タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

バンコク都県境標柱

海の彼方に見えるものは! もう一つの海上寺院へ![8]

海上寺院から南を眺めます。


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この海の、どどーんっていう広がりっぷり!!
気持ちいいなこれは~。

しばし眺めてリフレッシュ。そろそろ戻りましょうか。


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陸地から2kmも沖合にあるんですよ。
よくまぁこんなところに建てたもんです。


船に乗り込み、出発。
時刻は、11:35。

寺院の南側をぐるっと回ります。


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本当に湖みたいに穏やかな海面。


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海上寺院よ、さようなら~!


陸地へと一直線に進む船から、私は右側=東を凝視します。
探したいものがあるんですよ。見えるかなー。


あっ


遥か彼方の海面上にちっちゃく見えるあれは!!


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見えたー!!

バンコク都県境第29標柱です!!

バンコク都県境標柱のうち、海上に建つのは第28と第29の2つのみ。
この第29標柱は、バンコク都サムット・サーコーン県の境界に建てられたものです。

かつては陸地に建っていたものの、海に浸食され陸地が後退。
そんな海岸浸食の被害を伝えるためもあって、元の場所に残してあるんです。

第28標柱は、バンコクシービューレストランの船で見学済み。
いつかこの第29標柱も船で近付いてみたいですねー。

このレストランで頼めば連れて行ってくれるかも。
でもまたの機会としましょう ^^


目的を達成して大満足の私を乗せた船は、陸地へと帰って来ました。


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クルア・リムタレーに近づきます。


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船着き場に到着。
時刻は、11:42。


ありがとうございました!

船頭の男性にお礼を言って、レストラン内へと戻ります。


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そのまま正面へと抜けて、自転車の無事を確認。
盗まれてなくてよかった~ ^_^;)

よし、クローン・ピッタヤーロンコーン学校まで帰りますか。


「ありがとうございます!」

自転車に跨ろうとすると背後から声が。
厨房の男性がニコニコしながら見送ってくれました。

いい店だったな。また来よっと。
でも再度自転車漕いで来るのはなぁ…(笑)


時刻は11:43。
出発!




・・・あ、イルカのことすっかり忘れてた! -_-;)






<交通費>
サービスの船に乗船しただけなので:0バーツ
ここまでの合計:46バーツ

※旅は2012年12月27日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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自転車で向かいます もう一つの海上寺院へ![3]

クローン・ピッタヤーロンコーン学校を09:33に出発して
自転車で一路、目的地のレストランへと向かいます。

そのレストランは、「クルア・リムタレー」(海沿いのキッキン)というところ。
下の地図におおまかな場所を示しておきました。

そこまでの6.6kmの道のりでどんな風景に出合えるのか楽しみです ^^


iPhoneのマップで現在地を確認しながら
のんびりしばらく漕いで行くと、ある地点に到達。


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分かりますでしょうか。
ちょっと先から道路の状態がガラッと変わっているのが。
向こう側には線が綺麗に引かれています。

ここは、バンコク都サムット・サーコーン県の都県境。
手前がバンコク都側になります。
都県境標柱が立っていないか探したんですが、残念ながら見当たらず。

でも、ここから左へ一直線に行った海上には、
2009年にバンコク海を見に行った際に彼方に見えた
バンコク都県境第29標柱が立っているんですね!


これがその時に見えたバンコク都県境第29標柱です

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この先に立っているってだけでも私としては感動もんなのです。


再び漕ぎ始めると右手にはお寺が。


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ワット・サハタンマーラーム、というようです。

広い敷地にゆったりと建っていますね。
なかなかの規模だなー。


やっと案内看板が登場しました。


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↑Samut Sakhon
←Dolphin View Point
←Ban Pramong


目指すレストランは、Ban Pramong=バーン・プラモン(漁師集落)
にあるようです。

ちなみにDolphin View Point=イルカのビューポイントと呼ばれる場所は、さらに先。
今回は行きませんが、そのうち行きますかねぇ。

とにかく私はこの先で左折ということですね!

念のためiPhoneで確認しようとしたら緊急事態発生。
iPhoneの画面表示がイカレてしまい、ちゃんと表示されなくなっているじゃないですか!
その後再起動してもダメ。なんでこんな時に~!!

