タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

チェンマイ

チェンマイ空港 チェンマイ日帰り旅[18]

チェンマイ門を出てUターンするかたちで西へ向かったソンテオは、
お堀の終わりで左折して空港方面へ。


18_01


セントラル・エアポートプラザ前でちょっとした渋滞につかまり、
やきもき。でもじきに抜けて、その先はもうチェンマイ空港


18_02


到着時刻21:22。
飛行機の出発時刻は22:20なので危ないところでした!

運転手に100バーツを渡すやいなや、
空港から乗るお客さんと交渉を始めるし…。
空港まで乗ってきた私に感謝してほしいものです(笑)


おっと、とりあえず空港の外観を見ておきますか。
小走りで駐車場へ。


18_03


あれ? 「チェンマイ空港」の文字はどこだ?
まあいいや。チェックインカウンターへ急げ!


18_04


うわー、お客さん誰もいない!

でもスタッフがまだいるから大丈夫っぽいな。

息を切らせてカウンターに滑り込み手続きをします。
結果は、大丈夫でした ^_^;)


もうこのまま2階へ上がって入っちゃいましょう。

なんだかんだで待合室に着いたのは21:30過ぎ。
登場開始時刻は21:40なので、本当に冷や汗もんでした。

すると、一人のスタッフに思わず目が釘付けに。


18_05


背中に大きなキティちゃんが!(笑)
こういうユルさ大好きです。


1939年開港のこのチェンマイ空港は、
当初「ステープ空港」という名称だったそうですよ。

戦時中には、日本軍の戦闘機が配備されていました。

が、連合国軍による爆撃も開戦後早い段階から行われて、
1942年4月にはチェンマイ空港に配備されていた隼3機と
その他戦闘機4機が中国から飛来したアメリカ「義勇軍」の
カーチスP40戦闘機により攻撃を受けています。

今自分がいるこの空港で73年前に戦闘があったなんて、
どうしても実感が湧きませんね。


22:20に出発したエアアジア機は、
ドンムアン空港に定刻の23:35よりやや早く到着。


18_06


お疲れさまー。

そして懐かしの


18_07


コレが出迎えてくれました!
昔のまま残してあるんですね。


18_08


ゲートを出たら例のエレベーターに直行。


18_09


アマリ・エアポートへ向かう歩道橋の途中から下へ。

客待ちタクシーの長い列には目もくれず、ひたすら歩いていきます。
先のバス停に到着し、しばし待つと、


18_10


59番赤バスが登場。よし、これでいいや。
時刻は、23:43。

運賃8バーツ也。深夜料金ですね。

すると道が空いているのをいいことに、
もの凄いスピードでかっ飛ばし始めました。
お陰で髪がボサボサになっちゃいましたよ。


18_11


でも深夜のバス車内ってのも風情があっていいもんですなぁ。


猛スピードのお陰で戦勝記念塔に24:13到着。

日付を跨いでしまい、厳密には日帰り旅になりませんでしたが、
ドンムアン到着は同日だったからいいことにしましょう(笑)


ということで、このシリーズで最も遠出となった
今回のチェンマイ旅もこれにて完結です。

レストラン「COTO COTO」をオープンしたばかりのTuiさんと奥さんには
本当にお世話になりました。興味深いスポットを効率的に見て回れたのも
Tuiさんのアドバイスがあったからこそです。ありがとうごいざいました。

惜しむらくは、ウアラーイ通りのサタデー・マーケットと
ターペー門からワット・プラシンの間のサンデー・マーケットを
見れなかったこと。それとカオソーイ食べ歩きが不完全燃焼気味(笑)

またいつかチェンマイ再訪の旅をしますか!


最後までお読みいただきありがとうございました!

次は、バンコク都内の旅をお届けする予定です。
行ったことがある人も多いと思いますが、私は初めてなもので。
お楽しみに!




