タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

タイ・スイーツ

カオニアオ・マムアンの有名店 タナーオ通り探訪[4]

タナーオ通りに再び戻り南へさらに歩くと大きな交差点に出ました。


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バムルンムアン通りとの交差点で、看板にはシーカック・サオチンチャーと。
シーカックはどうやら「四角」の潮州語読みから来たようです。

人力車全盛だった時代、人力車夫は中国から渡ってきた人達が多かったようで、
交差点をシーカックと呼んだことから、この周辺の交差点の多くはシーカック○○と
いう名になったんだとか。

ところでこの交差点、丸いんですよ。角が円弧の形に添ってえぐられてて
その形に商店も建てられています。かつてはなかなかモダンな街並みだったんでしょうね。


さて、タナーオ通りを北へ戻ることにします。


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戻ってすぐの右手に漢字の看板が。


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○○法律簿記事務所と。
日本語と同じ言い方をするんですね。面白いです。

その先には、


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ジョーク(お粥)屋が。

ここは手持ちのグルメ・ガイドに載ってるので有名店かと思いきや
ネットで探しても見つからないんですよね。うーん、どういうことだ?

ま、いっか ^_^;)


前方にマンゴーが並んでいるのが見えてきました。


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ゴー・パーニットというカオニアオ・ムーンの有名店です。

カオニアオ・ムーンとは、カオニアオ・マムアンのもののように
ココナッツ味のする甘いカオニアオのこと。

ここのカオニアオ・ムーンはTVや新聞で度々取り上げられるほど
美味しくて人気があるんだとか。


ん? もしや店先の歩道にならんだマンゴーはこの店が売ってるんじゃなくて、
ここにカオニアオ・ムーンを買いに来た客が合わせて買っていくと見込んで
店を出している屋台なのかな? 頭いいな ^_^;)


いずれにしてももう食事をした私はさすがに食べられないのでパスして、
代わりにもう一つの人気商品を買うことにしました。


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ショーウィンドウの中に並んでいるコレは、トッフィー。

キャラメルとの違いがイマイチ分からないんですが、
トッフィーは硬めってことなんですかね?

50バーツのサイズのものを頼みます。
仏頂面のおばちゃんが、豆を入れるかと聞いてきたので、はいと答えておきました。
ナッツ入りとナッツ無しの2バージョンがあるみたいですね。

ビニール袋に入れようとしていたので、とっさにこっちの紙袋でお願いしますと。


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カワイイと思いませんか?
店名 ก.พานิช (ゴー・パーニット)の「ก」(ゴー)の文字がデザインされてるんですよ。
実はトッフィーよりもこの袋が欲しかった私でした(笑)

あ、トッフィーも後日食べたらココナッツ風味で美味しかったですよ。


で、この店の隣は、


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仏像屋さん…。


ん、向かいに雰囲気の良さげな店があるじゃないですか。
さっきは気に留めずに通り過ぎてしまいました。

ちょっと行ってみますか。



つづく

※旅は2013年1月14日(月)に行いました。



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ターナー百年市場再び 水上交通時代の面影を求めて[最終回]

国鉄南線の線路を渡ったナコーンチャイシー行きソンテオは、
引き続き南下をしていきます。すると前方に橋が。


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ターチーン川を渡る橋ですね。
あっという間に渡った先はもう、ナコーンチャイシーの町。

右折してやや賑やかな通りに入ります。
「行くのはタラート・ファイファータラート・ターナーとどっちだ?」
運転手さんが聞いてきました。

タラート・ファイファーならここだぞ。」
訳すと「電気市場」。右手に大きな市場が見えます。

いえ、タラート・ターナーターナー市場)のほうです ^_^;)


もうしばらく走ると運転手さん、
「ここで降りな。渡って右の道に入ればあるから。分からなければ誰かに聞きな。」

ぶっきらぼうで親切なんだかそうでないんだか微妙ですけど、
ま、親切なんだと受け取っておきますか ^^

いくらですか?

「・・・10バーツ…。」

なんだ、最初の間は! さてはボッたな~。
でも2バーツ程度のこと。助手席に座らせてもらったからいいとしましょう。


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時刻は、14:23。


ちなみに道の反対側に見えるバス停には、ナコーンパトムから来る
サーラーヤー行きのバスが停まります。後であそこでバスを待ちますか。

バス停先の右に入る道へ進むと左手には、


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ターナー百年市場
約8ヶ月ぶり、二度目の訪問です。当然ですが変わってませんね~。

ここはナコーンパトム県特産の美味しいソムオー(ポメロ、ざぼん)で有名。
なにせ、


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右端の店をご覧ください。

巨大なソムオーのオブジェが屋根に飾られているぐらい
この市場のメイン商品となっています。

…って前回訪問時にも紹介したような。ま、いっか(笑)


で、一度来たことがあるのに、なぜまたってことなんですが、
これが欲しいからです。


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「ヨック」というベーカリーの店先で売られているカノム・トーンムアン。
これのバイマックルーッ(こぶみかんの葉)味が大好きなんですよ~。

口に入れるとフワ~っと広がるバイマックルーッの味がなんともいえなく最高!
みなさんもターナー百年市場へ行くことがありましたら、ぜひお試しを。
たしか味見もさせてくれたはずです ^_^;)


さて、目的達成。
長居は無用。バス停へ戻ります!

