タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

バンコク海

バンコク海を後に ~ バンコクの海へ![19]

バンコク海、本当に来て良かったです。

この時、タイへ来る直前に私にとって大きな出来事があったのですが、
ここへ来たお陰で、心に区切りをつけることができました。


名残惜しいけど、そろそろ戻るか。

再び自転車に跨り、ひん曲がったペダルを漕ぎ出すことに。


ちょっと進み、振り返ってみました。


さようなら、バンコク海


バンコク海に着いてからずっと曇ってたのに、今になって晴れてるし(笑)

また来るぞ~!
前を向き、再び漕ぎ始めます。


マングローブ林の間の木道をいいペースで進んでいると、
突然横の木々の間から、ぬぅ~っと黒い影が!

ひえっ!!!

よく見ると、人じゃないですか。
この辺りの漁師さんが、しゃがんで何やら獲っていたようです。

急に音もなく立ち上がって姿を現すもんだから、
もう心臓が口から飛び出そうになるほど驚きましたよ!!


気を取り直して、再び漕ぐこと数分。
集落出口の、例の、「扉」に到着。


扉まで戻ってきました


この先は人が住んでるんだ、と思うとホッとします。

扉をくぐり、ひたすら漕いで、
ようやくクローン・ピッタヤーロンコーン学校前まで戻ってきました。

自転車を返す前に、ちょっと見に行っておきたいところが。
右側へ漕ぎ進み、間もなく到着。


バーンクンティアン-チャーイタレー通りの終点


バーンクンティアン・チャーイタレー通りの終点です。

うひゃー、この未舗装の道を帰るわけか。
でもほんとにソンテオがあるのかどうか…。


学校へ戻り、「自転車室」の前へ。


職員室?の窓を叩き…


誰の姿も見えないので、向いの職員室らしき部屋の窓をコンコンと叩き、
職員に「自転車を返したいのですが」と伝えると、待ってるように告げられました。

しばらくすると、さっきの男性がのんびりやってきます。

自転車を自転車室に入れるのと引き換えに、
預けた免許証を返却されました。

一応、聞いてみるか。


ラマ2世通りまでのソンテオがあると聞いたんですが、ありますか?

「・・・。夜8時まであるはずだ。校門前で乗れるよ。」

聞いてよかった!
ありがとうございます~。


とぼとぼ歩いて、校門に向います。

ソンテオを待つ前にまず、喉がとっても乾いたので
向いの食堂で何か飲もう。

そう思いながら校門に着くと・・・


あれ!? もしやアレは!!


ソンテオ!?





<交通費>
自転車を漕いでいただけなので:0バーツ
ここまでの合計:204バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・




バンコク海~クローン・ピッタヤーロンコーン学校

バンコク海の彼方に見えるものは! ~ バンコクの海へ![18]

しばし荒涼としたバンコク海の風景を眺めた後、
木道の橋の部分に少し戻ってみました。


バンコク海展望台


遊歩道の終点、バンコク海の展望台は、
こんな感じで干潟の上に突き出ています。


ふと橋から下を眺めてみると、そこには何かが動いているじゃないですか。
なんだ!?


ハゼ??


ハゼ!?


へぇ~、日本以外にもいるんですねぇ。あ、当たり前か。
愛嬌があってなかなかカワイイです(笑)

ハゼの動きを追っていると、
いきなり目の前を鮮やかな青色の鳥がスーッと横切りました。
コバルトブルーっていうんですか? とにかく奇麗な青い鳥です。

海へ向けて飛んで行って、西方の竹柵の上に止まりました。
慌ててデジカメをズーム最大で向けてみます。


青い鳥が飛んで行った先には・・・


ちょうど中央の竹柵の上にいるんですけど、分かりますでしょうか。
姿が小さい上に逆光なので、残念ながら黒い影になっちゃいましたが(T T)


うー、あの青い色が撮れなくて残念!!
悔しく思ったその時、デジカメの液晶画面で、鳥の上側に何かがあるのに気付きました。


ん? あれっ、このかたちは・・・もしや!


間違いない!!




バンコク都県境第29標柱が!!


そうです。
バンコク都県境標柱ではないですか!!

バンコク・シービュー・レストラン沖の第28標柱とともに
海上に立つ2つの標柱の残りひとつ、第29標柱に間違いありません!!