<旅費交通費>
ソンテオ(スアンドーク門~チェンマイ空港):100バーツ
59番バス:8バーツ
ここまでの合計:2,436バーツ

※旅は2015年2月18日(水)に行いました。

<参考>
「チェンマイの日本軍駐屯地と周辺事情」山口雅代,
 ワライポーン・カンジャナカルン,ティーラット・パンヨー,
 『タイ国情報』2013年9月号,日本タイ協会,2013年
Wikipedia "ท่าอากาศยานเชียงใหม่"

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり

ワットスアンドーク

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レストラン「COTO COTO」さん再訪 チェンマイ日帰り旅[17]

本堂が素晴らしいワット・スアンドークを出て、
ステープ通りを再び西へ歩き始めます。

時刻は、19:45。


17_01


この辺は食堂が並んでいてほどほどに活気がありますね。


17_02


屋台には若者が多いような。
近所のチェンマイ大学の学生さん達かな?

わずか7分で例の左へ曲がる交差点に到着。
真ん中に発見して、ほっとしました。


17_03


楽天ブログ仲間Tuiさんのレストラン
Cafe & Dining COTO COTO」さんです。
午前中に続けて2回目の訪問 ^^


17_04


ワット・スアンドークに立ち寄った時間を除くと

スアンドーク門から COTO COTO さんまで徒歩20分でした。

赤いソンテオ(ロッ・デーン)に「タラート・トンパヨーム
(ตลาดต้นพะยอม)と告げて乗って来たほうがいいと思います(笑)

店に入ると、Tuiさんと奥さんが温かく出迎えてくれました。
バンコクへ帰る前に、もう一度挨拶をと思いまして~。

夕食にと今度はタイ料理を注文してみることに。
タイ料理はメニューには載ってませんが、
入口横のボードに掲示してあるんだそうで。

で、オーダーしたのは、


17_05


パット・ガパオ(ガパオ・ライス)。

うん、日本料理もタイ料理も食べられるとはいいですね~。

パッションフルーツ・ジュースも注文しつつ
しばらく話し相手になってもらっていたら、
そろそろ飛行機の時間が近付いてきてしまいました。

名残惜しいですが、お暇することにしますか。
Tuiさんと奥さん、どうぞ頑張ってください。


17_06


COTO COTOさんを後にしてステープ通り反対側の
バス停(?)でロッ・デーンを待ちます。

時刻は、20:52。

しかーし、まったく来やしません!
夜遅くになると台数が激減することを計算してませんでした -_-;)

飛行機は22:20発。
ということは1時間前のチェックイン時間まであと30分!

さすがに焦り始めました。
車の通行量が多そうな西の交差点に出てみます。


17_07


ここもロッ・デーンが走ってなーい(T_T)

そうだ。ニマンヘミン通りとの交差点まで行けばちょっとは多そうだな。

今度は東へと歩き、ニマンヘミン通り交差点を
少し過ぎたポイントで待ってみます。

これで来なかったら諦めてホテル探すか…。

すると、天の助けかようやくやって来ましたよー!
スアンドーク門までと告げて乗車します。

時刻は21:04。


17_08


あまりにも嬉しかったので車内を撮影。
どっと疲れが出ました(笑)


17_09


スアンドーク門前で乗り換えのために下車。
21:07。

考えてみれば、ダメモトで空港まで行けるか
尋ねてみれば良かったですね -_-;)


17_10


スアンドーク門を通り、お堀の内側の空港方面行きの車が走る通りで
再びロッ・デーンを待つと、ここはさすがに頻繁にやって来て、
さほど難なく捉まえることができました。

でも空港まで100バーツと言われましたが…。

時刻は、21:11。


17_11


他の乗客をチェンマイ門市場前で下ろします。

お、先日Tuiさんがコメント欄で教えてくれたとおり、
この市場は夜に店が開くんですね。

ここからすぐ先のチェンマイ門


17_12


通ってお堀の外側へ。

このチェンマイ門、町の名が付けられていることから、
お堀内側で亡くなった人の遺体を通すことはご法度なんだそうですよ。

後世に新設された南側西隣のスアンプーン門から外へ運ぶ決まりに
昔からなっているんだとか。


さて、空港のチェックインに間に合うか!?




<旅費交通費>
ソンテオ(ステープ通り~スアンドーク門):20バーツ
ここまでの合計:2,328バーツ

※旅は2015年2月18日(水)に行いました。

<参考>
Wikipedia "กำแพงเมืองเชียงใหม่ว"
pantip.com "ถามเรื่องประตูของ จ.เชียงใหม่ กับ แจ่งต่างๆ และคูเมืองด้วย มีความหมายอะไร"

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

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ワット・スアンドーク チェンマイ日帰り旅[16]

Wawee Coffeeで一服の後、店長さんのアドバイスに従って、
赤いソンテオ(ロッ・デーン)を呼び止めてみることに。

早速やってきました。スアンドーク門へ行けるか尋ねると…

あっさり20バーツでOK!