焦ったものの、以前はiPhone無しで旅してたんだから何とかなるさ、
と気を取り直し案内板を頼りに向かうことに。


ほどなく小さなガソリンスタンドが現れ、その先に左へ曲がる交差点が。


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ふむふむ。
曲がった先すぐには橋が。


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橋のてっぺんから下のピッタヤーロンコーン運河を眺めてみます。


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この運河って自然に囲まれた中をとにかく真っ直ぐに伸びているんですよね。
雄大で神々しくもあり、お気に入りの運河です ^^


橋を渡った先はこんな景色。


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看板のところで十字路になっていて、左には道が2本あるんです。
てっきりそっちかと思って迷ってしまい、地元の人に道を尋ねちゃいました。
そうしたらなんのことはない。このまま真っ直ぐの道を進めば良いことが判明 ^_^;)


03_09


エビ養殖池の間を真っ直ぐ伸びる道を進みますよ~。






<交通費>
貸し自転車を漕いだだけなので:0バーツ
ここまでの合計:46バーツ

※旅は2012年12月27日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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バンコク都県境標注 BTS新終点ベーリンからの旅[2]

ベーリンから先へ進む前に、ベーリン唯一(?)の見どころを
今回紹介しておきます。

実は旅をした8/15にはすっかり忘れていて、
翌日8/16にこのためだけにベーリンを再訪したのでした(汗)


BTS延伸区間の新しい終着駅ベーリンは、
バンコク都サムット・プラーカーン県の境にあります。

バンコクバスマニアさんの情報では、駅近くにバンコク都県境標柱
あるそうなのです。

はい、今のところこの駅の見どころってこれぐらいではないでしょうか? ^_^;)


バンコク都県境標柱と言えば、以前の旅で、
第28標柱第29標柱を見てきました。

ここのは第何番目なんでしょうね!


ベーリン駅からサムローン方面に少し行くと、スクンビット・ソイ107
またの名をソイ・ベーリンを越えたところでBTSの高架橋が途切れます。

その直下にスクンビット通りを跨ぐ歩道橋があるんですが、
その奇数番号側(サムローンに向かって左側)の橋下に、まずこんな標識を発見。


バンコク都域標識


「バンコク都域」と書いてあります。
が、これは都県境標柱ではないですね。


ちなみに後方の青い看板には、
「サムローン・ヌア市にようこそ」と書かれています。


この黒い標識頭上の歩道橋で偶数側(右側)へ渡り、ベーリン駅側に
ちょっと歩いて戻ると、また似たような標識がありました。


サムローン・ヌア市域標識


「サムローン・ヌア市域に入る
 ようこそ」

と。

これはサムット・プラーカーン県側の標識ですね。
でもどうせならさっきの「バンコク都域」標識と入れ替えたほうがいいのでは?

車でサムット・プラーカーン県側から来ると、この標識を見たところで
バンコク都域に入るワケですから…。


まぁそれはいいとして、肝心のバンコク都県境標柱は、
この標識のすぐ近くに地味に佇んでいました。


バンコク都県境標注第3標柱


「バンコク都境参考標柱第3標柱」とあります。

そうか。ここのは第3標柱なんですね!


裏側に回ると、


サムット・プラカーン県境参考標注第3標柱


「サムット・プラカーン県境参考標柱第3標柱」と。
両都県とも書いてあるんですね。


で、表側にはこんなプレートが打ちつけてあります。


都境標柱参考座標


都境標柱参考座標、とのタイトルで、
第3標柱であること、
Indian 1975測地系での座標、
WGS84測地系での座標
が記されています。

さらに、

行政区域境参考用使用のみ。
バンコク都都市計画局調査地図部

と。

標柱自体はバンコク都が設置したものなんですね。


ここでちょっと不思議なことが。
この標柱、座標まで記されているんですが、グーグル・マップ上に引かれた
都県境の線はここを通ってないんですよ。


グーグル・マップで見たベーリン駅周辺


都県境第3標柱があるのは、スクンビット・ソイ107(ソイ・ベーリン)
スクンビット通りにぶつかったポイント。
グーグル・マップではもう少し南側に境が通ってます。


どちらが正しいんでしょうね???


ナゾが残る、ベーリン駅近くのバンコク都県境標柱でした…。



※旅は2011年8月16日(火)に行いました。

バンコク海の彼方に見えるものは! ~ バンコクの海へ![18]

しばし荒涼としたバンコク海の風景を眺めた後、
木道の橋の部分に少し戻ってみました。


バンコク海展望台


遊歩道の終点、バンコク海の展望台は、
こんな感じで干潟の上に突き出ています。


ふと橋から下を眺めてみると、そこには何かが動いているじゃないですか。
なんだ!?


