タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ナコーンパトム県

ナコーンパトムへ 国鉄スパンブリー線と西回り帰路の旅[7]

ワット・パイ・ローンウア正門前から乗ったナコーンパトム行きバスは、
西へと進んでターチーン川を渡ります。


07_01


そして左折してひたすら南下。

乗客は、私一人だけ(笑)
でも一度乗ったことのある路線なので安心して座っていられます。


バーンルアンのバスターミナルに13:17着。

運転手さんがやって来て「ナコーンパトムまで行くの?」と。
運賃徴収35バーツ也。

「10分ほど待ってね」

了解ですー ^^


07_02


このバスターミナルは、ナコーンパトム~ワット・パイ・ローンウアのバスと
バンコク王宮前広場~バーンルアンのロッ・トゥーの2路線しか
発着していないと思うんですが、
そのわりには広いんですよね。トイレもあるし。

ということでトイレに行きつつ、通りの反対側ほぼ正面にある
バーンルアン百年市場の写真も一応撮っておきました。


07_03


ここには以前来たことがあるので、今回は足を踏み入れません。
ルークチン(つみれ)の串焼きを屋台で買って、バスに戻り待ちます。

すると、他のバスが奥から出てきて出発しようとしているではないですか。
あれ? あれれ?

休憩でどこかに消えて行った運転手さんの姿を慌てて窓から探すと、
こちらに歩いて来つつ、「あっちのほうが早く出るから乗り換えなさい」と。

わかりました~。
バタバタと荷物を抱えて乗り換えたのでした。

運転手さんが「この人はもう運賃支払い済みだよ」と乗り換え先の車掌に
伝えてくれているのが聞こえました。助かります ^_^;)


そんなワケで13:36出発。
なんだ、20分近く経ってるじゃないか!(笑)


07_04


席に着いてからふと眺めてビックリ。
運転手さんはなんと年配の女性。

しかも車掌さんも女性で幼い子供を連れています。

これぞ地方ローカルバスの旅~ ^^


07_05


車窓もまたさらにその雰囲気を盛り上げてくれるのでした。


その後、太い幹線道路に出てひたすら南下。
この通りは国道321号線、別名マーライメーン通りだそうで。

なんだ、マーライメーンに行って、マーライメーン通りで帰るのか。
まぁフツーに国道340号線でよりも、予想外の西回りルートで帰るほうが
オツってもんですが。



途中、ワット・マイ・ピーンプリアオ(วัดใหม่ปี่นเปลียว)という寺前でしばらく停車。
隣に女子高(?)があるらしく、女子高生がわんさと乗って来て、私の隣にも着席。
なに緊張してるんだ、私(笑)

その後、シンラパーコーン大学サナームチャン・キャンパス前を通り、
終点ナコーンパトムに到着!


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プラパトムチェーディーの北側運河沿いの西寄りに停車しました。
グーグルマップで場所をお知らせしておきます(矢印のポイント)。
時刻は、15:15。

ワット・パイ・ローンウアから実に2時間20分。
さすがにちょっと疲れましたね。


さーて、ナコーンパトムに来たからには寄らないと!


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プラパトムチェーディー

境内には今回も露店が沢山出ています。
お、ナコーンパトム特産のこれも!


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ソムオー(ざぼん)が山と積まれてます。


チェーディーの北側階段を登り、


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鉄道で運ばれて来たというナコーンパトムの県仏に参拝。


ここで力が尽きました。
体調が良ければもっと歩き回りたいんですけどねー。

東門へ回って出たところで何がしかのバンコク方面行きバスに乗りましょう。
…と思い、東門を出るとちょうど目の前で「バンコク! バンコク!」と叫ぶ人あり。

あっ、


07_10


これ幸い。取り敢えず乗っちゃえ~。





<旅費交通費>
ナコーンパトム行きバス:35バーツ
ここまでの合計:492バーツ

※旅は2013年12月25日(水)~26日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


ナコーンパトム

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トンブリー発ランスアン行き255列車 ラーチャブリーへの旅[2]