なんだ。さっき5台に断られた苦労はいったい何だったんだ!


16_01


時刻は19:01。
無事に乗れたのでありました。

南側のお堀端へ出て角を曲がり西側へ回ったところで、到着。
時刻は、19:08。たった7分でした。


16_02


真っ暗で信号の無い通りを車に轢かれないよう
おっかなびっくり渡って、目の前のスアンドーク門へ向かいます。
とりあえず見ておきましょう。


16_03


内側から眺めたスアンドーク門です。

スアンドークとは「花園」の意味。
13世紀末にランナー王国を建国したマンラーイ王の
王立庭園がこの一帯にあったことが由来だとか。

庭園にはフタバガキ科のパヨームという木(ต้นพยอม)が
植えられていたのだそうで、今でもチェンマイ大学を含めた
この周辺には多いみたいですよ。

そういえばこの後再びお邪魔したTuiさんのお店「COTO COTO」さんで、
奥さんに店まで来るのにロッ・デーンに何て告げればいいのかを
尋ねたところ、近所の「タラート・トンパヨーム」(トンパヨーム市場)の
名を言えばいいとのことでした。

市場の名前にも「パヨーム」が残っているんですね。


というわけで、当初ロッ・デーンに乗り継いでCOTO COTOさんに
向かおうと思っていたものの、この時点では何て告げればいいのか
分からず困ってしまい、ええい、歩いちまえということに
相なったのでありました ^_^;)

19:19出発。
スアンドーク門から西へ伸びるステープ通りを歩き始めます。


16_04


右手にマハーラート・ナコンチェンマイ病院が聳えています。
ちょっとした町ですなー。

さらに暗い夜道を進むと、左手に、


16_05


ワット・スアンドークと。
聞いたことがある名だな。というか十ン年前に来たことがあるぞ。


16_06


暗闇の奥に仏塔がライトアップされて浮かぶさまは、なんとも幻想的。

ちょっと怖いけど、近寄ってみますか。
時刻は、19:32。


16_07


金色に輝く仏塔は、1371年にランナー王国マンラーイ王朝第6代王が
建てたもの。だから寺の創建自体はかなり古いんですね。

右の白い仏塔群が、例のワローロット市場の場所に元あった
王家の墓所から1907年に移したお墓ということですね。
でも昔のマンラーイ王朝のではなく、ビルマ支配を脱した後の
新たな王家ですが。

この左手の大きな本堂が今度は気になったので、
正面に回ってみると、


16_08


写真ではわかりませんが、正面は鉄柵の扉が閉じられていて
入ることができなくなってました。さすがにこんな時間ですもんね。

柵の間から覗き込んでみると、


16_09


うおー! なんと立派なんだ!
夜間のライトアップも相まって豪華絢爛さに圧倒されましたよ。

すると仏像前に左手からスタスタと歩いてきて座る女性の姿が!
えっ、左手から入れるの?

回ってみると、


16_10


ここは開いてるじゃん!

サンダルを脱いで上がってみます。


16_11


静寂の中で端正で穏やかな顔立ちの仏像を見上げていたら、
なんだか癒されてしまいました。

高さは4.7メートルとのことですが、
もっと大きく見えるのが不思議です。

この仏像も意外と古いんですよ。

1504年にワット・プラシン主仏として作られたんですが、
重過ぎて運搬を断念。代わりにここに落ち着いたという
経緯があるんだそうです。

仏像が面長で端正なお顔立ちなのは、製作にランナーからだけでなく
スコータイの仏師も加わっていたためかもしれませんね。
どことなくスコータイ仏の面影が。


今回のチェンマイ観光で、一番ここが訪れて良かったと思えた場所でした。
きっと夜で一層印象に残ったからかもしれません。歩いて良かった ^^


長居していると飛行機に間に合わなくなっちゃいます。
では、お暇して…。


16_12


真っ暗な小道をステープ通りまで歩きます。
うまく説明できないけど、なんかこの感じ好きです ^^

時刻は、19:45。



<旅費交通費>
ソンテオ:20バーツ
ここまでの合計:2,308バーツ

※旅は2015年2月18日(水)に行いました。

<参考>
Wikipedia "กำแพงเมืองเชียงใหม่ว"
Wikipedia "วัดสวนดอก (พระอารามหลวง)"

