タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ターチーン川

天国の仏塔レプリカ…ワット・ウォーラチャン スパンブリーのコウモリ寺へ[2]

以前乗り間違えて北のほうに連れて行かれた
ソンテオの乗り場へ向かうとしますか。


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スパンブリー市街の目抜き通り、
プラパンワサー通りを北へ進みます。

ふと右手を眺めると、


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バンハーン・ジェムサイ・タワーが見えると
なぜかほっとするんですよね。結構お気に入りです ^^


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乗り場に到着しました。
ポープラヤー(โพธิ์พระยา)方面行きソンテオが今回も定位置で客待ち中。
グーグルストリートビューで場所をお知らせしておきます。

乗りこんだらすぐに発車しました。
時刻は、11:31。


道なりに北上したソンテオは国道340号線に入り、間もなく左に逸れます。
そして「ドラえもん寺」ことワット・サンパシウ入口を通過。

さらに北へと走り、特徴的な白い仏塔が左手に見えたところで下車。


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時刻は、11:52。


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ここはまだコウモリ寺ではないですよ~。
ここの川を挟んだ向こう側にあるんです。

この寺、ワット・ウォーラチャン(วัดวรจันทร์)に寄ったのは、


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目印となった白い仏塔を見るためです。

なんでも天国にあるお釈迦様の「マゲ」を収めた仏塔
(マハーチュラーマニー仏塔と言います)のレプリカなんだとか。

日本の仏教にも「天国にある仏塔」って登場するんですかね?
死んで天国へ行った人は必ずその仏塔に参拝するんだそうですよ。

で、この仏塔建設には僧侶や地域住民が自分たちで焼いた煉瓦を用い、
12年の歳月を要して1925年に完成。

比較的新しいんですね。


そんな仏塔の近くには、


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サーン・メーチー・ジャオポーフアナー(尼・頭領の祠)なる祠が。
謂れを調べたんですが、分からず。

でも中を覗くと花飾りやタイ舞踊人形などのお供え物が
沢山並んでいるので、やはり宝くじ祈願スポットなんでしょうかね。


横に立っている大木を見上げたら、


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実がなってますよ。タマリンドの木なのか~。


仏塔前を後にして境内を奥へと歩き、
裏のターチーン川(スパンブリー川)へ出ると、川べりに


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船が飾ってありました。
かつて寺で使ってたのかな?


ターチーン川
はというと、


02_10


目の前にジグザグな橋が架かってます。
なぜこんな形状なんでしょうね。強度のため?

興味を持ったので早速渡ってみますよー!


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右手の上流側にちゃんとした橋が見えますけど
気にしな~い(笑)


川の流れが穏やか過ぎてまったく揺れずに
あっけなく渡り切ってしまいました。

振り返ると、


02_12


さっきのワット・ウォーラチャンが眩しいです。

打って変わってこちら側は鬱蒼とした茂みの中なんですが、
ここはいったいどこ? もうコウモリ寺なんだろうか?




<旅費交通費>
ソンテオ:10バーツ
ここまでの合計:180バーツ

※旅は2015年2月23日(月)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ワットウォーラチャン

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ターナー百年市場再び 水上交通時代の面影を求めて[最終回]

国鉄南線の線路を渡ったナコーンチャイシー行きソンテオは、
引き続き南下をしていきます。すると前方に橋が。


  • 09_01.jpg


ターチーン川を渡る橋ですね。
あっという間に渡った先はもう、ナコーンチャイシーの町。

右折してやや賑やかな通りに入ります。
「行くのはタラート・ファイファータラート・ターナーとどっちだ?」
運転手さんが聞いてきました。

タラート・ファイファーならここだぞ。」
訳すと「電気市場」。右手に大きな市場が見えます。

いえ、タラート・ターナーターナー市場)のほうです ^_^;)


もうしばらく走ると運転手さん、
「ここで降りな。渡って右の道に入ればあるから。分からなければ誰かに聞きな。」

ぶっきらぼうで親切なんだかそうでないんだか微妙ですけど、
ま、親切なんだと受け取っておきますか ^^

いくらですか?