シリラート病院の裏から乗ったソンテオは右折して
国鉄トンブリー駅前にそのまま横付けして停車。

これは便利だ~。

時刻は06:52。
あっという間の到着です。

で、バタバタしていて私はうっかり運賃をメモるのを忘れてしまいました。
6バーツか8バーツだったような。取り敢えず6バーツにしておきます。
不確かでスミマセン m(_ _)m


ちょっと後ずさって駅を撮影…。


02_01


トンブリー駅はターミナル駅だというのに、なんというシンプルさ。


さて、切符を買わねば。


02_02


売り場で行き先を告げて購入。14バーツ也。
07:30発ランスアン行き255普通列車に乗ります ^^


発車までどうしてようかなと思った矢先、駅アナウンスが。
ランスアン行きは2番線から。今から乗車できます、と。

それを聞くやいなや、


02_03


みんなワラワラと乗り込んで行きます。
あ、私も乗ろう!

座席を確保して一息つきながら、切符をまじまじと眺めます。


02_04


ちょっと味気無いですよね。
タイの鉄道で硬券って無いのかな。


で、ボーッとしていると07:10頃にいきなりガシャン!という音とともに衝撃が。
機関車が連結されたようですね。あー、ビックリした。

どうせだから見に行ってみますか。


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なんだかワクワクしてきました!(笑)


座席に戻ると発車前から物売りが車内を行ったり来たり。
「カーフェー、オーワンティーン~」(コーヒー、Ovaltine)
「ムーヤーン、ムートート、カーオニァオカァ~」(焼き豚、豚揚げ、もち米です)

朝食取ったばかりだからなぁ ^_^;)


カン~カン~という鐘の音とともに列車は定刻どおりに発車。
国鉄南線を西へと走っていきます。


途中、この駅にも停車。


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以前の旅で訪れたワット・ンギウラーイ駅です。

昔この裏手のターチーン川船着き場からスパンブリーと結ぶ定期船が出ていた頃は
そこそこ賑わいのある駅だったようで。

今でも思ったよりここからの乗客っているんですね。


ワット・ンギウラーイ駅を発車すると、ソンテオが並走する姿が。


02_07


あーっ、JESADA TECHNIK MUSEUM まで乗ったソンテオじゃないですか~!

たまたま乗り合わせたおばさんに色々と教えてもらった記憶が蘇ります ^_^;)


ターチーン川を渡ってしばらくすると大きめの駅に到着。


02_08


ナコーンパトム駅です。

ナコーンパトムの街は、以前の旅でどういうわけか居心地良く感じたんですよね。
きっとまたふらっと訪ねに来ると思います。


…なんだか今までの旅を回想する旅と化してますね(笑)


ナコーンパトムラーチャブリー県境を越えた列車が
停車した駅でいよいよ下車しますよ~。


02_09


…って、ホームが途切れてるじゃん。
砂利の上に降り立つことに -_-;)

ここがどこかと言いますと…


02_10


ノーンプラードゥック駅です。

時刻は09:16。
定刻より11分遅れの到着。


やっと来れた!!
ここにずっと来たかったんですよ~。





<交通費>
ソンテオ:6バーツ(?)
列車:14バーツ
ここまでの合計:42.5バーツ

※旅は2013年4月30日(火)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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ターナー百年市場再び 水上交通時代の面影を求めて[最終回]

国鉄南線の線路を渡ったナコーンチャイシー行きソンテオは、
引き続き南下をしていきます。すると前方に橋が。


  • 09_01.jpg


ターチーン川を渡る橋ですね。
あっという間に渡った先はもう、ナコーンチャイシーの町。

右折してやや賑やかな通りに入ります。
「行くのはタラート・ファイファータラート・ターナーとどっちだ?」
運転手さんが聞いてきました。

タラート・ファイファーならここだぞ。」
訳すと「電気市場」。右手に大きな市場が見えます。

いえ、タラート・ターナーターナー市場)のほうです ^_^;)


もうしばらく走ると運転手さん、
「ここで降りな。渡って右の道に入ればあるから。分からなければ誰かに聞きな。」

ぶっきらぼうで親切なんだかそうでないんだか微妙ですけど、
ま、親切なんだと受け取っておきますか ^^

いくらですか?