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

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アヌサーン市場 チェンマイ日帰り旅[14]

チェンマイ・ナイドバザールが17時頃から始まるという
チャーンクラーン通りを南へと歩いていきます。

既に両側の歩道に店が開き始めてはいるものの、
まだ活気はイマイチ。どこかで時間を潰してまた歩くかぁ。

と考えつつ車道に目をやります。


14_01


この通りって渋滞するんですね。
ところで目の前の赤いソンテオ(ロッ・デーン)ですが、横っ腹に


14_02


2番路線 フアイケーオ アーケード・バスターミナル

と。

2015年2月15日から試験運行を開始した路線ソンテオじゃないですか!
本当に走っているんですね。しかもお客さんが結構乗っています。

どうか路線運行が定着しますように。

でも正面に何の表示も無いんじゃ普通のロッ・デーンと区別がつきませんよー。


途中のベンチで休憩しつつ、ずんずん南へ歩いていくと、
左手にゲートがありました。


14_03


アヌサーン市場(ตลาดอนุสาร)とあります。

何だろ? 入ってみますか。
時刻は、17:22。


14_04


ASEAN共同体を記念した飾り付けに出迎えられつつ散策してみると、
ここも観光客向けのマーケットでした。

しかしナイトバザール同様、まだ開いてない店が多い状態。

奥へと進んでみると、


14_05


お、ドイチャーン・コーヒーじゃないですか。
北タイで採れたコーヒー豆を使用したカフェ・チェーンですよね。

ここでまた時間を潰そうと入店し、小さなテーブル席に着席。
せっかくカフェに入ったのに、コーヒーは飲みたい気分じゃなかったので、
ナム・マナオ(ライム・ジュース)を注文しました。

狭いながらもウッディな内装で雰囲気の良い店内は、
テーブル席の部分と、スタッフがいる部分を囲むように設けられた
カウンター席の部分とからなっています。

そのカウンター席では欧米人中年男性数人が
アルコール片手にスタッフの若い女性とずっとご歓談中。

ここはそういう店なのか? -_-;)

まあいいや。私は気にせずボーっとしたり
iPhoneでネットをしたりして過ごすことに。


40分ほど時間を潰して店を出ると(くだんの欧米人達はまだ入り浸ってます 笑)


14_06


ようやく賑わってきたかな。

通り沿いのチェンマイ・ナイトバザールより広々としているから
こっちのほうが歩き易くていいですね。

土産物からレストラン、マッサージまでひととおり揃っているようですし。

タイ語でググってみたんですが、アヌサーン市場の歴史に触れた
情報はまったく見つけられませんでした。
一つだけ、去年でオープンして7年との記述を見かけましたが、
正しいのかは不明…。ここって元は何があった場所なんでしょう?


14_07


4日前だったバレンタイン・デーの飾り付けがまだ残っているところが
いかにもタイらしいですね。しかもその前で記念撮影をしているところも ^^

まぁ、明日のトルッチーン(中国正月)に合わせた赤いシャツが
ちょうど映えるからかな。


14_08


山岳民族の銀製の首飾りも売ってます。
こんなところにはチェンマイらしさを感じますね。


14_09


さっきよりはだいぶ店が開きましたが、でもまだまだだなー。
19~21時ぐらいが店が多く開きもっとも活気があるみたいですよ。


14_10


アヌサーン市場の出口へ向かいます。

表のチャーンクラーン通りに出ました。
時刻は、18:16。


14_11


イルミネーションが灯り、ようやくナイトバザールらしくなりましたね。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:2,288バーツ

※旅は2015年2月18日(水)に行いました。

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つづく

チェンマイナイトバザール

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ターペー門とチェンマイ城壁 チェンマイ日帰り旅[12]

