へ![20]

やって来るソンテオらしき車を目を凝らして見ると、


このソンテオだ!


「ラマ2世 ピッタヤーロンコーン」と書いてあるじゃないですか。

このソンテオだ!!

目の前で停まったソンテオに、私は慌てて乗り込みました。
ふぅ~、本当にソンテオ路線があってよかった。

時刻は16:05。
ソンテオ代は5バーツ。


しかし、ポム・プラジュンの時と言い、

喉がとても渇く + 飲み物を飲もうとする = ソンテオが来る

という公式が成り立っているみたいです。私の場合は(笑)


ほっとしたのはつかの間でした。というのも、ソンテオはすぐに左折して
あの未舗装のバーンクンティアン-チャーイタレー通りに入ったのですが、

対行車とすれ違った途端・・・

モワモワ~っと土ぼこりが、窓なんかないソンテオ車内を
容赦なく襲って来ました!

ぶはっ。
これはたまりませ~ん!!

対行車が通る度に土ぼこりが舞います。
未舗装区間を通過する約5分間、かつて「バンコクのポイペト」と揶揄された
この通りの真髄(?)を否が応にも味わう羽目となりました…(T T)


ようやく舗装区間に入ると、人がどんどん乗ってきます。
男子たるもの、さすがにこの状況で座り続けるわけにもいかず
乗り込んできたおばあさんに席を譲りました。

「コープ・チャイ」

席を譲ってもお礼もなく座る人が多く、それが文化なんだろうと思っていたのですが、
やはりお礼を言われると嬉しくなるもんですね。

なんか、それだけで元気になっちゃいました(笑)


ソンテオが大きな交差点に差し掛かりました。
とうとうラマ2世通りに戻ってきたようです。

するとそこで左折。

えっ? あ、そうか。この交差点は右折禁止なのかな。
どこかでUターンしてセントラル・ラマ2世通り店に向かうんだろう。

と思っていたら、すぐに停車。
それとともに乗客がワサワサと全員降りるではないですか!

え、ええっ!?
ここが終点??

とまどっていると、今度は人がどどっと乗り込み始めました。
うわーっ、降りなければ!!


ラマ2世通りに到着


そうか。起点・終点はセントラルでもBig Cラマ2世通り店でもなく、
ここだったんですね。どうりでBig Cで1時間待っても来なかったわけだ!


時刻は16:32。
30分弱のソンテオの旅でした。


帰りの140番バスに乗るために、目の前にある歩道橋で
ラマ2世通りを渡ります。

ついでに見下ろして、ソンテオ乗降場を確認。


ソンテオ乗り場はBig Cの次のバス停


逆方面行き140番バスの後ろに隠れて見えるのが、
ラマ2世通り~クローン・ピッタヤーロンコーン学校のソンテオです。
ちょうどバス停なんですね。場所をグーグルマップでお知らせしておきます。

多分、Big Cラマ2世通り店の次のバス停だと思います。
Big Cを過ぎて、バーンクンティアン-チャーイタレー通りとの交差点
(高架橋をくぐるので分かると思います)を過ぎてすぐにあります。

ここからそのソンテオに乗れば、バンコク・シービュー・レストラン行き船着場
行けます。という事実を、苦労の末、解明いたしました(笑)





<交通費>
ソンテオ:5バーツ
ここまでの合計:209バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・



クローンピッタヤーロンコーン学校~ラマ2世通り

バンコク海を後に ~ バンコクの海へ![19]

バンコク海、本当に来て良かったです。

この時、タイへ来る直前に私にとって大きな出来事があったのですが、
ここへ来たお陰で、心に区切りをつけることができました。


名残惜しいけど、そろそろ戻るか。

再び自転車に跨り、ひん曲がったペダルを漕ぎ出すことに。


ちょっと進み、振り返ってみました。


さようなら、バンコク海


バンコク海に着いてからずっと曇ってたのに、今になって晴れてるし(笑)

また来るぞ~!
前を向き、再び漕ぎ始めます。


マングローブ林の間の木道をいいペースで進んでいると、
突然横の木々の間から、ぬぅ~っと黒い影が!

ひえっ!!!

よく見ると、人じゃないですか。
この辺りの漁師さんが、しゃがんで何やら獲っていたようです。

急に音もなく立ち上がって姿を現すもんだから、
もう心臓が口から飛び出そうになるほど驚きましたよ!!


気を取り直して、再び漕ぐこと数分。
集落出口の、例の、「扉」に到着。


扉まで戻ってきました


この先は人が住んでるんだ、と思うとホッとします。

扉をくぐり、ひたすら漕いで、
ようやくクローン・ピッタヤーロンコーン学校前まで戻ってきました。

自転車を返す前に、ちょっと見に行っておきたいところが。
右側へ漕ぎ進み、間もなく到着。


バーンクンティアン-チャーイタレー通りの終点


バーンクンティアン・チャーイタレー通りの終点です。

うひゃー、この未舗装の道を帰るわけか。
でもほんとにソンテオがあるのかどうか…。


学校へ戻り、「自転車室」の前へ。


職員室?の窓を叩き…


誰の姿も見えないので、向いの職員室らしき部屋の窓をコンコンと叩き、
職員に「自転車を返したいのですが」と伝えると、待ってるように告げられました。

しばらくすると、さっきの男性がのんびりやってきます。

自転車を自転車室に入れるのと引き換えに、
預けた免許証を返却されました。

一応、聞いてみるか。


ラマ2世通りまでのソンテオがあると聞いたんですが、ありますか?

「・・・。夜8時まであるはずだ。校門前で乗れるよ。」

聞いてよかった!
ありがとうございます~。


とぼとぼ歩いて、校門に向います。

ソンテオを待つ前にまず、喉がとっても乾いたので
向いの食堂で何か飲もう。

そう思いながら校門に着くと・・・


あれ!? もしやアレは!!


ソンテオ!?





<交通費>
自転車を漕いでいただけなので:0バーツ
ここまでの合計:204バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・




バンコク海~クローン・ピッタヤーロンコーン学校

 
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