まさに青い鳥が運んできてくれた幸運。

まさか、まさか見れるとは思っていなかった私は、
ただただ感激です。


あそこが、バンコク都とサムット・サーコーン県の都県境ということですか。


思いもよらず、バンコク海の端から端まで、
今回の旅で見ることができてしまいました。





<交通費>
自転車を漕いでいるだけなので:0バーツ
ここまでの合計:204バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・



バンコク海

自転車でバンコク海到達! ~ バンコクの海へ![17]

おぉ~っ!!


バンコク海に到着!


マングローブ林を抜けると、
木道はそのままバンコク海に向かって伸びていました。


その先端、終点の展望台に、ようやく到達。
いやぁ、よくここまで漕いで来たもんです。

ほっと一息ついて、自転車を降ります。


バンコク海と自転車


まぁ思ったとおり、そこにはビーチが広がっているはずもなく、
荒涼とした干潟の光景が端から端まで続いています。


正面


波が荒ぶる海ではないのですが、それでも予想外に男性っぽい海に感じました。


東側を眺めると、


東側


遠くまで、見渡す限り竹の柵が続いています。
看板によると、この竹柵が、海岸線侵食防止の波消し柵として設けられたとか。


バンコク・シービュー・レストランは、さすがに見えません。


今度は、西側・・・


西側


いっそうの荒涼とした光景に、正直身震いしました。


ここに一人。


達成感に、少々の疲労感・恐怖感が入り混じった
なんとも言い知れぬ感覚に酔いしれていた私でした。





<交通費>
自転車を漕いでいるだけなので:0バーツ
ここまでの合計:204バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・



バンコク海

マングローブ林を疾走 ~ バンコクの海へ![16]

目の前には、マングローブ林の中に伸びる遊歩道が。
先の道はちゃんと整備されているのか多少不安に感じつつも
ここまで来たのだからと、再びペダルを漕ぎ始めます。


うっそうと茂るマングローブ林の中をチャリで疾走!


このうっそうとした雰囲気。

登山部員だった高校時代に登った奥多摩の、廃道寸前の山道を思い出しました。
って、いったい何十年前のことだ!?(笑)


両側から木々が覆い被さらんばかりの道を進むにつれ、


倒木が道に立ちはだかっていたり…


倒木が道を塞いでいて、しゃがんだ上に自転車も倒さないと通れない箇所があったり
(切った枝の付け根で背中を擦り剥いた! T T)、
ところどころに階段があって、その度に降りてよいしょっと自転車を上げ下げ
しなければならなかったり・・・。


正直、あまり快適なサイクリング・コースではありません(汗)


結構な距離を走ったように感じます。
しかし、こんなに長い木道、よく作りましたね~。

すると、ようやく・・・


先の方に光が!


前方が明るくなってきました!
いよいよ、バンコク海に到着か!?

漕ぐペダルにも力が入ります。


お、


おおっ、


ようやく!!


やった、着いた~!!




<交通費>
自転車を漕いでいるだけなので:0バーツ
ここまでの合計:204バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・



もうすぐバンコク海

まるで異世界への扉 ~ バンコクの海へ![15]

橋を渡ったところに忽然と現れたのは、


道に忽然と現れたドア


ドア!?

木道に、あまりにも不釣り合いなそれは、
まるで「どこでもドア」のようでもあり、存在を主張するかのごとく立っています。

異世界への入り口なんでしょうか!?(笑)


期待と不安の混じった心持ちで、ドアをくぐると・・・


自転車で走るのはスリル満点!



ほんとに異世界じゃん・・・。


心の中でつぶやいていた私でした。

景色に見とれつつも、このスリル満点の道を自転車で進みます…。


左側が小さな集落になっているので、
あのドアは、集落の出入り口を示しているんでしょう。
きっと夜間は閉ざしているんだと思います。


ということで、出口にもやはりドアが立っていました。
そのドアを越えると、そこにはまた、異世界が広がっていました。


マングローブ林に突入


なんと、うっそうと茂ったマングローブ林!

その合間を縫って、木道が続いています。

ここを進むのかー。ちゃんと行けるんでしょうか。
ちょっと心配になってきました。




<交通費>
自転車を漕いでいるだけなので:0バーツ
ここまでの合計:204バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・


自転車でバンコク海へ2

 
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