タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ナコーンチャイシー

ターナー百年市場再び 水上交通時代の面影を求めて[最終回]

国鉄南線の線路を渡ったナコーンチャイシー行きソンテオは、
引き続き南下をしていきます。すると前方に橋が。


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ターチーン川を渡る橋ですね。
あっという間に渡った先はもう、ナコーンチャイシーの町。

右折してやや賑やかな通りに入ります。
「行くのはタラート・ファイファータラート・ターナーとどっちだ?」
運転手さんが聞いてきました。

タラート・ファイファーならここだぞ。」
訳すと「電気市場」。右手に大きな市場が見えます。

いえ、タラート・ターナーターナー市場)のほうです ^_^;)


もうしばらく走ると運転手さん、
「ここで降りな。渡って右の道に入ればあるから。分からなければ誰かに聞きな。」

ぶっきらぼうで親切なんだかそうでないんだか微妙ですけど、
ま、親切なんだと受け取っておきますか ^^

いくらですか?

「・・・10バーツ…。」

なんだ、最初の間は! さてはボッたな~。
でも2バーツ程度のこと。助手席に座らせてもらったからいいとしましょう。


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時刻は、14:23。


ちなみに道の反対側に見えるバス停には、ナコーンパトムから来る
サーラーヤー行きのバスが停まります。後であそこでバスを待ちますか。

バス停先の右に入る道へ進むと左手には、


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ターナー百年市場
約8ヶ月ぶり、二度目の訪問です。当然ですが変わってませんね~。

ここはナコーンパトム県特産の美味しいソムオー(ポメロ、ざぼん)で有名。
なにせ、


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右端の店をご覧ください。

巨大なソムオーのオブジェが屋根に飾られているぐらい
この市場のメイン商品となっています。

…って前回訪問時にも紹介したような。ま、いっか(笑)


で、一度来たことがあるのに、なぜまたってことなんですが、
これが欲しいからです。


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「ヨック」というベーカリーの店先で売られているカノム・トーンムアン。
これのバイマックルーッ(こぶみかんの葉)味が大好きなんですよ~。

口に入れるとフワ~っと広がるバイマックルーッの味がなんともいえなく最高!
みなさんもターナー百年市場へ行くことがありましたら、ぜひお試しを。
たしか味見もさせてくれたはずです ^_^;)


さて、目的達成。
長居は無用。バス停へ戻ります!

ターナー百年市場をぐるっと1周してバス停へ。

サーラーヤー行きのバスか、来る時にサーラーヤーから
ンギウラーイまで乗ったソンテオの逆方向行きの
いずれか先に来た方に乗ることにしましょう。

するとバス停に着くやいなや、前方から青いトラックソンテオがやってきて、
バス停の手前の道を右折するじゃないですか。

あ、あれだ!
サーラーヤー行きソンテオです。

慌てて走って行って乗せてもらいました。
時刻は、14:35。

すぐにターナー百年市場の前でターチーン川を渡ります。

しかし走れども走れども客は私一人だけ~。
あまりに暇で車掌さん、


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居眠り中(笑)


ちょうど未舗装区間を疾走しています。

左側にはマハーマクット仏教大学のキャンパスが。
新設大学なんでしょうかね? 建物が真新しく見えます。
なのに目の前の道路は土埃が舞ってて勿体無いですなぁ…。


それはそうと、また西の空が怪しい雰囲気。急がねば。


サーラーヤーに到着!


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時刻は、15:05。

運良く戦勝記念塔行き515番バスが間髪入れずにやってきました。

乗車してしばらくすると、案の定のスコール!
いやぁ、今日もツイてましたね~。


渋滞のため、終点戦勝記念塔の一つ手前で降ります。
その頃には雨も小降りになって傘が要らないほど ^^


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時刻は、16:00ちょうど。


スコールを2回もうまく避けて旅ができました。
これにて今回の旅も完結です。


当初はンギウラーイだけが目的地だったんですが、
思いもかけずJESADA TECKNIK MUSEUMにも立ち寄れて面白い旅になりました。
バンコク周辺の見どころって、本当に尽きませんね。

最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました!