ハゼ??


ハゼ!?


へぇ~、日本以外にもいるんですねぇ。あ、当たり前か。
愛嬌があってなかなかカワイイです(笑)

ハゼの動きを追っていると、
いきなり目の前を鮮やかな青色の鳥がスーッと横切りました。
コバルトブルーっていうんですか? とにかく奇麗な青い鳥です。

海へ向けて飛んで行って、西方の竹柵の上に止まりました。
慌ててデジカメをズーム最大で向けてみます。


青い鳥が飛んで行った先には・・・


ちょうど中央の竹柵の上にいるんですけど、分かりますでしょうか。
姿が小さい上に逆光なので、残念ながら黒い影になっちゃいましたが(T T)


うー、あの青い色が撮れなくて残念!!
悔しく思ったその時、デジカメの液晶画面で、鳥の上側に何かがあるのに気付きました。


ん? あれっ、このかたちは・・・もしや!


間違いない!!




バンコク都県境第29標柱が!!


そうです。
バンコク都県境標柱ではないですか!!

バンコク・シービュー・レストラン沖の第28標柱とともに
海上に立つ2つの標柱の残りひとつ、第29標柱に間違いありません!!


まさに青い鳥が運んできてくれた幸運。

まさか、まさか見れるとは思っていなかった私は、
ただただ感激です。


あそこが、バンコク都とサムット・サーコーン県の都県境ということですか。


思いもよらず、バンコク海の端から端まで、
今回の旅で見ることができてしまいました。





<交通費>
自転車を漕いでいるだけなので:0バーツ
ここまでの合計:204バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・



バンコク海

バンコク都県境標柱 ~ バンコクの海へ![10]

シーフードを完食し、レストラン内散策も終えたところで
さてどうしようと考え込んでしまいました。

帰りの手段はどうしよう・・・。


来る時は女性4人組の登場のお陰で安く舟に乗れましたが、
帰りもやっぱり一緒に舟に乗らなければならないのでしょうかねぇ。

4人組の様子を伺うとトランプに興じているではないですか。
しかも時々硬貨のジャラジャラいう音が。いや、きっと聞き間違いでしょう…(汗)

というワケで暫く帰る様子もないので、思い切って厨房棟まで行って
店員さんと交渉してみることに。


すみませーん。そろそろ帰りたいんですが、あの子たちはまだいるようなので
どうすればいいですか?


「舟出しますよ。追加料金? いりませんよ。」


な、なんだー。悩んで損しました!

一応店員さんが4人組にいつまでいるか尋ねたら「4時頃」と。
そりゃぁ、さすがに待ってられませんって。
女性4人組も追加料金無く帰れるそうで、ほっとしました。


会計を済ませ、舟へと乗り込みます。


バンコク・シービュー・レストランを後に


またぜひ来たいです。バンコク・シービュー・レストラン


「あの~、ラックケート・クルンテープを見させてもらえませんか?」

そう告げると船頭さんは黙って頷き、舟のエンジンをスタートさせました。
観光船2隻と入れ替わるかたちで沖合に向かいます。


先客の観光船2隻が戻ってきました


徐々に大きく見えてきたのは、
レストランから見えたあの構造物。

舟はその構造物を過ぎると180度向きを変えました。


海上に立つバンコク都県境標柱


実はコレ、バンコク都とサムットプラーカーン県の境界を示す
都県境標柱(ラックケート・クルンテープ)なのです。

なぜ海上にあるのか疑問に思いますよね。

もちろん当初は陸地にあったのですが
陸地が波に浸食されて約800mも後退してしまい、
標柱の場所は海の中となってしまったのです。

そんな歴史的遺物として、そして海の浸食という自然災害への警鐘のため、
今でも元の位置に残してあるんだそうな。


それが、立派な観光名所になってます。


「バンコク都域 第28標柱」と刻まれています


バンコク都県境標の総数をどこかで見た覚えがあるんですが見つかりません(T T)


この標柱には、

「バンコク都域 第28標柱」と刻まれてます。

第28標柱と、お隣のサムットサーコーン県境に立つ第29標柱の2つが
海上にあるんだそうです。


都県境標柱を後にして運河へと戻る舟から
バンコク・シービュー・レストランに最後のお別れです!


海上から見たバンコク・シービュー・レストラン



<交通費>
舟代追加料金無しなので:0バーツ
ここまでの合計:184バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・




バンコク・シービュー・レストラン~バンコク都県境標柱

 
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