チェンマイ門から北方へ進んでぶつかったY字路を右へと進みます。


12_01


この辺は緑も多いし静かでいいなー。
こんなところに長期滞在してみたいもんだ。

なんて感じていたら左手に、


12_02


ゲストハウスが。同じことを考える旅行者が多いんでしょうね。
欧米人宿泊客が多そうな感じ。


そんな路地を抜けて東西に走る道路に出ました。
東へ向かいましょう。


12_03


英語看板密度がさらにUP。
欧米人旅行者の姿が絶えず目に入るように。

そして、


12_04


東のお堀端の通りに出ました。
ここから北上しますか。

昔はこの並木のところに城壁があったんですよね。

城壁もチェンマイ門と同じく、マンラーイ王のチェンマイ遷都
(ランナー王国成立)の1296年に建設。
お堀を掘削した残土を盛り両側を煉瓦で挟んで築いたんだそうで。

1769年、ビルマ占領下を脱したチェンマイの初代カーウィラ王が
城壁を再建。2代目の王治世下1818年に再び修復を受けます。

が、その後20世紀初頭にはタイに編入され
城壁の役割が終わったこともあり、崩れるにまかせた放置状態に。

あまりの荒れ具合に、チェンマイ市が1957年から順次城壁を取り壊し、
道路へと変えられてしまったのでした。

なんともったいないことをとも思えますが、
無残に崩れて草ボ-ボーの城壁をそのままにしておくわけにはいかず、
かといって修復には取り壊しよりずっと費用がかかるでしょうから、
致し方なかったんでしょうね。


そんな元は城壁のあったお堀端の道路沿いを歩いていくと、


12_05


コテコテの外国人旅行者向け飲食店が出現。
英語が通じるから安心できるのかなぁ ^_^;)

さらに進むと、


12_06


復元された城壁が見えてきました。

その先には、


12_07


ターペー門が!

時刻は、15:31。
チェンマイ門から12分でした。

このターペー門、1985年にチェンマイ市と芸術局により
再建されたものなんだそうな。なんでも1879年に撮影された写真や
古い記録を元に昔の姿を忠実に再現したんだとか。

タイ語版ウィキペディアのターペー門には、1965年撮影の写真が
掲載されていますが、門の間の幅が今よりずっと広いのが分かります。

ということは、65年当時の門は後世に造られたものだったんですね。
それを壊してさらに昔の姿に戻したというわけか。

そうそう、この門は元々チアンルアック門という名だったんです。
古語で「船の町」という意味。
ターペー門は、この城壁のさらに外側にあった土塁の門の名でした。

のちに外側の土塁が取り壊された際に同時にターペー門も取り払われます。
すると民衆は内側のチアンルアック門を代わりにターペー門
呼ぶようになったんだとか。

ターペー
とは「いかだの船着場」の意味。
いずれにしてもこの東側地区は水運による商業で
栄えていたことがわかるネーミングですよね。


ごたくはこれぐらいにして(笑)、
歩き疲れたので一息つきましょう。

ターペー門
を背に西を向くと道路の両側角にカフェが
向かい合って立っています。
左はタイのカフェ・チェーン、ブラック・キャニオン。右は、


12_08


The Coffee Club。
よし、こっちにしよっと。

外の席に着席するやスタッフの男性がメニューをさっと持って来ました。
気持ちいいですね~。

アイスティー・ラテを注文。
140バーツとはなかなか強気なお値段です ^_^;)


12_09


やって来ましたよ。

ターペー門
を眺めながらしばしノンビリしたのでした。


この後はチェンマイ名物のナイトバザールを見物しようかと。
まだ早過ぎますが、とりあえず向かいますか。

カフェを後にします。
時刻は16:13。

ターペー門
を通り、


12_10


東側に出ます。

そのまま東へターペー通りを歩いていくと、


12_11


トルッチーン(中国正月)のお供え物が通りに出ています。
赤い服を着た女性が線香をあげていました。

チェンマイ・ナイトバザール
の通りにもうすぐ着いちゃいますが、
17時頃かららしいんですよね。まだ早いぞ。どうしよう…。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:2,288バーツ

※旅は2015年2月18日(水)に行いました。

<参考>
Wikipedia "กำแพงเมืองเชียงใหม่"
muslimchiangmai.net "ประเด็นการศึกษากรณีกำแพงประตูเมืองเชียงใหม่"

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つづく

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