タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

バンコク・シービュー・レストラン

船着場へ戻る ~ バンコクの海へ![11]

バンコク・シービュー・レストランの横を通り過ぎた舟は、
元の運河に入ります。


運河沿いには民家が


運河沿いには、ところどころに民家が建っています。
漁師の家なんでしょうかね。

来る時とは違うルートで帰るようです。
しばらく直進して運河の交差点(?)に達しました。


交差点(?)で左折


左右に走っているのが、船着場のあるピッタヤーロンコーン運河ですね。
ここで左折。


ピッタヤーロンコーン運河


両側がマングローブ林の穏やかな運河を突き進みます。
いやー、気持ちいいですね。
この素晴らしい景色を一人占めしている気分になりました。


このピッタヤーロンコーン運河は、
東はポム・プラジュン北方のチャオプラヤー川西岸から
西はサムット・サーコーン県マハーチャイのターチーン川河口付近東岸まで
延々と続いています。いつか端から端まで舟で旅してみたいものです!


漁をしている光景に何度か出合いました


時々、漁をしている光景に出くわしました。
何が獲れるんでしょうねー。


そうこうしているうちに、舟はあっけなく船着場に到着。
もう少し運河の景色を楽しみたかったんですが(T T)


あーあ、帰って来てしまいました。


時刻は14:15。

で、これで終わりだとお思いでしょう。
ふっふっふ。まだ続きがあるのです(笑)


船着場を後にし、正面の道に出て左側へと足を進めました。


向うはピッタヤーロンコーン学校


右手に見えるのが次の目的地、クローン・ピッタヤーロンコーン学校です。
そうです。結局は行くんです(笑)

目的は2つ・・・。




<交通費>
舟代追加料金無しなので:0バーツ
ここまでの合計:184バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・



バンコク海~船着場

バンコク都県境標柱 ~ バンコクの海へ![10]

シーフードを完食し、レストラン内散策も終えたところで
さてどうしようと考え込んでしまいました。

帰りの手段はどうしよう・・・。


来る時は女性4人組の登場のお陰で安く舟に乗れましたが、
帰りもやっぱり一緒に舟に乗らなければならないのでしょうかねぇ。

4人組の様子を伺うとトランプに興じているではないですか。
しかも時々硬貨のジャラジャラいう音が。いや、きっと聞き間違いでしょう…(汗)

というワケで暫く帰る様子もないので、思い切って厨房棟まで行って
店員さんと交渉してみることに。


すみませーん。そろそろ帰りたいんですが、あの子たちはまだいるようなので
どうすればいいですか?


「舟出しますよ。追加料金? いりませんよ。」


な、なんだー。悩んで損しました!

一応店員さんが4人組にいつまでいるか尋ねたら「4時頃」と。
そりゃぁ、さすがに待ってられませんって。
女性4人組も追加料金無く帰れるそうで、ほっとしました。


会計を済ませ、舟へと乗り込みます。


バンコク・シービュー・レストランを後に


またぜひ来たいです。バンコク・シービュー・レストラン


「あの~、ラックケート・クルンテープを見させてもらえませんか?」

そう告げると船頭さんは黙って頷き、舟のエンジンをスタートさせました。
観光船2隻と入れ替わるかたちで沖合に向かいます。


先客の観光船2隻が戻ってきました


徐々に大きく見えてきたのは、
レストランから見えたあの構造物。

舟はその構造物を過ぎると180度向きを変えました。


海上に立つバンコク都県境標柱


実はコレ、バンコク都とサムットプラーカーン県の境界を示す
都県境標柱(ラックケート・クルンテープ)なのです。

なぜ海上にあるのか疑問に思いますよね。

もちろん当初は陸地にあったのですが
陸地が波に浸食されて約800mも後退してしまい、
標柱の場所は海の中となってしまったのです。

そんな歴史的遺物として、そして海の浸食という自然災害への警鐘のため、
今でも元の位置に残してあるんだそうな。


それが、立派な観光名所になってます。


「バンコク都域 第28標柱」と刻まれています


バンコク都県境標の総数をどこかで見た覚えがあるんですが見つかりません(T T)


この標柱には、

「バンコク都域 第28標柱」と刻まれてます。

第28標柱と、お隣のサムットサーコーン県境に立つ第29標柱の2つが
海上にあるんだそうです。


都県境標柱を後にして運河へと戻る舟から
バンコク・シービュー・レストランに最後のお別れです!


海上から見たバンコク・シービュー・レストラン



<交通費>
舟代追加料金無しなので:0バーツ
ここまでの合計:184バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・




バンコク・シービュー・レストラン~バンコク都県境標柱

Bangkok Seaview Restaurant ~ バンコクの海へ![9]

バンコク・シービュー・レストランは、
立地的にやはりというか、シーフードレストラン

味のほうはどうなんでしょう。期待が高まります。

メニューを持ってきた店員さんが横で待ってる中で
注文する料理を選び始めたのですが…。

一旦戻ってからまた来るのに長い通路を往復するのが大変なのは分かりますけど、
でも、そんな急かすような顔されると焦るじゃぁないですか(汗)

炒め物のページでぱっと目に付いた
「パット・チャーオルア」をまず注文。

それとどうせだから豪快にカニを食べたいなー。
と思い、カニのページを開いてみたものの、
普段食べ慣れない料理なのでよく分かりません(T T)

もういいや。じゃ、コレ!
とやはりぱっと目に付いた「プー・マー」とやらを注文。

「量は?」

は? 量?
あ、メニューには「キート(100g)あたり45バーツ」と書かれてるじゃないですか。

一人分だとどれぐらいの量になるんですか?