「・・・10バーツ…。」

なんだ、最初の間は! さてはボッたな~。
でも2バーツ程度のこと。助手席に座らせてもらったからいいとしましょう。


  • 09_02.jpg


時刻は、14:23。


ちなみに道の反対側に見えるバス停には、ナコーンパトムから来る
サーラーヤー行きのバスが停まります。後であそこでバスを待ちますか。

バス停先の右に入る道へ進むと左手には、


  • 09_03.jpg


ターナー百年市場
約8ヶ月ぶり、二度目の訪問です。当然ですが変わってませんね~。

ここはナコーンパトム県特産の美味しいソムオー(ポメロ、ざぼん)で有名。
なにせ、


  • 09_04.jpg


右端の店をご覧ください。

巨大なソムオーのオブジェが屋根に飾られているぐらい
この市場のメイン商品となっています。

…って前回訪問時にも紹介したような。ま、いっか(笑)


で、一度来たことがあるのに、なぜまたってことなんですが、
これが欲しいからです。


  • 09_05.jpg


「ヨック」というベーカリーの店先で売られているカノム・トーンムアン。
これのバイマックルーッ(こぶみかんの葉)味が大好きなんですよ~。

口に入れるとフワ~っと広がるバイマックルーッの味がなんともいえなく最高!
みなさんもターナー百年市場へ行くことがありましたら、ぜひお試しを。
たしか味見もさせてくれたはずです ^_^;)


さて、目的達成。
長居は無用。バス停へ戻ります!

ターナー百年市場をぐるっと1周してバス停へ。

サーラーヤー行きのバスか、来る時にサーラーヤーから
ンギウラーイまで乗ったソンテオの逆方向行きの
いずれか先に来た方に乗ることにしましょう。

するとバス停に着くやいなや、前方から青いトラックソンテオがやってきて、
バス停の手前の道を右折するじゃないですか。

あ、あれだ!
サーラーヤー行きソンテオです。

慌てて走って行って乗せてもらいました。
時刻は、14:35。

すぐにターナー百年市場の前でターチーン川を渡ります。

しかし走れども走れども客は私一人だけ~。
あまりに暇で車掌さん、


  • 09_06.jpg


居眠り中(笑)


ちょうど未舗装区間を疾走しています。

左側にはマハーマクット仏教大学のキャンパスが。
新設大学なんでしょうかね? 建物が真新しく見えます。
なのに目の前の道路は土埃が舞ってて勿体無いですなぁ…。


それはそうと、また西の空が怪しい雰囲気。急がねば。


サーラーヤーに到着!


  • 09_07.jpg


時刻は、15:05。

運良く戦勝記念塔行き515番バスが間髪入れずにやってきました。

乗車してしばらくすると、案の定のスコール!
いやぁ、今日もツイてましたね~。


渋滞のため、終点戦勝記念塔の一つ手前で降ります。
その頃には雨も小降りになって傘が要らないほど ^^


  • 09_08.jpg


時刻は、16:00ちょうど。


スコールを2回もうまく避けて旅ができました。
これにて今回の旅も完結です。


当初はンギウラーイだけが目的地だったんですが、
思いもかけずJESADA TECKNIK MUSEUMにも立ち寄れて面白い旅になりました。
バンコク周辺の見どころって、本当に尽きませんね。

最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました!


次回の旅は、年明けにお送りする予定です!





<交通費>
ナコーンチャイシーまでのソンテオ:10バーツ
サーラーヤーまでのソンテオ:9バーツ
515番バス:23バーツ
ここまでの合計:82バーツ

※旅は2012年8月16日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり


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かつての要衝ンギウラーイ船着き場 水上交通時代の面影を求めて[3]

国鉄南線ワット・ンギウラーイ駅前の向かいに見える路地に入ってみます。


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両側に古い木造家屋が軒を連ねています。
商店もあれば住宅もある様子。

でも静寂に包まれています…。


あとでじっくり見ることにして、まずは奥へと進みましょう。

しかし100m前後歩いて行くと突き当たりに。あれれ?
近くで涼んでいる住民のおじいさんに尋ねてみますか。

「すみません。船着き場へはどう行けばいいのでしょうか?」

「右の路地に入って行けば着くよ」

右の路地?…あ、ほんとだ。人がなんとかすれ違えるほど細い路地が
逆L字に奥へと続いているのが見えます。

ありがとうございます!