次回の旅は、年明けにお送りする予定です!





<交通費>
ナコーンチャイシーまでのソンテオ:10バーツ
サーラーヤーまでのソンテオ:9バーツ
515番バス:23バーツ
ここまでの合計:82バーツ

※旅は2012年8月16日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり


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ヤムソムオー@ターナー なんとなくナコーンパトム[13]

ターナー百年市場のターチーン川べりにあるレストランで
ヤム・ソムオー(ソムオー和え)を注文。

しばらく待つとおばちゃんが運んで来ました。


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ソムオーがふんだんに入ってますね~!

では、ターチーン川を眺めながらの食事としましょう!


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ん~、味付けがさすがです。
ヤム・ソムオーってソムオーの味が浮いちゃうことが多々あるんですが、
ここのはしっかり調和しています。酸っぱさ、辛さ、甘さの具合が絶妙!

美味しいと評判のナコーンパトム産ソムオーを使っているって
こともあるんでしょうけど、今まで食べたヤム・ソムオーの中で
間違いなく一番美味しいです!!


すると遠くで轟音が。


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鉄橋を国鉄南線の列車が渡っていくところでした。


この辺りはナコーンチャイシーという町。

ナコーンパトム県のサイトによると、このターチーン川
かつてナコーンパトムの町を流れていたようなんです。

それが流れが変わったために干ばつとなり、ナコーンパトム住民が
新たな流れのそばに移住して作った町がここ、ナコーンチャイシーなんだとか。

それ以来、数百年の間廃墟同然だったナコーンパトムの町は、
ラマ4世によるプラパトムチェーディー修復&運河掘削で再び重要視されることに。

ラマ5世は、このターナーの住民にナコーンパトムへ移住して
町をつくるように命じたのだそうな。

ナコーンパトム駅前のあのバミー屋さんも、
当時移住した一家の一つなのかもしれませんね。


さて、会計を済ませて先へと進みますか。
ヤム・ソムオー、ライス、水で129バーツ也。


店を出ると「ターナー市場」との看板を掲げた一角を発見。
鉄筋コンクリートの造りが周囲の木造の屋並みを台無しにしている感が -_-;)

観光客向けにフルーツや土産物を売っている様子ですね。
もちろんコレも~。


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ソムオーはやはり人気なのか、多くの店に置いてあります ^^


ターナー百年市場のもう一方の出口に到達。


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これでもかってぐらいにゴチャゴチャさせてますね(笑)
どうやら一応食堂のようです。


入口まで戻りつつ、めぼしい土産物でもあったら買うとするかなぁ。







<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:79バーツ

※旅は2011年12月29日に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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ターナー百年市場 なんとなくナコーンパトム[12]

ターナー百年市場は、ターチーン川沿いにあります。
ターチーン川へ向けて歩いていくと古い家並みが現れました。


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変にあまり観光地化というかデートスポット化せずに
素朴な古い市場の雰囲気が健在な点はいいですね~。


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とは言っても、多少はレトログッズを並べた店もあったりはしますが ^_^;)


あっ、奥の店はかの有名な・・・


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ソムオー屋さん「バーン・ソムオーワーン」ではないですか!

屋根に巨大なソムオーが。
さすが美味しいソムオーが特産品のナコーンパトム県ですね。


これだけ強烈なインパクトを与えられたんじゃ、
ソムオーを食べないワケにはいきません(笑)

ちょうどいい具合にその先のターチーン川沿いに
レストランを発見!


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洪水時に設置されたと思しき排水ポンプを跨いで入店。
ターチーン川べりの席へ。


さっそく「ヤム・ソムオー」(ソムオー和え)を注文。

すると川から人の声が聞こえてくるではないですか。
なんだろうと振り返ると舟がやってきます。


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「もうすぐ新年です。魚を放してあげて縁起を呼びましょう。」

と。

「バケツ1つで10バーツです。」

そのバケツの中には小魚がうじゃうじゃ。
うーん、ごめんなさい m(_ _)m


ヤム・ソムオーはまだぁ~?







<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:79バーツ

※旅は2011年12月29日に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


  • ターナー.jpg

 
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