「じゃあ、半キロ?」

あ、はい。それでいいです。
それとライスとコーラも。


ふう。
しばし待つと、向こうにある厨房棟から皿をもった店員さんが
スタスタと歩いてきました。

おぉ、来た!
早速いただきま~す!!


パット・チャーオルア

まずは、「パット・チャーオルア」
「舟の民炒め」ってところでしょうか。

イカ、エビ、魚、それと長い貝(何て貝?)の入ったシーフード炒め。

コショウで味付けされていて日本人の口に合います!
大当たりでした。すんごい美味しい!!


そしてカニですが、帰国してから調べてみたところ、
この「プー・マー」(馬蟹)は、ワタリガニのことでした。

で、どんな感じで運ばれてきたのかというと・・・



プー・マー(ワタリガニ)


うげっ。3匹も食えんぞー。

それよりも、この木づちまな板は一体…。
まさかこれで叩いて割って食えということですか?(汗)

パキッ。

ほぉ。叩くとちゃんと割れるんですね(当たり前か…)。
面白がって叩いているうちに3匹平らげちゃいました(笑)

気がつくと親指から血があふれ出してます。
トゲで切ったようです。
いかに必死になって食べたかを物語ってますなー…。


美味しく全て平らげ、落ち着いたところで
トイレへ行きがてらレストランを見物してみることに。

このレストラン、海上に四角く建てられていて、
中央棟、南棟、厨房棟、トイレ棟、そして東西の通路からできています。


厨房棟


ここは北側の厨房棟。

東西両側から通路で結ばれているのが・・・


中央棟と南棟


私の食べた座席のある中央棟。
右端に見える南側へ伸びている座席(休日のみ開放)が南棟。


南棟から見たバンコク海


そして南棟から見たバンコク海



<交通費>
レストランで食べただけなので:0バーツ
ここまでの合計:184バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・




バンコク・シービュー・レストラン

バンコクの海上レストランに到着~ バンコクの海へ![8]

バンコク海に出た小舟は、すぐに右へと進路を取りました。
すると目の前には


海上レストランに到着!


うおぉ~。いきなり建物が現れました。
海ばかり見ててまったく気づきませんでしたよ!

海上の砦のようにも見えますが、ここがバンコク海の上に建つレストランです。


横付けされた舟から降り、階段を上ります。
ワクワクしますね。


階段を上るとこんな感じ


お~っ!
予想以上にいい雰囲気じゃないですか!

屋根のあるところまでスタスタと歩き、適当に席を決めて座りました。
やっと来たぞ~。

席から早速バンコク海の景色を眺めましょう!


席からのバンコク海の眺望


この辺りは干潟なんですね。遠浅の海が彼方まで続いています。
左に杭で仕切った水路=運河の先が見えるとを思いますが、あそこが都県境。

水路の左側がサムット・プラーカーン県。
そしてこちら側がバンコク都なのです。

ちょこっと右へ首を振ってみます。


もうちょっと右側の眺望


南へ伸びている部分の座席は、休日のみの開放なんだそうで。
残念。

ところでこの写真の左端遠方に小さな建造物が見えるのです。
ズームしてみると…


遠くに立つ白い建造物は?


真ん中に白い「ラムカムヘン王碑文」みたいな形状のものが
建ってますよね。さて、あれは何でしょう。
実は、私はあれも見たくてここまで来たのです。あとで行けるかなー。


ところで、

さすがに腹が減りました!

メニューを貰ってオーダーすることにしましょう。


さすがに腹減りました~


大事なことを忘れていました。
このバンコク海の上に建つレストランは、

Bangkok Seaview Restaurant


です!




<交通費>
レストランに着いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:184バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。

つづく・・・


バンコク・シービュー・レストラン

バンコク海に到達!~ バンコクの海へ![7]

運河を進む小舟がいきなりエンジンを止めました。

はっ!?

後ろを振り向くと船頭さんが
「トゥーム・ナムマン」(給油)と一言。

え、こんなところで!?

右前方を見ると家が見えますが、まさかあそこで?


舟がエンジンを止めて向かう先は…


そうみたいです。


ヒュルヒュルっとホースを下ろすと


そこに舟を横付けした船頭さんは、
黄色いホースを掴むとヒュルヒュルっと下ろして・・・


ガソリンを充填


エンジンのガソリンタンクに差し込むではないですか。
舟のガソリンスタンドなんて、初めて見ましたよ!(笑)


給油を終えた舟は再び運河を進みます。

すると前方の視界が開けてきました。


目の前が開けてきました!


おぉっ、もうすぐか!?
と思っていると・・・


バンコク海に出ました!


出た~!! 出ました!!

バンコク海です!!


ひゃ~っほう!!




<交通費>
舟に乗ってるだけなので:0バーツ
ここまでの合計:184バーツ

※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・


運河~バンコク海

 
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