ターナー百年市場をぐるっと1周してバス停へ。

サーラーヤー行きのバスか、来る時にサーラーヤーから
ンギウラーイまで乗ったソンテオの逆方向行きの
いずれか先に来た方に乗ることにしましょう。

するとバス停に着くやいなや、前方から青いトラックソンテオがやってきて、
バス停の手前の道を右折するじゃないですか。

あ、あれだ!
サーラーヤー行きソンテオです。

慌てて走って行って乗せてもらいました。
時刻は、14:35。

すぐにターナー百年市場の前でターチーン川を渡ります。

しかし走れども走れども客は私一人だけ~。
あまりに暇で車掌さん、


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居眠り中(笑)


ちょうど未舗装区間を疾走しています。

左側にはマハーマクット仏教大学のキャンパスが。
新設大学なんでしょうかね? 建物が真新しく見えます。
なのに目の前の道路は土埃が舞ってて勿体無いですなぁ…。


それはそうと、また西の空が怪しい雰囲気。急がねば。


サーラーヤーに到着!


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時刻は、15:05。

運良く戦勝記念塔行き515番バスが間髪入れずにやってきました。

乗車してしばらくすると、案の定のスコール!
いやぁ、今日もツイてましたね~。


渋滞のため、終点戦勝記念塔の一つ手前で降ります。
その頃には雨も小降りになって傘が要らないほど ^^


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時刻は、16:00ちょうど。


スコールを2回もうまく避けて旅ができました。
これにて今回の旅も完結です。


当初はンギウラーイだけが目的地だったんですが、
思いもかけずJESADA TECKNIK MUSEUMにも立ち寄れて面白い旅になりました。
バンコク周辺の見どころって、本当に尽きませんね。

最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました!


次回の旅は、年明けにお送りする予定です!





<交通費>
ナコーンチャイシーまでのソンテオ:10バーツ
サーラーヤーまでのソンテオ:9バーツ
515番バス:23バーツ
ここまでの合計:82バーツ

※旅は2012年8月16日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり


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ターナーからサーラーヤーへ なんとなくナコーンパトム[14]

ここがターナー百年市場のもう一方の入口。


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ここから逆L字の路地沿いに古い木造商店が立ち並んでいるんです。
でも何度も言いますが、車やバイクが入ってくるので歩きにくいんですよね。

気を付けながら戻ってみますか。

するとお土産になりそうなお菓子を売っている店発見。


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「ヨック」という、自家製のパンとタイ・スイーツを売る店でした。

カノム・トーンムアン(小麦粉ベースの生地を薄く焼いて筒状に丸めたお菓子)を
眺めていると、店主らしき美人の女性が出てきます。

「このカノム・トーンムアンはバイマックルーッ味なんですよ」

それは珍しい!

よく見ると生地に細かく刻んだバイマックルーッ(こぶみかん)の葉っぱが
混ぜてあります。

お土産はこれに決定。
後で食べたらバイマックルーッの味が効いてて美味しかったです ^^


ターナー百年市場を一通り見終えたので、
バンコクへ帰るとしますか。

強烈な夕陽を浴びつつバス停で待っていると、
交差点を曲がって1台のバスがやってきました。

デジカメをズームにして行き先を確認します。


  • tana_14.jpg



「サーラーヤー」
間違いない。乗りましょう~。

時刻は15:47。

ルークトゥン寄りなポップスが流れる車内に乗り込み、
狭い座席に身を小さくして座ります。

途中の三叉路で5分ほど停車。
再び走り始め、プラボーロムラーチャチョンニー通りに入ると、
ほどなくターチーン川を越えました。

真っ直ぐな通りをひたすら疾走すると、
プッタモントン・サーイ4との交差点で左折。

左手には広大なマヒドン大学サーラーヤー・キャンパスが。

キャンパスの北端でバスは左折。
まだ奥まで行くのか。終点まで行こうかと思ったんですが、
戻って来るのが面倒臭そうなのでここで下車。


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時刻は、16:26。

とぼとぼと歩いてプッタモントン・サーイ4へ出ます。


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歩道一面うっすらと乾いた土で覆われていて埃っぽいです。
この辺も洪水で冠水しましたからその名残に違いありませんね。

喉を痛めそうです… -_-;)







<交通費>
サーラーヤー行きバス:16バーツ
ここまでの合計:95バーツ

※旅は2011年12月29日に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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ラムカムヘン大学バーンナーキャンパス BTS新終点ベーリンからの旅[12]

通りをラムカムヘン大学側に渡ります。


ラムカムヘン大学バーンナー・キャンパス前の景色


なんかですねぇ、街全体が埃っぽいんですよ。

西部劇に出て来る宿場町ってあるじゃないですか。
荒野にポツリとあって、いつも土埃が舞っている・・・。

まさにそんなイメージなんですよね。

この通りの真ん中でガンマンが決闘でもし始めそうな雰囲気です -_-;)


冗談は置いといて、キャンパス内に足を踏み入れてみましょう。


正門すぐの立派なビルを過ぎると、真ん中に四角い池が。
その両側に奥まで道路が続いています。結構な距離ですよ。
これを学生は毎日歩いているってこと!?