その路地を進むと・・・


03_02


川面が見えるぞ。


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船着き場に出ました! 目の前はターチーン川です。

ちょうど一艘の舟が船着き場を出るところ。


03_04


今回の旅の目的は、ここに来ることだったんですよ!
なぜこんなごくフツーの船着き場にとお思いかもしれませんが…。


実は、昔むかしタイがまだ水上交通主流の時代、
まさにこの場所からスパンブリー県まで定期船が結んでいたんです。


調べたところ、自信は無いんですが上り下りともに1日1本運行していたようです。
ンギウラーイスパンブリー行きは、朝9時発。

エンジン付き2階建ての船で、2階は客席で定員2、30人、
1階は荷物室で、鉄道でワット・ンギウラーイ駅まで運ばれた様々な物資が
積み込まれたんだとか。

途中ターチーン川両岸に寄って客と荷物を下ろしながら
終点スパンブリーまで12時間で結んでいたそうです。

「出発します! バーンラカム、ランプラヤー、バーンプラー、ソーンピーノーン、
 バーンプラーマー、カーオホン。スパンブリーまで上って行きます!」

出港時、合図にそう叫ばれていたようで。


逆にスパンブリーンギウラーイ行きの下りは、未明の4時発。
11時間でンギウラーイに到着。さらにワット・ンギウラーイ駅から
バンコクノーイ駅まで鉄道で2時間。バンコク到着は午後5時でした。


…と、かつては中部タイ北部とバンコクを結ぶ交通の要衝だったこの船着き場も、
今ではそんな面影など微塵も感じさせず、むしろ過去の栄華をひた隠すかのように
何の変哲も無い姿へと変貌して、今私の目の前に佇んでいます。

当時はどんな風景だったんでしょうね。全く想像できませんなぁ。


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ターチーン川上流方面へと進んで行く舟を眺めながら、
そんなことを考えたりしたのでした。


あ、対岸に何か見えますね。


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中国寺院がぽつんと建っています…。






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:32バーツ

※旅は2012年8月16日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

つづく


<参考>
Matichon book 定期船スパンブリー線(タイ語 PDF)
MUANG BORAN JOURNAL クアイジャップ・ナムコン スパン・ワットマハータート前(タイ語)


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早々にランパヤーを去ることに… バンコク北西、まだ見ぬ市場・路線開拓の旅[10]

ランパヤー水上マーケットを引き続き歩くと、おっ、ここでもやはり売ってました!


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ご当地Tシャツ!


水上マーケットって言うからには、舟が無ければってことなんでしょうね。
一応こうやって、


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舟で料理を作って売るスペースも設けられています ^^

でもあまりの混雑ぶりに人酔いし始めてしまい、もはや買う気になれず。

ついさっきまでいたラーンクラトゥム市場
あまりにもギャップがあり過ぎるからかもしれません…。


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「手漕ぎボート乗り場」という垂れ幕にももう興味を示すどころではなく、
早くここを脱出したい気分に ^_^;)


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美味しそうなカノム・ブアンも見かけたものの、人混みの中で立ち止まるのもおっくうで、
渡してある通路で陸上部分に避難です。


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振り返って撮ると、ターチーン川に浮かぶいかだ部分は、こんな感じです。


陸上部分は、多少混雑度が低め。でも食事は売っていないんですね。
野菜やフルーツ、土産物などなど。

あ、こんなものも売ってましたよ。


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わた菓子!