「・・・10バーツ…。」

なんだ、最初の間は! さてはボッたな~。
でも2バーツ程度のこと。助手席に座らせてもらったからいいとしましょう。


  • 09_02.jpg


時刻は、14:23。


ちなみに道の反対側に見えるバス停には、ナコーンパトムから来る
サーラーヤー行きのバスが停まります。後であそこでバスを待ちますか。

バス停先の右に入る道へ進むと左手には、


  • 09_03.jpg


ターナー百年市場
約8ヶ月ぶり、二度目の訪問です。当然ですが変わってませんね~。

ここはナコーンパトム県特産の美味しいソムオー(ポメロ、ざぼん)で有名。
なにせ、


  • 09_04.jpg


右端の店をご覧ください。

巨大なソムオーのオブジェが屋根に飾られているぐらい
この市場のメイン商品となっています。

…って前回訪問時にも紹介したような。ま、いっか(笑)


で、一度来たことがあるのに、なぜまたってことなんですが、
これが欲しいからです。


  • 09_05.jpg


「ヨック」というベーカリーの店先で売られているカノム・トーンムアン。
これのバイマックルーッ(こぶみかんの葉)味が大好きなんですよ~。

口に入れるとフワ~っと広がるバイマックルーッの味がなんともいえなく最高!
みなさんもターナー百年市場へ行くことがありましたら、ぜひお試しを。
たしか味見もさせてくれたはずです ^_^;)


さて、目的達成。
長居は無用。バス停へ戻ります!

ターナー百年市場をぐるっと1周してバス停へ。

サーラーヤー行きのバスか、来る時にサーラーヤーから
ンギウラーイまで乗ったソンテオの逆方向行きの
いずれか先に来た方に乗ることにしましょう。

するとバス停に着くやいなや、前方から青いトラックソンテオがやってきて、
バス停の手前の道を右折するじゃないですか。

あ、あれだ!
サーラーヤー行きソンテオです。

慌てて走って行って乗せてもらいました。
時刻は、14:35。

すぐにターナー百年市場の前でターチーン川を渡ります。

しかし走れども走れども客は私一人だけ~。
あまりに暇で車掌さん、


  • 09_06.jpg


居眠り中(笑)


ちょうど未舗装区間を疾走しています。

左側にはマハーマクット仏教大学のキャンパスが。
新設大学なんでしょうかね? 建物が真新しく見えます。
なのに目の前の道路は土埃が舞ってて勿体無いですなぁ…。


それはそうと、また西の空が怪しい雰囲気。急がねば。


サーラーヤーに到着!


  • 09_07.jpg


時刻は、15:05。

運良く戦勝記念塔行き515番バスが間髪入れずにやってきました。

乗車してしばらくすると、案の定のスコール!
いやぁ、今日もツイてましたね~。


渋滞のため、終点戦勝記念塔の一つ手前で降ります。
その頃には雨も小降りになって傘が要らないほど ^^


  • 09_08.jpg


時刻は、16:00ちょうど。


スコールを2回もうまく避けて旅ができました。
これにて今回の旅も完結です。


当初はンギウラーイだけが目的地だったんですが、
思いもかけずJESADA TECKNIK MUSEUMにも立ち寄れて面白い旅になりました。
バンコク周辺の見どころって、本当に尽きませんね。

最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました!


次回の旅は、年明けにお送りする予定です!





<交通費>
ナコーンチャイシーまでのソンテオ:10バーツ
サーラーヤーまでのソンテオ:9バーツ
515番バス:23バーツ
ここまでの合計:82バーツ

※旅は2012年8月16日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり


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ジェッサダーさんこんなものまで!! 水上交通時代の面影を求めて[8]

JESADA TECHNIK MUSEUMの飛行機展示スペースを出て
そろそろ帰るためにナコーンチャイシーへ向かうことに。


あ、ちなみにグーグルマップのストリートビューでも
展示されているYS-11をご覧いただけます。


ミュージアム正門前に戻ると向かいに売店が出ているのに気付きました。
ここでソンテオを待つかな。


おばちゃんからコーラを買って、
パラソルの下でプラスチック椅子に座らせてもらうことに ^^


08_01


ちょうどコーラの缶の上あたり、道の反対側がミュージアムの入口です。


売店のおばちゃん2人と雑談しているうちに、
目の前で焼いているソーセージが美味しそうに見えて購入。


するとすかさず足元には…


08_02


野良犬が~(笑)


あげてもいいですか?