で、両側の道路のそれぞれの外側には、教室の建物がポツリポツリと並んでいます。
多くは平屋建てで1教室のみ(?)の贅沢な作り。土地が有り余っているからこそですね。


あ、このキャンパスの土地は、ラムカムヘン大学のサイトによると、
寄付で得たものなんだそうです。


ラムカムヘン大学自体は、国立として1971年にフアマークに開校。
その後キャンパスが手狭になったため、1984年からここバーンナー・キャンパスでも
授業を開始したんだとか。

サイトには、バーンナー・キャンパス、通称「ラーム2」と載っていますが、
正門には「パッチムサワット・スワンナパースィー・キャンパス」とあったのがナゾです。


お昼時だからかどの教室も真っ暗。
閉め出された学生が外で熱心に勉強している光景がそこかしこで見られます。


ラムカムヘン大学バーンナー・キャンパス


いくら日陰でも暑いと思うんですけど…。

私だったらこの暑さじゃ頭が働きませんよ。やっぱり暑さへの耐性が違うんですかね。
ニュージーランドにいた時には、逆にあちらの人の寒さへの耐性に驚愕しましたが。


さて、奥まで歩いてきました。

今までは平屋の教室棟が多かったんですが、奥には立派なビルが建ってます。
その手前に・・・、待ってましたよ。食堂が!!


ラムカムヘン大学バーンナー・キャンパスの食堂


よしっ、ここでランチにしよう!!

一列に並んだ店を一つ一つ眺めていきます。すると…
氷のスイーツを売る店が。

この暑さに思わず食べたくなってしまった私は、予定変更。
ここは、コレを食べることにしましょう!(笑)


お店のおばちゃんに、指差しで入れる具を指示します。
ロート・チョンとタプティム・グロープと、あと何だっけ? 4種をチョイス。

氷とココナツ味のミルクをかけてもらって出来上がり。
15バーツ也。


さぁ~、食べて涼むぞ~。


ラムカムヘン大学で食べる氷のスイーツ


具が見えるように掘り起こしたら、
なんだか汚くなっちゃいました(汗)

左端に見える店で買ったんです ^^


取り敢えずこれを腹の足しにして、キンケーオに辿り着いたらランチにしましょう。






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:93バーツ

つづく


※旅は2011年8月15日(月)に行いました。


バーンナー・トラート通り~ラムカムヘン大学バーンナー・キャンパス




ワット・セーンスィリタム水上マーケット ノンタブリーの行き残した水上マーケットへ[3]

ワット・セーンスィリタム水上マーケットへ下りてみます!

屋根付きのいかだが3つ繋がっている感じ。
真ん中の船着き場を挟んで、両側が市場、というか食堂&店舗になっています。


ワット・セーンスィリタム水上マーケット


いやー、土曜日だというのにお客さん少ないな~。


店で売っている商品は、ありふれた雑貨を始めとして
あとはタイ・スイーツやフルーツってところ。


ワット・セーンスィリタム水上マーケットのドリアン


ドリアンがでかっ!!


朝食がまだだったので、ここで食べますか。

奥のニッ・カモンという名の店で、
キアオワーン・パットヘーン(グリーンカレーの汁無し炒め、かな?)を注文。
30バーツ也。


ワット・セーンスィリタム水上マーケット


ヘーン(汁無し)と言いつつも水気が十分にあるのがナゾですが、
味は美味しかったです ^^


チャオプラヤー川と対岸のクレット島の素晴らしい景色を眺めながら
のんびり食事を楽しめます。ここは結構穴場かもしれないぞ。


ついでに他の店で気になったカノム・トゥアイ・ボーラーン(古式お椀菓子)も。
4個セットで20バーツ。


その名のとおりちっちゃなお椀が上下合わさってます。

上のお椀をはずしてみると…


カノム・トゥアイ・ボーラーン


上下のお椀ともにココナッツ味の蒸しプリンみたいなものが詰まってるんですね!

で、食べ進めてみると下層には緑色のゼリー状のものが。
ほのかにバイトゥーイの味がします。

カノム・トゥアイって見たことはありましたが、
食べたのは初めてかも ^^


しかしこんなにお客さんいないのによく営業しているなぁ…
といぶかっていたのですが、ほどなく理由がわかったのでした。






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:41バーツ

つづく


※旅は2011年4月30日(土)に行いました。


追伸:スパンブリーへの旅の日記中で触れた『クンチャーン・クンペーン』について、
チョムプーさんがブログで解説してくださっています。興味のある方はぜひご覧ください!


ワット・セーンスィリタム水上マーケット




 
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