タイにもあるんですね~。


ひとまずチャーイェンを飲んで一服してから、
ランパヤー水上マーケットを後にすることに。

入口へ向かって歩きます。

途中でワット・ランパヤーの本堂横を通過~。


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来た時にロッ・トゥーを降りたよろず屋(?)で店番の女性に
帰りの手段を尋ねてみることに。

バーンレーンから乗ってきたPATA行きのロッ・トゥーが通るには通るんですが、
満席になるのを待っての発車なので、ここで誰かが降りない限り乗れないってことですよね。

手持ちのガイドブックにはナコーンパトムワット・ランパヤー
結ぶソンテオがあると書いてあるんですよ。

なので、ナコーンパトムに行くソンテオはどこで乗ればいいのか尋ねようかと。

ナコーンパトムに行くには、ここを通るソンテオでサーラーヤーまで行って
 乗り換えれば行けます」との返答。

あれ? そうなんだ。
なら、わざわざナコーンパトムまで行かなくてもサーラーヤーでいいや。


しばらく待たなければならない雰囲気なので、10バーツのジュースを買って
店先のテーブルに腰を下ろします。


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すると、店の女性がわざわざやって来て、
「この先のテーッサバーン(行政市役所)で降りてナコーンパトム行きのソンテオに
 乗り換えたほうが速いですよ。車掌に告げれば降ろしてくれます」と。

ありがとうございます ^^

でも内心ではサーラーヤーに出ようと決めていたのでした。
さて、ソンテオはいつ来ることやら…。






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:98バーツ

※旅は2012年8月13日(祝日)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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ランパヤー水上マーケット バンコク北西、まだ見ぬ市場・路線開拓の旅[9]

ロッ・トゥーを降りたところから目の前のワット・ランパヤーへ向かおうとすると、

「ランパヤー水上マーケットへ行くんですか?」
と30代ぐらいの男性から声をかけられました。
どうやら同じロッ・トゥーで来て一緒にここで降りた人の様子。

えっ、はい。

「案内しましょう。」


あー。それで分かった。
ロッ・トゥーの運転手さんが彼に案内を頼んだに違いありません。
外国人だから分からないと気を遣ってくれたのでしょう。

なんとも嬉しい気配りじゃないですか(T_T)


はい。では案内をお願いいたします。

お寺の敷地を突っ切って奥まで行けばあることは
さすがの私でも分かるんですけど、
優しそうな男性なのでついて行ってみることに。


ワット・ランパヤーの敷地は、これまただだっ広い!!


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すぐのところは駐車場になっています。
そうか。水上マーケットのお客さんはみんな自家用車で来るんですね。
私みたいな人は、稀なケースでしょう。


男性が、ちょっと先で私を待ってくれています。
す、すみません。小走りに追いつきました。

そう言えばこの男性もロッ・トゥーでやって来た「希少種」ですが…

「彼女が水上マーケットで店をやっているので、手伝いに来たんです。」

なんと!!

甲斐甲斐しい彼氏さんではないですか~。


ランパヤー水上マーケット入口に到着。
彼女さんの店は入口からすぐにありました。
とあるグッズを売っています。食べ物系だったら買ってあげたんですが。

「何か困ったことがあったらいつでもここに来てください」
と彼氏さん。

ありがとうございます!
笑顔でお礼を言って、ここからは一人で市場探索です。


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しょっぱなから子どもの姿を多く見かけました。
メインの客層は、自家用車で来る家族連れのようですね。

進むにつれ、混雑度UP。
予想をはるかに上回る人気ぶりです。


あっ!


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ゴザの上にちゃぶ台!

いいなー。こんなところでタイ料理突っつきながらマッタリしたいですね~。
でも一人だとかなりバツが悪い気が。そもそも空いてないし… -_-;)


水上マーケットは、陸地部分とターチーン川に浮かぶいかだ部分とがある様子。
当然いかだ部分の方が混雑度高しです。


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ここは、ターチーン川クルーズの受付、兼案内所。
ワット・バーンプラワット・バーンパーシーなど
いくつかのルートのクルーズが運行されているようです。

今回は乗りませんが ^_^;)


ターチーン川べりに出ました!


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こんな川べりのテーブルで食事したいものですね~。
空いてないですけど…。


この先は両側に食べ物を売るブースが、真ん中にテーブルが並んでいるんですが、


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結構混んでて、たまに空いている席があっても
周りは家族連れやカップルばかりで、お一人様が座れる雰囲気にあらず -_-;)


09_07


うー。座れないんじゃ食べれないじゃないかー。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:98バーツ

※旅は2012年8月13日(祝日)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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