一応おばちゃんに確認してから、
ワンちゃんの目の前にソーセージを1つ落としてみました。

すると、です。どこからともなくもう一匹の犬が突如姿を現し、
すぐ目の前で物凄い勢いで争奪戦をおっ始めたじゃないですか!

さらに騒ぎを聞き付け、周辺から野良犬が大集結!!
どこにいたんですか、こんなに -_-;)


むやみやたらに野良犬にエサをあげちゃいけないってことですな。
勉強になりました…。


ちなみに見事勝者となったのは、このワンちゃんでした。
見かけに寄らず逞しいです(笑)


20分ほど待ったところで「来たよ」とおばちゃん。
あ、ほんとだ。


08_03


「前に乗りなさいよ。頼んであげるから。」

えっ、いいんですか?

「大丈夫!」

おばちゃんの一人が運転手に交渉してくれました。
ありがとうございます!! 2人のおばちゃんにお礼を言って
ソンテオの助手席に乗り込みます。

時刻は、14:08。


さようなら~ JESADA TECHNIK MUSEUM!!


08_04


すると間もなくして目の前に国鉄南線の線路が出現。
ソンテオは南下しているんだなと、やっと方向感覚が掴めました。

その時です。ふと右側を眺めると…


08_05


あーーっ、蒸気機関車だ!!

一瞬のことですが、機関車の前に立つ白い看板の文字もしっかり読めました。

JESADA TECHNIK MUSEUM

タイ語と英語で、そうはっきりと書かれているじゃないですか。
ってことは、この蒸気機関車もジェッサダーさんのコレクションなんですね。

もう凄過ぎです。


さらに一両ではありませんでした。


08_06


国鉄南線の線路脇に、2両の蒸気機関車が淋しく佇んでいます(ストリートビュー)。
残念ながら、フォルムから言ってどちらも日本製では無さそうですが。


興奮する私を尻目に運転手さんは淡々と運転を続けています…。






<交通費>
ソンテオ運賃未払いなので:0バーツ
ここまでの合計:40バーツ

※旅は2012年8月16日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

つづく


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この飛行機は!! 水上交通時代の面影を求めて[7]

JESADA TECHNIK MUSEUMの門を出て、ソンテオで乗り合わせたおばさんの
言っていた飛行機が展示されているところへと歩いて行くことに。

先ほどのスコールがすっかり上がって気持ち良く晴れました。

道を右へと歩くこと3分。飛行機が見えてきましたよー。
入口にはこんな看板。


07_01


空港と勘違いしてしまいそうです(笑)

しかし、こんな何にも無いところに飛行機が忽然と出現するんですから、
知らないで通った人はビックリするでしょうね。

で、こんな感じに展示されています。


07_02


まず入口にもっとも近いこの飛行機には…


07_03


「空軍」と横に書かれてますね。
中を覗くと職工さんが何やら改装工事中。シートも何も無くなってます ^_^;)


奥のカマボコ屋根にはバスが展示。


ロンドンの2階建てバスも~。
奥の列には2階建てバスと言われて誰もがイメージする赤い車体もしっかりありますよ。


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2階建てバス車内に初めて入るのが、まさかタイになるとは
思ってもみませんでした(笑)


あとはセスナ機やヘリコプターが展示されています。
なんだ、おばさんの言ってた日本製の飛行機はやっぱり無いじゃないか -_-;)

さて戻ろう。

そう思って振り返ったその時です。
目の前の飛行機がふと気になったのでした。


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あれ? もしやこの飛行機って・・・

iPhoneを取り出してネットで検索してみます。
…窓のかたちや配置が同じ。間違い無い!!


YS-11 じゃないですか!!!!

戦後初の国産旅客機が、こんなところで保存されていたとは!!

おばさん、ハナから疑ってすみませんでした~。
そしてここで降ろしてくれて本当にありがとうございました! m(_ _)m






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:40バーツ

※旅は2012年8月16日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

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